国家意識なき時代に噴出した亡国の諜報スパイ事件
昨日も伝えたヤマハ発動機の外国為替法違反容疑での家宅捜索事件だが、その全容が新聞紙上で報道された。既に軍事転用可能な最先端技術は共産中国の人民解放軍の手に渡っており、日本の防衛に大きな影響が出る事が懸念されている。
更にこの無人ヘリコプターの対中不正輸出には、取引の仲介をした中国人ブローカーの存在が明らかになったが、警察当局はこのブローカーは「中国の公的機関の職員」と認定した。
これは当初、産業スパイ事件と見られたが、実はそのような産業スパイ事件であれば、わざわざ「公的機関」とは公表しない。民間の産業スパイ事件とは違う。となれば、これは人民解放軍直属の情報機関ということになる。
この事件は福岡県警が昨年4月に摘発した不法就労助長事件の捜査が端緒となって、ブローカー2人が経営する都内の会社を捜索。そこで一連のヤマハ関係の書類を発見したことに始まる。
外国人の不法滞在を勝手に超過滞在と言い換える造語をつくり出し、不法滞在者の人権擁護を訴える反日組織が勢力を拡大しているが、我々《極右》はこの不法滞在者の追放を掲げ活動してきた。もし、この重大事件も不法滞在者への取締りが行なわれなかったら発覚することはなかったのかも知れない。
この共産中国への不正輸出だけでも驚きなのに、北朝鮮が不正に日本の防衛情報を入手していたとのニュースには驚きを越して愕然とさせられた。在日朝鮮人科学技術者協会なる団体が、最新のミサイル開発システムに関するデータを入手したという。
北朝鮮のノドンなどの弾道ミサイルから本土を防衛するには、それを打ち落とす迎撃ミサイルしかない。その最新の開発データをみすみす盗み取られてしまうとは、一体どういうことなのか?徹底した調査を望む。
さて、この一連の事件報道を目にして思うことは、「日本よ国家たれ!」の言葉だ。私の耳から離れない、この「日本よ国家たれ!」と言ったのは、政治家や評論家でもない言わば普通の日本人である。
しかし、彼らは普通の日本人であったが、ある事件に巻き込まれ特異な経験を積んだ。第1次湾岸戦争の直前、イラクに足止めをされ人質となった日本人商社マンの家族である。全員無事帰国され、成田で会見を開いた時の言葉である。
「日本人が思っているほど世界は平和ではないと実感しました。正義は正しいと言っても、それを通す力がなければ、どうしようもない。日本が国際社会の一員として、平和や正義を口にするなら、何が必要なのかをもっと議論すべきだ」
「軍事力のない交渉なんか無に等しいのに、自衛隊の海外派遣に同意する人が少なかったのは、皆が無関心だったからだと思う。同じようなことがまた起きたら、今度は助ける政府になって欲しい」
「日本人として英米人の人質と暮らしていて、どこに誇りを持って良いか分からなかった。彼らは少なくとも自分たちの政府を固く信じていた。それに対して私たち日本人はどうだったか…情けなかった」
人質にされた多くの方々の口から出た言葉は「もっと強い国家にならなければいけない」という率直な気持ちであった。
この言葉を我々日本人は忘れてしまっていた。国家を蔑ろにするような風潮が全てのこの種の事件の背後にあるのだ。
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