2005年12月10日

連載 アジアは一つに非ず (2)

     混沌として激しいバトル・ロワイアルが行われ易い世界

 アジアの一員である日本は同じアジアの国々から尊敬される反面、妬まれていることも忘れてはならない。人間の心理として、本来<同種>の者が抜きん出て繁栄する事は、決して素直に喜べないことでもあるのだ。

 何れにせよ、「アジア」の中には、実に様々な民族、部族、国民が在ることは当然なのだが、今でも隠然とイギリスやアメリカ、オランダやフランスなどへの哀愁が根深く座り続けている。従って日本としては、何処へ「アジア」を導いて行ったら良いのか、そう簡単に分かる筈もない。

 別に日本だけが「アジア」から孤立しているなどと云うことはなく、浮き上がっているなどと悲観することは全くないのである。「アジア」が歴史的に見ても、一つでなかった決定的な証拠はたくさんある。

 アジアの国がアジアの国を侵略し、抑圧し、争いあって来た姿を我々は嫌というほど見せ付けられてきた。左翼や反日マスコミは日本の「反省」ばかりを口にするが、それは正しい歴史の見方とはいえない。

 例えば、インドとパキスタン、ベトナムとカンボジア、ベトナムと中国これらの国は互いに戦争をしてきた。インドネシア、ミャンマー、フィリピン、ラオスなどでは少数民族が武力闘争を行っている。中共の侵略で自治区に強制的に編入されたチベット、ウイグルにおいては武力による独立運動が起きている。

 チベット人は中共=漢人に抵抗しているのであって、日本人に文句を言っているのではない。前述した国家間の対立・戦争、国内紛争に日本は全く関係がない。台湾においては中国本土から引っ越してきた外省人に対する反発が激しい。

 東南アジアで暴徒が襲いたがるのは、華僑商店であり日本企業ではない。確かに「反日感情」は存在するが、「反中国感情」と比較したら問題にならない。それを正しく報道しない「親中・反日」のマスコミに我々は惑わされてしまう。

 こう考えると、戦後の中国、韓国、北朝鮮との関係は穏やかなものであった。常に日本はこれらの国々に経済援助・技術援助を与え続けてきた。決して武力による威圧や侵略を行ってきたわけではない。

 そのような現実の中で、国力を増大させた中国などが、これまでの援助に感謝することもなく、一方的に日本に対する軍事的な脅威を増大させていることは極めて危険な兆候である。東シナ海は一触即発・偶発的戦争の危機をはらみ動きだした。他のアジア地区と同じような激しいバトル・ロワイアルが行われるゾーンに入ったという事に過ぎない。それを日本人が自覚すべき時が来たという事なのだ。

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Posted by the_radical_right at 08:47 │ mixiチェック │特定アジア(中国・領土) 

2005年12月09日

連載 アジアは一つに非ず

    学習シリーズ 「アジアは一つに非らず」��

 かつて岡倉天心は「アジアは一つ」と叫んだ。これは明治以来、心有る日本の思想家、知識人、志士達が抱いた共通の感慨でもあった。抑圧され植民地となったアジアを解放することは、唯一独立を守り抜き、近代化に成功した日本の使命であると、多くの日本人が信じ「大アジア」の団結を夢見た。

 戦後、アジアの植民地国家はその殆どが独立を獲得したが、未だに経済・政治の混乱に苦しんでいる国も多い。アジアNIESと称される幾つかの国々の発展は、目を見張らせるものがあるが、まだまだ経済援助を必要として自立できない国もある。

 「東アジア共同体」や「大アジア」を唱える方々がおられる。このような方々は「戦争の反省」もよく口にされる。最近とみにこの点に言及される人が多くなった。小泉首相の外交で日本はアジアで孤立するという主張である。

 ここでこの日本孤立論にはあえて反論しない。他の多くの右派ブログが反撃をしているので、そちらにそれは譲ることにしてここでは割愛する。果たしてアジアの諸民族は左翼が言うほど「反日」なのか?また、それ程償いを要求しているのか?

 私はそれほど「反日」に凝り固まっているとは思わない。逆に右翼が云うほどに「親日」でもないし、感謝もしていない。このように云うと根性悪く思われそうだが、私は「アジア」を云々する前に、そも「アジアとは何ぞや?」との疑念に襲われる。

 喩えばインドはアジアであるが、同時にコーカソイド、アーリア人種である。フィリピン人は血統的にも、言語的にも、宗教的にも長い植民地支配によって多分に欧化され、アメリカナイズされ、むしろ実際に行って見れば分かるが、ラテンアメリカのような文化に満ちた国である。

 フィリピンにおいては何かにつけて、自分の子どもをアメリカやスペインに学ばせたことが自慢であり、その生活習慣を模倣したがる。「脱亜」「入欧」は何も明治の日本人の専売特許ではないのだ。他のアジアの国においても支配階級や富裕層は欧米に気が向いている。

 恐らく、少なからぬ日本人は皇国日本をして、欧亜から疎外された、イソップ童話のコウモリのような怪しからぬ存在と思っているかもしれない。しかし、日本人が帰属すべきアジアという存在こそ曖昧なものでしかない。

 確かに地図の上ではアジアと呼ばれる地域に位置しているが、それだけでアジアは一つなどと言うのは、全く理解しがたい事なのである。アジアとは纏まった一つのものではなく、何も無理やり一つに括る必要もないのである。

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Posted by the_radical_right at 20:16 │ mixiチェック │特定アジア(中国・領土) 

耐震偽装だけでない欠陥マンション問題

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    下請負虐め「半値八掛け五割引き」の大手ゼネコン

耐震偽装マンション問題だけがクローズアップされているが、では果してそれだけがマンションの問題なのか?確かに震度5で倒壊するようなマンションは論外である。

しかしながら、このマンションについては、これまで専門家の間ではしばしば話題となってきたことがある。それは元請会社による下請け虐め、そして常識外れの“値切り”によって、手抜き工事が横行しており、結果的に欠陥マンションが増加しているという指摘である。

では、どれほど常識からかけ離れているのか、それを表わす言葉に「半値八掛け五割引き」というものがある。この言葉の由来は流通業界だと云われる。流通業界には不良在庫一掃セールに、「半値八掛け二割引き」というバーゲンセールがある。

このバーゲンセールは売れ残った商品を早くさばく意味もあって、仕入れ値を下回ることもある。定価の半値八掛けから更に二割引きとなると、定価の32%にしかならない。これでも在庫が残るよりはマシということで行なわれてきた。

では、現在横行しているというマンション建設現場における下請け負い会社や資材納入会社に対する同様な商行為は、何を背景として行なわれているのか?

それは大手ゼネコンがバブル時代に巨額の不良債務を抱え込み、ゼネコンの経営体質を圧迫してきたという事実がある。このような後遺症を抱えるゼネコンが、マンション建設などにおいて、工事部や購買部が徹底的な“値切り”を行ない、サッシ、金物、サインなどの部材については、前述したような「半値八掛け五割引き」などというトンデモない商売が行なわれているのである。

これは根拠のない数字ではない。例えばゼネコンはバブル時代争ってリゾートホテルなどを全国各地で建設したが、ホテルが倒産して裁判所に競売を申し立てている。

この競売において債権者(ゼネコン)が回収できる金額は、立替金の約20%だと云われている。ゼネコンがバブル崩壊で抱え込んだ地方の不動産は、バーゲンセールで売り出される在庫商品(定価の32%)と比較しても、その価値は落ちるということが数字上でも明らかだ。

つまり、この不足分を補うためには、流通業界のバーゲンよりも、更に三割も安いという驚くべき“値切り”が公然と行なわれてきた。こうなると、値切られた下請負の会社や部材を納入する業者にしてみても、当然のようにそれなりの手抜き工事や質の落とした部材を納入することになる。

天井裏の目につかないような電気配線、あるいは壁で塞がれて目に見えなくなる箇所における柱など、数え挙げればキリがないほどの欠陥住宅やマンションが作り出された。

特に大手ゼネコン、鹿島、大成、戸田これが“値切り”三悪会社として評判だから、これらが施工主のマンションにお住まいの方には是非とも調査をすることをオススメします。

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Posted by the_radical_right at 11:18 │ mixiチェック │政治・官僚・企業腐敗