韓国問題でのギャップ、埋められない溝なのか
自分がブログを書き始めてから、もうすぐ一年目を迎える(開始は昨年6月12日)。他人のブログやコメントなどにもくまなく目を通しているつもりです。そこでこの一年の中で、一番思ったことは韓国社会に対する日本人の見る目でした。
共産中国問題、靖国問題、国内左翼勢力に対する考え、多くの問題で、私の主張とブログを読んでいる人々の間には考え方の相違はありません。私が極右という旗を掲げ、活動してきた人間として、皆さま方に最初は違和感があったかも知れません。しかし、それに対しても批判を受けることは余りありませんでした。
ただ一つの問題は、どうしても私の考えと読まれている人々の間に溝を感じてきました。それはズバリ韓国問題と在日朝鮮人・韓国人の2世、3世問題についてでした。
私が右翼の活動を始めた時は、日米韓は一つとなって、旧ソ連、北朝鮮、中共と厳しく対決していた国際情勢下にあり、韓国という国は38度線で共産主義を食い止めている最も大切な同盟国であったのです。
正直言って私はそのような考えに立って、これまで何度も訪韓しており、韓国にもたくさんの知人がおります。韓国が70年代から行ってきた農村近代化運動(セマウル)には、今で言うところのボランティア活動で参加しました。
在日朝鮮人問題については、一番最初に無条件帰化をネット上でも訴えていたのは私だと思います。日本人に帰化したくとも厳しい制限があってなかなか帰化できないシステムでした。
例えば親に前科があった場合など、子供は関係ないのに、それを理由に帰化が出来なかったり、職業や学歴によっても制限があったように記憶しています。これらの条件の緩和や撤廃を訴えて来ました。
その理由は単純で、この日本に生まれ、同時代を一緒に生き、日本に骨を埋めようと考える者を、なぜ日本社会が受け入れないのか?私にはその方が逆に不思議でならなかったのです。
私は若い(27歳)頃、地元福島において在日朝鮮人の冤罪事件に取り組み、それを短期集中連載という形で雑誌に発表―。初めて自分の書いた記事が書店に並び、ジャーナリストとしての第一歩を踏み出しました。
福島県福島市で小学校の元女性校長が深夜、強盗に殺される事件がありました。この事件は迷宮入りとなり時効になりましたが、当時近所に住んでいた在日朝鮮人が逮捕されました。
彼には強盗の前科があり疑いをかけられたのですが、逮捕の直接の容疑はこの強殺事件ではなく詐欺事件でした。彼はこの被害者宅の近くで日本人の妻と一緒に食堂を経営しており、出前でこの女性校長宅に出入りしていたのです。
直接の逮捕容疑は詐欺事件でした。どのような詐欺事件かといえば、まだローンが残っている車を担保に借金したからという、ただそれだけの事件です。ローンがまだ残っていることを相手に伝えなかったということが詐欺事件にされたのです。
車担保金融はその殆どがローンが残っていても査定して貸しますし、それをいちいち客から言わせて書類に書かせることはありません。これは別件逮捕というものでした。
実は当時、私は運動で逮捕され、この人物と一緒に収監されていましたが、この人物が「自分は無実だ!」と泣き叫ぶ声を聞いており、その真相究明と冤罪事件に取り組んだわけです。
この方は詐欺事件で起訴されました。前の強盗事件で仮釈放中だったので、有罪となれば、その仮釈放期間(刑期の3分の1)が取り消され、長期の服役になります。まず普通の場合、このような車を担保にしての詐欺事件で有罪になることはありません。
取調べ中はこの女性校長殺害事件のことだけを聞かれ、嘘発見器にかけられたり、夜遅くまで調べられるなどキツい取調べであったと本人は語っていました。
この話はこれ位にしますが、私は右翼活動を長年行ってきましたが、韓国や在日に対しては、そう悪い感情を抱いておりませんでした。しかし、現在ネットでは私のような意見はどうも受け入れられないようです。
韓国社会は現在左傾化していますが、私は必ずや反共勢力が巻き返して、日韓関係は改善されて行くはずだと思っていますが、多くの若者は仮に韓国社会にそのような揺り戻しがあっても、日本とは仲良くなれないと考えている人が多いようです。
韓国側の対日怨念を克服し、真に日韓の憂国者が集うことは、もう永遠に見果てぬ夢となってしまうのか―。私はそこに自分のやって来た右翼活動と社会運動への自負心が急速に萎みかけて行く寂しさを実感しています。
私はこれまで余り裕福な在日の方とは面識はありませんでした。どちらかと言えば社会の底辺で暮らす人が多かった。だから正直言って在日特権などと聞いてもピンとこない。
私の持論は一国だけのナショナリズムでは共産主義(インターナショナリズム)には対抗できない。だから私はヨーロッパに台頭した連帯する極右勢力に関心を持ちました。
同様に考えるなら、北朝鮮や中共に勝つには、韓国との連携は必要不可欠であると考えます。この私の考えが間違いなのか?もう古臭い考えなのか?それを自分に問いかけているところです。
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