2009年05月15日

日本航空の赤字決算の真相に迫る

日本航空の赤字決算の真相に迫る

何故、円高は収益面にプラスしなかったのか?

 2009年5月12日に日本航空は下記のような決算を公表しました。

平成21年3月期決算 第09018号

 JALグループは、本日、平成21年3月期の連結決算を取り纏めました。

 上半期の燃油価格の高騰とその後の世界経済危機に伴う航空需要の急速な減少に際し、JALグループは従来から進めてきたコスト削減の施策を加速させて収益性の改善に取り組みました。特に主力の航空運送事業セグメントでは緊急収支改善施策やコスト構造改革を一部前倒しで開始したことなどにより燃油費を除く営業費用を前年対比で670億円減少させましたが、外部リスクの影響が大きく連結当期純損失は▲631億円となりました。

 営業収益は航空運送事業の収入が下期以降の世界的な景気悪化を背景とした航空需要の減少を主因に前年を下回ったほか、連結子会社であったPACIFIC FUEL TRADING(以下「PFTC」 )が株式売却により連結の範囲から外れたことなどから、前期比12.5%減の1兆9,511億円となりました。

・営業費用については、燃油価格の高騰から燃油費の増加は避けられなかったものの、上記PFTCが連結から外れたことに加えて、従来より取り組んでいるコスト削減の徹底や業務プロセスの抜本的見直しにまで踏み込んだコスト構造改革の一部前倒し実施等の効果から前期比6.5%減の2兆20億円となりました。

・この結果、営業損益は同1,408億円悪化の▲508億円、経常損益は同1,519億円悪化の▲821億円となりました。また、株式会社ジャルカードの株式の一部売却等により特別利益を計上したことから、当期純損益は同801億円悪化の▲631億円となりました。

http://press.jal.co.jp/ja/release/200905/001194.html


 昨日ご紹介したサイトもご覧下さい

 日航決算 最終赤字340億円に下方修正 21年3月期連結予想 不況で需要 ...

 日本航空は6日、平成21年3月期の連結業績予想を下方修正し、 ... 日本航空は6日、平成21年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が当初見通しの130億円の黒字から、340億円の赤字に転落すると発表した。 ...
 
 今回の発表は既に2月の段階でも明らかになっていたので、そう驚いた人はいません。しかし、不思議と言えば不思議なこともあります。
 
 昨年(2008年4月3日)の週刊文春の中に次のような短い記事がありました。
 
総力特集 「世界恐慌」前夜
 
サブプライム破綻「米国16兆円景気対策は焼け石に水」
 
「1ドル80円時代」ホンだ・日産の涙とJALの光明
 
 このJALの光明とは何を指しての記事だったのでしょう?
 
 輸出関連企業は円高の影響をまともに受けて、深刻な経営危機に直面するとしながらも、経済部記者の次のようなコメントを紹介しています。
 
 「一時経営破綻まで噂されたJALにとって、円高は恵みの雨。ドル建ての燃料費などが大幅に削減できる」という。
 
 また次のようなJAL広報部のコメントも紹介されています。
 
 「円高になると燃料費などで、一円当たり約30億円から35億円、収益面はプラスになります。しかし、円高になると法人の海外出張も激減してしまう。長期的に見ると円高はマイナスです」
 
 さて、これは一年前の記事です。この文春の予想は的中し、急激な円高となっていますが、ではここでもう一度日本航空の2月の発表を見てみることにします。
 
 世界的な景気後退で航空需要が急速に悪化し、国際線のビジネス旅客が減少したほか、貨物の荷動きが停滞し、業績を圧迫した。同社の連結業績予想によると、売上高は前年同期比11・4%減の1兆9770億円、営業損失は370億円、経常損失は630億円の赤字となる見通し。
 
 あれれれ…長期的に見れば確かにマイナス要因の円高ですが、その前の燃料費での収益面へのプラス効果は何も触れられていませんね。
 
 一体、これはどういうことなのでしょうか?
 
 これが「不思議と言えば不思議なことがあります」と冒頭に書いた理由です。この件に関してはある方より下記のような情報が寄せられていました。
 
 瀬戸様
日航を定年退職した小生の友人の話では、日航は昨年7月頃の原油最高値ベースで、向こう2−3年間燃料油を買うオプション取引をし、秋頃から原油が下がっても、高い燃料を買い続けており、燃料油サーチャージを取っても焼け石に水となっているのが赤字の主因で、過去に通貨オプションで大赤字を出した経験が全く生きていない。

原油オプションで失敗したことが、財務支援要請の原因であることが知られると経営責任を問われるのでひた隠しにしている、とのことです。
漠とした話で申し訳ありませんが、この情報を頭の片隅に入れて取材を続けて頂ければ幸いです。
 (注)当時、原油はバレル当り140−150ドルしており、200ドルまで行くとの予想が出ていたので、慌てゝ押さえたのだと思います。

小生が身を置く海運界でも燃料油のオプション取引をしていますが、この時期にオプションをしたケースは聞いていません。少し前の価格でオプションをして、現在逆ザヤに泣いている会社はあります。
海運はマーケット ビジネスで、運賃・傭船料の乱高下を常に意識しているので、所謂マーケット感は日航以上にあり、結果的に最高値で押えた会社は聞きません。

日航の様にババを引くプレーヤーがいないと成り立たないのがギャンブルの所以ではありますが・・・・。

一般的に、事業会社がオプション取引の様なギャンブルをやる時にはリスク管理上、せめて自社消費量の三分の一か二分の一位にしておくのが常識なので、この辺が経営責任と言えるでしょう。

 受信日時 2009.04.24 12:53:42

 実はこの情報は既に得ており、取材をしていましたので、下記のように返信をさせていただいておりました。

 ●●●●さま

ありがとう御座います。その情報は知っています。
日航の広報部も認めています。予想される損金は7千億円という試算もあります。大変な状況にあると思います。

今後ともよろしくお願いします。

  送信日時 2009.04.28

 これが現在の日本航空の会社経営の実態です。

 だから私がこの問題を連載で追及している理由でもあるのです。

 2009年04月24日

日航への危機融資について

日本航空の経営危機と緊急支援融資について

国民の合意がなされているのか?2000億円融資

日航への危機融資、2000億円=政投銀が最終調整、3メガバンクと協調も

 厳しい経営が続く日本航空 が、日本政策投資銀行と調整してきた金融危機対応融資について、2000億円規模とする方向で最終調整していることが21日、明らかになった。政投銀の危機融資だけでなく、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の三メガバンクを加えた協調融資となる可能性もある。 
 
4月21日20時1分配信 時事通信

 金子一義国土交通省大臣は、この上の件で「2千億円の金融危機対応融資を受けられる方向で調整をしており、国土交通省としてもきちんと支援する」と21日の閣議後の記者会見で述べた。

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52222939.html

 日本航空が日本の社会において、大切な企業であることには何らの異論をさしはさむつもりはありません。
 再建のためなら2000億円どころか、5000億円出しても良いでしょう。
 
 しかし、それにはやるべきことが山ほどあります。昨日も東京地裁前で日本航空労組がビラまきをしていました。労組問題、経営幹部の責任問題。引き続き追及の手を緩める考えはありません。
 
 皆様の更なる情報提供をお持ちしています。

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2009年05月14日

日本航空機長の安全認識に疑問符

日本航空機長の安全認識に疑問符

注意を怠らなければ防げた前代未聞の事故

 米国のロサンゼルス空港で日本航空の飛行機エンジン部分にコンテナが吸引される珍しい事故が発生しました。この事故を報道機関は次のように伝えています。

毎日新聞社

日本航空:米ロス空港で離陸中止 コンテナを吸引
2009年5月12日 13時6分 更新:5月12日 13時9分

 米ロサンゼルス国際空港で11日午後1時35分(日本時間12日午前5時35分)ごろ、成田行き日本航空(JAL)061便(ボーイング747−400型、乗員乗客267人)が離陸のため滑走路に向け誘導路を移動中、左主翼外側の第1エンジンに貨物用コンテナが挟まっているのを機長が気付いた。同機は誘導路で四つのエンジンすべてを停止、乗客はバスでターミナルに移動した。けが人などはなかった。

 JALによると、コンテナは他社のもので、縦1.5メートル、横1.5〜2メートル、高さ1.6メートル、重さは約100キロ。現地の貨物取扱会社が運転する運搬車から、4台目のコンテナがエンジンに吸い込まれたらしい。JALは同便の欠航と、他社便への振り替え輸送を決めた。【平井桂月】

http://mainichi.jp/select/today/news/20090512k0000e040071000c.html?link_id=RTH05

共同通信社

日航機エンジンにコンテナ挟まる ロス空港で、誘導路走行中
2009年5月12日(火)

 ロサンゼルス空港で12日午前5時半(現地時間11日午後1時半)ごろ、成田行き日航61便ジャンボ機が誘導路を走行中、貨物コンテナが左翼エンジンのカバーに挟まっているのに機長が気づき、停止した。乗客乗員計267人にけがはなかったが、同便は欠航した。日航によると、コンテナは一辺が約1・5メートルの大きさで、重さは約100キロ。他社便のものとみられ、通常は航空貨物や手荷物を収納するが、中身は空だった。

http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2009051201000399.html?C=S

朝日新聞社

エンジンにコンテナ吸い込む? 米ロスでJAL機
2009年5月12日(火)

 米ロサンゼルス空港で11日午後1時30分(日本時間12日午前5時30分)ごろ、成田空港行きの日本航空(JAL)61便(B747―400型、乗員・乗客267人)の左翼下のエンジンに、他社の貨物コンテナが挟まった。滑走路にむけて移動中に、近くを通った牽引(けんいん)車から落ちた空のコンテナを吸い込んだ模様だ。乗客はその場で降ろし、けが人はなかった。

 エンジンの直径は約2メートル。コンテナは一辺1.5〜2メートルの金属製で、重さは約100キロ。機長が誘導路上で気づいたときには、コンテナはエンジン開口部にすっぽりとはまっていたという。JAL広報部は「あまり聞いたことのないトラブル。原因を調べたい」としている。(佐々木学)

http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/K2009051202990.html?C=S

産経新聞社

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/e20090512056.html?C=S

 報道機関は各社とも全く同じ内容です。これはおそらく日本航空側からの発表そのままに書いているからでしょう。

>JAL広報部は「あまり聞いたことのないトラブル。原因を調べたい」としている 

 このように報道されていますが、この原因は明らかに機長の不注意であり、ぼんやりしていたからとしか考えられません。
 おそらくこの原因もかなり時間を経て公表されるでしょうが、その時に新聞社が記事にすることは余り考えられないので、ここでこの原因を専門家に聞いて見ました。

 飛行機はご存知のように自らはバック出来ないので、押されて誘導道路に入りますが、今回の事故は地上滑走路に入る手前のタクシーウェイから出た所で起きました。

ブルーインパルスをもっと楽しむための基本用語集その1(航空用語編 ...

タクシーウェイ. 誘導路のこと。 航空機が駐機場(エプロン)と滑走路との間を移動(タクシング・taxiing)するために設けられた通路。 ランウェイ. 滑走路のこと。 タクシーアウト. エプロン(駐機場)から航空機が誘導路に向け地上滑走すること。 タクシーバック ...
 
 SPOT101番出口から滑走路に出ようとしたところで、大きく曲がることになりますが、機長は道路上に描かれた白い線の上をはみ出さないように進みます。
 
 この時、燃料は満タンになっているので、飛行機はかなり重い。そこで曲がるにしてもパワー全開でエンジンはかなりの吸引度が増していたと考えられる。
 
 飛行機のエンジンは前(進む方向)の吸引度はかなりのもので、軽自動車クラスなら引き寄せてしまう。
 逆の噴射口も相当なもので、こちらは10トンクラスのダンプでも吹き飛ばされる力だと言います。
 
 しかし、曲がる時にこのエンジンまで考慮する機長は少なく、一番気にしているのは翼端が何かに触れはしまいか−ということになります。今回、コンテナを運ぶムカデ足のような車両を機長は目にした筈です。

 ただ、目にしていながら操縦を中止しなかったのは、翼端がそのコンテナを運ぶ車両と接触しないと判断したからではないでしょうか。もし、その恐れが少しでもあれば、機長は直ちに管制塔に連絡し、コンテナ車両に離れるよう命じた筈です。
 
 今回の事故調査がどのようになるかを推測するのは簡単です。おそらく日本航空側はコンテナ車両が停止線よりはみ出していたので、通常なら起きない事故が起きてしまったと結論付けるでしょう。
 
 今回、確かに接触事故とは違いますが、翼端ばかりを気にしてエンジンに吸引される可能性を全く考慮しなかったということが原因である可能性は考えられます。
 
 自動車事故で考えるなら、これは交差点付近に車がはみ出して停車していた。青信号になったので交差点に進入したが、その車と接触してしまった。そのようなケースに例えることが出来ます。
 
 接触事故ではないと強調するかも知れませんが、コンテナ車両は止まっていました。吸い寄せられたにしても、それは接触事故と同じことです。停車中の車両にぶつければ、これは如何なる理由にせよ、ぶつけたほうが悪いことになります。
 
 自らの図体はデカいのですから、機長はいろんなケースを考えるべきだったと思います。機長の操縦席から見ると確かに視野が狭くなり、見づらい所ではあるそうですが、普段から注意を怠っていなければ、防げた事故であることは間違いないようです。
 
 明日は日航機長が身体検査の基準に達せず、乗務取りやめ欠航した件や一昨日に発表された日本航空の下記の経営悪化問題を取り上げます。
 
日航決算 最終赤字340億円に下方修正 21年3月期連結予想 不況で需要 ...
日本航空は6日、平成21年3月期の連結業績予想を下方修正し、 ... 日本航空は6日、平成21年3月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益が当初見通しの130億円の黒字から、340億円の赤字に転落すると発表した。 ...
 
 何度も書いて来ましたが、日本航空の安全対策と機長の認識と責任はどうなるのでしょう?
 自ら機長の経験もあり安全対策の最高責任者でもあった岸田副社長を始め経営トップの責任問題を曖昧にしておくことがいつまで許されるのか?

 昨年末からの主な安全上の事故・事件を挙げてみましょう。

●日航、整備漏れで2機使用停止、4便が欠航  12月25日

●航空機整備会社、無資格者が検査、JAL機、一ヶ月使用  1月14日

●JAL機離陸上昇中に、カード飛び出す。国交省に報告せず  2月19日

●神戸空港着陸時にエンジンから黒煙、一時閉鎖 日航の子会社  2月20日

●日航グループの航空機が機体不具合で羽田に引き返す。機体の一部が滑走路に接触  4月9日

 今後とも厳しい追及を続けていかなければならないと思います。
 
国土交通省記者会所属 日刊中央通信社  瀬戸弘幸


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「第2回チャリティーボクシングフィステバル・イン・エドガワ」

  
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2009年04月24日

日航への危機融資について

日本航空の経営危機と緊急支援融資について

国民の合意がなされているのか?2000億円融資

日航への危機融資、2000億円=政投銀が最終調整、3メガバンクと協調も

 厳しい経営が続く日本航空 が、日本政策投資銀行と調整してきた金融危機対応融資について、2000億円規模とする方向で最終調整していることが21日、明らかになった。政投銀の危機融資だけでなく、みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の三メガバンクを加えた協調融資となる可能性もある。 
 
4月21日20時1分配信 時事通信

 金子一義国土交通省大臣は、この上の件で「2千億円の金融危機対応融資を受けられる方向で調整をしており、国土交通省としてもきちんと支援する」と21日の閣議後の記者会見で述べた。

 私が昨年末から精力的に取材を行なってきた問題があります。読者の方なら皆さんご存知のように航空業界における安全対策の問題です。

 
今月15日にも国土交通省運航局において、この問題で取材をしたばかりです。この席には航空局技術部運航課の課長補佐、航空局監理部航空安全推進課の航空保安対策室の専門官、航空保安対策室の調整係長の3名が同席しました。

 
これは日本航空が石垣島に行く便で、シナ・中国製の花火を運んだことに関して、既に佐川急便に対しては業務改善命令という最も重い処罰が下されたのに、日本航空に関しては注意処分にとどまったことに対して、著しく公平性に欠けるのではないか?

 そのような問題点を明らかにするための取材でした。この問題に関しては3月31日に「航空貨物輸送に係る安全対策研究会」の結論も公表されたので、それを踏まえての質問でもありました。

 この取材で私はこの花火の問題に限らず、最近における日本航空の安全対策に関して、余りにも問題点が多すぎるので、日本航空に対してこの花火問題を除いても、十分に業務改善を命じる必要性があるのではないかと強く要望しました。

 昨年末からの主な安全上の事故・事件を挙げてみましょう。

● 日航、整備漏れで2機使用停止、4便が欠航。   12月25日

● 航空機整備会社、無資格者が検査、JAL機、一ヶ月使用 1月14日

● JAL機離陸上昇中に、カード飛び出す。国交省に報告せず。 2月19日

● 神戸空港着陸時にエンジンから黒煙、一時閉鎖 日航の子会社 2月20日

● 日航グループの航空機が機体不具合で羽田に引き返す。機体の一部が滑走路に接触  4月9日

 羽田のB滑走路6時間閉鎖 日航機の機体不具合で 、 8日午後2時ごろ、機体不具合のため羽田空港に引き返した羽田発三沢行き日航1227便MD90が着陸後、機体から滑走路に油が漏れた。

 乗客乗員71人にけがはなかった。清掃作業のため、B滑走路が約6時間にわたり閉鎖された。主脚の格納扉が閉まっておらず、同社が原因を調べている。 A、C滑走路は通常通り運用されたため、トラブルのあった機体を使用する往復2便が欠航しただけで、ほかに影響は出なかった。 国土交通省によると、日航機は緊急着陸の宣言はせず、横風用のB滑走路を特別に使用した。

 そして、この取材が終わった最近の22日にまた事故が起きてしまいました。

● [航空機事故]ジャルエクスプレス機、滑走路に翼接触 伊丹

  22日午前10時40分ごろ、大阪(伊丹)空港で、日本航空系のジャルエクスプレス(JEX)が運航する新潟発のJAL2242便(MD81型機、乗員乗客168人)が着陸した際、機体が傾き、左主翼の先端が滑走路に接触した。けが人はなかったが、散乱した機体の破片を回収するため、この滑走路は午前11時5分から約1時間、閉鎖された。国土交通省は重大事故につながった可能性があるとみて、事故原因を調べている。

 国交省によると、接触によって、同機は左主翼先端部分のライトなどが破損し、破片が滑走路上に広範囲に散乱した。滑走路に陥没などはみられなかったという。着陸した後、乗客が乗り降りするスポットまでの約2キロを自力で走行し、乗客は無事に同機から降りた。

 この事故で、同空港到着の6便が神戸空港と関西国際空港に目的地を変更した。ほかに6便が欠航の見通し。鹿児島発2402便などJAL3便、羽田発19便などANA2便は関西国際空港へ目的地を変更した。5便には計656人の乗客がいたが、大きな混乱はなかった。

 関西航空地方気象台によると、事故当時の伊丹空港上空の風速は秒速4メートル。関空関係者は「MD81型機は横風に弱い。着陸時に左右からの突風の影響を受けた可能性がある」と話している。

2009年04月22日14時55分 / 提供:毎日新聞

 特に今月に入ってこの立て続けに起きた事故は一体何を意味するのか?
 機体整備上の問題なのか、或いは機長の未熟さ故の事故なのか?

 いずれにしても日本航空に対して、「業務改善命令」はもはや避けられない事態となりました。

 公的な資金を得る以上、経営責任は免れません。日本航空のような会社の場合、経営責任とはこれは「安全対策」に他なりません。大事故が起きれば経営者は退陣します。それは経営責任があるからです。

 日本航空の安全対策のトップは誰ですか? このまま居座って2000億円の融資支援を受けるなど、国民が許しませんよ。そんな甘えが通用するとでも思っているのですか?

 国土交通省は天下りOBがいるから、黙って見過ごすのか。そんなことをしていると、国民は本気で怒りますよ。早急に手を打つべきです。

  国土交通省記者会所属 日刊中央通信社  瀬戸 弘幸

 

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2009年04月01日

花火輸送の次は手榴弾・日本航空の子会社

花火輸送の次は手榴弾・日本航空の子会社

 社内のたるみと言うよりはヤル気のなさの現われ

 不発手榴弾か 大学生が機内持ち込み、石垣に運ぶ

 沖縄県内を観光している男子大学生(20)=横浜市=が読谷村高志保の海岸で見つけた不発弾らしきものを21日、那覇発―石垣行の旅客機の貨物として機内に持ち込み、石垣島まで運んでいたことが23日、分かった。八重山署によると、不発弾らしきものは長さ10センチ、最大径6センチで、パイナップルの形をしており、手榴弾(しゅりゅうだん)とみられる。

【琉球新報電子版】2009年3月23日

 手榴弾がなぜ意図も簡単に旅客機の機内に持ち込まれてしまったのか?どのような検査体制でなぜそれが見逃されてしまったのか?

 乗客の安全が危険に晒された割には簡単なニュースで結果だけしか伝わってこない。この件に関して報告を受けた国土交通省運輸局は確かに翌日に次のような調査報告を求める文書を送っています。

 受託手荷物等に対する保安措置の徹底について平成21年3月24日

 平成21年3月21日に発生した下記の事態を受け、本日、日本トランスオーシャン航空株式会社に対し、別添のとおり、爆発物等輸送防止のための措置の詳細及び事態発生時の手荷物検査の態様の詳細について調査を行うとともに、直ちに原因究明を行い、再発防止策を検討の上、確実な受託手荷物保安措置の実施を図るよう指導しましたので報告致します。
 
    記
 
1. 搭乗日時:平成21年3月21日 14時00分
 
2. 搭乗便:
  日本トランスオーシャン航空613便(那覇空港定刻14:00発石垣島行き定刻15:05着B−737型機)
 
3. 当該者:男性 20歳(大学生)神奈川県横浜市在住
 
4. 当該物件:
 長さ10cm、最大径5cm、パイナップルのような形
 (腐食し、海草等が付着している)
 自衛隊が不発弾であることを確認
 
5. 経 緯:(航空会社からの聞き取りによる情報)

  平成21年3月16日15:30頃神奈川県横浜市在住の大学生が、沖縄県中頭郡読谷村字高志保海岸の潮だまり内で拾得したが、警察等へ届けることなく所持し、3月21日の那覇空港発石垣空港行きJTA613便に搭乗時受託手荷物として預けた。

 3月22日竹富島民宿に投宿した際、同民宿経営者が不発弾のようなものの所持を確認し警察に通報して発覚したもの。

 http://www.mlit.go.jp/koku/news.html

 この後にはこれに関する文書はまた国土交通省のHPには挙げられていないので、現在調査中なのでしょう。

 ところで、3月31日の新着情報には私がこのブログでも追及してきた問題に関する文書が挙がっておりました。

 航空貨物輸送に係る安全対策研究会」の報告について平成21年3月31日

 平成20年9月3日、航空輸送が禁止されている爆発物等(打上げ花火)の運送委託を受けた佐川急便(株)が、佐川グローバルロジスティクス(株)に運送委託を行い、その後、日本トランスオーシャン航空(株)により石垣島に航空輸送されるという事案が発生しました。

 この事案の重大性に鑑み、航空における同種事案の再発を防止し、航空輸送が制限されている貨物を適切に取扱うための方策を検討するため、「航空貨物輸送に係る安全対策研究会」を設置し、平成20年12月24日の第1回会合以降、3月31日までに3回の会合を行い、このたび、以下のとおり報告をとりまとめましたので、お知らせします。
 
記
 
【報告の概要】

 航空輸送が制限されている貨物を適切に取り扱うための方策として、下記項目についてとりまとめました。(詳細については、別紙のとおり。)
 
1)、ルールの設定
 [1]確実な輸送方法の確立(輸送段階における対策)
 [2]航空貨物取扱施設における適切な保安措置等の確保(貨物取扱施設における対策)
 [3]連絡通報体制の整備
2)、ルールの徹底
 [1]航空輸送制限貨物に係る適切な従業員への教育、訓練の実施
 [2]保安対策に関する定期的な自主監査の実施
 [3]企業、現場への伝達、浸透方法
 [4]関係者による取り組み状況のフォローアップ
 
【国土交通省の対応】
 報告によりとりまとめた再発防止対策について、貨物利用運送事業者団体、航空運送事業者団体、荷主団体等に対し文書を発出しました。今後も、引き続きこれらの団体と連携しつつ、対策の実施の徹底を図ってまいります。(発出した文書は別添のとおり。)

添付資料

 この件に関してはブログで前に取り上げています。

 http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52106387.html

 この日本トランスオーシャン航空は日本航空の系列会社です。この報道された事件で、最近私が入手した情報によれば、この荷物が花火であったことは承知していたというのです。

 何故ならば、ダンボールには「爆発物」と書かれており、見落とすなどは考えられないというのです。では、何故このように「両者の担当者は気づかなかった」などと発表したのか?

 そこには、この問題を簡単に処理してしまおうという国土交通省の航空局と日本航空側の思惑があったのではないかーとの情報が寄せられた。

 このような爆発物のような危険物を機内に積む場合、これは機長の許可が必要となる。機長は乗客の命を預かっているので、このような爆発物を積むことなどに、絶対に「OK」する筈がない。

 つまり、これは会社側が最初から機長に知らせないで、このような危険物であることを承知で機内に積み込んだという可能性が高いと言うことなのです。

 これは会社側が機長だけではなく、乗客も騙したことになります。乗客は機長を信頼しているからこそ、この飛行機を利用しているのです。それにしても、4時間以上に渡って危険物の上に座らされていた乗客の気持ちとはどのようなものであったのでしょう。

 その時には知らなかったとはいえ、後日このように判明したわけですから、会社側から何らかの説明と謝罪の文章は届けられたのでしょうか?

 ここまでが引用です。

 今回の国土交通省のHPサイトでも明らかなように外箱には「危険物」を知らせるラベルが貼ってあったことは間違いないようです。

 証言の「爆発物」とのニュアンスの違いはありますが、何故大きく書かれた文字を見落としたかです?

 この件に関しては日本航空や国土交通省運輸局に対して取材を申し込んでいますが、国土交通省は取材に応じましたが、日本航空は取材に応じます。連絡しますと言ったきり、具体的な日時を連絡してきていません。

 私が事前に日本航空側に伝えてあった質問内容。

  �^汰看Ъ院‐莪�乗客153名を4時間近く、生命の危険に晒したことについて先ずどのような気持ちかをお伺いします。また、社会に対してどのように釈明されているのかも教えて下さい。

 �■複圍腺娃沓永�(羽田発石垣行)の貨物の積み出し業務(羽田における地上業務)は、JTAがやったのか?それともJALがやったのか?

 �K楫錣隆躙永�(花火)は、どこで発見されたのか?また、どのような状況で発見に至ったのか?

 �け�田で気づかなかったのは、どうしてなのか?羽田で気づかなかったことに私は不自然さを感じています。
 
 �ゲ罅弘貳名莎劼両豺腓和臺儻靴靴ぜ蟆拱�検査を受けています。X線による撮影でバックの中身まで透視されていますが、貨物はノーチェックなのか?具体的に可能なら現場も見学させて頂ければ幸いです。

 ��国交省が佐川にのみ立ち入り検査を実施して、改善命令を出しながら、JALやJTAには指導のみというやり方は、余りにも公平さを欠いていると思わざるを得ませんが、どのように考えられますか?

 �Г海侶錣蝋匐�法に違反するとして検察庁に告発も考えておりますが、違反はしていないと本当に思いますか?

 �┌複腺未痢岼汰澗从�」の責任者は誰ですか?安全推進本部長は岸田副社長ですが、岸和田氏でよろしいですか?

 ��この件が発覚していたときは岸田氏は専務だったようですが、いかがですか?この事件に関係なく岸田氏は昇進したという認識でよろしいでしょうか?

 ��別にJALの人事に関心があるわけではありませんが、このような安全対策を根本から揺るがす大事件が起きているのに、その対策の責任者を昇進させる。これが西松社長の「安全性への認識」だと受け止めてよろしいのでしょうか?

 ��巷ではJALは乗客の安全性よりも黒字確保を優先させていると言われていますが、どのように感じられますか?

 ��黒字確保のためには危険物でも運んでしまうという感覚はなかったのですか?

 ��この問題では直接安全対策の責任者であった岸田副社長に面会し、この問題の本質を問い質したいと思いますが、如何でしょうか?

  以上、よろしくお願い申し上げます。

 先ず、今回の花火を運搬した事件ですが佐川急便関係会社だけが、業務改善命令という重い処分を受けながら、日本航空の子会社である日本トランスオーシャン航空には単に注意を促したと言う、全く公平性に欠ける対処を行なっています。

 これは日本航空には国土交通省からの天下り役人がいるのからに他なりません。このように一方だけを厳罰に処し、片方は軽く処分するようなことがあってはなりません。

 今回、取材の対象が何故日本航空だったかと言えば、羽田での荷物の積み下ろしは日本航空関連会社がやっていたからです。また、今回の件を私が重視しているのは、次のような観点からです。

 �,海硫峅个魯轡福γ羚颪悩遒蕕譴篤�本に運ばれたものであった。

 ��花火を荷造りしてあった外箱には、中国語で「危険・爆発物」と記されてあったとの証言が得られた。

 この2点です。つまり対外的な問題に拡大することを恐れたのではないか。又、到着した空港で気がついたとしていますが、積み込んだ空港(羽田)では何故気がつかなかったのか?それも不思議です。

 この問題に関しては今後も日本航空側と国土交通省の対応を待って見るつもりでいます。

 国土交通省記者会所属記者    瀬戸弘幸


 

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Posted by the_radical_right at 11:04 │ mixiチェック

2009年02月25日

経団連首脳は即刻退陣せよ!

御手洗冨士夫ー大橋洋治は即刻辞任せよ!

 国民の怒りを代弁し、企業スキャンダルを徹底糾弾!

  御手洗富士夫経団連会長と大橋洋治副会長は即刻辞任せよ! 

 御手洗が会長を努めるキヤノンは取引先が巨額脱税事件で摘発された。大橋が会長を務める全日空は虚偽広告を掲載した!共に 財界首脳の器ではない!

 2月17日に日本経団連本部前で行なわれた御手洗ー大橋体制に対する抗議活動は激しい口調で始まった。これまでは「1000万人移民受け入れ推進」を唱えることに対しての抗議活動でした。

 しかし、今回我々「行動する保守運動」は日本経団連の首脳を名指しで糾弾、今後日本経団連の首脳が社会的責任を取って辞任するまで続け、国民の怒りを直接何度もぶつけに来ることを宣言しました。

 キヤノン事件に御手洗会長は本当に関わっていないのか?

 友人だが弁護する気ない」=御手洗会長が会見−キヤノン工場脱税

 御手洗冨士夫キヤノン会長は10日、コンサル会社の大賀規久社長の逮捕について、東京都内で記者会見し、「非常に驚いている。長年の友人だが、弁護する気もない」と話した。さらに「下請けとの関係でキヤノンを利用したということだが、そういう認識はなかった」と述べた。

 御手洗会長は社内で事実関係を徹底的に調査し、「キヤノンも私も事件に関与していないことははっきりしている」と強調。自らの責任については「格別な対応は考えていない」と話した。
 逮捕された長田助勝元大分県議会議長とは遠い親せきだという。「会うのは1年に1回ぐらいで、最後に会ったのは2年ほど前だと思う」と述べた。(2009/02/10-22:28)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200902/2009021001058

 この街宣でも述べましたが、この御手洗会長の言葉を信じろと言われても、それを信じることなど到底出来ません。疑惑は山ほどあるのです。御手洗会長が関与しないで34億円もの裏金をキヤノンの仕事で手にすることなど不可能だと思います。

 更にこの裏金34億円で大賀規久容疑者はその殆どをキヤノン株の購入に充てていた。その取引でも4600万円からの利益を出しています。既にキヤノンの経営陣に深く食い込んでいた大賀容疑者が更に関係を強めるために買ったとは考え難い。

 � 。横娃娃看�9月〜2005年2月にかけて、本人名義で約27万株を購入、裏金として調達した34億円が投入された。

 �■横娃娃看�12月〜2006年5月にかけては親族名義まで借りて40万株を買い増ししていた。この購入には28億円が投入されていた。

 キヤノン経営陣からのインサイダー情報が流れていた可能性は否定できない。検察庁の徹底した解明が待たれる。

 キヤノンには血税「77億円」が補助金として与えられていた。

 �‖臺�市より「企業立地促進条例」により、2008年度に20億円

 ��大分県より「大規模投資促進補助金」として30億5千万円

 �B臺�県より「大分県企業立地基盤整備補助金」として27億2千万円

 これらは地方自治体が企業立地と地元の雇用対策で出したものであり、大盤振る舞いも良いところだ。それはさておき、このような巨額な金をもらっておきながら、昨年不況になるや真っ先に派遣社員の取引を解約したのはキヤノンだった。

 一体このお金はキヤノンはどのように使ったのか?大分県から77億円もの補助金をもらっておきながら、1200人からの大量解雇を生み出した企業経営者が日本の経団連のトップとは余りにも情けない。

 造成工事・建設工事などの総工事額が470億円と言われたキヤノン大分工場建設でキヤノンと鹿島建設を仲介しただけで、仲介者に34億円が支払われた。

 しかも、その仲介者の大賀容疑者とキヤノンの御手洗会長はズブズブの関係だった。一体、どんなカラクリがあるのですか?お縄頂戴となる前に辞めるべきではないのか。

 ☆動画ご紹介!

PeeVee.TV版
御手洗冨士夫会長と大橋洋治副会長は即刻辞任せよ!
金の亡者・経団連を糾弾する!
経団連は日本民族絶滅を画策するテロリストだ!

YouTube版
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金の亡者・経団連を糾弾する!
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 ニコニコ動画 御手洗は即刻辞めろ!

 http://www.nicovideo.jp/watch/sm6190069

 

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Posted by the_radical_right at 09:37 │ mixiチェック