連載・『赤報隊』と『日本民族独立義勇軍』��
最終回号・実行犯の「告白手記」と真実性
今週発売の週刊新潮の記事で最終回号を迎えることになりました。今回の記事ですが、驚くほどの内容はありません。「名古屋事件」や「静岡事件」に関しての記述ですが、目新しいことは書かれていません。
今回の記事は、この「告白手記」に関して、新潮社がどのような理由で掲載に踏み切ったかの説明がなされています。信憑性を疑う声が上げっていたので、それに関する反論とも受け止められるものです。
新潮社が実行犯であるとした理由は次のようなものです。
�―鰻發魄様蠅靴燭箸気譴訖擁�が実在していた。その人物(佐山と記載されている)が米国大使館に勤めていた事実も確認できた。
�∈柑海氾臑次聞霰鮗圈砲硫駭辰�収録されたICレコーダーがある。
�E臑爾量椶料阿波塙埓写席犬鯊任辰織�オリ(仮名)との会話の録音もある。
そして今回はこの犯行声明文を作成したとされた新右翼の大物・野村秋介氏を知る会社社長の話が紹介されています。
「阪神支局事件後、野村さんを含めた数人で食事をしたことがあったんです。世間では、事件のことで大騒ぎしていますから、当然、その話題が出た」
「その時、野村さんはこう言っていました。“あの犯行声明文を書いたのは私。事件には直接関わってはいないが、実行犯は知っている。時が来たら詳しく話すよ”と。このことを憶えていたので、島村氏の手記が掲載された時、“真犯人だ”と確信しました」
野村秋介氏が生前このような話をしていたということが、今回の最終回号で掲載されています。複数者からの証言があるということなら、信憑性もありますが、一人しか紹介されていないので、果たしてどうなのでしょう?
唯一の物証は犯行声明文の入った封筒から検出されていた繊維片と一致する可能性がある数珠の房を島村氏から提供を受けたということでした。
この告白手記ではやはり「決め手」には欠けると誰でもが思ったはずです。しかし、この「実名告白者」の記事を崩せないのもまた事実です。
このままでは何かウヤムヤとした中で、忘れ去られてしまうのではないでしょうか?率直にそのように感じました。今回でこの週刊新潮の連載記事は終了しますが、私の連載は続けます。
この「実名告白者」が本当に犯人であったのか? そのような問題とは違った視点から、この事件に挑んで行くつもりです。ネットなどでもこの事件は様々な角度から論じられてきました。
それを今回は最後に紹介することに致します。
赤報隊の正体については、様々な説がある。
統一教会(世界基督教統一神霊協会)関係者が捜査対象に
朝日新聞社の発行する『朝日ジャーナル』などが統一教会 (世界基督教統一神霊協会)の「霊感商法」批判を展開していたことに対し、以前から反共主義の立場から『朝日新聞』を 「左翼的」、「偏向している」と敵視して来た統一教会側からの反発が強かったことや上記の統一教会の名を使った脅迫状 (事件直後に「とういつきょうかいの わるくちをいうやつは みなごろしだ」という脅迫状が事件で使われた銃弾と同一の 薬莢2個と同封されて届いた)などから、統一教会の関係者の関与も疑われ、捜査の対象になった(1994年から)。
動機「靖国と教科書」
中曽根康弘に出された脅迫状に「貴殿は総理であったとき靖国参拝や教科書問題で日本民族を裏切った」とあったことから、 捜査幹部は「靖国と教科書」を動機の本筋と見ている。
国家秘密法批判が触発
一連の襲撃事件が起きる前に、国家秘密法をめぐって激しい論争が起きていた。最高死刑のメディア統制法に 対し新聞界では反対運動が広がり、朝日、毎日、東京、神奈川新聞、琉球新報、信濃毎日新聞、北海道新聞、 共同通信などが反対キャンペーンを張った。
朝日は社説で廃案を主張した。1986年11月25日の紙面は 「国家秘密法増える反対議会」と題し、全国調査の特集を組むなど朝日新聞が法案を強く批判していた。
捜査当局はこのことに触発された可能性もあるとの見方だ。
潜在右翼
鈴木邦男は、著書『テロ』において野村秋介の「赤報隊は新右翼とは思えない」という発言に触れたり、 他にも情報をほのめかしていたが、警察に家宅捜索を受けたことなどを理由に、現在に至るまで明かしていない。
また、鈴木やある元捜査幹部の説として、赤報隊は警察が「潜在右翼」と呼ぶ、右翼思想を持っているが、 右翼団体に入って活動しているわけではない人物ではないかという。
元自衛官説
2001年11月半ば、朝日新聞大阪本社116号事件取材班に「実行犯は右翼思想を持つ元自衛官。 事件当時30歳ぐらい。その後、関西の寺の住職になったが、数年前に死んだ」と電話があり、取材班が 元自衛官を追跡した。1980年代初め、海外に拠点のある宗教団体に在籍していた。
除隊後右翼団体に入り、散弾銃を所持、「右翼は非公然組織を持ち、武器の扱いに精通すべきだ」と話している。1988年右翼団体をやめ、関西の寺に入ったことが判明している。
東京在住インテリ系右翼説
右翼的表現を使用し、手慣れた文章で犯行声明文を書く。東京都を省略したり、「都内」と送付先を書き出す。 「関西」「中京方面」と表現し、東京新聞を標的にしたことから、「東京を拠点に全国規模で活動する 中高年のインテリ系右翼」と捜査当局は犯人像を描いた。
九人のリスト
1998年1月、警察庁で警視庁、兵庫、愛知県警、静岡県警の合同捜査会議が開かれ、 動機から思想犯として右翼関係9人のリストが示された。9人は全員事件との関わりを否定したが、 捜査幹部の一人は「彼らの周辺に容疑者がいる可能性は、今も否定できない」と話す。
犯行組織名
新政府に冤罪で処刑された幕末の赤報隊になぞらえていると思われる。
(ネット掲示板からの引用)
これらのことも今後の連載の中で触れて行きたいと思います。
ご紹介
久しぶりに私の映像がニコニコ動画にアップされています。皆さんご覧下さい。
在特会全国一斉講演会「外国人参政権になぜ反対するのか?」名古屋会場
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6161761
〜新風連ブログ〜











