2005年09月29日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (20)

天皇(制)と国家・神道

皆様へ
 私が森総理(当時)の「日本は天皇を中心とした神の国」発言に関して、日本茶掲示板に投稿した文が転載され、そこでこれまで議論が盛り上がってきましたが、このスレッドに移行し、21世紀における「天皇制」とは如何なる形が望ましいのか?それらを議論してみたいと考えます。
 今朝、食堂にいたらテレビで美智子様が実の父の遺産30億円を放棄したとの報道がありました。
 周囲で食事をしていた方々は「天皇なんてお金いらないだろう」などと話していました。
 2ちゃんねるサイトの反天皇論者は、天皇陛下をまるで税金泥棒呼ばわりする人がいます。つまり、国民の税金を出すなということですが、もしお金を出さないのであれば、天皇家にも財産運用の自由を与えるべきであると思うし、寄附なども認めるべきでしょう。
 いずれにしても、様々な角度よりこの問題を討論してみたいと考えます。


アナーキストさんへ
〉おそらく瀬戸氏は天皇制に日本民族の安定性と秩序の象徴を発見したのだと思います。
〉「安定性と秩序こそは日本民族の美点である。
〉それを象徴する天皇制が政治機構(国家)として歴史上に君臨してきたが故に、国家と民族の概念は日本人にとって一体である」
〉だからこそ、瀬戸氏は国家社会主義を主張しているのではないでしょうか?
〉瀬戸氏が「象徴」天皇制の議論を振ってきたのも、この辺りを確認するためでしょう。

 私はこれまでファシズムやナチズムを学んできました。戦前ヨーロッパでこの運動が起きた背景と同じようなものが我が国にも存在しました。
 しかし、日本においては国家社会主義運動は大きな広がりを見せることなく、それは日本史の中でも然したる注目を浴びるものにはなり得ませんでした。
 この一番の理由として考えなければならないのが、天皇の存在であったことは言うまでもありません。
 北一輝にしても中野正剛にしても、日本におけるヒトラーとはなり得なかった。この事は決して過去のことではなく、未来の日本においても私は変わるものではないと考えます。
 その理由はいずれ述べるとして、先ずはアナーキストさんへの返答です。まさにアナーキストさんのご指摘通りです。あなたには全てを見抜かれているようで怖い…。
 しかし、あなたが最後に言われた「天皇制を打倒する」という考えは絶対に日本では成功しないでしょう。その理由については改めて投稿します。

皆様へ
 日本における天皇制打倒の試みが失敗に終るであろう、との理由をもう先にかかれてしまいました。
「一木一草にまで天皇制が宿っている」
 これはある高名な左翼学者の言葉でした。これはマルキシズムの直輸入による日本の天皇(制)否定の目論見が、日本固有の風土に根差した尊皇心の前には、何の効力も持たなかったことを自ら認めた敗北宣言であったのです。
 ただ、その謂を借りるならば「戦後日本には一木一草に米国なるものが寄生し、宿ってしまった」というのも可能であろう。
 故に、我々は天皇制が打倒されることはないと信じるが、変質していくことを恐れるのです。

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Posted by the_radical_right at 18:00 │ mixiチェック

2005年09月26日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (19)

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『東西対立」から「南北対立}へ、幻想としての国家は解体の運命へ

>太田龍さまへ

失礼ながら本物の太田先生ですか?私は以前先生とはお会いしたことがあります。少しのお時間でしたが、後で機関紙を送り頂いておりました。ここであらためてお礼を申しあげます。最近先生の『国際ユダヤ秘密力の研究』という著書を出版社の『雷韻出版』より贈呈を受けました。

まだ途中までしか読んでおりませんが、私は戦前、国際政経学会より出版された『国際秘密力の研究』を第6巻まで所持しています。現在この国際政経学会は存在しているのでしょうか?良かったら教えて下さい。

>三郎さんへ

あなたと私の考えはやはりかなり隔たりがあるようです。しかし、これからの世界がこれまでのような<東西対立>から<南北対立>に移行していく。この考えには異論はありません。この<南北の対立>を対話によって解決する試みがなされています。しかし、これまでの経緯を見ると対話は必ずしも成功しているとは思えません。

その理由の一つにインターネットなどによって過激な対立する思想や宗教が介入してきているからです。南北問題とは人口問題でありまた貧しさと豊かさの問題でもあります。人口爆発によってあぶれた人々が豊かな国を目指して押し寄せてきます。この問題は我が日本にとっても深刻な問題となるでしょう。

>太田龍さまへ

どうも、あなたは私がお会いした太田先生とは別人のようですね、私の早とちりでした。ところで、南北問題とは将来の日本に取って看過できない問題であるとの私の主張に賛同して頂いてありがとう御座います。しかし、この問題はフリーメイソンの謀略や陰謀論とは無関係と思います。ただ、今後の世界の人口爆発をシュミレーションすることは大切な事と思います。

>まじめなサラリーマンさんへ

爆発的な人口増加については、その数字的なものについては早急に資料を提供して考えて見たいと思います。

>K−Sさんへ

パレスチナの問題に限らず私の主張は、<幻想としての国家>は解体の方向に進み、これからは実体としての民族国家が問われる時代と考えます。その意味からすると、旧ユーゴは解体の運命にあり民族紛争は避けられないと思うのです。

それではイスラエルはどうかと言えば、幻想の国家とは言いがたいと思います。確かにパレスチナ人を追い出して創られた国家ですが、これまでの闘いの中で実体としての民族国家=宗教国家が作り出されてきました。

対してパレスチナは未だに正式な国家としては誕生を見ていません。しかし遠からず民族国家を形成するでしょう。私が思うにはこの地域では国家というよりはイスラム教の連帯という動きが顕著に現れてくるでしょう。

日本では余り知られてはいませんが、ヨーロッパの政治学者の多くがイスラム原理主義者と極右を同一線上で見ています。これは反ユダヤという観点からですが、そのような視点で見ると<南北対立>もこれまでとはかなり違った世界に見えてくるから不思議です。

>K−Sさんへ

私が幻想の国家というのは歴史や伝統を無視してイデオロギーだけで作り出された国家であり、ソビエトや旧ユーゴや共産中国などです。対して実体としての民族国家というのは多民族国家ではなく、単一民族国家のことです。世界各地で起きる民族紛争とは、各民族が自立を求めて起ち上がってきた結果であり、より国家というものはその民族の実体を現わす傾向を強めるでしょう。すなわちより細分化していくと言うことです。

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Posted by the_radical_right at 21:29 │ mixiチェック

2005年09月21日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (18)

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私が2ちゃんねるの「政治思想板」に登場させて頂いてから、丁度この頃で半年が過ぎていた。中だるみというか、投稿はかなり減少傾向にあったが、私は情熱を持って若者に呼びかけ続けた。
 
>420さんへ
 
私が現在の右翼勢力に一番欠けていると思うのは若き指導者(リーダー)であると思います。魅力に富んだ若い人が現れた時に、極右はその輝きを増すでしょう。前にも申し上げたように<極右>を名乗る勢力が国会に一議席でも占めた時に、日本国家は必ずや変わる筈です。少なくとも周辺国家からいつも侮りを受けるようなことはなくなるでしょう。
 
その時が仮に15年後としましょう。30歳の若さならまだ45歳です。現在政治的に全く無関心な若者であっても、国家の非常時には英雄は忽然と姿を現わします。私はそれまでじっくりと待つつもりです。せめて自分の生きている間に政治的な興奮の坩堝の中に身を沈めたい。それだけが私の夢でもあるのです。
 
>皆さんへ
 
形骸化して機能していないとの指摘は本当に残念です。これまでの議論はとても有意義ではなかったかと思っております。最近では発言者も少なくなりましたが、私は出来るだけ投稿を続けるつもりでいます。
 
グローバリゼーションについてですが、もう時代の流れとして避けられないといった考えもあります。ただ、経済面に限った場合でもメリットもデメリットもあるわけで、無条件にもろてを挙げて賛成ということは出来ません。
 
何度も書いてきましたが、いくらこのような流れが加速されても、21世紀に国家が消滅することは絶対なく、逆に国家の重要性は高まってくるでしょう。
 
確かに情報化社会の到来は革命的で新しい世界を生み出すでしょう。しかし、そうなると一部のものが情報を独占し、それを操る危険性を指摘しない訳にはいきません。
 
情報化社会にあっては、何が本当の情報なのか、それを瞬時に識別する能力も必要となるでしょう。これまで我々は権威というものに知らず知らずのうちに支配されてきました。この権威を疑ってみる必要性を私は訴えます。情報だけを血眼になって追い求めて行くと、終いには大量のデーターの氾濫で判断能力を誤りそうです。
 
私は情報も重視しますが、やはり自らの生きてきた経験則から、そこから学んだ知識も大切にしながら、感性を磨き新しい思考を生み出そうと心掛けています。
 
更に興味のある方は【続き】をお読み下さい。
 
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Posted by the_radical_right at 08:06 │ mixiチェック

2005年09月17日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (17)

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選挙があって暫く休んでいた<連載>を開始します。現在ある出版社と、この『極右とは何か〜』の単行本の企画を進めております。なんとか、まとめて皆さんに読んで頂きたいものです。
 
>三郎さんへ
 
冷戦構造の残滓としての東アジア地域。特に共産中国と北朝鮮は日本にとっては仮想敵国であり、外交・防衛戦略上、この両国にどう対峙するかは最重要な国家的課題です。しかし、そうは言っても国民の意識にそれだけの認識と決意は残念ながら読み取れません。三郎さん達市民派の人は国家意識というものを軽視しているように思えてなりません。
 
日本の仮想的国は日本と違って、強固な国家意志を持っており、国家を軽視した<市民社会>の論理では到底立ち向かえる相手ではありません。
 
国家と市民社会との関係を更に深く論じるべきと思います。本来は対立する概念ではないと三郎さんも言われています。しかし、両者を対立させようとの勢力もあるのです。三郎さんも国家とは統治するもので、市民とは統治されてきたものと言った考えがあるように思えてなりません。
 
両者の間を抑圧と叛乱、統制と抵抗、協調と反目といった捉え方をしているのではないでしょうか?両者を対等に見るからそうなるのであって、国家の中に市民社会は内包されていると私は見るのです。
 
国家と市民社会にこれまでにない斬新な視点で切り込まれる、その試みと勇気は評価しますが、私にはこの問題は普遍的なものと考えます。
 
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後は続きでどうぞ。
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Posted by the_radical_right at 10:56 │ mixiチェック

2005年09月03日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (16)

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国家社会主義とマルクス社会主義
 
>三郎さんへ
>旧ソ連の社会主義は「国家社会主義」ではなかったのか?
 
これは明らかに間違った認識です。旧ソ連はマルクスの唱えた社会主義から共産主義社会への移行を目指しました。これは国家社会主義の路線とは全く違ったものです。国家社会主義とは全く関係がなく、これは学説的にも論理的にも正しく、彼等が国家社会主義を主張したことは一度もない筈です。
 
彼等は国家の枠を越えた国際主義(インターナショナリズム)を理想としていましたが、彼等は最も強烈な国家至上主義者でした。この点をさして彼等を国家社会主義者と断じておられるならそれは間違いです。
 
国家社会主義者の主張するものは、マルクス社会主義者のような階級本位及び個人本位の国家思想を排し、国家と国民の共同体社会を重要視する思想です。国家なくして我々の生活はない。生活がないくらいだから、自由も幸福もないという考えであり、国家とは運命共同体であり、生死と共に国家の外に国民は存在しないというものです。
 
では、本来は国家の枠を否定していた筈のマルクス社会主義が国家至上主義になって行ったのか。それを国家社会主義と混同して論じることは間違いです。なぜならば、最初の出発点からして違っているし、国民を階級に分けて考える思想そのものが全く違うのです。
 
戦前のわが国の国家社会主義者も資本主義の矛盾を克服する手段として、国家社会主義を資本主義に対峙させました。しかし、この点に関しては否定まではしませんが、この考えは間違いであったと戦後の国家社会主義者は主張します。資本主義の矛盾というよりは産業主義そのものの矛盾と考えるべきではなかったかと思います。
 
更に<極右>の政治思想「国家社会主義」について勉強したい人は続きを見てください。
 
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Posted by the_radical_right at 16:15 │ mixiチェック