2005年07月05日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (6 )

 
この『21世紀の日本はどうなる?ディスカッションフォーラム』は今から6年程前の2ちゃんねるの『政治思想』板の論戦をまとめたものである。
 
>かいとさんへ
 
私が主張する「日米共同覇権構想」は経済的分野だけでなく、軍事的な面をも含むものです。しかし、これは全世界を視野に入れているわけではありません。あくまでも東アジアの地域を限定したものです。
我が国は戦争の敗北によって東アジア地域における政治的な関心を捨ててきました。これは先の大戦の敗北から学んだ教訓でした。
<政治的な関心>がやがては<政治的な関与>に繋がることを恐れたためです。
東アジアは経済的な目からしか見てきませんでした。そこの民衆を圧制する共産主義の独裁国家があっても、目をつぶってきたのです。
日本のこのような臆病さに付け入ってきたのは共産中国と北朝鮮でした。
今後も政治的な無関心を装うなら、共産中国のような強大な軍事力を背景にした新覇権主義の脅威に晒され、やがて日本は共産中国に従属させられてしまうでしょう。
それに対抗する唯一の国家戦略が『日米共同覇権構想』であると主張します。                                  瀬戸
 
>かいとさんへ
 
日本が戦前のようにアジア諸国に軍隊を派遣することは現実的にはありえません。しかし、だからといって紛争が起きた時に、ただ傍観していても良いという話しにはなりません。
日本は核兵器こそ持たないまでも、米国につぐ近代兵器を兼ね備えています。
現在東アジアの危機は台湾問題でしょう。共産中国の言っている武力解放などは時代錯誤もいいところの危険な考えです。
このような考えを口にする共産中国を牽制する意味からも、海上自衛隊の周辺海域への派遣、日米共同訓練を実施すべきです。
米国、日本、台湾、韓国によるTMD戦略構想を急ぐべきです。
かつてのように大陸奥深く進出し敵の術中に嵌るような愚かな行為を繰り返してはいけません。国際社会と連携しけっして日本単独で行動しないようにすべきです。                         瀬戸
 
>三郎さんへ
 
日本の反体制左翼は旧ソ連の崩壊とマルクスレーニン主義の思想的破綻を目の当たりにして大きく路線を転換したと思われます。
それは左翼イデオロギーによる社会変革を諦め、共産中国や北朝鮮へ傾斜を強め、彼らの日本バッシングに便乗し、日本国家を貶めて、やがては共産中国に飲みこまれるようなシナリオを描き始めました。
日本政界における親中国派は、チャンスがあれば反米的な気運を醸成しながら、共産中国との提携に向け動き出す事でしょう。
もっとも、これは米国内の政治動向にも大きく左右されます。民主党政権が続けば、米国に寄生する国際ユダヤ勢力と結託し「南京問題」や「戦争賠償問題」で日本を攻めて来ることも考えられます。それに対する対抗戦略も想定しておく必要があります。           瀬戸
 
※このディスカッションで真剣に討論ができたのは、かいとさん、阪京さん、そして三郎さんというハンドルネームを持つ人達が参加していたからでもあった。
今懐かしく思う、彼らはどのような人であったのか?
その後あるサイトで三郎のハンドルネームで私のことが語られていたのを目にした。彼は私との議論がとても楽しかった、と記していた。
この記事を見たとき正直言って嬉しかった。互いに真剣に論じ合えたことに満足感を覚えたのは私一人ではなかったのだ。
 

わたしの講義を聴いていただいて、ありがとう。
 来年度は「地域研究」という科目をやります。アメリカ、イギリス政治をやるんです。
ヴィデオ映像を大胆に取り入れながら、面白くて、ためになる授業をやりたいですね。

 「第三の道」につていても、去年の「政治学原論」とは違ったかたちで、やりたいと思
っています。わたしの「三郎」というハンドル・ネームも「第三の道」にちなんだもので
す。

 わたしは、以前は、「2チャンネル、政治思想」でやはり「三郎」で、いろいろ書き込
んでました。とくに「パネルディスカッション、どうなる日本の将来」(だったかな。
司会は田原一郎さん)での、瀬戸弘幸氏との論戦は面白かった。天皇制、戦争責任はじ
め、面白い議論が出来たと思います。過去ログあるのかな。

 
  

Posted by the_radical_right at 07:15 │ mixiチェック

2005年07月04日

極右とは何か・・・懐かしの2ちゃんねる大論争 連載 (5)

     これは今から6年ほど前に2ちゃんねるさいとの「政治思想」板で
     の論争の記録である。
 
 >匿名
 
>パックス・アメリカーナは今後も続くと思われますし、
現在の世界情勢下において、対等なグローバルパートナーシップなど、恐らく幻想に過ぎないのでは、というのが私の考えです。
 
「パックスアメリカーナ(米国の支配による世界平和)」から「パックス・ジャポニカ(日本による世界平和)」に置きかえることは出来なくとも、米国単独のヘゲモニー(覇権)の代わりに、日米の共同覇権に代えさせることは可能と考えます。         瀬戸
 
ここで日米共同覇権主義に対する日本国内の予想される反発とその勢力についても言及しておきたいと思います。
反米主義には左翼思想による反米と、国粋主義的なものから来る反米思想の二つがありますが、ここで問題にするのは国粋主義的な反米思想です。
この反米思想はその裏返しとして安易な大アジア主義に通じ、親中国を唱えその方向に突き進む可能性があります。
伝統的な日本の国粋主義者と保守勢力(自民党親中国派)・そして左翼が反米・親中国で結び付く可能性も否定できません。
自民党の加藤紘一や外務省の親中国派は国粋右翼や反体制左翼と結び付き「日中を軸としたアジアの新体制構築」で既に動き出したと私は見ています。
 
>匿名
 
>確かにそのような勢力は存在するでしょうが、残念ながら中国は信頼に足る国でないということは指摘できると思います。中国に進出した日系企業も不安を抱いている筈です。平気で約束を反古にする相手とはビジネスは成立しません。ましてや経済を超えた政治面でのパートナーシップなど望むべくもありません。日米同盟が不可欠である所以です。
 
まったくおっしゃる通りです。自民党、民主党、公明党などには明かに親中国派が存在します。彼等は中国共産党の幹部らと密接な関係を築いてきました。
彼等が左翼勢力と結託して「大アジア主義の幻想に惑わされ、日中共同戦線を構築してくるなら、私達はこの動きを阻止するために立ち上がらなければなりません。       瀬戸
 
>三郎さんへ
 
自国を守る以上の軍備を持ちそれを拡大させ、周辺諸国に脅威を与える。それが覇権主義であり、共産中国はまさにその路線を歩んでいます。
共産党指導部は我が国の戦争コンプレックスを巧みに利用して、左翼や反日マスコミを操り日本を恫喝して経済援助を引き出そうとしています。
このような共産中国に対する闘いを今後どう進めるかですが、これまで述べてきたように日本の政治権力の中枢に「日中」を基軸とするアジアの再編を目指す勢力がある以上、容易なことではないと覚悟しております。
                                     瀬戸
 
 
  
Posted by the_radical_right at 15:38 │ mixiチェック

2005年07月02日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる論争 (4)

この『21世紀の日本はどうなる?ディスカッションフォーラム』は今から6
年程前の2ちゃんねるの『政治思想』板の論戦をまとめたものである。
 
>イワンさんへ
 
日本が直面する危機構造の一つに緊迫する東アジアの情勢があります。日本単独で北朝鮮や共産中国に対抗することが出来ない以上、日本は米国との共同戦線しかありえません。
私はかつて『日米友好時代は終わった』の自著で、戦後の日米の従属関係を批判しましたが、現在においては率直に反米路線の誤りを認め、新しい日米関係の構築する必要性を訴えております。
 
>阪京さんへ
 
あなたはこれからの日米関係はどうあったら良いと思われますか?
 
>三郎さんへ
 
極東の緊張関係はただ時間の過ぎるのをじっと待つべきとお考えですか?何か日本がやる事があるとしたら、何でしょうか。
 
>田村さんへ
 
日米による共同覇権の構築は今の民主党政権では望むべくもありません。共和党が政権を奪取すれば可能性は大きくなるでしょう。
共産中国の抬頭は米国を苛立たせており、共和党のシルクタンクには日米によるアジアの平和と安定を、米国の世界戦略の柱と位置付けています。
民主党政権と国際ユダヤ勢力はオーストリアの極右政権に対する対応を見ても、極右的思想とは相容れないものを持っていますが、共和党の右派は必ずしもそうとは言い切れないと思います。
 
※これはこれからの日米関係についての議論のさわりの部分だが、私は米国にただ付き従うのではなく、積極的に共同覇権を握るために動くべきと主張した。
 
>阪京さんへ
 
確かに米国はその世界戦略の中で、対日経済戦争とまでに評される一貫した米国の国益を一番と考える政策を取り日本に押し付けてきました。
敗戦国の日本とドイツが経済的に成功した背景には、このような米国に逆らわずただひたすら米国の生産工場の役割を担ってきたという現実があります。
そして日本。ドイツは経済の分野で勝利して敗者復活の狼煙を挙げるまでになりました。これに一番慌てたのが戦勝国であり、彼らは国際ユダヤ勢力と結託しゴルバチョフを動かし、冷戦の崩壊すなわち東西の軍備拡張競争から逃れたのです。
つまりは日独の経済の成功と勝利が冷戦を終わらせたのです。
米国は当面の敵(旧ソ連)から、今度は日独へ目を向け、ドイツは統合で体力を弱らせ、日本に対しては経済の自由化要求で揺さぶりをかけ、次第に冷戦崩壊後の世界を自らの一極支配に持って行こうとしています。
米国の世界戦略はこの10年間確かに成功を納めています。
しかし、そのほころびも見えて来ました。それは共産中国の抬頭、統合ヨーロッパの誕生、安定しない大国ロシア、そしてイスラム世界の抬頭です。
米国がこれらの世界情勢に単独で対処することは不可能です。
必ず日本にパートナーシップを求めて来ることは間違いありません。
 
※この後9・11事件によって米国はアフガン・イラク戦争へと突入する。
フランス・ドイツは米国と共同戦線を組まず、中国とロシアは米国を批判した。今年5月にロシアは反ファシスト勝利60周年記念の式典をモスクワで開いた。
戦勝国のロシアのプーチンや中国の胡錦濤もいた。勿論ブッシュ大統領も。我等が小泉首相はプーチンや胡錦濤に目もくれず式典の中心に歩き出した。それを見たブッシュ大統領が笑顔で小泉首相に近づいてガッチリ握手をした。
米国のマスコミは式典の中心でブッシュ大統領と小泉首相が握手している写真を掲載した。
60年前の戦勝国の勝利を祝う式典はかくも無残な形で終わったのだった。米国は60年前の敵である日本と手を結んだ。それを世界に示した。
 
 
 
 
  
Posted by the_radical_right at 20:53 │ mixiチェック

2005年07月01日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (3)

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    『21世紀の日本はどうなる?』 世紀末パネルディスカッション
 
これから何回で終わるか分からないが、2ちゃんねるにおいて繰り広げられた論争について再現して行く。時代は世紀末、21世紀を目前にして、世界は日本はどうなる、こう言った議論がよくなされていた頃である。
現在の2ちゃんねるの政治思想サイトを覗いても、これほどエキサイトした議論は余り見当たらない。この当時は今ほどネットが普及していたわけではないが、関心の高い人がたまたま集まっていたのかも知れない。
ただ、残念ながら、この論争の記録は私が相手の質問や批判に対して、受けて立って発言している箇所のみを記録していたため、相手方の主張は抜けてしまっている。しかし、私の主張や反論をお読み頂ければ、全体の流れはつかめると思います。
 
このスレッドははっきりとは覚えていないが、『21世紀の日本はどうなる?』といったテーマではなかったかと記憶している。
私は始めからこの議論に参加したのではなく、途中からこのサイトを知っての参加だった。
私以外の人は匿名であり、私だけが本名を名乗っていた。私は一応はプロの活動家を自任しており、著書も出している立場からそれが当然と思っていたし、本名を名乗っている以上、半端な気持ちでは議論に参加できないと考えていた。
 
先ず、次のようなかなり長文の投稿から始まった。
 
この時代をいかに生き、未来につなげて行くのか?これが時間と場所を共有する同時代に生きる我々の共通のテーマでありながら、その捉え方や克服についてなどは、各自ばらばらで共通の認識などありえないのも又厳然たる事実であろう。
だからこそ、このようなパネルディスカッションスレッドは必要でしょう。議論を深めながら、少しでも互いに理解しあう事が大切なのではないでしょうか。
勝者と敗者を生じさせた第二次世界大戦の終結から、既に半世紀以上が過ぎ21世紀が目前に迫っている今日、世界は冷戦の東西対立から南北対立へと新たな座標軸を移行させつつあるようです。
イデオロギーによって抑えられてきた民族主義は世界各地で火を噴き、新たなる熱戦の時代が幕を開けました。
武力を背景とした経済戦争も激しさを増しています。ヨーロッパでは極右勢力が台頭し、ロシアでは退潮した筈の共産主義が復活の機会を窺っています。
共産中国の新しい覇権主義は周辺諸国に脅威を与えています。
21世紀に我々の国・日本は敗者復活戦を経済力と技術力だけで果たせるのか?そしてそれを阻む勢力とはどこか。
 
皆さんへ、始めまして長い投稿文となりましたが、先ず私の立場を明確にさせて頂きます。私は極右の活動家です。極右と右翼の違いを何点か申し上げておきます。
伝統的な右翼はアジア主義を標榜しておりますが、私はこのアジア主義を否定しないまでも、懐疑的に見ております。
先の大戦を日本側からの視点で見るのではなく、連合国と枢軸国の戦いと見ています。よってドイツ、イタリアにおけるネオナチズム、ネオファシズムに共感を持ち、ドイツにおける『歴史修正主義者』の闘いを支援しています。
思想面においては国家社会主義を標榜しています。これはナチスと言う意味でなく日本における国家社会主義者の歴史と闘いを学び、その正統なる思想的な継承者として、異端の右翼すなわち極右を名乗っています。
 
 
  
Posted by the_radical_right at 18:16 │ mixiチェック

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (2)

    極右としての立場をより明確にして望んだ論争
 
日本の右翼の大半は反西欧・反米を掲げ、自らをアジア主義に立つとしている。これは大東亜戦争の大義がアジア解放、民族独立を掲げて戦った聖戦としているからだ。
勿論、このことは正しい。しかし、では日独伊の三国軍事同盟はどうだったのか?日本は単独で戦ったのではない。
正しくは世界を二分して戦った世界大戦であった。どうしても日本の右翼はそこに視点がいかない。
私にはそれが不満であった。日本単独での歴史総括しかしないから、共産中国に「日本は侵略するために大陸に来た」と言われると反論できない。
敗戦時に満州にいた日本陸軍の最強部隊は戦わずして80万人もの兵隊はシベリアの酷寒の地へと連行された。
なぜ、日本軍はソ満国境に大軍を派遣していたのか、それはソビエトの共産主義の脅威から祖国を守るためだった。
日独伊三国軍事同盟は防共同盟でもあった訳だ。
 
大アジア主義やアジア解放の理念は今や輝きを失った。
これは何も先の大戦における先人の闘いを否定するものではない。
現在のアジアの情勢とかってのアジアの情勢とでは余りにも違いが歴然としたというだけである。
アジアの多くは独立を果たし、自らの国家を形成している。
しかし、世界から共産主義イデオロギーが消滅する中で、この東アジアにおいては、共産中国や北朝鮮のような共産党独裁主義の脅威が益々高まってきた。
第二次世界大戦の崇高なる目的の一つであった、共産主義との闘いは終わったのではなく、一時の休戦にあったに過ぎない。
 
東アジアの情勢は益々不安程度を増してきた。
 
共産中国の新覇権主義は日本に脅威となっている。朝鮮半島の情勢も極めて不安定である。
将来アジアのヘゲモニーについての折り合いがつかない中で、安易にアジア主義に肩入れするのは余りにも危険だ。
このような日本を取り巻く状況下に日本単独で立ち向かうことは自殺行為に等しい。
西欧文明からの脱却も大切かもしれない、しかしその西欧文明との和解・融合こそが、現実における日本民族としての最善の生存戦略だろう。
若かりし頃、反米愛国のスローガンを掲げてきた私は軌道修正を図った。
私は2ちゃんねるの掲示版における論争で自らの立場をこう鮮明に打ちだした。
また、その頃より反移民、外国人犯罪追放、不法就労摘発などの運動を展開していた。これはヨーロッパの極右も掲げる最重要なスローガンである。
このため、人種差別主義者や排外主義者のレッテルを貼られた。
外国人がこれ以上流入する危険性について警鐘を発し続けた。
このような立場からの発言であったことを理解して欲しい。
 
  
Posted by the_radical_right at 09:13 │ mixiチェック