2009年01月11日

国際共産主義の衰退と日本共産党

資本主義の悪、マルクス社会主義の善? (中編)

国際共産主義の衰退と日本共産党存続の理由


 資本主義が悪というイメージが定着することによって、その資本主義と対決するという左翼のマルクス社会主義があたかも善であるかのような風潮が広まってしまいました。
 その結果として日本共産党に入党する若者が急増したと言われています。

 確かにこの点に関しては認めないわけにはいきません。旧ソ連が崩壊したのは1991年のことですから、今からもう18年も前のことになります。当事のことを知らない若者が多くなっています。なぜ、共産主義国家が消滅してしまったのか?

 そのことを当事の状況下でテレビ・新聞などで実際にリアルタイムで見ていた人と、一つの回顧記録のニュース映像でしか見ない人との間には、相当な差が生じるでしょう。あの旧ソビエト連邦の断末魔をリアルタイムで見ていた人ならば、いくら共産党員から甘い言葉で誘われても入党することはないでしょう。

 旧ソ連邦に存在したと言われたスターリンやレーニン像は100万を下らないといわれたが、その殆どは庶民によって打ち砕かれた。ドストエフスキーやソルジェニーツィンが罵倒してやまなかった“収容所国家”は瓦解したのです。「チェカ」から「ゲーペーウー」更には、カーゲーベー・KGBに連なる秘密警察の恐るべき暗部も、また白日のもとに晒されることになった。

 共産主義によって支配された恐怖の国家は解体されたが、その思想までもが根絶されたわけではなかった。しかし、西欧諸国の共産党もまた勢力を失い、西側最大の共産党として存在感のあったフランスやイタリアの共産党もまた壊滅的打撃を受けた。

 では、何故日本の左翼は生き残ったのか?
 それは日本共産党が自主独立路線を選択し、ソビエト共産党とある程度の距離を置いて来たからだった。逆に旧ソ連とベッタリで北朝鮮とも親しかった社会党は、社民党と名前を変えながら存続するも消えかかっている。

 このような中で日本共産党が生き延び、そして消滅を免れたのは批判勢力としての存在意義をある一定の日本人が許容してきたからであり、共産主義の思想を信じて来たわけでないことだけは明らかでしょう。

 つまり、共産主義もまた資本主義と同様に悪であっても、毒には毒を以って制すというように、批判勢力としての役割を担わされたということです。

 それから実はもう一つ日本で共産党が西欧諸国の共産党と同じ運命を辿らなかった大きな理由があります。前編でマルクス共産主義の価値として、その掲げた「平等主義」があると書きました。
 そして、もう一つ掲げたスローガンが「平和主義」でした。
 
 資本主義の米国が戦争勢力で、その反対に社会主義国家は「平和国家」だという、この詭弁が実は戦後の日本社会には、どういうわけか受け入れられてきたのです。
 一見平和に見える日本の現状が、左翼の平和運動によって守られているという大いなる錯覚が、この日本共産党を生き延びらせた理由でもあったのです。

 話を前編からの続きに戻すと「不平等で貧しい」国家が「自由で豊かな」国家に勝てないのは自明の理ですが、ここに来て「不自由で豊かでもない」国家であると感じた若い世代が、自由が制限されても「平等」のほうが良いと舵を切ったと考えても不思議ではありません。

 しかも、日本共産党は自らが「自由を制限する」とは言ってはいないし、民主主義を口にしています。
 共産主義と民主主義は実際に存在した国家体制においては相反するものとなっていたが、そのような国家体制を経験したことのない国においては、民主主義と共産主義とは相反するものではなく、一連の文脈で捉えるべきものとして受け入れられてしまっています。

 これはシナ・中国の民主化という言葉と現実の体制による影響が強いと見なければなりません。
 シナは民主化を成し遂げたとしており、国内には最低限の自由があるかのごとく内外に見せかけてきた。本当は政治的な自由などないが、商売上の自由があることで、それで民主主義社会が確立されていると思わせてきたのです。

 ここで一つの言葉で冷戦の崩壊とソ連共産党の消滅を表すとしたら、私は次のように迷うことなく書き記します。

「失敗した共産国家は少なくとも失敗していない資本主義国家との対比でしかなかった」

 つまり、勝負などついていなかったのであって、資本主義国家が失敗すれば今度はまた社会主義は息を吹き返す可能性があったということなのです。
 マルキシズムが今、完全に息を吹き返したのか? 或いはただそのように見えるのか、そのことの結論はまだ先になると思います。

 決して左翼が善なのではなく、一時的に悪役から外れて善役を演じようとしているのだけは間違いはなさそうです。

 この世には既に存在しない歴史上の人物を登場させて、歴史の真実に迫る〜トマスおじさんのやぶにらみ放談〜を前にも紹介していますが、今回は旧ソ連の独裁者スターリンです。是非ご覧になって下さい。かなりの長文ですので覚悟してお読み下さい。

http://www.flavour-house.com/honky/message/index2.html

※エントリーの本文に出てきたソ連の秘密警察であるGPU(ゲー・ペー・ウー)やソルジェニーツィンの『収容所群島』などもこちらをご覧いただければと思います。詳しく説明が載っています。

 

 

 

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2008年10月09日

ロシアの狙いと朝鮮半島有事

ロシアの狙いと朝鮮半島有事への懸念

<ロシア>戦略爆撃機が日本海上空を飛行…自衛隊機が追尾

 【モスクワ大木俊治】ロシア空軍の戦略爆撃機2機が8日、軍事演習の一環で日本海上空を偵察飛行し、自衛隊機の追尾を受けた。空軍当局者がインタファクス通信に明らかにした。

 当局者によると、爆撃機はロシア極東の沿海地方にある飛行場から発進したツポレフ22M3。2機の戦闘機スホイ27も同行した。北海道の千歳基地と茨城の百里基地を発進した自衛隊機F15から計30分余り、追尾されたという。

 当局者は「国際法にのっとって実施された公海上の飛行で、他国の領空は侵犯していない」と述べた。

 10月8日20時6分配信 毎日新聞


 一昨日の「大恐慌前夜なのか?」というエントリーの中で「我々は甘かったのかも知れない」とタイトルをつけましたが、その杞憂の念がこんなにも早く、しかもこのように最も分かり易い形で現れるとは正直驚いています。

 「甘かったのかも知れない」と書いた理由は2点あります。

��G7などの国際協調体制が敷かれているので、世界大恐慌などはもう起きないと思っていたこと

�∪こΔ侶从囘�な大混乱に乗じて、軍事力で他国に侵攻するような国が現れないと思っていたこと

 しかし、現実に起きつつある現象は、それが単なる希望的な観測に過ぎないことを我々に暗示しているかのようです。

 「忍び寄る世界経済破綻、迫り来る戦争の危機に備えよ!」

 このブログ名が『極右評論』時代のスローガンは何ら間違っていなかったと思う今日この頃です。我々はいい加減に平和ボケから脱しなければならないようです。

 さて、今回のロシアの戦略爆撃機が日本海を偵察飛行して、日本側の防空識別圏に入り、追尾を受けたということは一体何を意味しているのでしょう?

 防空識別圏とは(領空に進入してくる航空機の識別・位置の確認・飛行指示などを行なうため、各国がその領空の外側に設定している一定の空域)。

 このことに関してロシアの軍当局がこれを認めて公表したことは異例な対応とされています。これはロシア側にとっては隠しておく必要性がなく、逆にその事実を明らかにしておきたかったからでしょう。

 ロシア側は日本に対して核サイルの搭載も可能と見られる戦略爆撃機で、いつでも攻撃が可能であると、その存在感を示すために今回の行動を起したと見るべきでしょう。

 その最大の狙いが北朝鮮有事であることは間違いなく、不透明な北朝鮮の今後の動向によっては、ロシアが本格的に介入する可能性を示唆するものです。

 日本にいる在日米軍に対して、ロシアが常時戦闘態勢にあることを示し、牽制するのが狙いであったと考えられます。北朝鮮軍は前日にはミサイル発射の軍事訓練を行なっており、それと連動する動きともとれます。

 いずれにしても、ロシアが朝鮮半島の北半分に異常なまでの執着を見せているのは、前々から専門家の間では話題となっていたことです。

 下記は今年4月18日のニュースです。

緊急発進14年ぶりに300回  ロシア機増加、領空侵犯も

 領空侵犯の恐れがある外国機に対して航空自衛隊が緊急発進(スクランブル)した回数は2007年度の1年間で307回と06年度より68回増加し、14年ぶりに300回を超えたことが18日、防衛省統合幕僚監部のまとめでわかった。

 国別内訳ではロシア機が約82%の253回でトップ。今年2月には旧ソ連時代以来、33年ぶりに伊豆諸島南部で領空侵犯するなど動きが目立ち、統幕は「国防費増加に伴うロシア空軍の活性化が背景にあるのではないか」と分析している。

 統幕によると、ロシア機へのスクランブルは05年度が116回、06年度は196回で2年前から連続で増えている。

 次に多いのは中国機で、06年度の22回から43回に増加。統幕は「何らかの情報収集や訓練飛行ではないか」と指摘している。


 いかに日本周辺にロシアの戦闘機が出没しているかは明らかで、特に米国の太平洋艦隊に異常に接近する事件も起きています。

 北朝鮮の「崩壊」が第三次世界大戦への引き金になることも十分に考えられる。金正日体制の世襲の可能性は低いと見られており、国内における北朝鮮人民解放軍が、今後どのような動きに出るのか?

 不測の事態が恐怖の事態を引き起こすことになるか? 今、それを予測する人は少ない。それは戦慄の戦争への幕開けとなるからかも知れません。戦争はいつ始まっても不思議ではない状態にあることだけは今回ハッキリしました。

 日本はいつまでも悠長なことを言っている場合ではありません。
 厳戒態勢を敷かなければならない―、そのような危険な状況へと進んでいることを改めて見せ付けられました。

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2008年09月05日

ロシア・プーチン首相の怨念

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ロシア・プーチン首相の怨念

本心を見抜けなかった西側首脳

ロシア大統領「G8排除恐れない」

 【モスクワ=星井麻紀】ロシアのメドベージェフ大統領は2日、イタリア国営テレビRAIのインタビューで「我々はG8(主要8カ国)から排除されることを恐れない」と語った。今回のグルジア紛争を受け、米国などで「ロシアをG8から排除すべきだ」との声が出ていることに対し、挑戦的な姿勢を見せた形だ。インタファクス通信などが伝えた。

 メドベージェフ大統領は、「G8は世界の主要な政治的プレーヤーの意見を反映してこそ、何らかの決定を下すことができる。ロシアなしのG8は事実上、機能しない」と主張。また、米大統領選の共和党候補になるマケイン上院議員がロシアをG8から「排除すべきだ」と主張していることに関連し、こうした動きは「自分の支持率を上げるためのものだ」と述べて暗にマケイン氏を批判した。

 また、欧州のニュース専門テレビ「ユーロニュース」とのインタビューでは世界貿易機関(WTO)加盟問題について、「加盟が早期に認められないなら、我々は一連の加盟合意の履行を停止する」と述べた。

http://www.asahi.com/international/update/0903/TKY200809030060.html

 日本国内における政局やカルト創価学会問題も重要ですが、国外においても様々な動きがあります。米国大統領選挙の行方なども、そうですが、どうもロシアの動きが気になります。

 ロシアの今回のG8排除を恐れない―という表明は、これは単なる強がりではなく、既にそのような事態も想定しながら動いていると見るべきではないでしょうか。

 グルジアから独立を表明した二つの共和国を承認したのは、ロシア以外にはシリア、ベラルーシなどに限られており、国際的には追随する動きは見られません。

 現在までのところは、ロシア側の強引さだけが目立ち、ロシアが国際社会から孤立していくようにも見えますが、ロシアがそれに慌てているようにも見えません。

 ロシアの問題を語る時は、現在の大統領ではなく、はやり旧ソ連時代のKGB出身者であるプーチン首相を抜きには考えられません。

 実は欧米諸国や日本はプーチン首相に騙されてきたと言うか、その本心を見抜けずに信用し過ぎてきたきらいがあったのではないか?

 私はスパイなどは映画や小説の世界でしか知りませんが、決して本心を明かさない、冷静沈着な人間として描かれています。同じようにプーチンという人物もそのように考えられます。

 しかし、今回何もプーチン首相をずる賢い人物であると酷評するために、このエントリーを立てた訳ではありません。プーチン首相が大統領在任の時代に、余りにも彼に対する警戒心を怠っていたのではないか?

 今、世界の指導者はそのことを深刻に捉えるべきであると思います。

 これまでプーチン大統領(当時)と会った世界各国の指導者は、殆どの人がプーチン氏を褒め称えた。
 中でも米国のブッシュ大統領は2001年6月に初めて首脳会談を持ち「率直で信用できる人物だ」とベタ褒めだった。

 私はプーチン首相の個人的な性格やその政治信念と言うよりは、どうもロシアの指導者というのは、言葉は悪いが狡猾であり、これまで歴史的に見ても米国の指導者は騙されてきたのではないか―と思っています。

 ロシアに騙されて、惨めな形で大統領を去ったのはカーター大統領でした。ウィーンで1979年6月に当時のブレジネフ・ソ連大統領と会談をして、戦略兵器の制限条約に合意し、その成果をアピールした。そのわずか半年後にアフガニスタン侵攻が行なわれた。

 米国との軍縮平和交渉を進めながら、裏ではアフガニスタン侵攻の準備をしていたのです。本音と建前とはよく言いますが、ロシアの指導者は、信頼を置くことは出来ないということです。

 もっと歴史を遡れば、第二次世界大戦の終了間際のヤルタ会談においても、米国のルーズベルト大統領は、ものの見事にスターリンにこれまた騙されています。

 ソ連に有利な欧州分割を受け入れてしまったわけですが、この時にルーズベルト大統領を甘く見たスターリンは、すぐに日本の北方4島への侵攻を決断したとまで言われているくらいです。

 このロシアが打ち出してきた大ロシア主義との真っ向対決を唱えているのが、米国共和党候補のマケイン氏です。このマケイン氏が早くから「主要国首脳会議(G8)からのロシア排除」を訴えて来ました。

 その意味からすれば、米国の次期大統領選挙において、マケイン氏が優勢かと思いきや、どうもそうでもない。やはり共和党政権が続いたということもあるでしょう。

 しかし、それとは別に本来はもっと重視されるべきロシアの対外拡張主義が、余り警戒されていないと見るべきなのかも知れません。また、プーチン首相の戦略が読み切れていないのかも知れません。

 21世紀を前にした1990年代の後半、我々は嫌というほど旧ソ連の混乱振りを見せ付けられてきました。映像に写し出されるスーパーマーケットには食料品が並んでいない。

 それでも雪の降る寒い中で人々は列をなして、買い求めようと必死でした。国家破産の状態に追い込まれ、社会は取りつけ騒ぎの中で、ついに1998年8月には対外債務の支払い猶予(モラトリアム)を宣言した。

 共産主義体制の瓦解と新生ロシア国家の事実上の破産状態、これらの状況下にあっても、秘密諜報機関員として国家の為に死力を尽くしていたのが、若きプーチン首相でした。

 若きプーチン首相がこの祖国の惨状をどのように見ていたのか? 悔しい思いで見ていたと思います。祖国の再興と祖国を追いやったと西側を憎み、復讐心を増幅させていたとも考えられます。

 彼の打ち出す戦略は机上にあるものではなく、自らの苦しい体験の中から学んだものなのです。ロシアと対峙するには、生半可な気持ちでは絶対に勝てないと知るべきでしょう。

★関連事項の紹介

ヤルタの密約とルーズベルト
http://www.flavour-house.com/honky/message/index2.html

 
※お知らせ

 コメント数が200以上に達した場合、そのエントリーに関するコメントの書き込みを止めます。
 また「朝木さん殺害事件」関連エントリーはすぐに立てますので、それまでお待ち下さい。

 関係のないエントリーへの書き込みについてはご遠慮願います。関連エントリーを上げるまでお待ち下さい。

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2008年08月28日

大ロシア主義と米・欧州

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大ロシア主義と米・欧州との対立!

 

民族問題の再燃で大帝国の復活を!(プーチン戦略)

 下記のような読者からの投稿がありました。
 ここで【連載】をお休みして、この問題を考えてみることにします。

 世界中の人が平和を希求しても、戦争はその世界の人々を嘲笑うかのように突如として始まることもあるのです。

 瀬戸先生こんばんわ!
グルジア問題について瀬戸先生の考えを教えて下さい。私は10代の学生で冷戦を知りません。
90年代以降史上最悪の緊張状態と海外メディアは報じています。
何も発言しない日本政府にはガッカリです・・日本の立場や軍事的な事も知りたいです。
お忙しいところ恐縮ですが宜しくお願い致します。

Posted by west at 2008年08月27日 20:27

 経緯については詳しくは述べません。現在の状況を先ず書き出してみます。

 ロシア メドベージュフ大統領の表明

�‘逎�セアチアトアブハジアが攻撃を受ければこれを防衛する

�⇔篝錣虜突茲盍泙瓠�何も我々は恐れない

��ポーランド、チェコへの米ミサイル防衛(MD)配備計画に対しては、軍事的手段を行使しても対抗する

�ぁ峺澆い吠未譴鮃陲欧討盥修錣覆ぁ2燭虍畄爐任呂覆ぁ廖、�

※北大西洋条約機構(NATO)がロシアとの協力見直す方針を受けて


 これに対して米国や欧州はどのような態度を取り始めているのか?

�(胴颪牢和發鮃�海に救援物質を運ぶ名目で派遣、圧力を加えている

「米国からの迅速かつ明確なメッセージを目の当りにすることになるだろう」(フラトー米大統領副報道官 26日声明)

�∪床い錬裡腺圍呂悗離哀襯献△肇Ε�ライナの加盟を急ぐ方針を固める

 上記の動向は何を物語るかと言えば、互いに譲らずにより軍事的な緊張が高まる方向へと突き進んでいると見て間違いない。

 今のところ、この問題で発言しているのは西欧、旧東欧、米国、ロシアなどであってシナ・中国、インド、日本などは発言をしていない。
 何故なのか(はっきり言ってしまえば、彼らの“縄張り”であるからでしょう)。

 また、この新しく独立を宣言したロシアの傀儡政権を承認する国は、ロシア、ベラルーシ、シリアなどにとどまっている。
 今後ロシアは「上海協力機構」(SCO)に対して、独立承認を求めることになるでしょう。

 この上海協力機構にはかつて小泉元首相が訪問した時に書いたエントリーがありますが、ロシアの影響力が及んでいる地域です。

http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51038437.html

 今回、この加盟国がすんなりロシアを支持するのかが注目の的になります。
 更にシナ・中国がどう出るか、また北朝鮮がどのような態度に出るのかも注目です。

 さて、それではこのような世界の現在の情勢の中で、何を学べば良いかと言うことですが、それはただ一つしかないと思います。

これはロシアという国家による縄張りの主張と拡大です!

 旧ソ連の解体によって、それまでの領土を失ったロシアが、その失った土地に対して、それを軍事力にモノを言わせ取り戻しにかかっているのです。

 この冷徹な視線で見た現実の世界情勢を認めないわけにはいきません。力のない者は力のある者に依存して、国家の存続を図るしかないのです。

 この冷厳な事実を受け入れることによってしか、民族や国家の興亡を語ることなど出来ません。
 無防備平和都市宣言などは何の役にも立たないということを知るべきなのです。

 今回のロシアの行動を見るにつけ、思い出さないわけにはいかないのが、冷戦時代とその崩壊でした。
 ロシアの最大の実力者であるプーチン氏が裏で何を考えているのか?

 それが一番ではないでしょうか。彼は旧ソ連崩壊の中で共産党が組織していた秘密情報機関の工作員でした。若かった時の彼の目に、旧ソ連の解体のドラマはどのように映り、そしてそれを目に焼きつけてきたのか?

 そのことを考えるなら、プーチンが推し進めてきた作戦、そして今後の打って来るであろう手口も見えて、おのずと読めて来るのではないか。

 旧ソ連崩壊の頃、盛んに言われたことが「共産主義と民族主義」であった。

 この二つの相対立する二つの思想に決着がついたというものでした。

 共産主義はそれまで一度共産主義国家となれば、そこに住む民族は人間としての真理に目覚め、労働者階級として国家の建設にまい進する。

 すなわち、そこには民族主義(ナショナリズム)運動などは、絶対に起こり得る筈もなく、例えそれを口にする者がいても、それはほんの一握りの偏狭な輩に過ぎない―。
 
共産主義は民族主義に対して絶対の優位性があり、しかもそれは人類の歴史の進歩に裏付けられた科学的な真理であるというものでした。

 なぜ、今これを紹介するかと言えば、この共産主義の科学的理論は宗教の教義のようなもので、若い学生が平気で人を殺せた(内ゲバや赤軍リンチ)のも、このことが青年の心を虜にして離さなかったからです。

 これが60年代、70年代に若者を魅了した共産主義の哲学だったのです。しかし、実は史上初めて誕生した共産主義国家は、民族主義の台頭によって倒されていったのです。

 このことを誰よりも頭と目に焼き付けていたのが、若き日のプーチンであったとしたら、彼が繰り出す次の一手とは何であるのか?

 それは失われた失地回復の手段として、民族主義を利用することであり、その民族主義の台頭を促すことによって、この事態を更に推し進めることでしかない―。

 次はクリミア半島で民族問題が急浮上することになるでしょう。

 首尾よく民族問題を解決して成功する筈だった共産主義国家ソビエト連邦は崩壊した。ソビエト連邦が成し得なかった世界最大の帝国の再興を、今度は民族問題に次々に火を放つことによって成し得ようとの作戦ではないか―と思います。

☆9月1日 

朝木明代さんの無念を晴らせ!

場所:西部新宿線 東村山駅東口広場
時刻:午後3時半〜4時半は東口広場で街頭演説

     午後4時半〜5時半には転落死したビル前の路上で献花

※時間が前回告知より30分繰り下がりましたので、お間違いのないようにお願いいたします。

 1995年9月1日、創価学会を厳しく追及していた東村山市議・朝木明代さんは、この日の夜10時頃、何者かによってビルから突き落とされ死亡した。

 東村山署の対応は朝木さん本人であることを知りながら、すぐに家族に連絡することもなく、検死もしないで荼毘に伏そうとしていた。

 創価学会信者で八王子検察庁の当時の支部長は、同じく創価学会の信者である検事をこの担当に任命、この創価信者の検事は自らが創価信者であることを内密にして遺族に接していた。

 オウム真理教によって行なわれた坂本弁護士一家殺害事件と余りにも酷似する、この事件のやり直しを検察庁に求めて我々は立ち上がりました。

 13年目のこの9月1日に東村山駅頭と現場において、この「朝木明代さん殺害事件」の真相を求める行動を行ないます。

主催:せと弘幸ブログ「日本よ何処へ」

協賛:主権回復を目指す会 在日特権を許さない市民の会


☆映像紹介「朝木明代さん殺害事件の全容」

ニコニコ動画は下記でご覧になれます。
http://www.nicovideo.jp/search/%E6%9C%9D%E6%9C%A8%E7%9B%B4%E5%AD%90

★緊急! 池袋「中華街」構想再燃!
反日偏向メディアの反撃だ!
http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51198711.html

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2008年08月20日

歴史は繰り返す! 大国ロシアの動向

歴史は繰り返す! 大国ロシアの動向

再び動き出したロシア帝国の脅威!


 今朝の産経新聞の1面と3面は読み応えがあった。

「プラハの春」の弾圧から40年。今またグルジア

露(ロシア)変わらぬ支配意識

グルジア紛争「制限主権論」再び?

 チェコの首都であるプラハに旧ソ連軍が侵攻し、プラハの春を軍事力で制圧してから、もう40年も過ぎたという記事には改めて時の流れの早さを知らされました。

 当時のことは鮮明に覚えています。テレビ画面では連日このことを伝えていました。私はこの頃はまだ学生でしたが、既に共産主義や左翼に対しては強い嫌悪感を抱いていた。

 この「プラハの春」チェコ軍事弾圧から、私は共産主義は人類の敵であり、絶対に許されないものであるとの信念を持つようになった。学校を卒業すると同時に自民党に入党したのも、その共産主義に対する敵対心からであった。

共産主義=共産党=自由を認めない独裁主義

 そして、旧ソ連の軍事的脅威である。当時、日本を侵略する可能性の一番高い国家として、多くの国民が認識をしていたのは他ならない旧ソ連だった。

 行動右翼(20代後半〜30代前半)として活動していた時代、最大の敵国はソ連であり、国内においては左翼・共産党であった。

 ソ連大使館への抗議行動は1年間を通して最大の闘争目標であり、警備の阻止戦を突破して、どれだけ大使館に近づくことが出来るのか? 
そのことは地方から東京に年に何度かしか来れない、当時の我々の運動としては重要なことであり、街宣車を乗り捨てて徒歩で近づき抗議し隔離されたことも度々だった。

 旧ソ連は強大な国家であり、そのイデオロギーも揺るぎないもののように思えた。この世に磐石にして永久的な権力体制が存在するとしたら、それは旧ソ連に代表される国家体制でしかないと信じて疑わなかった。

 しかし、磐石なはずの共産主義国家は21世紀の時代の幕開けを見ることなく崩壊した。あれほどの「自由なき収容所国家」が自壊するさまを、私は自分の生きている間に見れるなどとは予想もしなかった。

 今、旧ソ連時代の冷戦時代や周辺国家への支配体制を知る世代は減りつつある。しかし、まだそれを学ばねばならない時代を迎えつつあるようです。

 シナ・中国の拡張主義と覇権主義、朝鮮半島国家の日本に対する復讐主義。この二つの反日の現象については、多くの若い世代も共通の認識を持っている。

 しかし、我々はここでもう一つのロシアという大国の持つ帝国主義を学ばねばならない。周辺諸国を力で押さえつけようとする考え、領土的な野心。これらは今旧ソ連時代と同様に警戒水域に達してきたと言っても過言ではない。

 今後、このブログにおいては積極的に対ロシア問題も取り扱うことにします。正直言って私は朝鮮半島やシナ・中国問題よりは、よりロシアの問題のほうにより関心を抱いてきました。

 読者の皆様にはマスメディアが伝える視点とはまた別な視点からお届けすることが出来るのではないか―と考えています。再び動き出した帝政ロシア、そのロシアの動きは今後の東アジア情勢をより複雑なものにさせるかも知れません。

 帝政ロシアから皇帝を引き算し、ソビエト連邦から共産主義を引き算すると、一体何が残ったのか?
 
本来なら何も残らないはずなのに、現実には広大な領地と民族が残った。

 しかし、その民族も分離独立して、今度こそ何も残らないだろうと思っていたら、今度はその反動なのか、とんでもないものが誕生しつつある。

それは大ロシア主義と命名すべき流れである!

 大ロシア主義は間違いなく新たな熱戦の時代を創り出すことになるかも知れません。大ロシア主義の行く着く先が、きな臭い戦争の時代の幕開けとなるかも知れないのです。

 ご紹介ブログ

 「近野滋之・民族主義者の警鐘」

 「8・9反ロシアデー」

http://blogs.yahoo.co.jp/x1konno/14168003.html


☆ご報告!

「移民反対」の署名を提出しました!

http://blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51192847.html


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☆衝撃ルポ!!

写真で見る対馬侵食!

対馬レポート 韓国の野望と対馬の現状

  
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