中国の軍事大国化路線は人民解放軍の支配力強化と一体化している!
麻生太郎外務大臣が中国の軍事力増強を「脅威だ」と発言したことに対して、早速自民党の親中国派を最近自任するようになった山崎拓元副総裁が批判した。
「言葉使いが間違っている。我が国への侵略の意図があると言っているわけで、(そうであれば)われわれは対処しなければならず、大変な対立や一層の緊張が生まれる」
親中国派に言わせれば、「共産中国は日本に対しては常に友好的で、小泉首相や麻生外相、安倍氏らの閣僚が悪戯に中国を刺激して友好関係を損なっている」とでも言いたいのだろう。
しかし、共産中国の軍拡と膨張は、自国を防衛する範囲を既に超えている。周辺諸国において、中国を侵略する意図を持った国家など皆無である。にも拘らずひたすら軍備の拡張に狂奔する理由はただ一つしか考えられない。
それは共産中国は自国の領土だけではなく、その周辺海域すべてを支配下に置こうとする国家戦略を明確にしてきた、ということなのである。その意味からすれば、日本の領海に原子力潜水艦が侵攻したのは何ら不思議なことではない。
中国海軍の原潜は東シナ海だけではなく、度々グアム、サイパンにも出没し、海上の調査船と呼応して情報収集と訓練を行なってきた。更に空軍は近代化を成し遂げ、日中中間線付近に現われ、自衛隊は幾度なく緊急発進(スクランブル)を余儀なくされている。
このように既に国境海域の上空、海面下においては、熾烈なる日本と中国の軍事的緊張は高まっているのである。これまで表面化しなかったのは、ただ日本側が日中友好を考えて公表してこなかっただけのことである。
ここに来てこの緊張状態が一気に表面化したのは、前原誠司民主党代表が訪米中に、懇意にしている米国の国防筋より、将来における日中の軍事衝突の危険性を指摘されたからである。
国を愛する人間であれば、この危機を認識し備えを固めることは当然ではないのか。当たり前のことを発言しただけで批判するような一部の共産中国の手先のような政治家こそ糾弾されるべきであり、許しがたい反国家的言動である。
我々はかなり以前より「中国脅威論」を唱えてきた。それはまだ中国軍が近代化を果たす前からである。その理由は中国を支配する共産主義者=人民解放軍が、最終的に行き着く道が軍事力による周辺地域への侵略を伴って自滅する可能性を感じて取っていたからである。
その理由と根拠は今後、明示して行きたい。我々《極右》の「中国脅威論」は付け焼刃などでは決してない。昭和62年頃から機関紙『世界戦略』において連載でその脅威を訴えてきた。
ところで、写真で紹介するのは、その頃中国から届いた一通の手紙である。日本のマスメディアには注目されることはなかったが、彼らはその頃から共産中国を批判するメディアや団体の情報収集を行なっていたのである。
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排外主義、国家主義が洪水のように煽られ、急速に台頭している。

