文部科学省汚職事件の全貌
今後の捜査の進展では政界ルートへの飛び火も
海外旅行やゴルフ=贈賄業者と大島容疑者
文科省汚職・警視庁追及
国立大学の施設整備をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕された前文部科学省文教施設企画部長大島寛容疑者(59)が、贈賄側業者とともに海外旅行やゴルフをしていたことが5日、警視庁捜査2課の調べで分かった。同容疑者は飲食を含めた接待を繰り返し受けていた疑いがあり、同課は文科省などから押収した資料の分析をして不正の全容を追及している。 (時事通信)
本日は政治思想のお話とは違います。
また、このエントリーで取り上げた事件に関して、単なる評論的なものでもありません。
私は農作業の手伝いで福島に戻っていましたが、一昨日から新聞記者からの問い合わせが相次いでいます。
その理由はネットで私が書いた下記の記事を新聞記者の皆さんが見つけたからのようです。
東京地検が狙う政界ルート
1 http://blog.livedoor.jp/central_press/archives/50347227.html
2 http://blog.livedoor.jp/central_press/archives/50348695.html
3 http://blog.livedoor.jp/central_press/archives/50349991.html
この事件はある理由で不発に終わりました。
しかし、今回突然単純な収賄事件として文部科学省の前文教施設企画部長の大島寛容疑者と会社顧問の倉重裕一容疑者が逮捕されました。
3番目に紹介した記事の中にこの倉重容疑者の名前を書いています。2006年(平成18年)2月16日の記事です。
さて、文科省における族議員といえば海部、森の両首相経験者の私設秘書があまりにも有名だ。彼らは非常に「口利き」に関しては有能であり、やり過ぎるきらいもある。
ここで文科省に飛び火した場合に名前の挙がりそうな「口利き」屋さんを列記しておこう。海部先生の場合は「マツモト」、森先生の場合は「ミヤムラ」、故柳川覚治先生の流れで「クラシゲ」、それから森−野中−麻生ラインで「ナカノキイチロウ」、更にはOBで「サガワ」などという人の名前もチラホラ目につきます。どうなります事やら…。
私が驚いたのはこの記事が書かれた2ヵ月後に今回の収賄事件が起きていたことです。また、それから以後も続いていたということです。この大島容疑者には現職当時から黒い噂が絶えませんでした。
実は今回の事件に限らず、この文部科学省の施設部に関しては、私はたぶん日本で一番詳しいジャーナリストであると思います。今回私に対して新聞記者からの問い合わせが相次いだのはそのためです。
私は平成12年の11月から『教育・施設レポート』というものを月刊で発行していました。タブロイド版で8ページほどのものです。文部科学省の本庁は勿論のこと、全国の国立大学の殆どを回っており、文教施設部に所属する技術系職員の方との面識は100人以上にもなります。
平成17年頃まで続けていたので約5年間やっており、この大島容疑者が施設部長の頃にやめました。その理由はこの大島部長の時代になってから協力体制が得られなくなったためです。
協力と言ってもそれは資金などではなく、資料の提供や取材に関してですが、その理由は今になって思えば、大島容疑者の周辺における黒い噂を耳にして、それを側近に話したことで嫌われたのかも知れません。
私が文教施設部に出入りするようになってから、この大島容疑者が4人目の施設部長でしたが、一番やり手でそして油断できない性格の持ち主と思っていました(部長になってからは会っていませんが、その前は何度もお顔を拝見していました)。
私としては2年前の事件が不発に終わっただけに、今回も政界への飛び火はないと思いますが、もし政界ルートへの捜査が波及するなら森元首相や野中元幹事長なども枕を高くして寝れなくなるでしょう。
忙しい毎日ですが、今回の事件を契機に、この問題をまとめて単行本にして出そうかとも思っております。また、今回の問題を含めて文教施設部の実態をネット上で公表することも考えております。
どこまで事件が広がりを見せるのか、今後の捜査当局から目が話せません。
今月は本当に目が回るほどの毎日になりそうです。ジャーナリストとしての本来の仕事が出来そうです。
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