日本孤立論を吹聴する「ミスター円」
榊原英資の「反日」姿勢を斬る��
どうしても、鼻持ちならない人間はいるものだ。
榊原英資氏は東大から旧大蔵省に入り財務官で退官したが、国際会議などにも日本を代表して出席したので「ミスター円」などと呼ばれたこともある。
現在は早稲田大学の教授。テレビなどに度々顔を出して、「アジア外交が重要だ」などと媚中発言を繰り広げ、小泉首相を批判していた。今はポスト小泉で再び安倍批判、福田支持を鮮明にしている。
夕刊フジに自らの連載コラムを持っているが、昨日はこの中で露骨なまでの「親中・媚中」発言をしている。それを紹介しながら分析してみよう。
「小泉政権のもとで日本のアジア外交が八方塞がりになり、日本のアジアでの孤立が極端にひどいものになってきている点だ。しばしば靖国問題がらみで日中、日韓関係の悪化が話題になるが、実は、東南アジアでも日本に対する外交姿勢に対する懸念は強まっている」
もう、耳にタコが出来るほど聞いた日本「孤立論」だが、まるで実態を表していない大嘘の言説だ。小泉首相の靖国参拝を政府レベルで問題にしているのは、中共と韓国、北朝鮮の特定アジア3か国のみである。
「総理大臣の靖国神社参拝に抵抗があるのは決して中国と韓国だけではない。シンガポールやフィリピンも、さらに比較的親日的なマレーシアやインドネシアでも何とかならないかという雰囲気が強い」
シンガポールは華僑の国家であり、別にそのような発言があっても驚かない。しかしフィリピン、インドネシアの政府要人がそのような発言をしたなどとは聞いたことがなく、これは作り話の類だろう。
カンボジアの首相は来日した時に、小泉首相の靖国参拝に理解を示したし、これを問題にしている東南アジアの国々など何処にも存在しない。よってそのような「反日気運」などない。起こしたくて騒いでいるのは彼らのような「反日評論家」の人達ではないか。
さて、なぜこうも榊原氏は「媚中」なのか?それを考察していきたい。
「論座」が「波立つ日中関係」と題して特集を組み、「アジアを舞台に21世紀のゲームが始まっている」の中で寺島実郎、榊原英資、西部邁三氏の座談会を開催して記事にしたことがある。
その中で榊原氏は高く中国を評価している。特に中国だけでなく東南アジアに広がる華僑ネットワークについても、それを一緒に考えている点が大きな特徴ともいえる。榊原氏は中国の経済発展の懸念材料の一つである貧富の差についても次のように分析していた。
「それは、経済ダイナミズムの根源であり、その貧困の格差は成長の過程に起きるもので一概にはマイナスではない。それをテコにより発展するもので、実際そうなってきている。共産党支配の質は変わっており、華僑ネットワークがアジア中に広がって中国が再び大中華圏を形成することは十分予測できる」
※榊原氏の発言そっくりではありません。会談形式なので要約させて頂きました
共産党が主導する中国の将来をバラ色として、日本はそこに付き従えば良いという論拠によって貫かれる、彼の論法はかつて北朝鮮を「地上の楽園」と言って憚らなかった左翼イデオロギーと何ら変わらないものだ。
旧大蔵省出身で日本の金融財政のスペシャリストという立場からの発言に惑わされてしまう人も多いはずだ。警戒を要する危険な「反日経済論者」である。
ブログランキング 応援クリックお願いします!

