天皇〜神の国〜日本民族を考察するその3
2ちゃんねるにて、この投稿を続けている頃は森首相の時で、日本は「神の国」発言を巡って騒動が起きていた。この発言に対してマスコミが余りにも軽率な発言と批判して、森首相も反論することなく引っ込めてしまった。このような経緯もあってネットでも<天皇>の問題が盛んに取り上げられていた
>皆さんへ、
仕事が忙しく中々投稿出来ずにおりました。と言うよりは正直に言わしてもらえば、この天皇(制)について、皆さんにどのように説明すれば、よりわかっていただけるのか苦悩しておりました。これまで蔵書を開いたり、識者に聞いてきましたが、私がこれまで述べてきた以上の言説には当りませんでした。
こんな事を書くと何か、増長しているように受け止められていましそうですが、多くの人が理解できるような簡単な説明はなかなか無いのも事実なのです。この天皇(制)を分かりやすく話をするのは、意外に難しいと認識しています。
日本における政治思想の問題は、およそいかなるものであっても、この天皇(制)に収斂されていく。特に左右の最後の思想戦においては、この問題を抜きには語れない。森首相の<日本は神の国>発言以来、マスコミなどで左右両派の討議が行われてきたが、天皇(制)擁護派は「憲法で規定されている。」とか「象徴天皇は国民に受け入れられ広い支持がある。」と言うものばかりで、天皇(制)と神の国発言に踏み込んだものは皆無に等しかった。
この2ちゃんねるで発言している若者が、なるほどと納得するような意見は聞かれなかった。私はこの「日本は神の国発言」がなぜこれほどまでに問題とされたのか?不思議でなりません。日本的情念とは「日本は神の国」であると信じる私は、日本の現在の状況を寂しく思います。
森首相の「日本は神の国」発言はマスコミの集中砲火を浴びました。森首相は慌てて発言を曖昧なままにして逃げてしまった。そのことが支持率の急落となって総理としての威厳を喪失した。よく政治とは結果責任と言われますが、まだ発足したばかりの森首相がなぜあの発言で反発を受けたのか?
現在の象徴天皇(制)とは、古典的な意味での天皇(制)=「伝統」の自己否定でもあります。その自己否定が定着した現代社会において、どのような方法で「伝統」を回帰させていくのか。大きな壁が横たわっていると考えております。
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