「独学」のすすめ!
一人で学ぶ思想と行動��
教育基本法案は衆議院を通過、参院教育基本特別委員会で審議が始まった。左翼が一貫して握り続けてきた教育現場に、この法案が成立したとして、果たしてどれだけの風穴を開けることができるのか。
残念ながら私などはあまり期待していない。もう学校というより学生は塾で学んだ方が覚えやすく役立つという昨今である。しかし、この改正で少しでも良い方向に行く事を願っています。
さて、今夜は全くこのような学校教育とは離れた、私自身の学ぶということについて書いてみたいと思います。私は高卒で大学には行っていません。
私の年代では大学に行ったのは、何パーセント位になるのでしょうか。小学校の同窓会の時に、その話が出たことがあります。40人のクラスで大学に行った同級生は5人程でした。
これは飽くまでも東北の片田舎のことですから、我々の年代でも都会ではかなりの人が大学で学んだことと思います。私はこれまでよく言われるような学歴コンプレックスを感じたことは一度もありません。
右翼の世界ではこの学歴で差別されるようなことはありませんでした。新右翼と呼ばれた方々は、皆さん有名大学を出ておられたようです。そのような方からも温かく接して頂きました。
私にとって「思想とは何か?」と訊かれたら、それは<永遠の恋人>です―と答えるようにしています。私は自分の思想に恋をして、好きになって活動をしてきました。
人間好きになることが、先ず学ぶという気持ちを抱かせるのではないでしょうか。私はこの右翼の世界でも、あまり誰の弟子だとか、誰について学んだということがありません。
多くの方がそれなりの人について学んでいますが、正直言って私にはそのような存在の人もおりませんでした。25歳の頃から一人で団体を創り、どこの連合体などにも加わらずに来ました。
現在、批判の強い街宣活動はそれでも10年はやったと思います。その後は主にビラ貼り、ビラ配り、出版活動などをしてきましたが、この間、一番考えてきたことがあります。
それは、どのように学ぶのか―という事でした。そこで自分が思いついたのは「独学」というものでした。とにかく、自分なりに学ぼうとした、その思い付きの「独学」によって会得したものを今、毎日書いています。
勿論「独学」で会得したものばかりではありません。体験も重要なものです。そして、もう一つ挙げれば感性とでも言うべきものでしょうか。独学、体験、感性、この3つで文章を書き上げていると思います。
そこで、今夜は私流の「独学」のすすめについて書いてみる事にします。
学校の学問とは暗記力と理解力ではないでしょうか。この二つに優れていれば、有名大学にも合格するでしょう。そして、大学に行った者は、学問にも優れていると思われてしまう。
別にこれを否定はしません。しかし、学校の秀才でなければ、学問が出来ないというのは間違いでしょう。大学を出ていなくとも学問を学ぶことは出来ます。
独学で一番大切なことは、先ず好きなものを徹底的に学ぶという、その姿勢と精神にあると思います。好きなものを選択したら、次には問題意識を強く持つ事です。
自分の持つ問題意識を学ぶということは、その問題意識によって成り立っている社会に対して挑戦するということになります。現実と対決し、それを乗り越えるためには、更に深く学ばなければなりません。
現実と対峙して、それを打破しようと志すからこそ、そこには学問が必要であり、やがて思想が心の中に芽生え、それは自分の人生にとって、なくてはならない不可欠のものとなるのです。
そうして学ぶことによって思想性も高まり、やがて行動しなくてはという使命感に繋がるのではないでしょうか。
かつては、この「独学」も難しいものでした。図書館に通い古本屋街を歩き、自分が学びたいようなものを入手したものです。そのようにしながら自らの学びたいものを一人で学んで行った訳です。
ところで、現在はこの「独学」が容易になったと言えるでしょう。インターネットで我々は学びたいものを瞬時に探し出すことが可能になりました。
一人で学ぶということにこだわらなければ、仲間を探すことも出来ます。仮に仲間が見つかっても、このような場合は「独学」の中に入ると思います。
最近、このブログのコメント欄に「自分は何も出来ませんが応援します」とか「自分は力がないから…でも欠かさず見てクリックしてます」などの書き込みを目にします。
これはこれで大変有り難いのですが、皆さんに「独学」をすすめたいと思います。苦痛に満ちた学校での勉強ではありません。
何とかしたい―、しかし、踏み出す勇気がまだない、そのような方々に是非考えて頂きたいと思います。「独学」に踏み切ることが―、その姿勢と自学の精神こそが社会を必ず変えることに通じるはずです。
今朝のエントリーで農本主義を紹介しましたら、越後屋さんという方から「初めて聞きました。勉強してみたい」というコメントがありました。
一緒に「独学」で学びましょう。「独学」で思想を学ぶ、その企画を立てたいと思います。実は私もかねてより学びたいと思っていました。
「農本主義研究会」をつくり、互いに資料を集め、それを互いに交換しながら見て行く。或いはこちらで小冊子をシリーズ化して配布する。現代に合った、食糧自給や農業の未来も考えてみたい。
別に都会の人でも構いません。やがて、その思想を実践する農場でも拓けたら、最高の喜びとなるでしょう。
我流「独学」のすすめを今後好評なら、何回かに分けてまた取り上げてみたいと思います。ネット社会にはピッタリかも知れません。
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