農業の再生を提起
都市住民の理解を得られる方途とは
昨年夏の参院選挙で自民党が大敗し、民主党が圧勝した最大の原因は農村部の自民党政治に対する反乱であった。そして今年予想される衆院選挙においても、その流れは変わっていない。
自民党が農政の改革に根本的に取り組まなければ、衆院選挙で再び自民党は敗北するでしょう。その結果は農業問題だけでなく、祖国日本を亡国の淵へと追いやる結果となることは明らかです。
では、自民党は現在の農業政策をどのように変えなければならないのか。それは劇的な変化でなければ、自民党に農民の支持を取り戻すことは不可能です。
自民党の農政の何処に問題があり、何故民主党の農政が支持されたのか。それから先ず考えてみることにしましょう。
日本の農業は高齢化などによって離農する人が増えており、このままでは農業の将来は極めて暗い状態となっています。このことに対して自民党は「小規模農家を切り捨て」して「大規模農家を育成する」としたのです。
しかし、これはそう簡単ではありません。また、大規模農業を行なうために、大資本にも農業に参入する道を開こうとしました。このことについて農民の反発が起きていました。
民主党の小沢はそこを上手に突いたのです。すなわち、全販売農家を対象とする農家の戸別補償制度を掲げたのです。こうして小沢・民主党は農村部で大勝しました。
この政策については、農家以外の人には疑問を持った人もいるでしょう。さすがにあの朝日新聞でさえも、この政策には問題があり過ぎると指摘していました。
しかし、この農家の戸別補償制度を小沢・民主党が引っ込める考えはありません。衆院選挙でも小沢を勝利に導く唯一の方途がこの主張を掲げることなのです。
日本の選挙は大都市と地方では大きな較差があります。また、農村部のほうが投票率が都市部より高いということもあります。小沢はこの辺りをよく熟知しており、農村(地方)優先で勝利しようとしています。
では、自民党はどうすべきなのか?
小沢・民主党に対抗するには、小沢が掲げている全販売農家の戸別補償制度を上回る魅力ある農業政策を掲げる以外にありません。そして、それは都市住民からも支持されるものでなくてはならないのです。
私はそれは農家が生産する農産物の全てではなく、ある一定の農産物については価格をあらかじめ決定し、それを市場価格でなく、その決められた価格での購入を義務付ける制度を導入したらどうかと提言します。
お米などは全てそのようにすべきです。生産調整が行なわれており、それに応じた農家のおコメについては備蓄米などとして、最終的には政府が責任をもって買取をしています。この政府買い入れ価格が国際市場などの影響を受けない形にすべきであると思います。
※ ↑の文章を訂正させて頂きました。若干説明不足があって誤解を受ける文章となり、指摘を受けたので直しています。
(最初の文章では、コメの政府買取がそうなっていますと書きましたが、これはあくまでも生産調整に協力した農家について、政府が備蓄米などのために価格を決めて買い取るということでした。それが抜けていたので一般の流通米もそのように受けとめられて伝わってしまいました)
都市の住民にも反発を買わない形でそれが受け入れられるでしょうか。それは十分に受け入れられると思います。
私も自炊を始めるようになってから、よくスーパーに買い物に出かけます。納豆や豆腐は「国産大豆」を使用している旨を表示している商品が売れています。
調べてみたら、国産大豆の生産量は年間16万トンありますが、使われる大豆は100万トンです。残り84万トンが輸入されているわけです。この84万トンの輸入分を国産大豆の生産を奨励します。
そしてこの買取価格をあらかじめ決めて、農家に作らせるという方法を採るようにします。減反の水田で行なわれている大豆栽培とは違います。
本格的な大規模な大豆生産を奨励します。これだけ国産大豆に消費者がこだわるのには理由があります。外国からの輸入大豆の大半は遺伝子組み換えのものです。だからこれは消費者の支持を受けられると思います。
また、このような大規模農業を可能にするために、農地利用の新たな方法を考え出すべきです。例えば、休耕農地を再利用する組織を立ち上げるべきです。
休耕農地再利用機構といったものが、農業を諦めた人から買い上げ、それを農業を行なう人に貸すのです。市街化調整区域の農地は坪一万円もしません。
もう、高齢者の農家に戸別補償するよりは、買い上げてやるほうがベストと言えるでしょう。農業専業者の育成を優先すべきです。
消費者の国産志向の高まりこそ絶好の好機到来です!
その為にその農産物の生産量増加にこそ国費を投入すべきでしょう!
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ここまで育つのに10年くらい過ぎたでしょうか。今年は30個以上実がついたようです。2本ありますが、こんなになったのは勿論初めてです。





