2007年09月02日

千葉県「硫酸ピッチ」問題

首都圏政治問題『千葉編』��

 41080feb.jpg       千葉県九十九里町

「硫酸ピッチ」不法投棄事件その3 

 千葉県環境生活部はなぜ大量に不法投棄された猛毒の「硫酸ピッチ」を放置したままにしておくのでしょうか?そのことについて考えてみることにします。

 その理由を千葉県は二つ挙げていますが、その根拠は極めて希薄なものでしかありません。

 



1.無害化処理をしているので、現在は安全である

2.土地の所有者が処理すべきである

 この2点ですが、先ず無害化処理しているから、安全だというその主張については後日述べることにして、この2番目の土地の所有者が処理すべきという主張から考えてみることにします。

 前回書いたように、この土地の元の所有者は倒産した水産会社のものであり、その後、裁判所が競売物件としてこれを管理している最中に、何者かによってこの「硫酸ピッチ」が運ばれた。

 この建物に当時住んでいた三上某が不法投棄の協力者として逮捕されたが、この人物はその筋のプロであり運び込んだ犯人の名前を最後まで言わなかった。

 この「硫酸ピッチ」の所有者は本来は排出業者である。或いは運送業者にも責任がある。土地の所有者がその廃棄物を受け入れた場合はこの土地の所有者も責任が生じる。

 このケースは排出業者、運送業者は不明である。土地の所有者は運び込まれた当時の所有者は登記上は倒産した会社であり、これを競売に出していた千葉地裁という事になります。

 この物件をある人物が落札しました。この人物はそこに置いてある無害化処理された「硫酸ピッチ」の残滓物は千葉県や九十九里町が処理してくれると誤解したようです。

 その後、この人物は東京の不動産屋に売却した。その時には「九十九里町が保管しているから、すぐ片付けてくれるはずだ」と説明していた。しかし、実際には千葉県と九十九里町は引き取りを拒否してそのままになっている。

 では、土地の所有者に責任があるという千葉県の主張をここで紹介しましょう。

 「産業廃棄物の保管責任は保管場所の土地の売買により移転するものではないが、保管責任者が買主に移転することを明らかにして、且つ土地の売買価格に保管費用を見込んであるような場合については買主に移転するものと考えることも出来る」

 千葉県の環境生活部は私に「産業廃棄物第2章・排出業者に関する法律概要書」を示して、だから「硫酸ピッチ」は現在の土地所有者に保管と処理責任があると説明しました。

 不法に廃棄されて所有者が分からないものについて、これはその土地の所有者が管理が悪かったとして、その土地の所有者に責任を負わせるとの考えもあります。

 ある日、突然何者かによって、産業廃棄物が捨てられてしまったら、それは管理が悪かったとして責任を負わされてしまう可能性もあるのです。所有者は自己防衛しなければならないのです。

 さて、ここで千葉県が説明したものは、これは任意売買のケースです。売る側が土地に廃棄物があるので、あらかじめその保管費用や処理費用が見込んで通常より安く売買されることを前提に、買主が責任を負うという考えです。

 では、この競売のケースではどうだったのか?

 裁判所は公式な見解を表明してはいません。ただ、非公式に「競売価格に保管費用を見込んで最低価格が決定されているわけではない」と言っています。

 千葉県は産業廃棄物があるのを承知で買ったのだから、買った人が責任を持つべきと答えた。

 対して現在の土地所有者の不動産会社は次のように語っています。

 「県が一旦手を入れて代執行までしているものを、なぜ中途半端にしておくのか、住民からは早く何とかしてくれと言われても、それは県の責任でやるべきだ」

 私は千葉県に対して、不動産会社と話を始めるか、法的に処理を促す手段を早く行使すべきだと要請したが、千葉県は一年以上放置したままであり、この件で不動産会社にまだ一枚の通知書も出していない。

 この「硫酸ピッチ」の無害化処理が、実は無害化とは言えないものであるとの情報もありました。次回はその辺りを追及したいと思います。

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2007年08月30日

千葉県の環境行政のデタラメぶり

41080feb.jpg

首都圏政治問題『千葉編』��

千葉県九十九里浜町

「硫酸ピッチ」不法投棄事件その2

放置されたフレコンパックの処理をめぐって

 千葉県の環境行政は実にいい加減だ。これは役人だけの責任ではなく、堂本暁子知事にも当然責任があることは言うまでもない。ものごとを解決しようとする意気込みが全く感じられない。

 「いずれ何とかなるだろう」「誰かがやってくれるのではないか」
 
そのような考えで先送りが行なわれている。担当者は自分が担当である内は何とか誤魔化して先送りにしようとしか考えていないのだ。

 前回、このエントリーを見ていない方は、下記でご覧になってから続きをお読みください。

 http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51600447.html

 私が取材をしてこの問題を千葉県の環境生活部に伝えてから、もう1年以上が経過した。にも関わらず事態はまったく同じで放置されたままになっており、現在その土地を所有する人に対しても、何らの通達一枚届いていないというから驚きである。

 前回に引き続き経緯を追って説明することにします。

 九十久里浜町の藤下という所に水産加工会社があったが、業績不振によって倒産、事業主は行方不明となってしまった。その直後、この会社にお金を貸していたとする人間が現われ占拠した。

 この債権者と名乗る人間が占拠している間に、何処からか「硫酸ピッチ」入りのドラム缶480本が運び込まれたのです。そのまま放置され周辺住民から異臭や吐き気がするという訴えがあって初めて行政は動き出しました。

  平成15年6月末  水産加工会社「藤重商店」が倒産

  平成15年7月    債権者「丸紅商事」の関係者が占拠

  平成16年5月    千葉地裁競売決定・執行官現況調査

  ※この時点ではまだ「硫酸ピッチ」は発覚していない。


  平成16年9月    公明党吉野秀夫議員が9月議会で質問

  平成16年10月   千葉県環境生活部が無害処理を行なう

  平成16年10月   千葉地裁執行官第二回目の現地調査

 この千葉地裁の現況調査報告書の中に、どのような処理が行なわれたのか。それが詳しく記載されているのでそれを紹介しながら、この処理問題について言及することにします。

 執行官現地報告書(第二回目)

1.千葉県の行政代執行によって中和された硫酸ピッチの入ったフレコンパック(一袋1トン入り)が334袋放置されてある

2.「スラッジ」と言われる汚泥等が入っていると推測されるフレコンパックが90袋放置されている

3.中和作業が終了して間もないのか異臭が感じられた

 裁判所が競売物件として指定した場合、その物件の管理責任は裁判所から委託をされた執行官に帰属する。例えば競売物件に第三者が立ち入った場合、それを排除する権限を持つのは、もはや登記上の所有者ではなく、執行官である。

 執行官は「硫酸ピッチ」という危険物が運び込まれたことは知らなかった。この「硫酸ピッチ」をこの現場で処理させ、ここに放置することを承諾したのか、或いは後で県が運び出すと思って処置を認めたのか。

 そのことがこの問題の今後大きな争点になると思います。この点についてはこの追及レポートの最後で私の見解を述べることにしたいと思っています。

 執行官は関係人への調査を開始して陳述書として、これを裁判所に提出しています。簡単に重要な部分を紹介しましょう。

 君塚某(原文のまま) 平成16年10月15日

 私は千葉県生活部廃棄物課監視指導室の職員です。現在、硫酸ピッチが流出していることから、それを無害化にすることを前提として、建物内の有毒ガスの濃度を下げて排出する準備をしています。

 有毒ガスを抜いた後に建物内に入り、中和作業を行ないます。5日から作業に入り、18日には毒ガスの除去作業を終わらせ19日から中和作業に入りますが、いつ終了するかは現時点では不明です。

 吉田 宏生

 私は千葉県から本件の処理を依頼されたジオテクノス株式会社の社員です。中和作業が終われば人体に害になるガスは発生せず、建物は密閉性が高いので外部に漏れることはないと思います。

 徳力 修  平成16年12月7日

 私は千葉県環境生活部廃棄物監視指導室の職員です。「フレコンパック」という袋に入れ、その状態のままで建物内に置いておく。県の方が処分まですることはない。

 「硫酸ピッチ」を入れたフレコンパック以外の中身の分からないフレコンパックが存在する。

 ※ここで初めて執行官はこの処理された残滓物が無害とはいえ放置されることを知った。しかも、廃棄物監視指導室の職員が「中身のわからない」としたフレコンパック90袋も存在していることを明らかにしたのである。

 ところで、この千葉県の職員と現場の九十九里浜町役場の環境課の人間の執行官に対する問いに対する答えは全く違っていた。この食い違いからこの問題の解決を遅らせることになったと言えるでしょう。それは後で触れることにします。

 海野 幸司

 私は九十九里浜町役場環境課の職員です。県が行政執行により中和した硫酸ピッチはフレコンパックに入れ物件9の建物内、及びその周囲に保管している。

 ※この「保管している」という言葉の意味が、役所が保管していて最後まで責任を持つものと執行官は理解してしまった。

 この千葉県環境生活部の担当者の「県が処分することはない」という放置する意味とは明らかに違った意味合いに取れる。

 更に「建物内に置いておく」という陳述も「建物及び周囲に保管している」と微妙に食い違っていた。  (次回に続く)

 

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2007年08月29日

さいたま高速鉄道問題

首都圏政治問題『埼玉編』��

知事選挙で避けられた話題

 先ずこの問題を論じていく前に、今回の埼玉県知事選挙の結果からお知らせしたい。予想通り上田清司知事の圧勝でした。

 ◇開票結果=選管最終発表
当 1,093,480 上田清司 59 無現
    389,875 吉川春子 66 無新
     58,823 武田信弘 53 無新

◇前回比8ポイント減、県政離れ進む

 今回の知事選の投票率は27・67%と、過去最低だった96年知事選の32・50%を下回りワースト記録となった。都道府県知事選の史上最低25・38%(81年・千葉県知事選)は超えたが、依然として低落傾向は続いている。

 埼玉県知事選の投票率は、92年に40%を割って以降、衆院選とのダブル選となった00年を除いて30%台に低迷。新人8候補の激戦となり、わずかに持ち直した前回(35・80%)から、8・13ポイント下降した。有権者の県政離れが一層進んでいるといえそうだ。

 この記事を見て改めて思ったのは、前回の候補者8人という激戦においても、35%しかなかったという事実です。土屋前県知事の不祥事による出直し選挙においても、低投票率であったわけですから、今回は更に減るのは仕方がないにしても、この3割を切るという数字には正直驚きました。

 今回の選挙はもう勝負は見えていた訳ですから、選挙に行かなかった人が多かったのは仕方がありません。しかし、本来争点となるべきものが、意図的に退けられての選挙であったとも言えるのではないでしょうか。

 埼玉県にも諸問題は山積みです。特に環境問題などでは解決しなければならない問題がたくさんあります。しかし、残念ながらそれが具体的に争点とはなりませんでした。

 そのようなことについて、ブログにおいて問題提起を続けていくつもりでいます。さて今回は岩槻の地下鉄問題というか。交通のアクセス問題などについて考えてみることにします。

 これは選挙の争点として当然挙がるものと思っていました。ところがこの件で活発な議論が行なわれたとは思えません。これが争点となっていたら、もう少し投票率も上がっていたかも知れません。

 何がそうさせたのか?

 それはこの問題が大型の公共事業という観点からしか捉えられないことを恐れたのではないでしょうか。現在、大型の公共事業は敬遠されがちなムードにあります。

 しかし、この地下鉄の延伸という大型の公共事業が行なわれるか、行なわれないのか。そのことが与える地元への影響と経済的メリットは計り知れないものがあるのです。

 選挙前に2ちゃんねるで以下のようなスレッドが立ちました。

《以下、引用》
 Jリーグの後半戦が開幕した11日。埼玉スタジアム(さいたま市緑区)での浦和レッズ戦を 1時間後に控えた午後6時ごろ、最寄りの埼玉高速鉄道(SR)浦和美園駅前には、スタジアム行き バスを待つサポーターたちで100mを超える行列ができた。

 スタジアムまで、歩けば約20分。うだるような暑さが残る中、バスを選ぶ人も多い。朝霞市 から来た40代の会社社長は「電車でスタジアムのそばまで行けるよう、(SRを)早く延伸して ほしい」と嘆いた。

 東武野田線岩槻駅までの延伸が計画されるSR。00年の運輸政策審議会答申でも「2015年までに 延伸開業することが適当」とされた。しかし、ルートや新駅の場所など、延伸事業の具体像は まだ見えてこない。

 05年の「埼玉高速鉄道検討委員会」で示された総事業費は、約780億円。同年に成立した 「都市鉄道等利便増進法」で国が3分の1を負担することになった。とはいえ、SRと県、さいたま市も それぞれ巨費を負担することになる。

 SRにとっては、経営体質の強化が課題だ。開業以来、赤字経営が続く中、06年度に初めて、 経常損益から減価償却費を差し引いた「償却前損益」で約2億700万円の黒字を達成した。

 とはいえ、県からは毎年約6億円の補助金を受けている。この補助があるのは09年度まで。 10年度以降は、補助金なしで黒字化を達成しなければならない。06年度末で約1500億円とされる 有利子負債を抱え、経営環境は依然として厳しい状況だ。

 同じく巨額の事業費を負担することになる県と市だが、負担の割合などの議論はまだ深まって いない。

 上田清知事は7日の定例会見で「意見交換の材料となるシミュレーション案が、この秋にも 出てくる」と述べたが、県は「さいたま市による沿線開発を見守らないと」と、一歩下がった姿勢だ。

 ある県幹部は「さいたま市は不交付団体で財政に余裕があるのに、県が多くを負担するのは理屈が 立たない」と、本音をのぞかせる。

 地元の岩槻で、約20年前から地下鉄の延伸を求めて署名活動などを続けてきた、料理店経営の 斉藤進さん(59)は、知事選の候補者のマニフェストを見てがっかりした。「SR延伸の話がどこにも 出てこない」

 斉藤さんによると、5年ほど前までは、延伸開業で客足が都心へ流れ、岩槻の商店街が空洞化 するとの懸念もあった。しかし、「延伸を待たずして空洞化が始まっており、商店街はもう限界」。 今、地元にあるのは「新しいビジネスチャンスがほしい」という切実な願いだ。

 SRの延伸問題に限らず、県内の交通インフラの整備にはまだ課題が多い。6月に上田知事が開いた 1期目のマニフェストの「検証大会」では、東西交通の不便さなどが学識経験者から指摘された。

さらに、6月22日にあった高崎線の架線事故では交通がマヒし、約18万人に影響が出た。 「危機管理上からも、代替手段としてのSR延伸は重要」との声も上がる。

 それでも、知事選の争点としては表に出てこない。さいたま市選出のある県議は「大型公共事業 への批判が根強いことへの配慮だ」とみる。斉藤さんは「道路整備で新たな街はできないが、 鉄道ならそれができる。県の事業でこれだけ意義のあることはないのに」と悔しそうな表情を見せた。
▽News Source asahi.com 2007年08月17日
《引用終了》

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000000708170002
▽埼玉高速鉄道
http://s-rail.co.jp/index.html

 なぜ、選挙の争点として挙がらなかったのか。その理由を「大型公共事業への批判が根強いことへの配慮」としているが、私も独自の取材を続けていて、そのことを強く感じます。

 高速鉄道の延伸がなぜ出来ないのか。それはそれを推進すると「公共事業が目当てだろうなどと陰口を叩かれるからやってられない」と地元の土建業者は語ってくれた。

 私はこの問題をこのブログにおいて、今後何回かのシリーズに分けて取り上げていくことにします。

1.地元岩槻選出議員である金子善次郎代議士の力のなさ

2.相川宗一さいたま市長の不協力な態度

3.上田清司知事の指導力不足

4.相川後援会所属不動産会社による駅予定地付近の買占め問題

5.金子善次郎VS武正公一の戦いと旧大宮、浦和住民の確執

 これらの問題を追及するルポルタージュを今後掲載していく予定です。

        文責・ 国土交通省運輸記者会所属記者 瀬戸弘幸

※昨夜の「親米保守は売国奴?」スレッドについて

 昨夜のスレッドについて多くの方からコメントがありました。挑発的に書いたので感情的なコメントがあるかと思いましたが、皆さん冷静な判断を示されていました。

 共産支那が東アジアで軍事的覇権を目指していることは明らかです。これにどのように対処すべきなのか。その具体的な戦略を提示することなく反米を唱えることは、支那の日本侵略行為を許すことになってしまいます。

 また、だからと言って米国にただ追随するこれまでの考え方では、これもやがては支那の侵略を許してしまいます。なぜならば血を流す覚悟を持たない国家は侵略され滅んできたのです。

 私はこれまで一貫して「日米共同覇権構想」を提唱してきました。それが今後の日本がとるべく最善の国家戦略と思ってきたからです。共和党政権にはそれを受け入れる考えはありましたが、まだ民主党においては明確ではありません。

 次期民主党政権が共産支那と組むかも知れません。その時、日本は単独で支那と戦わなければなりませんが、その覚悟を本当に日本人が持っているのでしょうか。

 米国で共和党政権が再び登場するのは2016年頃になってしまうでしょう。その時まで日本は耐えられるのか。2020年、我々は日本の真の主権を回復し自主独立の日本を再興します。

 長期的展望に基づく、日本の世界戦略の構築を目指す我々『世界戦略研究所』は新しい加入メンバーを求めています。興味のある方は是非我々と共に勉強しましょう。

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2007年08月23日

飛行機の安全性について

飛行機の安全性と問題点

 那覇空港における中華航空機の事故について、独自の人脈と経験に基づく取材を行なっているので、それを皆様にお知らせします。私はこれまで国会記者クラブ、国土交通省運輸記者会、鉄道記者会などに所属して取材を行なってきました。

 今回参院選挙への出馬で一旦止めていましたが、また今回復帰して取材活動を行なうことにしました。やはり取材にも肩書きが大切であり、フリーのライターよりは、素性がハッキリしている記者の方がやり易いというメリットがあります。

 大新聞やテレビが伝えない“飛行機の安全性”について、理解し易いように述べていきたいと思います。このような見解は他の新聞などでは決して書かれないことでもあります。

 先ず、今回の事故について直接意見を述べることは差し控えます。現在事故については事故委員会が究明に乗り出しており、現在の段階で何かを書くことは推測となって仮定の話になってしまうからです。

 それよりも飛行機の安全性、特に日本の飛行機について考えを述べてみます。今回の事故機であるボーイング737−800型機は100〜900まで作られており、既に40年以上の歴史を持つ飛行機です。

 800型機は世界で700機が飛行しており、現在のレベルは最高度のハイテク技術を応用した最新のものです。日本航空などもこの機種を6月に導入したばかりであり、国内・国際(ハノイ間)で運行されています。

 今回の事故でマスコミは「60秒、90秒の脱出」などとまるでマジシャン・引田天功氏の「脱出劇」のように報道していますが、これは余り良くない報道です。なぜならば、まるで安全に脱出ができるかのように思わせてしまうからです。

 飛行機の安全な脱出などは極めて稀であり、本来は非常に危険なものであるのに、それを意図的に隠して来ました。それをこれから明らかにしていきたいと思います。

 それでは、何故今回は奇跡的にけが人が出なかったのか。今回の例を他の飛行機と比較しながら検証することにしましょう。

� \賁舁儻譴砲覆蠅泙垢�、通路が一つの場合をナロボディーと呼び、通路が二つの場合をワイロボディーと呼びますが、今回の事故機はナロボディーでした。通路が一つであったことが幸いしました。

 前か後ろに行くかしかないので、混乱が少なく冷静に対処できたのです。これが747のようなジャンボであった場合、通路が二つになって客は前後だけでなく、左右にも動けて混乱を来たし、スムーズな脱出は出来なかったでしょう。

�◆_罅垢�飛行機に乗る場合、ボーディグブリッジを使用して機内に入るので余り高さを意識しませんが、737型の場合は地上から3メートルです。対してジャンボのような747型は地上8メートルにもなります。

 つまり今回の事故機はそれだけ低いところから降下したのでけが人が出なかったというわけです。これが地上8メートル(ビルの高さで3階)ならこう上手くはいかなかったでしょう。

 今回はすべり落ちるという感覚だった。しかし、普段利用している飛行機なら飛び降りるという感覚なのです。目がくらむ高さから落下するわけです。飛行機会社は言いませんが、これは「死ぬよりは良いでしょう」ということになります。

�� 今回の事故は訓練の時よりも条件が良すぎていた。着陸には成功し客が降りる準備が整っていた。何よりも地上に降り立って暫く動いており、これは普段の訓練よりも落ち着きが得られていたということです。

 今回沖縄の飛行場は地域消防に対する連絡が遅れました。と言うよりも通報しなかったとの情報もあります。もし、これが本当なら処分者が出ても文句は言えないでしょう。

 さて、飛行機に乗られた方なら、誰でも耳にする言葉があります。

 「非常口の所にお座りの方はご協力をお願いします」

 外国では特に米国などでは、この非常口には外国人を座らせません。なぜならば英語が出来ないと駄目だからであり、それだけ神経を使っています。

 どのようなことかと言えば、非常口が開いてダッシュボードが備えられて、一番先に下りるのはこの非常口の方ですが、この人にはある協力が求められるのです。しかも、過酷な協力です。

 皆さんは、何だかお分かりでしょうか?

 それは下にいて、上から降りてくる人を受け止める仕事なのです。前述したように30度の角度でしかもビルの3階から落下してくる人を下で受け止めるのです。受け止めて次の人が折り重ならないように動かします。

 勿論、けが人は続出することになります。だからこの人達のけがについては国家補償がついているのです。乗務員は脱出の時には「前に飛んでください!」と促します。

 次々に下で受け止めてどかしてあげないと将棋倒しのようになって大きな事故に繋がるのです。しかし、そのようなことは説明されたことはありません。非常口は人気が高い。すぐに脱出が可能と皆さん思っているからです。

 だから航空会社は脱出口近くの席はマイレージバンクやダイヤモンド会員のような優良顧客に割り当ててしまう。本来は安全性を確保が最優先すべきなのに、営業が優先されてしまっているのです。

 非常口には緊急時に適切な対応が可能な人が座るべきなのです。例えば航空会社の関係者も多く乗り込みます。次の着陸地点から別の飛行機に乗り込む機長や関係者。これらの人はいつも最後部に座っています。

 また、頻繁に利用する客、観光会社の付き添い人などに対しては、ある程度の訓練をして、その分料金を安めにして非常口に座ってもらう。そのようなことも考えなければなりません。

 今回の事故で飛行機が安全に脱出できるという神話ができることを恐れます。安全に脱出できる可能性などは極めて低いということを我々は知らねばなりません。

       国土交通省運輸記者会

           所属記者 瀬戸弘幸(日刊中央通信社)

 韓国の古代史認識と現代の闇

http://blog.livedoor.jp/hanrakukai/archives/149780.html

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2007年08月22日

千葉県「硫酸ピッチ」不法投棄事件

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千葉県九十九里浜町

「硫酸ピッチ」不法投棄事件��

  
↑17日現場を訪れた記者(せと弘幸)

行政の不可解な対応を追及する第一弾

 千葉県の産業廃棄物行政はいい加減の一言に尽きます。職員はまったくやる気がなく、何もしないことが自分たちの役割とでも思っているのか、さっぱり物事を解決しようとはしません。

 今日の産経新聞にも千葉県旭市と銚子市、東圧町にまたがる産業廃棄物最終処分場の建設をめぐり、周辺住民が許可の取り消しを求めた訴訟で、千葉地裁が住民側の訴えを認め、取り消しを命じる判決を言い渡した報道が掲載されていました。

 堀内裁判長は判決理由の中で「焼却灰が飛散した場合、周辺住民らが生命、身体に重大なる被害を受ける恐れがあると認めた上で、「県は事前に事業所の経営状態を十分に調査していなかった」とその不手際を指摘した。 (産経新聞)

 実はこの不手際という言葉こそ、今日の千葉県(堂本暁子知事)の環境行政を象徴するものです。今回は私が昨年の夏から取り組んできた千葉県における産業廃棄物の不法投棄事件と千葉県環境生活部のいい加減な処理をお知らせしたいと思います。

 「硫酸ピッチ」という厄介な廃棄物があります。これは暴力団などが重油から軽油を作る際に大量に発生するもので、もともとが違法を承知で行なわれるものなのであり、不法に投機されることになります。

 これはドラム缶に入れられて何者かによって深夜捨てられてしまいます。この「硫酸ピッチ」の捨て場として一番狙われているのが千葉県なのです。何故千葉県かと言えば、千葉県に捨てると対応が遅過ぎて、捨てた側が逃げ得になると裏業界筋で有名になってしまったからです。

 千葉県は今年の3月に八千代市吉橋の倉庫内に不法に投棄されていた2200本の「硫酸ピッチ」入りドラム缶を処理し、これを処分場に運び出した。その費用は千葉県が負担している。

 http://homepage2.nifty.com/s-akiba/news/040929ryuusanpitch.htm

 http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20070802/CK2007080202037947.html

 この「硫酸ピッチ」不法投棄事件の場合、呼吸器困難などにより人体に深刻な被害をもたらすのでドラム缶ごと撤去するのが普通です。しかし、私が昨年に取材して問題にしているケースは、このような処理とはまったく違った処理方法が取られました。

 それはその場所で薬剤で中和して無害とした上で、ドラム缶から全て出してフレコンパックに入れ替えるという方法でした。何故このような方法が取られたのでしょう。

 無害化されたという、この「硫酸ピッチ」は334袋に入れ替えられて現在もそのまま放置されたままです。先週の日曜日に再度現地を訪れましたが、まだそのままの状態で放置されてありました。

 なぜ、このような状態で放置してあるのか、そのことに対する返答を求めて今後も千葉県環境生活部に取材を続けていきます。この一年以上も放置しているその背景には、この処理に関して重大な不手際と疑惑が隠されていると思います。

 次のアドレスをクリックして見てください。

 http://www.chibaken.jp/kensei/20041010.htm

 公明党が、自分たちが調査をしてこの処理に立ち会ったような記事が掲載されていますが、果たしてこの処理が正しい処理であったのか?現在も放置されていることに対して、どのように考えているのか。

 何故、このような中途半端な処理がされて、残存物が放置されたのか。本当にこの処理されたというものは無害なのか?私がこの地を訪れた日には、異臭で気分が悪くなる程でした。

 一体何がこのような最悪なケースを招く結果となったのか。それを今後も追及することにしたい。

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