2005年12月22日

中国の『日本脅威』論に反論する!

人民網Peopleより転載
外交部報道官、中国と日本の軍事費を比較

  外交部の秦剛報道官は13日の記者会見で、中国が平和発展路線を堅持し、中国の発展がいかなる国への脅威にもならないことを重ねて言明するとともに、日本が莫大な軍事費を維持している目的に疑問を呈した。 
 
 秦報道官は、日本の前原誠司・民主党代表が「中国は現実的脅威」と主張したことに関し質問を受け次のように答えた。 
 
  この問題においては、歴史を振り返るとともに、未来を展望する必要がある。中国の人民は古来平和を愛し、「和をもって貴しとなす」を主張してきた。今日、中国は依然として発展途上国であるが、われわれの主な務めは発展に専念し、一心に(国家)建設を進めることだ。われわれの目的は国家の発展と人民の生活水準向上だ。われわれは平和発展路線を堅持し、「隣と善をなし、隣を伴となす」(近隣国との善隣友好とパートナーシップに努める)ことを堅持し、「睦隣、安隣、富隣」(善隣友好、近隣関係の安定、近隣国の経済成長促進)の方針に基づき、近隣国との友好協力関係を発展させていく。中国の発展は誰の脅威にもならず、誰の利益も損なうことはない。
 中国が主権国家として、適切な軍事費を維持するのは当然のことだ。われわれは無数の将兵の生活の必要を満たすだけでなく、複雑で変化に富む現在の国際情勢の下で、国家主権と領土保全を維持し、国の安全を守る責任を担っている。
 昨年の中国の軍事費がわずか256億ドルだったのに対し、日本は中国の1.62倍、人口1人当たり換算で1300ドルだった。中国は日本の端切れに過ぎない、わずか23ドルだ。軍人1人当たりでは日本は20万ドル近くと、1万3千ドルの中国の15倍だ。
 日本は国土が中国の25分の1に過ぎず、人口も中国の10分の1に過ぎないのに、このように莫大な軍事費を割いている。日本の目的は何か? 今になって、逆に中国が脅威だと、しかも現実的脅威だと言う。その脅威が、どこにあるのか教えてほしい。中国は将来発展したとしても、永遠に世界平和を守り、共同発展を促進する積極的なパワーであり続ける。(編集NA) 
 「人民網日本語版」2005年12月14日

f7f0967b.jpeg中国が軍事力拡大を突き進む意図は唯一つ

 領土拡張と覇権確立こそが国力の強さを示すバロメーターであるとの信奉に基づくものであるからだ。中国側は口を揃えて、その行ないを正当化するだろう。
「日本軍国主義の復活と中国への再侵略に抗うためだ」

 しかし、そのような杞憂を抱くのは武力信奉に裏打ちされた中国のみの主観に過ぎない。中国と南北朝鮮を除く他のアジア諸国は日本のように非独裁国家であり、国際的に果たす役割が大きく、国際社会から安全パイと見られる国家こそが相応の軍事力を保有することを期待している。
 おそらく中国や北朝鮮、そして親北朝鮮傾向を強める韓国を除いた他のアジア諸国の多くは日本と同様の、または中国と反する価値観を有しているからだろう。

 今日の世界各国を騒がせる不法移民の問題を見れば顕著に表わされているように思うが、貧民が豊かな先進国を目指すことはあっても、逆に富める国の国民が貧困に喘ぐ国に向かう動きなど皆無である。
 そのように一部の特権階級を別として、失業者や貧困層など数億単位の“潜在的難民”で溢れかえる中国大陸に何の魅力を見い出せようか。経済マーケットとしてはともかく、自国の兵士を犠牲にしてまで獲得するには代償が大きく、あまりに国益に適わない。
 逆に日本のように富める国家にとって、中国が脅威となり得るのは必然であり、むしろ現在の日本には軍事力をもって中国大陸や朝鮮半島をはじめ他国に進出する意思も必要もないことは自明ではないか。

 何より日本が交戦権を保持する事態にならば、中国の極東及び東南アジアにおける覇権主義の最たる妨げになろう。中国が『日本脅威』論を唱える背景にはこうした目論見があることも事実だ。しかし、巷、中国が喧伝するように、我が国で活発化しつつある改憲論や民主党の前原誠司代表が言及した集団的自衛権の行使に関わる議論は中国への侵出を目的とはしていないし異なる国家である以上、国益が衝突するのは当然の事態と言えよう。
 
イラク派遣に見る自衛軍の国際的展開と信頼性
 国際社会とりわけ米国からの要請によって自衛軍(隊)をイラクに派遣した我が国は先頃、派遣期間の延長を決定した。
 余談ながら触れておくと、かつて我が国が中国大陸へ進出したのも国際社会からの要請に基づくものであり、彼の地において共産主義の南下を防ぐためにソ連に対峙することを目的としていた。
 さて、我が国の自衛軍がイラクに赴いている大義は復興支援を名目としている以上に米国や英国、オーストラリアなど同盟関係にある国々との協力体制確立にあることは言うまでもない。
 かかるに我が国は今後、世界各地での自衛軍の展開を要請される立場にあろうが、それは北朝鮮ならびに中国において独裁政権が倒壊し、邦人保護や新政権樹立に伴う復興支援を念頭においたものであり、イラク派遣はまさしくその試金石となることはこれまでも再三述べてきた。
 我が国と同盟関係にある国々は常に世界の主導的立場にあり、これらの民主主義国家が中東においても対国際テロ戦争を率先して戦っている現実から、我が国の自衛軍が改憲や集団的自衛権の容認に伴っていかに実力を行使した国際的展開を行なおうとも、それが他国に脅威を及ぼすものでないことは明白たる事実ではないか。
 我が国は今、米国をはじめとする同盟国と共に新世界秩序を構築すべく壮大な戦いに臨まんとしていることを肝に銘じよう。
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Posted by the_radical_right at 21:45│ mixiチェック │特定アジア(中国・軍拡) 
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人気プログランキングに参加しています。 中共が軍国主義に狂騒している。 もともと、人民解放軍は、中国共産党の私兵であり、国民の軍隊ではない。又、有名な言葉に、革命は銃口により達成する。ということもあり、中華人民解放軍の軍拡や軍国主義は、もともとの中華民族伝...
ああ、中国人民解放軍【手前ら、日本人をなめんじゃあねぇ】at 2005年12月23日 06:55
中国の軍事力拡大は、もはや防衛の範囲を超え、他国を侵略するに十分なところまで来ているのではないか。
軍事費が毎年10%以上伸びて平和に貢献すると主張する中国【反日活動から日本を守るblog2】at 2005年12月23日 18:46
中国のおかしな発言ベストテンなるものを考えてみた。 バージョン1.0中国は他国に脅威を与えた事もなく、与える事もない。首相が靖国神社参拝をしなければ全ての問題は解決する。中国は発展途上国である。我が国(中国)は人権を尊重する事が国是ソニーサイバーショットは品...
中国のおかしな発言【ikeday1な日々】at 2005年12月24日 09:23
この記事へのコメント
米国のイラク派兵は、慎重さが欠けていたと思います。(国務長官の安保理での証拠というものは信頼性が足りない演説と思っています。最近、当時の情報の取り扱いで適切で無かったことも出ています。)
しかしながら、日米同盟と今後の国益のために、自衛隊を派遣したことは評価できます。(日米同盟と日本国憲法と与野党勢力とイラク国民感情とのバランスを取っての活動に限定。)
派遣当時と比べて、与党は国会での議席を多数確保したため、これまでの復興支援とは違った活躍が可能となっています。
新世界秩序の構築を考えているなら、米国と共に、イラクの治安確保への協力の余地があります。
Posted by とおる at 2005年12月23日 19:13
軍事的脅威の度合いを軍事費の額から語られるというのはよく耳にしますが、どういった主張について私が納得できない点が1つあります。

日本は確かに世界でも有数の軍事費を誇る国です。しかし大まかにいってその軍事費の4割前後は自衛隊員の人件費であり、またその他施設維持費や、外部業者の利用などにかかる費用など、世界で最も高水準にある日本の「物価」を反映している面が、意図的になのか、語られることがありません。

米国から戦闘機や艦船を輸入するという点に立てば日本の軍事費は中国からみても脅威になるかもしれませんが、軍事費の大半は日本の物価高に起因することを無視してその話のみを展開するのには、何か裏に意図があるのではとさえ思ってしまうわけです。
Posted by 五郎 at 2005年12月23日 06:10
まさしく然り!
そのような国家であるが故に、人命を軽視して兵士を消耗品の如く扱えますから。加えて中国の場合は人口が桁違いに多いことも。これは独裁体制が続こうと、独裁体制が崩壊しようと紛れもなく「脅威」です。
Posted by 極右評論管理者 at 2005年12月22日 23:42
なぜ、中国が脅威なのかは、何も軍事費の増大や装備の近代化ではない。人民解放軍が主導する独裁軍事国家だからだ。北朝鮮は先軍政治とか言ってるし、この二つの非民主的な独裁国家は、日本のみならず国際社会全てに脅威となっている。
Posted by 粟田 at 2005年12月22日 22:28