2007年04月16日
ブッシュ政権の狼狽
米国の焦りと北朝鮮の余裕
北朝鮮に核放棄の「初期措置」、米が何度も要求…ヒル代表
【北京=五十嵐文】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米首席代表、クリストファー・ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は15日、訪問先の北京で記者団に、2月の協議で合意された核放棄への「初期段階措置」を早期に履行するよう求めるメッセージを、北京の北朝鮮大使館に何度か送ったことを明らかにした。
今のところ、北朝鮮から回答はないという。
ヒル次官補によると、メッセージは、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」の北朝鮮関連資金の全額凍結解除を米国が認めたことを踏まえ、「いまや北朝鮮が約束を順守する時だ」と指摘。北朝鮮に対し、核施設の停止・封印の監視・検証にあたる国際原子力機関(IAEA)査察官の受け入れなどを求める内容という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070415-00000012-yom-int
このニュースを見ると、超大国の米国が焦り、北朝鮮には余裕さえ感じる。昨夜のテレビニュースでは、平壌では金日成の生誕95周年を祝うマスゲームが10万人集まって開かれた様子も放映されていた。
これまでのパターンが繰り返されているように思えてなりません。北朝鮮はこれまでも、核開発を中止するとか査察を受け入れると表明したことがあります。
その度に経済支援だけはしっかりと受け取っておきながら、実際には査察団は受け入れても肝心な箇所への立ち入りは拒否。核の開発は続けて来ました。
今回も一旦は核施設の停止を表明して、韓国から食糧支援や肥料の支援再開を取り付けています。しかし、約束は一向に守る気配はありません。このずる賢さは彼らの得意とするもので、またか―との感を拭い切れない。
安倍総理は6者協議において、毅然たる態度で経済支援を拒否しました。それによって米国マスコミなどからも「慰安婦問題」などで、言い掛かりにも等しい非難を受けました。
しかし、今回の事態の推移を見ると、正しい判断であったと思います。北朝鮮なる国家をまともな国家であると考える方がどうかしています。彼ら共産主義者がこれまで約束を守ったことなど一度もないでしょう。
さて、今回の問題ですが、米国はマカオのバンコ・デルタ・アジア銀行への凍結をすべて解除しました。前回と違って無条件で、この凍結解除に応じたようです。前回は部分解除であり、中国政府も介在する解決法で、北朝鮮は反発を強めていました。
しかし、今回は米国側の表明からは、無条件で凍結解除が行なわれたようです。しかし、肝心の北朝鮮の資金が、北朝鮮側に渡っているかと言えば疑問符がつきます。
前回、中国の銀行は北朝鮮の資金洗浄に関わりたくないというのが本音であったと思います。中国政府系の銀行のこのような態度には正直驚きました。外国資本や投資家を相手にしており、企業の倫理を優先したのかも知れません。
今回はバンコ・デルタ・アジア銀行がOKさえすれば、北朝鮮は資金を引き出すことが可能になったと誰もが思ったはずです。しかし、現実にはそのようになっていない。
どうも、この辺りがいまいち理解できません。北朝鮮は「資金が完全に手元に戻ったことを確認してから」と言っています。ということは、米国が凍結解除したとしても、何らかの事情でバンコ・デルタ・アジア銀行は資金を北朝鮮に渡せないのでしょう。
前回は米中が裏で結託して、「金は返すが口も出す」というものでした。何に使うかに介入して影響力を持とうとしたようですが、失敗しました。今回はそのようなことは報道されていません。
つまり、これは何を意味するかと言えば、もう米国には何ら打つ手が残されていないということです。完全に米国の手を離れました。後はバンコ・デルタ・アジア銀行と北朝鮮の問題です。
バンコ・デルタ・アジア…と言っても、これは中国と北朝鮮の問題なのかも知れません。中国側の本音としてはブッシュ共和党政権に今更、外交的成果を与えたくないでしょう。
中国としては民主党政権を待って、その民主党政権下でこの問題の解決を図りたいと考えているのかも知れません。中国が裏で支えている限り、北朝鮮の崩壊はない。
北朝鮮にしてもブッシュ政権を相手にするより、民主党政権との本格交渉を望んでいるかも知れません。日本はこれまで通り、毅然たる態度で、対処していくしかないでしょう。
我々は国内における親北朝鮮・反日勢力を駆逐するために、今後、全力をあげなければなりません。日本側が団結していなければ、敵の思う壷となるからです。
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2007年04月15日
春の食卓(うこぎご飯)
春の香りに満ちた食卓
うこぎご飯と小河の野ゼリ
たまにはまったく政治思想とは関係のないことを書いてみたいと思います。今朝は5時半に起床、ブログを約30分で書き上げて、バイクで実家の農作業の手伝いに行きました。
普段なら女房と一緒に朝ご飯を食べてから実家に行くのですが、今日はおふくろから「うくぎご飯だよ」と昨晩言われており、どうしてもそれを食べたかったので早めに行きました。
私は「うくぎ」と言っていますが、正式な名称は「うこぎ」と言うようです。垣根などに植えられたトゲのある植物ですが、春先に芽を出します。その芽を摘んで食べるのです。
とても香りがあって、私は小さい頃から大好きでした。おかず無しでうこぎご飯だけで3杯くらい、いつも食べていた記憶があります。しかし、今はもうそんなには食べられなくなりました。
今日は育苗箱に稲の種を蒔き、それを育苗機に入れる仕事をしました。かつては昔から伝わる共同作業「結(ゆ)い」で、何軒かの農家が一緒にやったのですが、今は農家の数も少なくなって、両親と私と妹の4人で手伝っております。
仕事が速く終えたので、どうも気になっていた、この「うこぎご飯」の歴史などをネットで検索してみました。東京ではスーパーなどでもあまり見かけないし、どうも東北の一部の地域でしか食べていないのかと思っていたからです。
ネットで検索すると、日本で一番うこぎが作られているのは山形県の米沢市でした。米沢市と福島市は、県は違いますが隣接しています。私は福島市なので米沢市にも知人が多いのですが、確かにうこぎの垣根をよく見かけました。
米沢市といえば江戸時代の上杉鷹山公が有名です。米沢・上杉藩の厳しい財政を立て直し、新しい産業を興した名君です。 鷹山公は家の垣根に「うこぎ」を植えることを奨励しました。うこぎはトゲがあるので防犯に役立つと同時に、その芽は食用になるからでした。
米沢市や福島市の人達には、春の食卓には欠かせないものになっています。私などは、これを食べないと春を迎えた気になりません。何がそんなに良いかと訊かれても答えに窮しますが、とにかく一回食べたらこの香りは生涯忘れられないものです。
味噌汁はセリの入ったものでした。81歳のおふくろが川の淵で笊(ざる)に摘んでくれたものです。実はこのセリを食べるのは、今年が最後になりました。
小さな川ですが、これからコンクリートのブロックで固めてしまうからです。確かに川払いや草刈りはしなくて済みそうですが、蛍やトンボを見かけることは出来なくなりました。
今日は春の香りを存分に頂きました。これから農業は忙しい時を迎えます。リンゴのつぼみも赤い小さな姿を現しました。本格的な夏の季節がやって来るまで、本当に忙しい日が続くことになります。
今までは、週末は必ず実家に帰って農作業を手伝って来ましたが、今年はそうもいかないようです。日曜日は新風の励ます会や街頭演説の応援に出るつもりです。
昨年よりは随分リンゴの木も倒したので、いくらか時間はつくれそうです。全国の皆様ともお会いしたい。先ずは22日の名古屋集会に参加したいと思います。是非、皆さんも参加してください。
維新政党・新風 名古屋・躍進の集い
春さくら咲く、4月を迎えました。皆様、如何がお過ごしの事でしょうか。さて東京裁判史観を無力化するためにも、維新政党・新風は夏の国政選挙に向けた活動を雄々しく始めています。
さて、このたび名古屋市を中心とした「維新政党・新風躍進の集い」を開催します。
是非、お仲間の方々と共に御参加下さい。
新風の主張・政策を『柘植まさじ』が訴えます。
また今後とも新風への御支援・御協力の程、よろしくお願い申し上げます。
記
●日時・4月22日午後2時から
●会場・名古屋市公会堂、第2集会室
〒466-0064
名古屋市昭和区鶴舞一丁目1番3号
電話 052(731)7191
●弁士・柘植まさじ
●会費・資料代として、500円だけ御願いします。
<連絡先>
柘植まさじ
FAX:0531(25)0096
090(1235)6032
・名古屋担当
古川
070(5022)9786
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奇妙な<翼賛政治>
中共<翼賛政治>の打破を!
危機の“機”はチャンスでもある!
今朝は早くから農作業に出かけなければならないので、余り時間がありません。そこで中国共産党政府の温家宝首相を迎えての、日本政界における極めて奇妙な<翼賛政治>について、一言意見を述べておきます。
戦前の時代にも激動の内外情勢の中で、東条内閣による翼賛政治体制が敷かれたことがあります。しかし、その時だって反対勢力は存在したのです。
今日の日本の政治は、こと中国共産党政府に関しては、どの政党も一致して諸手を挙げて賛同してしまう、非常に奇妙な現象と言わざるを得ません。
戦前の<翼賛政治>には、実は多くの政党が弓を引いたのです。別に共産党だけが反対したわけではありませんでした。その頃、共産党は獄にありました。
芦田均らの保守リベラル派、革新派の阿部磯雄、西尾末広らの民主社会主義者達です。いつの時代にあっても、本来はこのように意見が異なる存在は見られました。
なぜ今、こんなことを書いたかといえば、田中角栄の日中国交回復の時を思い出したからです。この時、しゃにむに日中国交回復を急ぐ、自民、旧社会党、公明党、マスコミ、財界などの動きに対し反対した勢力もありました。
それが保守系タカ派の青嵐会や民社党の一部、そして共産党でした。なにやら戦前の<翼賛政治>に反対した勢力と一部重なるものがあったのです。
ところが今回はどうでしょう。日本の政界の中で反対する勢力は皆無のような状況でした。自民党の真正保守の一部に、不満を述べた人はいるようですが、それも行動で示したわけではありません。
マスコミに操られ、中国共産党の政治工作が浸透する日本政界に、これに明確に異議を唱える政治理性の回復と、その政治勢力を誕生させなければ、取り返しのつかないことになってしまうでしょう。
今の政界は、あの日中国交回復時よりも悪い状況下にあります。あの時には、まだそれでも反対する政治勢力が存在したからです。しかし、現在はそのような勢力はないのです。
しかし、諦めるのは早いと思います。明確に反中国を唱える政党を夏の参院選挙で誕生させれば、自民党や民主党の一部からも、今日の中国共産党一色に染まった政治に疑問の声が起きましょう。
何よりも、その国民の声の大きさに気がつくはずです。2007年の春の失望を「2007年夏の希望」に繋げなければなりません。私はその希望を夢見る一人です。
確かに日本の政治は今、危機的状況にあります。しかし、この危機という文字の“機”はチャンスでもあるのです。チャンス到来の夏としたいものです。何事も前向きに考えましょう。
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