2007年04月05日

「キヨスク」は共産主義の残滓

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キヨスクとは旧ソ連型店舗だった!?

極左の牙城だったからこそ、名称に使われた!

↑ロシアの「キヨスク」

 これからは「キヨスク」ではなく、「キオスク」と呼んで――。
 JR東日本の駅などの売店を運営する「東日本キヨスク」が、7月から社名を「JR東日本リテールネット」に変更することになった。売店の名称は「KIOSK(キオスク)」だが、これまで同社では「キヨスク」と呼び、一般にも浸透していた。同社では「これまでは二つの呼び方をされていたが、今後は『キオスク』として親しんでほしい」と話している。

 同社によると、「あずま屋」を意味するトルコ語の言葉などを由来とする「KIOSK」が駅売店に名付けられたのは1973年8月。当時は財団法人「鉄道弘済会」の運営だったが、87年の国鉄民営化を機に新会社が発足。「気安く」「清く」というイメージから、社名を「東日本キヨスク」と付けた。同社では、この造語を売店の呼び方として使用するようになり、社内の書類にも「キヨスク」と表記していた。 【gooーニュース】

  駅の売店などを「キヨスク」と呼んでいたが、それが「キオスク」に変わるらしい。変わることは喜ばしいことなのですが、どうもその経緯に若干の疑問を感じました。

 私は以前、このキヨスクという名称について取材をしたことがあります。まだ財団法人・鉄道弘済会というところが経営していた時です。この言葉の由来や経緯が、この上記の記事とは違っていました。

 先ずネットで検索すると、一番分かり易いのですが、「キヨスク・アメリカ」と入れると、アメリカにはキヨスクはありません―と出ます。次にフランスなどを入れても、そのような表示は余り見かけません。

 なぜ、こんなことを説明するかと言えば「キヨスクというのは人が集まる交通機関の場所にある小売店を通称、そのような名称でこれまで呼んできました」「それが世界の常識ですよ」と、この東日本キオスク(旧キヨスク)株式会社の広報担当者が語ったからでした。

 しかし、そうでないことは明らかです。それは「キヨスク・ソ連」と入れて検索すると、次のように書かれた記事がたくさん見ることが出来たからです。

 「ソ連式のキヨスクが多い」とか「キヨスクと呼ばれる路面に並んだ商店が…」などの記述を数多く見つけることが出来ます。つまり、「キヨスク」という名称は、旧ソ連の共産主義社会と密接な関係があったのです。

 このキヨスクに関する、余り知られていない事実を次に紹介しましょう。

「週刊現代」と「JR東日本」の闘いの行方 【アメーバーニュース】

 「週刊現代」が「JR東日本」叩きに躍起になっている。問題となっている連載記事のタイトルは「テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実」。

 「週刊現代」によると、JR東日本の第一労働組合である「JR東労組」は、過激派セクト「革マル派」の実質的支配下にあるという。しかも、革マル派は同労組を通し、JR東日本当局の経営にまで容喙(ようかい)してきているというのだ。

 7月中旬から始まった連載はすでに5回を数え、「週刊現代」は今後も追及を強めていく構えである。一方、JR東日本は「疑惑」を全面否定。連載開始以降、JR東日本の車内での週刊現代の中吊り広告の掲示を拒否するという対応を取っている。 

 革マル派といえば、日本を代表する新左翼セクトとして知られる。対立する「中核派」や「革労協」などと凄惨な「内ゲバ」を繰り返してきた。20年間に及ぶ三者の抗争による死者は100人を超えている。そんな過激派が今もなお、JR東日本ほどの優良企業の中で、活動しているのかと驚いた週刊現代読者も多いだろう。

 しかし、実はこの「JR東日本革マル派問題」、マスコミ業界の中ではかなり前からの常識だったのである。どのマスコミも知っていながら書けないタブーだった。なぜなら、マスコミにとって、JR東日本は、巨額な広告費を握っているだけでなく、「キヨスク」という販売流通網も所持している大事なクライアントだからである。

 
つまり、極左が牛耳ってきたのである。私が取材した時には、この「キヨスク」という名称は、旧ソ連における店舗名をそのまま使用していると答えていました。

 ところが、今回、そのような説明は全くなされていない。共産主義の残滓がこれでまた消えたことは、嬉しいことではありますが、その点だけは正直に答えて欲しいと思いました。

 かつては、こんな事件もありました。出版業界では有名な話です。

 10年ほど前「JR東日本労組」の批判記事を載せたために、JRのキヨスクから長い間販売拒否され、JRに謝罪して販売を復活させてもらった、という過去がある。

 それ以来、文春(のほかキヨスクに販売を依存している雑誌すべて)でのJR批判はタブーになった。当時、扶桑社「SPA!」も、田中康夫連載のJR批判で、販売拒否を食らったこともあった。

 
さて、このJRを牛耳る革マル派に対しては、現在JR内部からも批判が噴出しているが、現在、会社の経営陣はこの極左・革マル派を庇い続けている。

 このような会社の体質と、極左に牛耳られた労働組合を正常な姿に戻すための闘いも始まっています。その一環としての今回の措置であるなら歓迎します。

 しかし、真実が隠されて、これまでの体質を引きずったままでの、単なる名称変更では、何の改善にもならないことは言うまでもありません。

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増長する一方の中国要人の発言

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増長する中国要人の発言

 靖国参拝封じ込め狙う=経済協力核に、交流を拡大−中国首相

 中国の温家宝首相は4日、日本人記者団との会見で靖国神社参拝問題に触れ、「このようなことが2度とないよう希望する」と述べた上で、昨年10月の訪中に合わせて政治的障害克服を確認した安倍晋三首相に「約束を守る」よう求め、参拝しないようけん制した。

 温首相は11日の首相会談でまとめる「戦略的互恵関係」に関する共同文書を担保に、「中日発展のチャンス」(温首相)という認識を共有することで、靖国参拝の完全封じ込めを狙う方針だ。

 温首相訪日の主流は「協力・交流拡大」だ。12日には「経済閣僚会議」を発足させ、具体的内容を詰めるほか、温首相は新たな協力分野として省エネ、環境保護、ハイテク、中小企業、金融、IT(情報技術)を挙げ、経済協力を「戦略互恵関係」の核にする方針を示した。   
時事通信社【北京4日】

 まるで虐めだ!

 それも陰湿で執拗な虐めにも見える。気弱な日本人が、傲慢な中国人にやられているようだ。いつから日本人はこんなに気弱な民族になってしまったのだろうか―。

 「約束したのだから、守れ」と言っているが、安倍総理が「二度と靖国神社には参りません」とでも言ったというのか。いくらなんでも安倍総理がそんなことを約束するはずがないだろう。

 だいたい中国が言っている事は内政干渉以外の何ものでもない。余りにも増長し過ぎている。これはもう何度も繰り返し述べているが、毅然たる態度を貫いてこなかった日本側に責任がある。

 毅然たる態度とは、当然言うべきこと、批判すべきことをしてこなかったツケが今、回って来ているということなのです。戦時でもない時に文化大革命などと称して自国民を大量に虐殺するような国家。

 天安門広場で自由を求めて座り込んだ学生を、戦車のキャタピラで踏み潰しても平然としている国家。チベットや新疆ウィグルの異民族を大虐殺して植民地にしている国家。

 このような国家から半世紀前の問題で、しかも、いつまでも「加害者」として断罪されるいわれなどない。この戦後日本人の対中コンプレックスは何とかならないものなのか。

 本当にいい加減にして欲しい。そして日本人には目を覚まして貰いたい。「被害者・中国」「加害者・日本」という認識をここで捨てなければならない!

 このような国家をどうすべきなのか?石原慎太郎先生は中国は幾つかの国家に分割させるべきであり、そうすることによって国力が削がれ脅威が減少すると喝破された。

 中国は周辺の民族を自治区と称する、事実上の植民地にして支配している中華帝国主義国家である。かつての旧ソ連邦と同じなのです。

 新疆ウイグル自治区、チベット自治区、内モンゴル自治区、朝鮮自治区などで、その面積は国土の63・7%にもなる。

 
これらの漢民族以外の少数民族は、中国人の総人口の8・4%に当たり、日本人の総数に匹敵すると言われています。このような少数民族に独立を促し、あるいは独立闘争を支援していくことが肝要かと思います。

 政府レベルで出来ないのであれば、今後は有志で資金カンパを募り、独立運動を行なっているチベット人や新疆ウイグル人のイスラム・ゲリラへの応援をしていかねばならないと思います。

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2007年04月04日

北朝鮮問題、今「覚悟」すべきこと!

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「北朝鮮問題」覚悟をすべきこと

北朝鮮、子供2人拉致の疑い=来週、捜査本部設置へ−警察当局 

 1973年、埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)の渡辺秀子さん=失跡当時(32)=と2人の子供が東京に行ったまま、行方不明になった問題で、警視庁と兵庫県警は4日、子供2人が北朝鮮に拉致された疑いがあるとして、来週に国外移送目的略取容疑などで捜査本部を設置する方針を固めた。

 関係者によると、渡辺さんの夫は北朝鮮の工作員で、73年6月、北朝鮮に召還され、姿を消した。このため、渡辺さんは6歳の長女敬美ちゃんと3歳の長男剛ちゃんを連れ、都内で夫を捜していたが、行方不明になった。 

[時事通信社]

 このニュースには非常に驚かされました。先ず失踪している日本人女性は既に北朝鮮の工作員に、事情を知り過ぎたとして殺害されている可能性が極めて高いこと。

 それは、この日本人女性が当時結婚した男性が北朝鮮のスパイ工作員であり、この男性が当時経営していた会社を訪ねたところ、この会社の女性従業員(同じくスパイ工作員)に拉致され、一時、目黒区のマンションに監禁されていることが判明しているからです。

 その後、この日本人女性は姿を消しており、拉致されたか殺害されたと警察は見ているようです。この監禁したとされる女性工作員は、その後、この会社を実質的に経営していた。

 今回、この事件が大きく報じられた背景としては、おそらくかなり角度の高い情報を警察が入手したのでしょう。親族の告訴状が警視庁に出されたのは4年前です。

 それがここで動き出したということは、何らかの進展があったと考えるべきです。幼い子供が行方不明となったのは73年であり、親族はこの時に失踪届を出している。

 この時点でしっかり捜査が行なわれていれば、また違った展開もあったのではないでしょうか。北朝鮮が日本でスパイ工作活動を行ない、それがバレそうになったために、夫は急遽帰国して妻が殺害されたということであれば、これは恐るべき事件と言わざるを得ません。

 実はゆっくり読んで頂きたいブログがあります。

桜 魂   日本再生へ、日本人の意地を見せる!

http://nippon7777.exblog.jp/4558606/

 書き出しの冒頭の箇所だけ紹介しましょう。

 この文章をブログに載せることは、非常に勇気がいることだが、あえて提言してみたいと思う。

 拉致事件が公になり、日本国内では家族の方々をはじめ、心ある人たちが真摯に運動に取り組まれた結果、国民の間でも問題解決を望む認識は広く行き渡ったように思う。

 しかし、ご存知のように、それから先がなかなか進展していないし、今後の行方も不透明な中、時間だけが過ぎ去っていく無念さを覚えるのは私だけではないだろう。

 救う会の運動に関わって10年近くなるが、一人の人間として、また拉致された人々と同じ日本国民として、解決のために何かできないかと思うが、その非力さに涙する思いとともに、やはり何かないかといつも考えている自分がいたことは間違いない。

 そんな時間の流れの中で、この10年近くの家族と有志の運動により、広がりは出来た。あとは解決に向けての認識の深さが足りないのではないだろうか。

 その深さとは何か。それは、「覚悟」に他ならないと思う。

 その「覚悟」とは何か。それは、北朝鮮と「戦争をしてでも取り返す!」という覚悟ではないだろうか。

 この方が、今回書いている「戦争をしてでも取り返す」ということについては、我々≪極右≫はこれまで何度か言及してきました。

 
注目すべきは、この方々は地方議員の方もいれば、ごく普通の人達であるということです。我々のように≪極右≫を名乗っている訳ではありません。

 もう、ごく普通の日本人の心情にも、このような考えが広まっているということを、国政に携わる政治家は肝に銘ずるべきではないでしょうか。

 もう日本人の限界はとうに超してしまっています。日本人が団結して、本当に同胞を取り戻すべく、真剣に考えなければならない時が来ているのではないでしょうか。

:お知らせ
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今時の左翼学生運動

今時の左翼学生運動

北朝鮮を擁護し、日本国に敵対!

 昨日の築地本願寺での葬儀の後に、明治大学前を通って京王線の駅に向かいました。明治大学では丁度、入学式の日で、新入生がたくさん集まっていた。

 駅に着くと、青いヘルメットを被った学生と思われる3人がビラを配っていました。ゼッケンを胸にしているので、すぐに極左の学生活動家と分かった。

 それにしても寂しい光景でした。少し立ち止まって見ていましたが、ビラを受け取る若い人が殆どいません。皆、無視しています。今でもこのような極左の学生がいること自体が驚きです。

 もう左翼思想は、若者の心を捉えるだけの夢や希望を見出せなくなっているものとばかり思っていました。マルクス主義の革命を信じる人間が今も存在することに、正直驚きを隠せませんでした。

 彼らのビラをもらい、今時の極左が何を訴え、どう活動しようとしているのか―。そのことについて触れてみたいと思います。

 「明大は全国学生運動を牽引する革命的学生運動の不抜の拠点であり続けてきた。反戦・反天皇・反差別を前面に押しだしストライキ、街頭へのデモなどを打ち抜いてきた歴史をもっている」

 その輝かしい革命ごっこがなぜ惨めにも敗退したのか、そのことを当の学生達はご存知なのだろうか?何故あれほどまでに世界中を席巻したマルクス共産主義の嵐は急に微風となり終息してしまったのか。

 1990年(平成2年)を境として、東欧社会は大きく西欧社会へと舵を切った。所謂、雪解けムードと称された現象でした。それはその年10月の統一ドイツによって象徴的に示された。

 あっけなく崩壊した共産主義国家群、もはやロシアや東欧に共産主義が再び誕生することはない。今、深刻に語られているのは、東欧における極右の台頭であり、プーチン後のロシアの混乱だろう。

 その混乱に乗じて登場するのは、必ずやロシアの極右勢力に他ならない。西欧極右とは違って、こちらは相変わらずの暴力主義であり、同じ極右でも対極にある。

 話はそれてしまったが、同じ頃、中国においても共産主義の崩壊に繋がると思われた「天安門広場虐殺事件」が起きた。自由を求める学生に戦車を突っ込ませ、轢き殺すという残酷な「血の日曜日」によって、中国での民主化の試みは潰えた。

 東アジアには、この共産主義の残滓が今でも残っており、彼ら極左学生のそれが強力な支えともなっている。彼らの革命戦略とは、中国共産党の人民解放軍や北朝鮮軍と共にあるようだ。

 「安倍政府は『拉致問題』『核問題』を口実とした朝鮮民主主義人民共和国を敵視した反北朝鮮−反共・排外主義を扇動し、朝鮮反革命戦争に突撃している」

 まるで朝鮮総連の機関紙を見ているのかと見間違うほどだ。これら日本の極左学生団体は、いまや完全に北朝鮮の影響力下にあると言っても過言ではない。

 おそらくは「在日朝鮮人」の学生達が、ヘルメットを被りマスクをしているのではないか。そうとでも考えなければ、このような主張をすることを、多くの日本人は到底理解できないでしょう。

 「拉致問題」と「核問題」を口実に、朝鮮戦争への準備を始めたと書いてある。我々≪極右≫などは、是非そうしてほしいと願い主張してきたが、残念ながら日本政府は北朝鮮に対する「送金停止」にも踏み切れない有り様だ。

 どこから、このような戦争準備などという奇抜な発想が出てくるのか信じられない。彼らはこのビラの中で、現在の日本を「今まさに文字通りの“戦時下”にある」としているが、何を大げさなと言いたい。

 もし、戦時下なら彼らは刑務所に収監しなければならない。敵対国家に協力するような輩を放置しておくことなど出来ないからだ。彼らは今の自由民主主義社会に感謝すべきでしょう。

 「こうした戦争政策を遂行するために、政府は人々の口を封じる『言論・報道』の破壊に踏み込み・・・略・・・刑法を改悪して『共謀罪』を導入し、政府の意に沿わない一切の運動を弾圧している」

 彼らがどのように感じるも自由だが、暴力革命を掲げ活動を許されている現実に安堵すべきではないのか。それが当たり前だと思ったら大間違いである。

 我々≪極右≫はこれからの維新運動の中で、国家反逆罪の制定を目指します。極左暴力集団、朝鮮総連、カルト宗教団体、部落解放同盟、似非右翼・ヤクザ・暴力団右翼などの活動に対しては、解散命令をも含む、より厳しい国家の統制が必要であると思うからです。

 維新政党・新風のHPが新しくなりました。ご覧下さいhttp://www.shimpu.jp/

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2007年04月03日

巨星墜つ!凛とした人生

1cfad892.jpg巨星・横地治男先生、墜つ―

横地治男氏が死去 全日本柔道連盟顧問

  横地 治男氏(よこち・はるお=全日本柔道連盟顧問、講道学舎会長)28日午前5時57分、不整脈のため東京都目黒区の病院で死去、95歳。島根県出身。葬儀・告別式は4月3日、東京都杉並区永福1の8の1、築地本願寺和田堀廟所で。喪主は妻良子(りょうこ)さん。76年、柔道の私塾、講道学舎を設立し、92年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦ら多くの五輪メダリストを輩出した。

 今日は横地先生の葬儀に行って参りました。8年ほど前になりましょうか。取材で初めてお目にかかり、その器の大きさと言うか、人間性に感動を受けました。

 東京オリンピックの時に、オランダのヘーシンク選手に日本柔道が敗れました。この時、横地先生は私財を投げ打って、中学生から高校生までの一貫した全寮制の柔道を教える私塾『講道学舎』を創立されました。

 初めてインタビューさせて頂いた時に、オランダのヘーシンク選手に負けた時の決意を次のように語っておられました。

 「これじゃいかん。わたしの心中には日本の精神を自分達が守っていかなければいかんという強い思いと、本家日本の柔道が落魄(らくはく)、そして日本人の心までがなくなってしまうことを恐れた」

 
横地先生は、当時から大きな会社を経営されていたが、巨額な私財を投入し、作家の井上靖先生や財界の重鎮・永野重雄元日商会頭、桜田武元日経連会長らと共に、この昭和の松下村塾と言える柔道私塾を創立したのです。

 
この講道学舎から育ったのがバルセロナ・オリンピック金メダリストの古賀稔彦選手と吉田秀彦選手でした。その後はシドニー・オリンピック金メダリストの滝本誠選手もこの講道学舎の出身ですし、私が最初の取材から度々ここにお邪魔するようになった頃、泉浩選手はまだ高校生でした。

 ここで横地先生が定められた講道学舎の綱領を紹介しておきましょう。

�‘�本柔道育英学会・講道学舎の本義は、日本民族の優れた資質を呼び起こし、刻苦勉励し自ら立ち上がり、世界人類のために貢献しようとする国家有為の人材の育成にある

��講道学舎は日常起居を共にし、互いに切磋琢磨し柔道の修行を通してよき性よき質を培う人間形成の道場である

�3悵�は健全なる国家社会の形成者として、真理と正義を愛し、質実剛健をもって本務を全うし柔道の修行に邁進する

 
小学校を卒業した子供が親元を離れやってくる。平日は5時40分の起床。そのまま7時まで稽古を済ませ、朝食をとって学校に通う。ここの教えは柔道だけではない。

 講道学舎においては「生活8割、技2割」という決まりがあります。精進・修行においては、柔道の技の重要性は2割に過ぎません。掃除や洗濯、勉強、礼儀、生活態度は勿論のこと、物事への取り組み全般を教えることが、後の人生にとって花が咲くと徹底的に十代から教え込むのです。

 私は、何度かこの講道学舎の入学・卒業式を取材させて頂きました。横地理事長(当時)は90歳まで柔道を教えられていましたが、入学式における言葉は、戦前・戦中・戦後を生き抜いてこられた明治男の魅力に溢れるものでした。

 「今日、諸君達の顔を見ると実にいい顔をしている。一日一回は必ずそういう顔をしなさい。そういう“凛”とした顔をしなさい!」

 
この「凛とした顔」というのは、横地先生の口癖でもありました。最近では余り使われなくなった言葉です。

 昔の年賀状などには「寒気凛冽たる中、新しい年を迎えて…」などと書かれていました。寒さが厳しいという意味でもありますが、また身がきっちりと引き締まって凛々しい姿という意味でも使われています。

 勇気凛々などという言葉もあります。勇ましい様を表現する時にも用いられます。この言葉の使い方がとても上手でした。

 「そういう凛とした顔をしなさい。腹に力を入れまっすぐ前を見つめなさい。今日は諸君達は姿勢もいい。凛とした気持ちをもっている。今日の顔は非常に凛々しい。お父さん、お母さん、息子達のこういう顔を見てやってください」

 
「こういう顔をすれば良い男になれる。柔道は強いものもいれば弱いものもいる。講道学舎はこういう顔をした男をつくる。先ずはハートが良くなる。今日のような凛とした顔を忘れてはいけない。
 勝負とは負ける時もあれば勝つときもある。負けた時には次に勝てばいい。諸君達が今日のようないい顔をしてくれれば何もいうことはない」

 
90歳を過ぎた明治の気骨溢れた人間が、中学生に優しく話しかけられていたのが、まるで昨日のことのように私の記憶の中で甦って来ました。偉大なる指導者に心からの弔意を奉げたいと思います。

合掌―

横地先生関連エントリーhttp://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/50676435.html

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