核抑止レーザー論
世紀末ネット論争 『終末掲示板より』
私がこのインターネットに触れたのは1990年代の後半でした。この頃は世紀末の時代と言われ、何かと不安感が社会を覆っていた時代かも知れません。
特に1998年〜2001年頃にかけては、多くのネット掲示板において論争を繰り広げていました。コメント欄にもありましたが、当時『2ちゃんねる』などでは左翼系もけっこう見かけられ、白熱した論争がありました。
私はこのブログの世界では他の人よりも出遅れてしまいましたが、今日、当時を振り返って見て、自分の人生の中で一番熱心に取り組んでおり充実した時代であったと思っています。
年齢もまだ40代の後半であり、頭の回転も衰えていない時期ではなかったのか―そう思えてなりません。この度、自分が投稿した文章がパソコンに保存されていました。
相手の返信も全部ではありませんが、保存してありました。今から7年ほど前の投稿文ですが、今回読み直して見ても、そう時代感覚から外れているとは思えませんでした。
本日からこの古い投稿文を織り交ぜながら、政治思想について語っていきたいと思います。古い投稿文であっても、将来を見据えた投稿であったので、あえて「新戦略を語る」カテゴリーの中に入れることにしました。
9月12日の日刊ゲンダイに「核兵器保有検討なら協力」(復党焦点の平沼、安倍にラブコール)という記事がありました。10日に地元岡山での講演で平沼赳夫氏がこのような発言をしたというのです。
「戦争の最大の抑止力は核だ。日本は平和第一の国だが(核兵器の保有を)視野に入れるぐらいはやっておかねばならない。安倍長官がそのような政治をやるなら協力したい」
政治家の発言は自由だが、これは簡単に実現できることではない。日本は核拡散防止条約にも加盟しているし、先ずはここから脱退するしかない。
そうなったら共産支那の思う壺であろう。敵国条項を発動され日本は核兵器を持たない内に攻撃されて、滅亡に至ることは火を見るより明らかなことだ。
このような日本核武装論についても、かつて私は次のように論戦していました。
570 返信 小沼様へ 瀬戸弘幸 1999/12/16 16:05
核戦力を無力化することこそが、世界で唯一の被爆国となった我が国の果すべき事であり、そのためには日本の持てる全ての力を駆使して、明治維新の富国強兵にも劣らぬ「官産学軍」の強力国家体制を作り出す必要性があります。
詳細な点については後に述べるとして、日本が「レーザー兵器」の開発とその実戦配備を整えた時に、核戦力と渡り合えると信じるものです。
レーザー兵器のことを実現不可能な夢物語と思われるかもしれませんが、既に小規模のものは半導体工場などでも使われています。
ミサイルを撃ち落すだけのレーザーは大規模なものであり、野外に向けてのものである以上、現在のものとは性能的にも比較にならないのは分かります。
しかし、その基本原理においては実証済みであり、実現が不可能とは決め付けられないと思います。
レーザー兵器の概念を簡単に説明すると、それは光エネルギーを高度に集約し、その鋭いビーム(光線)を目標物体に投射して破壊するものです。レーザーは光ですから音速を遥かに超えるスピードですからあらゆる物を撃ち落すことが可能となります(理論上では) 。
このレーザー理論は新しいものではなく、50年代に米ソの科学者が発表し、ノーベル賞を受賞しております。
軍事関係よりは医療、通信、半導体の工作機器に応用されてきました。
日本は米国に次いでこの技術開発が進んでいます。
レーザーと一口に言っても研究開発は四つの分野に分かれております。
�.譟璽供縞軸�
�⇔鎧劵咫璽猜軸�
�E甜�波ビーム兵器
�ぅ廛薀坤泪咫璽猜軸�
―等ですが、これらをどのように組み合わせていくか、そして発生装置をどのような運搬手段で利用するのかも考えなければなりません。
宇宙空間に人工衛星を打ち上げ、そこから発射する。
あるいは航空機や戦艦に積載する等の幾つかの方法があるのではないでしょうか。
確かにそう簡単な話ではないにしても、日本が総力を挙げ取り組めば実現の可能性は高いと私は確信しております。
602 返信 <文明の衝突>と核兵器 瀬戸弘幸 1999/12/18 15:41
私が<文明の衝突>のテーマの中で、核の問題とそれに対抗する新兵器の開発を提言する理由は、核兵器がこの<文明の衝突>に重要な意味を占めると考えているからです。
ハンティントン教授に言わせれば世界の文明は8大文明に分類できるそうですが、この中で核を保有しないのは日本、ラテンアメリカ、アフリカだけになります。
国際政治とりわけ外交上の交渉にはこの核の保有、非保有は決定的な意味を為すかもしれません。
1、核を持たない国は持つ国に対して、極めて不利な対場になる
2、核を保有したとしても、それは対等な立場でしかない。
3、核を無力化できる兵器を開発して初めて優位に立てる。
この3つの選択肢の中からレーザー兵器の開発を提言した次第です。 軍事専門家の小沼様などには、夢物語と笑われそうですが、真剣に考えております。 レーザー兵器の専門書を探したのですが、あまりにも少ないのには驚きました。唯一、嘉悦女子大教授の杉山徹宗先生の著書くらいでした。 RIOさん、米国の情報感謝します。
この前に米国在住の翻訳家・RIOさんからの投稿がありました。
596 返信 Re:レーザー兵器に関して。 RIO 1999/12/18 03:02
瀬戸様、お久しぶりです。
レーザーの専門家ではありませんが、大変興味を持っています。現在最高出力を誇るレーザーは、米国カリフォルニア州のローレンス・リバモア研究所が開発しているナショナル・イグニション・ファッシリティ(米国核融合施設?:NIF)に設置される予定だそうです。この施設は、原子力フュージョンを起こす物質に高出力レーザーを当てて原子力フュージョン(核融合)を起こさせ、原子力に関する様々な研究を行なうことを目的に、1997年の着工(現在建設中)しています。NIFの目的にはプラズマなどの純粋な科学研究もありますが、その最大の目的は、現在米国が保有している核兵器を、核実験なしに評価することにあります。数ヶ月前、米国は『核兵器の実験を禁止する条約』の批准を見送りましたが、このような条約が通った後も、米国が核兵器に関する知識を深め、リーダーシップを確保していくためにはNIFが必要であるという米国政府の認識により、この施設の建設に踏み切ったものと判断します。このような施設において、核兵器の無力化に関する研究も当然可能かと考えます。
日本は、イナーシャ・フィージョン・エネルギー(IFE)研究用の世界第2位のレーザー核融合施設を所有しており、米国のNIFを凌ぐ施設の建設を現在提案中だそうです。即ち、わが国は『核兵器を無力化するレーザー兵器』の研究に見合った技術的能力を持ち合わせていると考えて間違いないと思います。
米国のNIFに関する情報は下記のサイトにあります。
http://lasers.llnl.gov/lasers/nif/faqs.html#whatnif
http://xfiles.llnl.gov/x-division/
http://lasers.llnl.gov/lasers/nif_works2.html
※↑は当時のものでアクセスできないかも知れません。詳しい情報を知りたい方はRIOさまの掲示板に投稿してみて下さい。
http://8024.teacup.com/persian/bbs
620 返信 核武装について。 瀬戸弘幸 1999/12/19 15:28
私の個人的な見解としては日本の核武装化には反対です。
その根拠は第四者さん、ますみさんのお考えに近いものがあります。
しかし、最近、若い層には日本の核武装化を求める意見も出てきています。 ものものさんやJamesさんは、その様な若い世代とお見受けしました。
杏林大学の大学院生である高野雅樹氏が『月刊・日本』に発表した「日本は非核三原則を凍結せよ!」はその様な世代を代表する意見でした。 「国家の安全保障上、例え日米関係にヒビが入ろうとも、世界各国から大非難を受けようとも、日本に国家存亡の危機が襲うことになれば、我が国は核武装に踏み切らざるを得ないのだ。非核三原則を遵守して国が滅びては元も子もない」で書き始まる主張はなかなかのものでした。
日本の現状の技術開発力ではすぐに核武装化は出来ないにしても、その選択肢を残すべきとの主張には反対はできないでしょう。
しかし、核武装化しなくてもそれ以上の戦力を保持できるようになれれば、それに越したことはないというのが私の考えです。
》 2、核を保有したとしても、それは対等の立場でしかない。
>対等で十分ではないか。新兵器を開発して優位になろうと考えるのは疑問だ。
>常に対等を目指すべきだ。
>それが均衡であるための必要十分条件ではないか。
そうとも言えますが、優位に立ってこそ絶対のものとなるのではないでしょうか。
均衡による平和とは「相互確証破壊」の恐怖で維持されています。
その様な恐怖から世界を解放できるなら、<文明の衝突>を恐怖という概念で捉える必要がなくなるでしょう。
私はこれまで2020年に日本が生まれ変わると訴えて来ました。その根拠はたくさんありますが、例えば既存新聞社の消滅、インターネットの台頭、そして何よりもこのレーザー兵器の開発と実戦配備を念頭に置いたものです。
これは終末掲示板『メギドの丘』に投稿したものです。
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労働貴族・松崎明(革マル派最高幹部)
2001/9・11事件と「文明の衝突」