働いても貧しい人達
ワーキングプアの現実に迫る
先ずはお願いです。

「米下院、26日の慰安婦決議案採決」までに署名を一度提出したいので、まだご署名していない方は是非ご協力下さい。
http://youmenipip.exblog.jp/5676176
「河野談話の白紙撤回を求める署名」
http://kounodanwa.com/
この米国下院における慰安婦決議問題、9条ネットと天木直人氏見解―、民主党議員のパチンコ業界援護質問など―、触れなければならない問題は山積みです。
しかし、昨日ゴミウヨク焼却党がUPした、私への質問についてですが、もう相手にするなというご意見もあります。しかし、彼が提起している問題こそ、我々が真剣に考えなければいけない問題です。
即ち、日本の労働問題です。今、日本の労働現場の最前線は若年の非正規社員(請負・派遣・アルバイト)と外国人労働者によって支えられています。
この現実から目を背けることは出来ないし、これをそのまま放置することも許されません。自民党は財界・経団連の言いなりであり、野党は正規社員や公務員労働者のほうだけを見ています。
今、労働現場では深刻な状況があるのに、政治はその問題を取り上げようとしません。外国人労働者問題は人権問題にすり替えられてしまっています。
いくら真面目に働いても豊かにならない。貧しいままに放置されている、この問題を取り上げて見ることにします。尚、本エントリーの中で取り上げる資料は、週刊東洋経済、週刊ダイヤモンドなどに掲載されたものを引用することにしました。
シャープ「亀山」工場
正規社員 2200人 年収 736万円
非正規社員(日本人) 1800人 年収 312万円
請負労働者(ブラジル人) 50人以内 年収 381万円
※ブラジル人の大半は工場外の下請負い工場で働いている。上の数字はあくまでも工場内ということです。
松下「茨木」工場
正規社員 730人
非正規社員 800人
日本の製造業の現場で働く労働者の多くは、請負会社員であり派遣社員です。その賃金は正社員の3分の1と言われています。いつ首を切られるかも知れない不安定な労働条件下にあるのです。
その数は実に86万人になります。昇給もない低賃金で社会保険にも加入していません。更に日系人(ブラジル、ペルーなど)の35万人、そして中国人(研修・実習生)10万人が加わります。総計で130万人以上が大企業で働いています。
経団連の会長はキャノンの社長ですが、そのキャノンは現在グループで請負労働者は1万人を越えています。経団連の調査によれば加盟企業の約8割が、このような非正規社員の労働に頼っており、このような雇用形態が定着してしまったことを認めています。
大企業の多くに労働組合があり、これらの組合はこのような実体を知りながら放置してきました。この労組の支持を受けてきた民主・共産・社民も批判の声を挙げてこなかった。
つまり、自分達の既得権益を守ろうとする余り、若年労働者の使い捨てを見過ごしてきたのです。今頃になって声を挙げて見たところで、それは自分達のこれまでの怠慢を浮かび上がらせることにしかなりません。
それでは、具体的な問題に入りましょう。シャープ亀山工場についてです。三重県の亀山市は人口5万人弱の街でした。地方税額77億円しかない地方自治体が、45億円もの補助金を出してシャープを誘致したのです。
今から5年前のことです。三重県も別途に90億円、合計すると135億円の税金が投入され、シャープの工場は三重県亀山市に誘致されました。その願いは何といっても地元民の雇用であったことは言うまでもありません。
工場が出来てまずやってきたのはブラジル人でした。その数は数百人に達していた。すべてが外部の請負会社からの派遣であった。しかし、社会保険が未加入であったことがばれて、その姿は工場内からは消えた。
工場内の外国人労働者が極端に少ないのはそのためです。シャープの周辺には請負会社の工場が立ち並ぶ、そこで働くブラジル人は1500人と予測されています。
亀山工場の正規社員は殆どが他県の工場からの移動であり、地元採用は微々たるものだった。(130人ほど)代わって募集に乗り出したのが請負会社であった。
この請負会社で働く非正規社員の年収はブラジル人以下である。正規社員の半分にも満たない。寮費やアパート代を差し引けば生活するのにギリギリとなる。
非正規社員には昇給がない。このままの固定された給料での生活で、いったいどうやって結婚して子供を育てていく事ができるのだろうか。ここに日本の少子化の原因の一つがある。
次に松下の茨木工場での問題である。
今や松下電器の顔とも言えるプラズマ液晶テレビの工場です。ここには全体で1800人が働くが、半分は非正規社員である。この非正規社員は、業務請負会社の社員として現場に派遣されている。
一般の派遣と違うのは、工場の生産ラインを請負、このラインの仕事における派遣という形になっている。昨年5月、正規社員が請負会社の社名入り名札を一斉につけた。
その理由は200人の社員を請け負い会社に技術移転のために出向させるという名目だった。これはこれまでの請負形態が「偽装請負」と見なされ、監督官庁から注意処分を受けて「人材派遣」とされましたが、それへの対抗手段であった。
正規社員を非正規に一旦変えて、請負会社を指導し会社本体からの指揮命令なしでも、業務が遂行できるようにしたわけです。それまでの「人材派遣」から、また「業務請負」に戻すには企業メリットがあった。
人材派遣には使用者責任が生じるし、雇用期間が1年を超えると、派遣会社は労働者に直接雇用を申し込む義務が生じてしまう。請負に変えれば、この二つは消えてしまう。
松下電器は茨木だけでなく、尼崎などでも同様な方法を取り入れた。非正規社員の告発で大阪労働局が8月に立ち入り調査をしたので、その後は取り止めになった。
正規の社員で請負会社に出向した社員の給料はそのままだった。この請負会社の時給は1200円、年収は250万円にしかならない。
このような会社の経営方針に協力してきたのが、民主党や社民党を支持する労働組合である。大労組は今や労働者の敵である。そのことが労働現場のレポートからハッキリと見て取れる。
さて、最後になるがゴミウヨク焼却党さんへの回答は、この問題で一旦は終了です。彼がブログの中で語っていた、社民党支持についてですが、社民党が働く人の味方であると信じての支持なら止めるべきでしょう。
大企業の労組や国家公務員・地方公務員の労組は、もはや貧しい労働者のための労働組合ではない。恵まれた労働者であり、その幹部らは労働貴族である。
JRに巣食う労組を見たまえ!
最高幹部はハワイに別荘を持ち、そこで優雅に暮らしているではないか!
その現実を見なさい! 中央大学法学部学生さん!
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訪問介護大手『コムスン』によって買収された、日本シルバーサービス(桜湯園)の内紛と暗闘を一昨年取材して、告発して来ました。