波乱の兆し!朝日新聞一面トップ
宮崎県知事選挙において、そのまんま東氏が圧勝したことで、今朝の新聞各紙は、この結果の意味するところを解説していますが、なかなか興味をそそる記事もあるので、昨夜に引き続きこれを取り上げます。
「政党離れ」波乱の兆し
このように一面トップの縦見出しに使ったのは朝日新聞社です。
「そのまんま東氏の勝利は、統一地方選から参院選まで続く政治決戦の様相を一変させる可能性をはらんでいる。保守地盤の強い宮崎でのこの結果は、無党派層を中心とする有権者の『政党離れ』を表している」
「全国的うねりの芽となれば、参院選での自民・民主の2大政党による組織戦にも、大きな波乱要因が加わることになる。(中略)参院選を『天下分け目の戦い』とする自民、民主両党はいずれも組織固めを重視してきた。だが宮崎県知事選が示した『政党離れ』の潮流が広がれば、組織票だけでは勝利はおぼつかない。目の前の政党不信にどうこたえるかが、政治決戦の焦点になりつつある」
朝日のタイトルは「政党離れ」波乱の兆し―とはなっているが、具体的な解説は何もないに等しい。先ず参院選挙がいくら「政党離れ」と言っても、全国比例区の場合は政党を選ぶ選挙になる事実に代わりはない。
では、自民、民主の2大政党離れが起きているとして、であればどのような政党に有利に働くのか?現在夏の参院選比例区に立候補を表明している政党は次の政党である。
自民、民主の他には公明、共産、社民、国民新党、維新政党・新風の5党である。国会に議席を持っている日本新党と新党大地は現在のところ全国比例区への出馬は表明していない。また前回比例区に立候補した女性党もまだ正式な立候補表明はない。
朝日新聞は2大政党離れが進んでいるとしたら、その2大政党から離れた票は何処に向かうのかを書いていない。政治に対して不信感を持つ無党派層の有権者が、そのまんま東氏に投票しました。では参院選挙においては何処の党に向かうのかを解説すべきであろう。
日本の政治の現状に批判的な人々の、その民意の受け皿に他の政党はならないと思っているのでしょうか。投票する有権者は2大政党に投票しなければ、どの政党により投票する可能性が高いのか、その予測記事さえも書かれていない。
では、朝日新聞社は全くそのあたりは分からないのでしょうか。いや、そんなことはありません。よく読んで見ると彼らなりの心配する点をちゃんと書いてありました。
自民党幹事長経験者の言葉として、今の有権者の動きをこう読むという記事を掲載しています。
「かつての無党派層の政治への不満は、小泉政権の誕生で吸収されていた。だが首相が安倍氏に代わり不満が再びたまり始めている」
小泉首相は20代から30代の若者に人気があった。また女性にも人気があった。若者の支持はその理由がはっきりしていた、それは年々その傾向が強まる若者の右寄りの主張とマッチしていたからだ。
現代の若者は戦後間もなく生まれた団塊の世代とは明らかに違った面を持つ。それは熱く愛国心を語り合うことである。インターネットによって愛国心を説く、そのような若者を世間はネット右翼と呼んでもいる。
このような若者が投票率を押し上げ小泉首相を支持した。中国や韓国が何を言おうが、靖国参拝に反対する両国の姿勢を内政干渉としてこれを撥ね付け、8月15日には靖国神社に参拝した。
昨年の靖国神社にはこれまでで最大の22万人の参拝者があり、中でも若者の姿が目立った。既得権益と無縁で将来の国家の行く末を思う若者こそ無党派と呼ばれる層の半分を占めている。
朝日新聞社は全てを知った上で「政治決戦を一変させる可能性をはらんでいる」と書いたのである。これは朝日新聞なりの警鐘なのだろう。朝日が言いたいことはよく分かる。
2大政党が国民の信頼を取り戻すことができなかったら、参院選挙では右翼政党の議会進出を許してしまうだろう。そのことを言いたかったのだと私は推測します。
私は維新政党・新風の応援演説の第一声で、何を最初に話すかを考えましたが、迷わずにこう切り出しました。
「日本はいつまで中国や韓国に謝り続けなければならないのでしょうか。もういい加減にして欲しい。日本はこれまで十分に謝罪して、お金も払ってきたではありませんか!」
今回の結果が即維新政党・新風に有利になると考えるのは早合点でしょう。しかし、確実に言えることがあります。それは有権者(国民)は間違いなく政治の変革を望んで行動するという事実です。
このことを我々が知ったことは、大きな勇気に繋がります。政治決戦に向けて共に戦う準備を一層加速させたいと願っています。
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