「学習シリーズ・国家社会主義(3)」
国家社会主義者としての心情
今朝エントリーを書き終えてコメントを見たら、見慣れないエントリーにコメントがついていました。そこで開いてみたら、何と2005年8月23日のエントリーでした。
この過去の記事を読んでみて懐かしい気持ちと同時にこれをまた紹介したい気持ちになりました。今から5年前のものになりますが、私の原点と言うか、やはり国家社会主義者の視点から世情を見ていたことが文章ににじみ出ています。
さて、この「学習シリーズ」に一人だけ絡んでくると言うか、質問を再三書いている御仁がいます。柳生大佐などと名乗る方ですが、この人の質問は現在の私にとっては全く意味のなさないものです。
郵政は官営なんですか、民営化するんですか?
「公務員改革」はやるんですか?
国会論争や各党が選挙戦で訴えている喫緊の問題・日本経済をどう回復させるか? 民間と比べて割高な公務員給与をどうするのか?
このような質問は政治家にして下さい。私が現実の政治に何らかの影響を与えることはほぼ100%ありません。ゼロです。そんなことは実際に政治に携わっている人に質問し、大いに論争したら良いと思います。
私が今やっていることは、そのような実際の政治にコミットする道を閉ざされてしまった人々、特に若い世代の人に夢と浪漫を語ることです。未来の日本に絶望した若者に対して、最後の希望の星となる政治思想を熱く語りかけています。
よって、そのような質問には答えたくもないし、その必要もないと思います。この方も粘着質がありメールで何度も今回と同じようなことを言ってきました。
当時は『維新政党・新風』の副代表という立場でもあったので、そのような問題に関してもお答えしてきたつもりですが、今の私にとってこのような質問にいちいち答えている暇はありません。
以上ですので、今後質問を連発されても無視してまいります。別な方のコメントについては本文の中で取り上げていきますので、それまではお待ちください。今後とも意見を投稿してくださるのは歓迎します。
山路愛山と国家社会主義
本日は国家社会主義の社会主義をマルクスが唱えた社会主義と誤解している人が多いのでその点について述べます。
わが国における国家社会主義の元祖は山路愛山 - Wikipediaです。その経歴などについてはウィキペディアで確認して下さい。
この山路愛山が日本で初めて国家社会党を創立しました。時代は日露戦争直後のことですが、残念ながら資料は殆ど残されていません。国家社会党という政党が本格的に創立されたのは、それから暫くしてから、赤松克麿 - Wikipediaによってです。
山路は明治39年に『社会主義管見』という著を発表しています。この中に「国家社会主義と社会主義」という論稿があり、そこで次のように述べています。
長い文章なので重要と思われる部分だけを取り上げて紹介しましょう。
○マルクス一派の社会主義はいうまでもなく直接もしくは間接に独逸より輸入したるものにして、其思想は翻訳的なれども国家社会党の社会主義は、日本歴史の研究より生じたる独立の思想なることこれなり。
○勿論輸入思想なりとて決して侮るべきものに非ず。エメルソンのいったる如く歴史は一つ、人心も一なとなるべきものにしてマルクスの説をよく咀嚼し、これを日本の歴史に当て嵌めたらば、翻訳思想も直ちに独立思想となるべきものにして、マルクスの目を以って日本を見、日本の事実によりてマルクス主義を説明すれば、何も差つかえなき訳なれども最初が外国思想の移植により起こりたれば、先は概括して翻訳的というなり。
○之に反して国家社会党の宣言書を見るに其思想を日本の歴史に取り、歴史の指導に従い先皇先民の遺烈に依り、此に国家社会主義を唱うといえり・・・・。
ようするに左翼の社会主義は外国からの受け売りに過ぎないのに比べ、国家社会主義とは自国の歴史を回顧しその第一歩を帰するものなり・・・と述べています。
山路は史学者であり史論家であり、その日本の歴史に通暁(つうぎょう)していた。だから激動する社会情勢の中で、日本の歴史を正しく学び、そこから国家社会主義という理論を生み出したと思います。
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