2005年10月30日

極右とは何か〜懐かしの2ちゃんねる大論争! (26)

沖縄サミットと世界、21世紀世界情勢を探る。

森首相の「日本は神の国」発言の騒動もようやく終結した頃、沖縄においてサミットが開かれた。当時はまだ20世紀末であり、2ちゃんねるにおいても盛んに「21世紀の世界」について、活発な議論が行われた。

サミットで垣間見えたのは米国の一極支配に対するヨーロッパ諸国とロシアの若き指導者・プーチン大統領の挑戦ではなかったか。特にプーチンは共産中国や北朝鮮と連携し、米国に揺さぶりをかけているように見えました。米国の世界戦略にも若干の違いが出てきているようです。

これまで米国は共産中国や北朝鮮との外交交渉においては、どちらかと言えば日本を外して自からの国家利益だけを優先しているように見えました。クリントン米国大統領は日米関係について「死活的に重要だ。」と述べました。これまでの日米関係をより堅固にする意気込みが感じられた。

>三郎さんへ                                                          21世紀におけるわが国の取るべき世界戦略について、私とあなとの間にはそう認識の違いはないように思います。内政面における考えには相当に違いがあるのに、日米の協調関係が大切であるとの考えで一致するのは、互いに現実的な選択を重視しているからでしょう。

私としては日米協調体制に対する批判を期待して、それに反論する形で持論の「日米共同覇権構想」を訴えるつもりでしたが、左翼や国粋主義者、新保守派からの投稿が期待できないようなので別な視点に移りたいと思います。

>皆さんへ                                                     沖縄サミットが無事終わり、政府筋は安堵しているようです。森首相も失言がなく、宣言をまとめ、やれやれといったところでしょうか。しかし、なぜわが国は沖縄においてサミットを開催したのか?その意味を十分に世界に示すことが出来たのでしょうか。この点については不十分であったと思います。

日本政府がこのサミットにかけたお金は800億円、昨年ドイツのケルンサミットが25億円であったから、その巨額さは比べようもありません。それほどまでに金をかけて、沖縄開催にこだわった、その理由は何であったのか?それは緊迫する東アジア情勢にあったはずだ。

軍拡を続け周辺諸国に脅威を与える共産中国の存在。台湾への武力解放を撤回せず、チベットやウイグル地区への人権抑圧を強める共産中国に対して、明確なメッセージを送る目的があった。しかしながら、その事に対する明確なメッセージはなされなかった。そのことを見れば明らかに不満の残るサミットだった。

沖縄の米軍が「死活的に重要」なのは何故なのか?沖縄に参集した先進国の首脳は、その点に触れるべきだった。このクリントン大統領の演説の意味を、首脳達が知らない筈はなかった。しかし、彼等は沈黙してしまった。世界を動かすことの出来る首脳が一堂に会したというのに、まことに残念だった。この結果をほくそ笑んで見ていたのは、中国共産党の独裁者達であった。

開催国であるわが日本の森首相は、サミットの議長国として一体何を訴えたのか?論評のしようがないほどに、言葉が聞こえてこなかった。一口で言ってしまえば、ただそこに座っていたに過ぎない。どうも、森首相の頭の中にはロシアの若き指導者プーチンがあったようだ。確かにクリントン大統領は退任する。しかし、だからといって軽く見ていいのか。彼には多くの問題があったにせよ、彼が米国を代表してきた最高指導者であったことは間違いない。クリントンとの日米首脳会談を最優先させる位の政治的な駆け引きをしても良かったのではなかったか。

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2005年10月28日

極右とは何か〜懐かしの2ちゃんねる大論争! (25)

天皇〜神の国〜日本民族を考察するその3

2ちゃんねるにて、この投稿を続けている頃は森首相の時で、日本は「神の国」発言を巡って騒動が起きていた。この発言に対してマスコミが余りにも軽率な発言と批判して、森首相も反論することなく引っ込めてしまった。このような経緯もあってネットでも<天皇>の問題が盛んに取り上げられていた

>皆さんへ、

仕事が忙しく中々投稿出来ずにおりました。と言うよりは正直に言わしてもらえば、この天皇(制)について、皆さんにどのように説明すれば、よりわかっていただけるのか苦悩しておりました。これまで蔵書を開いたり、識者に聞いてきましたが、私がこれまで述べてきた以上の言説には当りませんでした。

こんな事を書くと何か、増長しているように受け止められていましそうですが、多くの人が理解できるような簡単な説明はなかなか無いのも事実なのです。この天皇(制)を分かりやすく話をするのは、意外に難しいと認識しています。

日本における政治思想の問題は、およそいかなるものであっても、この天皇(制)に収斂されていく。特に左右の最後の思想戦においては、この問題を抜きには語れない。森首相の<日本は神の国>発言以来、マスコミなどで左右両派の討議が行われてきたが、天皇(制)擁護派は「憲法で規定されている。」とか「象徴天皇は国民に受け入れられ広い支持がある。」と言うものばかりで、天皇(制)と神の国発言に踏み込んだものは皆無に等しかった。

この2ちゃんねるで発言している若者が、なるほどと納得するような意見は聞かれなかった。私はこの「日本は神の国発言」がなぜこれほどまでに問題とされたのか?不思議でなりません。日本的情念とは「日本は神の国」であると信じる私は、日本の現在の状況を寂しく思います。

森首相の「日本は神の国」発言はマスコミの集中砲火を浴びました。森首相は慌てて発言を曖昧なままにして逃げてしまった。そのことが支持率の急落となって総理としての威厳を喪失した。よく政治とは結果責任と言われますが、まだ発足したばかりの森首相がなぜあの発言で反発を受けたのか?

現在の象徴天皇(制)とは、古典的な意味での天皇(制)=「伝統」の自己否定でもあります。その自己否定が定着した現代社会において、どのような方法で「伝統」を回帰させていくのか。大きな壁が横たわっていると考えております。

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2005年10月20日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (23)

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天皇〜神の国〜日本民族を考察するその2

2ちゃんねるにて、この投稿を続けている頃は森首相の時で、日本は「神の国」発言を巡って騒動が起きていた。この発言に対してマスコミが余りにも軽率な発言と批判して、森首相も反論することなく引っ込めてしまった。このような経緯もあってネットでも<天皇>の問題が盛んに取り上げられていた

>皆さんへ、

私の考えが皆さんになかなか伝わらないようです。私の説明が悪いのかもしれません。もっと、もっと高名な天皇<制>の論客もおられるでしょが、残念ながらそのような先生はインターネットの掲示板には投稿していただけない。暫くは私の主張にお付き合いください。

>三郎さんへ

我が国における極右勢力の中で、最近縄文文化を見直すべきだとの主張がなされていますが、これは日本における新しい極右運動に天皇は必要ないとの考えかもしれません。しかし、私はこの考えは間違っていると思います。ナチズムの根底にはゲンマン人の神話がありました。神話を抜きにした運動はなりたちません。日本において天皇<制>と神話は切り離すことが出来ないのです。

三郎さんが言われるような天皇<制>と新しいファシズム運動が融合しないとなれば、このような縄文文化まで遡らなければいけなくなるのです。確かに縄文文化は存在し、その頃には土着的な偶像崇拝の信仰があったことは事実でしょう。しかし、それが存在し弥生文化より先にあったということだけでは意味をなしません。今日までそれが行き続け守り通されてきたかが大切なのではないでしょうか。

>アナーキストさんへ

天皇ありきで日本を語るなと言われますが、天皇を日本の政治・社会を語ることは出来ません。皆さんの家には神棚がある筈です。祀られているのは天皇家に通うじる神々です。3月3日のひな祭りに人形を飾るのも、宮中の内裏の生活の模様を表しています。お正月に読まれる「百人一首」も京中に風流でした。このような風習が全国の農村漁村の津々浦々に至るまで、各家庭に広く祝いの様式として取り入れられてきました。こうような観点から見ても天皇<制>を離れて日本を語ることなどできません。

個人に個性があり自我があるように、国家にも固有性があり独自性がある。個人にとって個性や自画を失うことは己の喪失を意味する。同様に国家にとっては固有性、独自性を失うことは国家の滅亡を意味する。

そのような意味で、私は日本=文化=天皇<制>を論じています。

>489さんへ

「単に天皇について無関心の人をどう思われますか?」との質問ですが、私の意見を申し上げれば、そのような人が増えることを残念に思わないわけにはいきません。何故ならやがてこの日本という国の衰退に結び付くと憂慮するからです。

これまで為政者は一様に目先の経済的利益追求を急ぐ余り、一国の経済発展の原動力である民族的活力の重要性を看過してきた。そして国家の誇りや尊厳を軽視し、むしろ民族的活力を減殺する方策を採ってきたのです。日本が年々弱体化して行くのはそのためであると考えます。

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2005年10月12日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (22)

天皇〜神の国〜日本民族を考察する

2ちゃんねるにて、この投稿を続けている頃は森首相の時で、日本は「神の国」発言を巡って騒動が起きていた。この発言に対してマスコミが余りにも軽率な発言と批判して、森首相も反論することなく引っ込めてしまった。このような経緯もあってネットでも<天皇>の問題が盛んに取り上げられていた。

>三郎さんへ
確かに右翼と称される人達が天皇陛下に対して行われた不敬発言に対して、抗議行動をしてきたことは事実です。それは天皇を崇拝しているということの他に、天皇陛下ご自身には政治的な発言をする自由がなく、それを良い事に誹謗中傷を行なう輩がいるという観点からだと思います。
決して右翼が何の理由もなく糾弾行動を行ってきたとは思っていません。むしろ新左翼の方が暴力的な破壊工作を行ってきたのではないでしょうか。天皇陛下の即位を前に新左翼は全国の神社に火を放てと機関紙で煽り、現に宮城県の塩釜神社には火が放たれて全焼しました。

>アナーキストさんへ
グローバルな社会の到来が避けられない今日、その大きな渦の中に埋没してしまうのか、或いはその反対に民族のアイデンティティーを守り通そうとするのか。実に様々な動きが出てくるでしょう。アナーキストさんの立場からすれば、世界政府のようなものが樹立され国家は崩壊していくとのご主張でしょうが、私は全く逆の流れも出てくると考えております。
文化をもっと広義な言葉で言うなら文明となるのではないでしょうか。
この文明の衝突はこのサイトでも何度も語られてきましたが、確かに弱い文明は滅ぼされました。日本は世界でも稀に見る特異な文明であるとされております。
この日本文明を創り出してきたものこそ「天皇を中心とする神の国」であったと私は考えます。これからの世界のキーワードは�犲�然�瓩任后�
自然との共存…それは人類共通の普遍的なる考え方でもあります。
それこそが我々日本人が世界に向かって語れるものではないでしょうか。

>アイヌ民族や琉球人についてお尋ねの方へ
アイヌ民族や琉球人についてお尋ねされておられますが、私は彼らは日本人であると思います。確かに民俗学上は独自の土着的な神々を持ち、我々大和民族とは違った歴史を持っていることは確かなようです。
人種的にも違っているでしょう。ですが、私はそのような違いがあっても日本人とはこの国家の中で生活を共にする国籍を有する人と考えております。
しかし、明らかに文化の違いがある場合、その文化を守る必要性は認めますが、それは文化であって政治的な意味とは切り離すべきです。
即ち、彼らは日本というこの国家に既に仲間として一緒であり、彼らが日本という国家に叛逆するとか、自治を求めているとでも言うのでしょうか?
彼らには酷な言い方かも知れませんが、彼らが独自の国家を形成するということは、それこそ現状に合わないことで、もしそれを主張されるなら、それの方が情緒的ではないでしょうか。

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Posted by the_radical_right at 18:59 │ mixiチェック

2005年09月30日

極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる大論争 (21)

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 この天皇の問題というのは、それを理解しようとしない方には極めて困難な説得であることが、身に染みて感じているところでもあります。
 様々な角度より天皇問題に関する投稿を試みたが、いずれも十分な理解を得ることは出来なかった。そこで、ここでは私は持論を展開させて頂くことにしたい。
 今でこそ、あまり見られなくなったが、かつては左翼陣営から「天皇制ファシズム」なる批判があった。
 戦前の状況を指してのことだが、戦前の日本においては天皇制という<システム>とファシズムが決して相容れるものではなく、それを目指したものは「日本的な、あまりにも日本的なもの」に埋没して、その中に溶解されてしまった歴史の事実がある。
 我々はこの点をこれまで考え続けてきた「この日本的なるもの」とは一体、何であるのか。
 しかし、それは非常に曖昧模糊としたものであった。
 そこが日本という国家の不思議なところでもある。
 しかし、だからと言って、我々の目指すべき政治運動において、これをいつまでも<曖昧>な存在としておくことは出来ないと思います。

 では、我々の目指す極右運動における天皇の立場とはどのようにあるべきなのか?
 現体制・保守派は今日の象徴天皇制を堅持するとしている。
 市民リベラル派の皆さん(例:三郎さん=過去の記事を参照)は京都にお帰り頂いて共和国のようなものを目指し、段階的に天皇制はこれを風化させるという考えでしょう。アナーキストさん(過去の記事を参照)は飽くまでも天皇制を打倒し、これまでの日本民族の上にあった呪縛をこの際、取り除きたいということでしょうか…。
 我々の目指す天皇中心の神の国とは、普遍神道の日本的形態を証明する存在としての天皇陛下であり、その天皇を中心とする国家の再興です。
 民俗学、文化人類学の行く着く先は「全ての民族はそれぞれの土着的な神々を持つ」ということの証明でなければならない。
 来たるべき21世紀の世界とは軍事力や経済力、イデオロギーあるいは宗教によって支配・分割されるものではなく、世界の新秩序とはこれらの土着的な神々の系譜、系統に従って民族国家が形成され、それが互いに自治を認め合う形で存在するものである。
 ゆえに土着的信仰の最高峰におられる天皇家は尊敬を集めるものでなければならないと思うのです。

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Posted by the_radical_right at 14:57 │ mixiチェック