2006年09月16日

国家とは何か?その闘いが始まる。

自民総裁選スタート その��

 「憲法・教育」改革は「国家論争」でもある。

 今回の自民党総裁選において安倍晋三官房長官は憲法の改正と教育改革の必要性を訴えています。安倍氏だけでなく麻生太郎外相も「改正に向けた国民的論議」を政権構想に掲げています。

 二人とも同じように改憲への強い意欲を示しているが、微妙な違いも出ている。麻生氏は「自主憲法」の制定としているのに対して、安倍氏は「新憲法」制定と称している。

 我々右翼・民族派の立場からすれば、麻生氏の「自主憲法」制定の方が、何となくしっくり来る。分かりやすいと言えば分かりやすい。現憲法は日本の敗戦によって、米国から押し付けられたという憲法観がある。

 対して「新憲法」制定となると、どうもその辺りが曖昧になってしまう。ただ安倍氏も思いは麻生氏と同じだが、総理になることが確実であり原則的な部分に触れることを敢えて避けているのかも知れません。

 さて、憲法・教育問題にしても、これに反対している共産党、社民党、公明党、民主党の一部との最大の違いは、何と言ってもそれは『国家観』の違いであると思います。

 日本という国家をどのように見るのか?それによって憲法を改正と見るか、改悪と見るのか。そのことがはっきりと見えてきます。それは戦前と戦後の『国家観』にもある意味で通ずるものであります。

 「国家」を論じる時に、国家と民族という観点をより重視する立場の人と、それとは逆に軽視ないしは否定して国民或いは市民という観点をより重視する人に分けられる。

 冷戦崩壊後、左翼イデオロギーによって封印されてきた連合国家においては、血族的な民族のつながり、そこに生まれ育ったという自然との関わりにおいて、血と土を重視した戦いが起きた。

 幻想の国家ユーゴ連邦においては、より民族の実体を求めた真の「民族国家」への回帰が展開されました。この「民族国家」こそ、国家とは何かを考える上における重視すべき点であると思います。

 対してこの「民族国家」に反対する人達は、地球市民などと言って民族という概念を否定してしまう。国家の基本はあくまでも日本民族ではなく、市民とか国民ということになる。

 戦前の『国家観』とは日本民族の運命共同体としての「国家論」であった。しかし、これに対して反対する人達の『国家観」は、現在の日本国憲法の規範的な価値に日本国民は従うべきであるとする「国家論」である。

 自民党総裁選挙が終了すれば、この二つの『国家観』と「国家論」が真正面からぶっかることになる。我々右翼・民族派は「民族国家」としての『国家観』や「国家論」を余り語りかけてこなかった。

 対して、左翼や「反日宗教団体」は、「国民国家論」や「市民国家論」をさんざん語ってきた。我々はこの思想戦争に勝利しなければならない。先ず「内なる敵」に勝ってこそ外敵の脅威に打ち勝つ事が出来るのです。

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2006年09月06日

我が郷土・炎上す!

「我が郷土・炎上す!」

2ちゃんねる匿名投稿が暴いた犯罪 

 昨日の新聞朝刊一面トップと昨夜の7時のNHKニュースのトップは、「福島県知事支援者逮捕」(東京地検)であった。このブログを毎回読んでいる方はご存知と思いますが、福島県は私が生まれ育った郷土でもあります。

 この郷土・福島県におけるこのような不祥事というか犯罪を書くことは、福島県人として不名誉なことであり、極めて残念でもあります。今回の事件は水谷建設の巨額脱税事件に端を発するもので、自民党名門派閥・宏池会出身の知事の犯罪で、いずれは中央政界にも飛び火することになると思います。

 ところで、今回の事件でついに逮捕者が出たことで、一つ思うことがあります。それはもう4年も5年も前から、この福島県の汚職体質を『2ちゃんねる』の「地方自治」板で告発してきた匿名投稿者の存在についてです。

 ヤフーで佐藤栄佐久福島県知事と検索すれば、2ちゃんねるの投稿スレッドとして【悪党】福島県知事佐藤栄佐久を糾弾しよう―のタイトルが今でも残っています。

 2002年頃に立てられたものですが、それ以前にも見た記憶があります。もう内容については見れませんが、書かれていたものは今回側近が逮捕された事件について、詳しく書かれていたものでした。

 よく大手マスメディアはインターネット掲示板の投稿について、情報者が匿名なので信頼性に疑問があり、便所の落書きに等しいと批判してきました。しかし、このような告発情報を実名で書けないのは当然であります。

 例えば告発の中身であるが、それは談合と公共工事を受注した建設業者に割り振られる3%の上納金である。これらは明らかに犯罪だが、それに応じなければ仲間外れにされ、指名入札から外されてしまう。

 実名で告発した途端に待っているのは倒産、一家離散、夜逃げか自殺なのです。このような中で義憤に燃えて匿名で投稿し続けてきた人を便所の落書き者としか批判できないのが、今日のマスメディアの実態なのです。

 以下のアドレスは私が昨年末に仲間のブログに書かせて頂いたものであるが、捜査というものはやはり長い時間を要するようだ。この頃から10ヶ月、これからもまだまだ続くであろう。

 http://blog.livedoor.jp/central_press/archives/50245716.html

http://blog.livedoor.jp/central_press/archives/50247659.html

http://blog.livedoor.jp/central_press/archives/50250697.html

 この問題が福島県だけで終息するとは、とても思えない。この捜査の中で港区にある建設会社も捜索を受けた。亀井静香代議士とつながりの深い白川四郎(漢字は違っているかも知れません)が社長を務める会社でした。

 福島県の公共工事の多くを水谷建設が下請けとして受注していた。例えば本来は大手ゼネコンに発注される高速自動車道路は地元業者への不況対策として発注されたが、技術力のない地元業者では出来ない。

 そこに登場していたのが水谷建設だった。水谷建設は元々大手ゼネコンの下請けで工事をやってきたので技術力には問題はなかった。公共工事の地元発注には、そのようなカラクリがあった。

 佐藤・福島県知事に前田建設と水谷建設を紹介したのは誰なのか?国会議員時代の盟友でお隣の山形県選出の加藤紘一氏であるとの説が有力だ。彼もまた私設秘書が公共工事に介入3〜5%の金を強制的に上納させ、それを脱税して逮捕され加藤氏は辞職した。

 加藤紘一氏に水谷建設を紹介したとして、名前が囁かれているのは野中広務の元秘書の加藤芳輝氏であるが、この人物は北朝鮮利権で加藤氏と関係があった。古賀誠が介在したとされる中部国際空港(セントレア)の談合仕切りは水谷建設だった。水谷と一緒に北朝鮮に専務が行った前田建設を古賀誠氏に紹介したのは加藤紘一氏である。

 まだまだ捜査は初期の段階かも知れない。古賀は逃げ切ったが、亀井は以前として捜査線上という検察情報も飛び交っています。どのような方向に行くのか―、まだまだ油断は許さないでしょう。

 匿名投稿者によって暴かれた犯罪!大新聞は検察発表だけを垂れ流し続ける。まさに現代を象徴するような事件の展開が続いています。

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2006年09月05日

政界水面下の動向と統一教会

疑問についてお答えします

日中関係改善の水面下での動き

統一教会の日本政界への浸透について

 昨日のエントリー『韓国・首脳会談を打診』の本文と私のコメントについてメールにて問い合わせがありました。

1.現在、永田町では驚愕の情報が飛び交っている。安倍総理が実現したら、胡錦濤国家主席の電撃的な訪日が実現するという話だ。まさかと思うが、実際に動きがあるのは事実だ。

 これは本当なのですか、動きがあるとすれば、誰がどのような動きをしているのでしょうか?

2.安倍氏が他の政治家と比較して、それほど突出して癒着しているとは思いません。統一教会の別働隊であった勝共連合が自民党に深く食い込んでいるのは事実です。最大の恥部であると言えるでしょう。しかし、それは安倍晋三氏だけの責任ではなく、これまでの自民党の責任と言えます。統一協会系から派遣された秘書は数百人の規模に達しているはずです。

 これについてもお尋ねします。これは本当なのですか?

 以上の2点ですが、答えられる範囲の中でお答えします。というのも、再三申し上げているように、私はジャーナリストとして生計を立てています。これらの情報はシークレットの部分もあり、また週刊誌や雑誌社に売れる情報でもあり、また場合によっては私が単行本として出せる可能性を持っています。

 私はこれまで『使途不明金』(笠倉出版)、『ソースネクストの重大疑惑』(雷韻出版)などの著書もあり、かつては月刊誌『政財界ジャーナル』を発行していたこともあり、政財界の裏情報には詳しい方だと自負しています。

 さて1番目の胡主席の来日要請ですが、そのような動きは安倍総理が誕生すれば、間違いなく表面化することでしょう。昨夜も書いたように共産支那は反日を煽れば煽るほど、自らの政権基盤を揺るがしかねない事態となることを恐れています。

 安倍氏にしてもこれ以上の中国との対立は避けたいと考えており、両者の思惑は一致します。ただし安倍氏は原理原則を曲げない信念を持っているので、自ら中国に積極的に近付くことはありません。

 これまで親中・媚中派と言われてきた古賀誠・二階俊博両氏がそろって安倍総理実現のために手を結びました。これを政界遊泳術に優れているとか、権謀術数に長けているとの指摘もあります。

 確かに分かり難い点もありますが、彼等が安倍支持を打ち出した背景とは、これ以上日中関係が悪化しない、そのための方途を彼等なりに掴んでいるからです。

 また、永田町に出まわる複数のミニコミ紙などには、古賀氏や二階氏が重要なポストに就くのではと書かれています。テレビ朝日の『TVタックル』で評論家の三宅先生も同じようなことを語っておりました。

 その理由として小沢民主党の手の内を知っており、来年の参院選挙対策であるとする声が圧倒的ですが、中国との外交関係の改善も当然視野に入れなければなりません。

 安倍氏は米欧豪印との戦略的対話を外交の柱に据える政権構想を明らかにしていますが、といって露骨なまでの対中包囲といった戦略は取れません。

 中国の存在感が増しているのは間違いなく、米欧豪印なども中国との関係で敵対的な関係を望んでいるわけではありません。ただ、中国の軍拡や人権問題などで懸念を表明しています。

 日本は特に厄介です。地理的に近いこともあり、領海問題・歴史認識などでは互いに譲れない原則があり、尚且つわが国には中国側を利するような国賊的輩の跋扈もあります。

 敵に付け入る隙を与えてしまうような状況があることは否めない事実です。中国側が日本との関係改善を望むのであれば、それを拒否することは得策ではないでしょう。

 そこで考えられるのが古賀氏や二階氏の役割となります。彼等が安倍政権の中で力を持つには、それなりの貢献度が求められてしかるべきです。また、そのことは彼等自信が誰よりも知っています。

 ここで今日は二階俊博氏について述べてみます。現在、彼ほど中国とのパイプが太い政治家はいません。小泉首相もそれを承知で経済産業大臣に任命しています。

 昭和37年、二階氏は遠藤三郎代議士の秘書をしていましたが、遠藤先生は脳血栓で倒れ東大病院に入院しました。この時、病院に呼ばれた二階氏は病床で�犧寛豸�の杉原荒太先生の選挙手伝いを頼まれる�瓩海箸砲覆蠅泙后�

 この杉原氏は外務省出身者で、南京総領事、調査局長、条約局長を歴任し、昭和25年に佐賀地方区の参院選挙に出馬して当選。後に鳩山内閣で防衛庁長官をつとめています。

 この杉原先生の長男と遠藤先生の長女は、岸信介首相夫妻の仲人で結婚しており親戚関係にあった。当然岸家とも縁がある。若かりし頃の二階氏は杉原氏の影響も受けており、外交問題では指導を仰いでいた。

 平成15年の総選挙において、二階氏らの保守新党は惨敗―。自民党に吸収されることになったが、当時の自民党幹事長は安倍氏であり、二階氏は安倍氏に落選した山谷えり子氏の雪辱を願い出ている。

 後に山谷えり子氏はジェンダーフリー問題などで安倍氏と政治行動を共にしている。最近、統一協会に対する祝電でこのお二人がネットでよく問題にされるが、そもそも山谷氏は民主党出身である。もし統一協会との関係を指摘するなら、民主党時代から続いていたと私は思います。

 以上は『二階俊博の挑戦』(大下英治著)を参考にしました。

 さて、このように見てくると、安倍氏と二階氏の接点はかなり以前からあり、極めて親密な間柄であることが分かってくる。いくら思想が違っても仲が良いというのは世間にはよくある話である。

 例えば私も左翼には知り合いがいる。と言っても元左翼で現役の極左ではないが、人間関係というのは不思議なものである。ましてや二階氏と安倍氏は中国問題では意見の相違があっても、同じ自民党の代議士なのである。

 もう、分かって頂けたと思います。安倍氏の主張は主張として、それを理解しながら、日中改善を図ろうとする動きは水面下で動いているということなのです。

 私はこのような動向には当然反対です。しかし、どのような動きをしても、日本と共産支那はその全力学を秘めて歴史の流れの中に飲み込まれていくことでしょう。

 その歴史の必然の中に今、我々は存在していると思います。そう考えるなら、どのような動きもまた意味のあるものとなります。我々≪極右≫は何回も申し上げますが、2020年を見据えています。

 中国との一時の関係改善が果たされたとしても、結局はその結果が期待外れやより厳しい国家間の対立となっても驚きません。我々は既に未来を予見しているからです。

 統一協会関係に関しては時間の関係で明日以降とします。ただ、こちらはシークレット情報が多すぎて、全貌をお伝えすることは出来ません。しかし、私は現在、統一教会の指導部体制を赤裸々に語った録音テープ、総量にして数十本、時間にすれば膨大なものを所持しています。

 これはそれを知り得る内部の人間が語った生の声であることは間違いなく、ある経済事件(会社乗っ取り)に絡む取材の過程で入手しております。

 この会社は統一教会より、数億円の資金を得てある商品を開発。完成したら特許ごと取られてしまいました。先月末には試験機など全ての機材が運び出されています。

 この事件の中で統一教会の日本政界工作の一端が明らかになったとだけ言っておきます。なお、統一教会から派遣されている秘書は自民党に留まらず民主党にも存在します。

 数百人と書きましたが、これはおよその予測であって、把握している数はまだ三桁にまではいっていません。しかし、数十人以上であることは確かです。

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2006年09月02日

安倍氏の戦略と戦術を見る

625c62d7.jpeg自民総裁選スタート その��

戦術的対処(中韓)と戦略的対話(米欧豪印)

安倍晋三・政権構想要旨に書かれた決意

 安倍晋三官房長官が1日夕方、広島市内のホテルにて記者会見し、正式に自民党の総裁選挙への出馬表明を行なった。自民党の総裁選挙は8日告示の20日投票となる。

 もう勝敗の結果は明らかで、今回の総裁選挙の注目は、何と言っても安倍総理が実現した後の日本の政治の在り様が問われていると言えるでしょう。

 昨夜も安倍氏はテレビに引っ張り廻されていたが、決まって司会者が聞くのは「停滞したアジア外交をどうするか、靖国神社参拝についてはどうするか」といった話題である。

 安倍氏は小泉首相と同じように「外国から指図され靖国神社に行くか行かないかで、首脳会談を開く開かないの議論は間違っている」とはっきりと中韓の姿勢を批判した。

 また「中韓が求めるように靖国参拝をしなければ、それで全てが解決されるとは思わない」として、仮に靖国に参拝しないと表明しても、それは日本の国益に合致しないことを改めて表明した。

 しかし、その一方で「首脳会談を復活させるために、お互いが協力していかなければならない」と関係改善に向けた意欲も示しました。自身の靖国参拝については「政治問題化、外交問題化する傾向があるので、行く行かないを事前に明らかにすることはしない」と言明した。

 まぁ〜、そつのない受け答えであり、批判を受けるような言動は当然ながらなかった。しかし、この中韓に対する外交姿勢を語る口とは別に、政権構想に示された件(くだり)には注目されるものがあった。

 ■主張する外交で「強い日本、頼れる日本」の中に次のような言葉がありました。

 米欧豪印などの価値観を共有する国々との戦略的対話を促進する

 このよく見かける「戦略的対話」とか「戦略的連携」といった言葉の裏に隠されたものであるが、それは事実上「敵・味方」を分別した上での同盟関係の構築に他なりません。

 もう一度、この戦略とか戦術という軍事用語について学んでみることにしましょう。この言葉の違いを理解できるのは、やはり軍事上からの分析が手っ取り早いのです。

 戦略と戦術の違いは、戦略とは全地球的規模で眺めた安全保障や軍事力の構想や展開であり、戦術とは個々の戦場における限られた目標に対する行動である。

 戦略とは大局的見地に立って策定する統合的・全体的な構想や計画であり、戦術とは対症療法的で部分的・実戦的手段を指す。

 これに当てはめれば、なぜ中韓が戦略的対話から外れたのかは明白であろう。中韓とはその都度戦術的に対処して行けば良いのである。

 安倍晋三氏は政権構想要旨の最後に次の言葉を持ってきた。

 ■「戦後レジーム」から新たな船出を!

 21世紀の日本の国家像にふさわしい新たな憲法制定に取り組む。

 国連安保理常任理事国入りを目指す。

 昨年、共産支那の妨害工作で実現しなかった国連安保理常任理事国入りを再び掲げたところに彼、安倍晋三という<戦う政治家>の真髄を感じた。

 安倍晋三氏が圧倒的勝利を飾らんことを期待する―!

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2006年08月30日

小沢民主党に危機管理能力を問う!

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「ダンゴ3兄弟」の政権誕生で国民の安全は危険に晒される―!!

 人気番組『たけしのTVタックル』(テレビ朝日)や一部週刊誌でも、その醜態が報じられていたが、両方をご存知ない方々のために当ブログでも新規エントリーにて取り上げてみたい。
 小沢一郎をはじめ菅直人、鳩山由紀夫と言えば野党・民主党でそれぞれ代表、代表代行、幹事長を務める首脳である。この3人が過日、噴火被害が未だに深刻な『三宅島』への視察と称し、その実、釣りを楽しんでいたというのだから、この能天気さは目を覆わんばかりだ。
 この時の釣りの様子をご記憶の方は多いだろう。これが単に余暇を利用したレジャーであるなら、日々与党との闘争に明け暮れる野党首脳陣らが一息つく一コマとして見過ごせるのだが、三宅島への視察に託(かこつ)けて行なわれたのだから、復興支援という主目的たるや如何ばかりか、と国民から糾弾の声が沸き上がっても不思議ではない。
 噴火被害の爪痕が深く残る三宅島への視察は、本来であるならば野党として存在感を示す絶好の機会である。
にも関わらず、そこで先ず行なわれたのは被災者らを励ますどころか、船に乗って「釣り」に出かけるという被災者を愚弄したパフォーマンスだった。ヘリを飛ばしてまで雁首揃えて到着したというのに、釣りのために沖合いへ出かけて行って島の実情をどれほど把握できたのだろうか。
 
 そもそも、事が発覚したのは鳩山幹事長が自身のホームページで三宅島に行ってまで釣りの事実を自ら暴露したことに端を発する。
 もっとも政治が常に清廉潔白に行なわれているとは思わない。格好だけでも政治家として被災者を労い、励ます真摯な態度を見せる一方で、こっそりと釣りに出かけたというなら話は分かる。
 しかし、党幹事長ともあろう御当人が自らそれを暴露してしまっては、国民はおろか自身の危機管理さえ出来ないのかと指摘されても止むを得まい。
 前原誠司前代表は永田メール問題に端を発して辞任したが、中国脅威論に言及するなど危機意識においては現首脳の3人よりは遥かに優れていたと言えよう。
 この有り様では小沢民主党が万一にでも政権を獲った場合、その政権下で震災などの災害が起これば不幸な目に遭うのは国民である。また、このような危機管理能力ゼロのダンゴ3兄弟が首脳を占める民主党の人材は枯渇しているとしか言いようがない。いっそ若手に任せた方がまだ民主党の未来は明るいのではないか。

国民よ、目覚めよ!

 来たる自民総裁選では安倍総理誕生が有力視されているが、次の参院選で敗北し、短命政権に終わるとの読みが永田町界隈では通説とさえなっている。
 だが、間違っても小沢民主党を勝たせるようなことがあってはならない。

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