反撃!元長官メモ事件 その��
保守派論壇に見られる「日独伊」批判は封印すべきだ!
この『元長官メモ事件』ですが、どうも怪しい雲行きとなってきました。大手マスコミは何の疑念も抱かずに垂れ流していますが、ネットなどではその信憑性に疑いを持つ投稿が相次いでおります。
この点に関しては現在情報を整理しており、真相究明を求める活動を開始します。ブログの主宰者や投稿者の多くが匿名である中で、私は氏名・住所を明らかにしています。
多くの方が何らかの事情で匿名で行っていると思います。私は実名ですので、皆さんから寄せられた意見をまとめ、近々日本経済新聞社に出向いて『公開質問状』を渡すつもりです。
真贋論争はその結果を待ってから行いたいと思います。現在のところは、このメモがあくまでも天皇陛下がお話をされたという前提で問題点を指摘して行きたいと思います。
これまでは目的、意図、仕掛け人の存在などについて述べて来ましたが、今度はその内容について考えてみることにします。私はこの天皇陛下ご自身が述べられたという内容についてですが、これに深入りすべきでないと考えます。
特に松岡洋右外相と白鳥敏夫駐イタリア大使の二人が名指しされていることについてですが、私はこのように個人の名を挙げて批判したとなっていますが、この事を余り推測することには反対です。
ところが、保守論壇の中にはこれを一部肯定するような発言が相次いでいます。つまり、松岡外相と白鳥駐イタリア大使は「日独伊三国軍事同盟」を推進したからだという指摘です。
私はこれを非常に残念に思う者です。それは一部でも認めてしまえば、他の部分を否定できなくなるという意味からではありません。私はこの「日独伊同盟」に関する、これまでの保守派論壇の主張に異議を唱えてきました。
かつて、この件でよしりん派とも茶々クラブの掲示板で論争したことがあります。保守派は「日本の戦争はドイツのヒトラーのような悪いことはしていない」「ドイツは侵略戦争をしたが日本は違う」という主張を展開しています。
私はこの主張については、同盟国を悪し様に批判して、それと比較しなければ、自らの戦いを正当化できないとは情けない。日本とドイツ、イタリアが共に同盟関係を結び戦ったのは歴史的事実であり、それは率直に受け入れなければならない―という持論を持っています。
この私の持論はまたの機会に詳しく述べますが、現在このメモの中に松岡、白鳥の名称があったために、この保守派の主張がまた展開されています。産経新聞の『正論』にも登場しておりました。
確かに『三国軍事同盟』については批判もありましょう。しかし、この同盟が締結された時、日本国民の熱狂は大変なものでした。日比谷公会堂で開催された『日独伊三国軍事同盟』締結を伝える当時の新聞社は異常な程の高揚を伝えるものでした。
もし、この三国軍事同盟が失敗であったとしても、それは松岡、白鳥二人だけの責任ではありません。ただ、昭和天皇は実際にお二人と会われていたわけで、我々が知り得ない感情的な部分があったかも知れません。
しかし、それを決して公の場ではお話をしておりません。メモが書かれたとされる昭和63年4月の記者会見でも「戦争に進んだ最大の原因は?」との記者の質問には「人物の批判とかに加わりますから」と口を閉ざされたと報道されています。
個人批判になるようなことは絶対に話さなかった。その天皇陛下の心配りを宮内長官ともあろう人が理解していなかったのであろうか?常識的に考えられないのです。
保守派論客はこの点を留意して話をされることを望みたい。これまでのようなドイツを悪し様に言いながら、自らを正当化するような愚を犯すことを避けて頂きたいと思います。
昨日は6,400人の応援クリックがありました。北朝鮮ミサイル発射の時の6,300人を超えました。日本の危機は外国からの侵略だけではない。国家の内部にこそ敵が存在する事を、皆さんがよく認識しているということでしょう。共に頑張りましょう。
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