ブッシュ政権の狼狽
米国の焦りと北朝鮮の余裕
北朝鮮に核放棄の「初期措置」、米が何度も要求…ヒル代表
【北京=五十嵐文】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の米首席代表、クリストファー・ヒル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は15日、訪問先の北京で記者団に、2月の協議で合意された核放棄への「初期段階措置」を早期に履行するよう求めるメッセージを、北京の北朝鮮大使館に何度か送ったことを明らかにした。
今のところ、北朝鮮から回答はないという。
ヒル次官補によると、メッセージは、マカオの銀行「バンコ・デルタ・アジア(BDA)」の北朝鮮関連資金の全額凍結解除を米国が認めたことを踏まえ、「いまや北朝鮮が約束を順守する時だ」と指摘。北朝鮮に対し、核施設の停止・封印の監視・検証にあたる国際原子力機関(IAEA)査察官の受け入れなどを求める内容という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070415-00000012-yom-int
このニュースを見ると、超大国の米国が焦り、北朝鮮には余裕さえ感じる。昨夜のテレビニュースでは、平壌では金日成の生誕95周年を祝うマスゲームが10万人集まって開かれた様子も放映されていた。
これまでのパターンが繰り返されているように思えてなりません。北朝鮮はこれまでも、核開発を中止するとか査察を受け入れると表明したことがあります。
その度に経済支援だけはしっかりと受け取っておきながら、実際には査察団は受け入れても肝心な箇所への立ち入りは拒否。核の開発は続けて来ました。
今回も一旦は核施設の停止を表明して、韓国から食糧支援や肥料の支援再開を取り付けています。しかし、約束は一向に守る気配はありません。このずる賢さは彼らの得意とするもので、またか―との感を拭い切れない。
安倍総理は6者協議において、毅然たる態度で経済支援を拒否しました。それによって米国マスコミなどからも「慰安婦問題」などで、言い掛かりにも等しい非難を受けました。
しかし、今回の事態の推移を見ると、正しい判断であったと思います。北朝鮮なる国家をまともな国家であると考える方がどうかしています。彼ら共産主義者がこれまで約束を守ったことなど一度もないでしょう。
さて、今回の問題ですが、米国はマカオのバンコ・デルタ・アジア銀行への凍結をすべて解除しました。前回と違って無条件で、この凍結解除に応じたようです。前回は部分解除であり、中国政府も介在する解決法で、北朝鮮は反発を強めていました。
しかし、今回は米国側の表明からは、無条件で凍結解除が行なわれたようです。しかし、肝心の北朝鮮の資金が、北朝鮮側に渡っているかと言えば疑問符がつきます。
前回、中国の銀行は北朝鮮の資金洗浄に関わりたくないというのが本音であったと思います。中国政府系の銀行のこのような態度には正直驚きました。外国資本や投資家を相手にしており、企業の倫理を優先したのかも知れません。
今回はバンコ・デルタ・アジア銀行がOKさえすれば、北朝鮮は資金を引き出すことが可能になったと誰もが思ったはずです。しかし、現実にはそのようになっていない。
どうも、この辺りがいまいち理解できません。北朝鮮は「資金が完全に手元に戻ったことを確認してから」と言っています。ということは、米国が凍結解除したとしても、何らかの事情でバンコ・デルタ・アジア銀行は資金を北朝鮮に渡せないのでしょう。
前回は米中が裏で結託して、「金は返すが口も出す」というものでした。何に使うかに介入して影響力を持とうとしたようですが、失敗しました。今回はそのようなことは報道されていません。
つまり、これは何を意味するかと言えば、もう米国には何ら打つ手が残されていないということです。完全に米国の手を離れました。後はバンコ・デルタ・アジア銀行と北朝鮮の問題です。
バンコ・デルタ・アジア…と言っても、これは中国と北朝鮮の問題なのかも知れません。中国側の本音としてはブッシュ共和党政権に今更、外交的成果を与えたくないでしょう。
中国としては民主党政権を待って、その民主党政権下でこの問題の解決を図りたいと考えているのかも知れません。中国が裏で支えている限り、北朝鮮の崩壊はない。
北朝鮮にしてもブッシュ政権を相手にするより、民主党政権との本格交渉を望んでいるかも知れません。日本はこれまで通り、毅然たる態度で、対処していくしかないでしょう。
我々は国内における親北朝鮮・反日勢力を駆逐するために、今後、全力をあげなければなりません。日本側が団結していなければ、敵の思う壷となるからです。
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Posted by the_radical_right at 07:20│
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特定アジア(北朝鮮)
昨日15日の朝日新聞には 60歳の憲法と私「ムード的改憲論に警鐘」 (We
ブーメラン護憲論の稚拙さ【Empire of the Sun太陽の帝国】at 2007年04月16日 15:31
またも地球市民の論敵であるネット右翼の総本山である『極右評論』が暴走したので論破したいと思います。
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昨日、行なわれた日本の国会における中国共産党政府・温家宝首相の演説を聞き、それを報道するテレビ、そして今朝の朝日・毎....
またも極右評論…【地球市民の輪 〜The World Citizen〜】at 2007年04月16日 17:38
【北朝鮮】に関するサイト一覧韓国が北朝鮮にコメ支援へ 初期段階措置の履行 ......
韓国が北朝鮮にコメ支援へ 初期段階措置の履行 ...【悪の枢軸「北朝鮮」】at 2007年04月22日 16:19
瀬戸さん、皆さん、こんばんは。
結局核とは大変有効なカードで、アメリカは北の核に屈したという事でしょうか。
日本も核武装すれば支那朝鮮はもちろん、アメリカの空爆をも避けられるという事を皮肉にも北朝鮮が教えてくれました。
これではイランその他が核を欲しがるわけです。
日本に出来る数少ない事の一つとして、支那朝鮮や日米欧の支那シンパからいくら反日プロパガンダされても、
決して北朝鮮に経済援助してはならないという事でしょうか。
これを守っているだけでも、安倍政権は最悪の選択を回避していると言えるでしょう。
わかりやすくいえば、こんなかんじです。
米国務省「金融制裁は解除した」
米財務省「北朝鮮が大量破壊兵器や麻薬取引の決済に
BDAのコルレス口座を使用していたことが判明しました。
よって米国愛国者法に基づきBDAと米国国内の銀行との
一切の商取引を禁止します」
中国銀行「下手にBDAの口座のお金を返還するとテロ支援銀行のレッテル を貼られるアル。 そんなことしたらアメリカやイギリスの
株主様に睨まれてしまうアル。 だからしばらくは様子見アル」
北朝鮮 「アイゴー! 口座が凍結されたニダ」
(承前)
日本としては、北が態度を改めぬ以上は如何なる圧力がかかろうと、これまでの原則を守って泰然自若としていることが肝心です。米国の圧力にすらも態度を改めぬ姿勢を貫くべき。それにより、先の米議会に於ける慰安婦非難決議も終息に向かいました。
日本の決意が磐石であることを国際社会に示すことこそが、北鮮崩壊へ向けてのシナリオでは最良の選択。逆に下手に妥協することは、徒に豚面の独裁者を延命させるだけ。絶対に禁物と考えます。
(承前)
北朝鮮については、アメリカの国益が絡むことは無に等しい。寧ろ米国の北に対する懸案は、核兵器の開発を断念させ、麻薬や偽札などの犯罪行為を抑止すること。つまりは、多分にリスク・マネジメントの観点からのみの対応。
米国にせよ、これまで高い授業料を支払って、北が全く信用するに足らぬ国であることぐらいは理解はしておるでしょう。思わぬ効果を上げたBDAへの処分:北の資金凍結措置を、この期に及んで簡単に撤回したのは、別途の罠を仕掛けている余裕でありましょうか。実際、資金凍結解除を認めたとは申せ、その判断をマカオ当局の判断に委ねると云う“下駄預け”によって、逆に北を支える支那政府を苦しい立場に追い込むと云う狡猾さ。
(続)
瀬戸さん、お弟子さんこんにちは。
北鮮はこれまで約束を履行した試がございません。国際社会へ物騒な恫喝をかける一方、援助によって話し合いに応ずると持ちかけては、援助をせしめて約束を反故にする。ずっとこの黄金のワンパターン戦法が効を奏してきました。効果も上げ、実入りがある以上、改めさせることは不可能です。
米国の外交政策は、自国の権益が絡む度合いによって、軍事侵攻から完全放置までと極端に姿勢を変化させる、謂わば究極のマルチスタンダードです。この理念を欠いた節操のなさも、本人たちにしてみれば己が正義を微塵も疑わぬオメデタさがある。北鮮の核を撤廃させんと懐柔策に出たのも、その目論見に非協力的な日本へ慰安婦の事例を持ち出し揺さぶりをかけたのも、米国らしい唯我独尊的な思惑からでありましょう。
(続)
金体制を維持しながら、表面上は敵対を演じなくてはならないブッシュも大変だな、イラン問題を早くかたずけたいのに、イランと石油取引をしている中国が邪魔するし。
ところでアメリカは何故、イラクフセイン政権の時の様に強引に金政権を打倒しないのか?何故六者協議で援助を約束したのか?金政権などは兵隊は要らない経済制裁だけで倒せるのに。
日本だけでも米国のような譲歩的対応ではなく制裁のような圧力姿勢を貫くべきです
北朝鮮は約束をまもらなかったり勝手に内容を付け加えたりすることはこれまでのことよりわかっていたことなのです
北朝鮮がどのような国か世界にしらしめるために断固この姿勢を貫くべきなのだと思います
今回はまともな国家の対応を求めた米国があまかったのだと思います
北朝鮮のブレーンに粛清しすぎで、コルレス口座が理解できる人が、居なかったって事ですよ。
技術的な問題=コルレス口座
メディアがこれを隠すには、何か思惑があるのかな?
瀬戸様 こんにちは
アメリカの経済制裁解除とともに、アメリカの銀行にBDAとの取引を禁止しましたので、資金繰りがショートして、BDAはお金が回せないのではないかと思います
バンコ・デルタ・アジアの金庫に米ドル札が束になって入っていても、払い戻しを請求したものが、正当権利者であることを確認せずに払い戻しをすれば、あっという間に金庫は空になってしまいます。BDAにドル預金をしようという奇特な人ももういないでしょう。
正当権利者であるかどうかを確認せずに払う習慣のあったのはBDAと公的資金導入前の日本の銀行ぐらいでしょう。
瀬戸先生、大田述正さんのサイトをご覧になっては如何でしょうか。アメリカの方が北朝鮮をいたぶっているようですよ。私のお頭では、どちらが当たっているか判りかねますが、こういう分析もあるということで参考になさってください。
> 「資金が完全に手元に戻ったことを確認してから」
これは、北朝鮮が約束の期限とは別に、勝手に追加した条件です。その上、30日(?)後とかいう日数まで勝手に追加しています。
このような北朝鮮の自分勝手な条件変更を、何もする術も無く、米国が受け入れれば、北朝鮮としては、「まだ、瀬戸際戦術の瀬戸際では無い」と安心して、今後も勝手な条件変更・日数の引き伸ばしを行う事でしょう。
そうしていくうちに、米国大統領の対外的なレームダックが世界中に知れ渡り、イラク・イラン・アフガニスタンでも、劣勢となるでしょう。
このような情勢では、「米国と同盟を組む利点は?」という疑問や、中国・ロシアによる米国の覇権をもぎ取る工作・作戦も生じるでしょう。
北朝鮮に余裕があるというのは、すでに凍結資金(約30億円)以上の支援を韓国から受けてしまったからではないでしょうか。
あろうことか44億円もの資金がすでに北朝鮮へ支払われてしまったそうです。
↓↓↓↓↓
『韓国の北支援428億円』 (産経新聞)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/m20070415012.html
これ、相当問題ですよ;;
先に欲しいものを手に入れてしまったんじゃ、核施設停止などの要求を飲むとは到底思えません><;