2005年07月04日
極右とは何か・・・懐かしの2ちゃんねる大論争 連載 (5)
これは今から6年ほど前に2ちゃんねるさいとの「政治思想」板で
の論争の記録である。
>匿名
>パックス・アメリカーナは今後も続くと思われますし、
現在の世界情勢下において、対等なグローバルパートナーシップなど、恐らく幻想に過ぎないのでは、というのが私の考えです。
「パックスアメリカーナ(米国の支配による世界平和)」から「パックス・ジャポニカ(日本による世界平和)」に置きかえることは出来なくとも、米国単独のヘゲモニー(覇権)の代わりに、日米の共同覇権に代えさせることは可能と考えます。 瀬戸
ここで日米共同覇権主義に対する日本国内の予想される反発とその勢力についても言及しておきたいと思います。
反米主義には左翼思想による反米と、国粋主義的なものから来る反米思想の二つがありますが、ここで問題にするのは国粋主義的な反米思想です。
この反米思想はその裏返しとして安易な大アジア主義に通じ、親中国を唱えその方向に突き進む可能性があります。
伝統的な日本の国粋主義者と保守勢力(自民党親中国派)・そして左翼が反米・親中国で結び付く可能性も否定できません。
自民党の加藤紘一や外務省の親中国派は国粋右翼や反体制左翼と結び付き「日中を軸としたアジアの新体制構築」で既に動き出したと私は見ています。
>匿名
>確かにそのような勢力は存在するでしょうが、残念ながら中国は信頼に足る国でないということは指摘できると思います。中国に進出した日系企業も不安を抱いている筈です。平気で約束を反古にする相手とはビジネスは成立しません。ましてや経済を超えた政治面でのパートナーシップなど望むべくもありません。日米同盟が不可欠である所以です。
まったくおっしゃる通りです。自民党、民主党、公明党などには明かに親中国派が存在します。彼等は中国共産党の幹部らと密接な関係を築いてきました。
彼等が左翼勢力と結託して「大アジア主義の幻想に惑わされ、日中共同戦線を構築してくるなら、私達はこの動きを阻止するために立ち上がらなければなりません。 瀬戸
>三郎さんへ
自国を守る以上の軍備を持ちそれを拡大させ、周辺諸国に脅威を与える。それが覇権主義であり、共産中国はまさにその路線を歩んでいます。
共産党指導部は我が国の戦争コンプレックスを巧みに利用して、左翼や反日マスコミを操り日本を恫喝して経済援助を引き出そうとしています。
このような共産中国に対する闘いを今後どう進めるかですが、これまで述べてきたように日本の政治権力の中枢に「日中」を基軸とするアジアの再編を目指す勢力がある以上、容易なことではないと覚悟しております。
瀬戸
2005年07月03日
胡錦濤共産中国とプーチン帝政ロシアが戦略的提携
胡錦濤とプーチンの連携は日米同盟の揺さぶりが狙い
共産中国の世界戦略はアジアにおいて盟主の座を目指すことにある。そのためには目障りな日本を先ず叩き潰し、この地域に軍事的プレゼンスを持つ米国を追い払うことを最終目的にしている。
共産中国はクリントン政権時代には様々なロビー工作をして日米の離反を謀る策略を巡らして来た。
しかし、共和党政権になってからは、米国に対する警戒心を強め、しだいに反米的な言動が目立ち始めた。
日米同盟に亀裂を生じさせる工作は諦め、日米同盟に対してはロシアとの戦略的な連携で対抗する腹を固めたようだ。
共産中国の胡錦濤国家主席は今年5月にロシアを訪問した。
この時はロシアが開催した反ファシズム勝利60周年の式典に招待されての訪露だったが、それからニヶ月も経たない短期間でも再訪問は極めて異例なことだ。
それだけに今回の訪露にかける胡錦濤の意気込みは並々ならぬものだった筈だ。
プーチン大統領との間で合意調印された『二十一世紀の国際秩序に関する共同宣言』は反米色が強く打ち出されたものだ。
「主権国家に社会・政治体制を無理に押し付けてはいけない」これはイラクやイラン、北朝鮮を悪の枢軸と批判した米国に対する牽制だろう。
更に「独占と支配主義の悪弊を直さなければならない」とのくだりは、現在の国際情況化における米国の一極支配体制を批判し、それに代わる「新しい世界秩序」の構築を訴えたものだ。
まだ米国からのこの共同声明に対するコメントは聞こえてこないが、米国が増々共産中国に対する警戒心を強めることは間違いない。
この中露の戦略的な提携は東アジアにおいては、冷戦時代を髣髴させる時代の逆行になるのか。
この中露の提携に一番喜んでいるのは北朝鮮だろう。
これまで以上に反米主義を全面に出した揺さぶりをかけてくるのは確実になった。
日米同盟の堅固さが増々重要性を帯びてきた。
2005年07月02日
極右とは何か〜 懐かしの2ちゃんねる論争 (4)
この『21世紀の日本はどうなる?ディスカッションフォーラム』は今から6
年程前の2ちゃんねるの『政治思想』板の論戦をまとめたものである。
>イワンさんへ
日本が直面する危機構造の一つに緊迫する東アジアの情勢があります。日本単独で北朝鮮や共産中国に対抗することが出来ない以上、日本は米国との共同戦線しかありえません。
私はかつて『日米友好時代は終わった』の自著で、戦後の日米の従属関係を批判しましたが、現在においては率直に反米路線の誤りを認め、新しい日米関係の構築する必要性を訴えております。
>阪京さんへ
あなたはこれからの日米関係はどうあったら良いと思われますか?
>三郎さんへ
極東の緊張関係はただ時間の過ぎるのをじっと待つべきとお考えですか?何か日本がやる事があるとしたら、何でしょうか。
>田村さんへ
日米による共同覇権の構築は今の民主党政権では望むべくもありません。共和党が政権を奪取すれば可能性は大きくなるでしょう。
共産中国の抬頭は米国を苛立たせており、共和党のシルクタンクには日米によるアジアの平和と安定を、米国の世界戦略の柱と位置付けています。
民主党政権と国際ユダヤ勢力はオーストリアの極右政権に対する対応を見ても、極右的思想とは相容れないものを持っていますが、共和党の右派は必ずしもそうとは言い切れないと思います。
※これはこれからの日米関係についての議論のさわりの部分だが、私は米国にただ付き従うのではなく、積極的に共同覇権を握るために動くべきと主張した。
>阪京さんへ
確かに米国はその世界戦略の中で、対日経済戦争とまでに評される一貫した米国の国益を一番と考える政策を取り日本に押し付けてきました。
敗戦国の日本とドイツが経済的に成功した背景には、このような米国に逆らわずただひたすら米国の生産工場の役割を担ってきたという現実があります。
そして日本。ドイツは経済の分野で勝利して敗者復活の狼煙を挙げるまでになりました。これに一番慌てたのが戦勝国であり、彼らは国際ユダヤ勢力と結託しゴルバチョフを動かし、冷戦の崩壊すなわち東西の軍備拡張競争から逃れたのです。
つまりは日独の経済の成功と勝利が冷戦を終わらせたのです。
米国は当面の敵(旧ソ連)から、今度は日独へ目を向け、ドイツは統合で体力を弱らせ、日本に対しては経済の自由化要求で揺さぶりをかけ、次第に冷戦崩壊後の世界を自らの一極支配に持って行こうとしています。
米国の世界戦略はこの10年間確かに成功を納めています。
しかし、そのほころびも見えて来ました。それは共産中国の抬頭、統合ヨーロッパの誕生、安定しない大国ロシア、そしてイスラム世界の抬頭です。
米国がこれらの世界情勢に単独で対処することは不可能です。
必ず日本にパートナーシップを求めて来ることは間違いありません。
※この後9・11事件によって米国はアフガン・イラク戦争へと突入する。
フランス・ドイツは米国と共同戦線を組まず、中国とロシアは米国を批判した。今年5月にロシアは反ファシスト勝利60周年記念の式典をモスクワで開いた。
戦勝国のロシアのプーチンや中国の胡錦濤もいた。勿論ブッシュ大統領も。我等が小泉首相はプーチンや胡錦濤に目もくれず式典の中心に歩き出した。それを見たブッシュ大統領が笑顔で小泉首相に近づいてガッチリ握手をした。
米国のマスコミは式典の中心でブッシュ大統領と小泉首相が握手している写真を掲載した。
60年前の戦勝国の勝利を祝う式典はかくも無残な形で終わったのだった。米国は60年前の敵である日本と手を結んだ。それを世界に示した。
