2006年02月11日

情念として甦る“愛国心”

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写真:靖国神社の『遊就館』に展示されている零戦

「建国記念の日」愛国心について

 本日2月11日は「建国記念の日」です。国民の祝日に関する法律第二条で、「建国を偲び、国を愛する心を養う」とあります。日本の歴史の中で、今日ほど国民の間で“愛国心”が軽んじられている時代はないと思います。

 あなたがもし「明日戦争が起きたら、戦場に赴く事が出来るか?」と問いかけられたら、先ず真っ先に何を思うでしょうか。家族のことでしょうか。友人のことでしょうか。そして死と向き合うかも知れません。誰しもが「戦争は嫌だ」と思うでしょう。

 私は戦後生まれの日本人であり、戦争の悲惨さも残酷さも知りません。有り余る自由と豊かさの中で育ってきました。このような自分が戦争と愛国心を論ずることなど、実際にそれを経験した人からすれば、不謹慎なことと批判されるかも知れない。

 なぜならば、我々戦後世代の日本人にとっては戦争などと言われても漠然としたもので、それは書物や映像からしか知り得ていない。確かに日本は平和であった…しかし戦争は世界中で行われてきた。

 我々はそれをテレビニュースで見てきたが、やはりその感想も「戦争はいやだな…」という本心からのつぶやきだった。それは誰しもが思う人間としての本音だろう。

 今から半世紀前、我々の先輩は戦場に赴き多くの若者が死んで行った。彼らも現在の若者達と同じように本音としては「戦争はいやだった」でしょう。しかし、彼らは戦場に赴き戦った。

 では、なぜ我々の先輩は戦争に参加して、自らの命をかけて戦ったのか―。それを観念的に捉えるのではなく、実感から捉えたいと考えた時、靖国神社はなくてはならないものです。

 靖国神社は亡くなった人達の最後の手紙を遺稿集として発行している。この遺稿集を読むと、彼らの愛国心が痛いほど伝わってくる。国家とは家族の集合体であることが理解出来る。

 そして、かつての教育の素晴らしさを認識出来る。戦後の教育とは国家を批判の対象としてしか教えず、国家に報恩することは罪悪と見なして攻撃した。国家とは終局的には破壊の対象でしかない、という左翼思想の教えである。

 では、我々戦後世代にとって「国家」とは一体何であるのか?これを抜きに愛国心を語ることは出来ない。ましてや戦争で自らの命を賭けて戦うことなど不可能である。

 我々は先ずそれを知らなければならない。それを知ることによって戦後社会と戦後教育の誤りに気がつく事になり、本当の意味で「祖国」に目覚めることが出来るだろう。

 この難問題を解き明かしてくれるのも、また靖国神社なのです。靖国神社に祀られた戦没者を国家の為に戦った「殉教者」と自分の目で見れるようになった時、我々は真の祖国を感じ、そして自分の胸の内に「日本人の魂」を甦らせることが出来るのです。

 それは知識を会得するという行為とは根本的に違うものであり、自分の心に中に一気に情念として燃え上がるものなのです。

 私は右翼活動を20代から30代中頃までやっていました。街宣カーを止め多くの人々に呼びかけてきました。特に「建国記念の日」は、一日数十箇所で演説しました。当時を思い出し再現させていただきます。

「皆さん、日教組はこの国旗・日の丸は人殺しの旗であり、国歌・君が代は人殺しの歌であり、靖国神社の英霊は戦争犯罪者であり、天皇陛下はその戦争犯罪の責任者であると罵倒してきました。そのような教育を受けて育った私が、何故、今この場で堂々と日の丸を掲げ君が代を歌い、靖国神社に眠る英霊を敬い、天皇陛下には礼を尽くさねばならぬと訴えているのでしょうか?」

「それは我々は日本人(ニッポンジン)であるからです。この日本に生まれ、日本人を父と持ち母と持ち、この日本で育った真の日本人であります。我々の帰るのはこの日本の大地しかありません。だからこそ愛国心が今この心の中に甦ってきたのです…」

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Posted by the_radical_right at 09:17│ mixiチェック │教育・日本人精神 
この記事へのコメント
怒るしみんさんへ
>頑迷に左翼傾向の考えを持つのは、大戦中に子供だった者と、団塊世代が中心です。彼らは今、日本社会の然るべき地位にある者が多い。
まさに、その通りです。彼らが日本を駄目にしてきました。
>ここ最近になって愛国心に目覚めた若い世代の者たちが増えているのは、喜ばしいことです。
この若者達がどのように日本の将来を切り開いていくのか。私はそのお手伝いをしたいと考えております。

あきほさんへ
貴重なお話ありがとう御座いました。皇族の前で指揮を取られたというのは名誉なことだったでしょう。戦前の天皇陛下に対する国民の気持ちは強制されてのものではありませんでした。そこを左翼は勘違いしています。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年02月12日 12:30
おばあちゃんへ
ありがとう御座います。一昔前を知っている私などから見ると現在のネットにおける愛国者の頑張りは心強い限りです。

DUCE さんへ
政治に興味を持つのはナイーブさであると思います。共産主義に興味をもって、その後真の愛国心に目覚めるのはごく自然なことと思いますよ。

とおるさんへ NHKはなんとかしなくてはなりませんね。

あきらさんへ  頑張ってください。私も見ています。


Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年02月12日 12:21
(続き)
たとえばサッカーの代表の試合で若い世代が(たぶん親よりも大声で)国歌を歌う場面ではきちんと後押ししつつ共に歌い,相撲の表彰式でも,あるいは戦没者慰霊式でも,当たり前を当たり前として歌うことを教えたいですし,そのようにしています。

半面,会社でも新年には国歌を歌う慣わしがあったりするのですが,いいオヤジがやる気なくボソボソやっているのを見ると,今の世相を繁栄しているようで,歯がゆいです。
こういう所でも「教育」は必要かもしれませんね(苦笑)
Posted by あきほ at 2006年02月12日 06:51
紀元二千六百年式典,市電(東京市)の花電車そして堤燈行列,幼き日に東京市から山形県に疎開してきた母親に,その名の通り「紀元は二千六百年!」の歌とともに教えられてきました。
また,父親は二等兵でしたが,軍楽隊の指揮者だったため,秩父宮親王殿下か高松宮親王殿下の御前で指揮をとり(証拠の新聞も読ませてもらいましたが,今は紛失)後年,私も件の女系反対のコメントを出されたとされる「仙台の福祉関係団体」の総会にたまたま招かれ,三笠宮�鄂凌堂ε族爾慮譱阿妊愁蹐捻藾奸ご況磴靴燭里�忘れられません。

我々日本人は,「皇室とともに歩む」ことが自然と身についており,旧政権でのイラクや現在の中共,北のような「密告されるから表向きは賛成」を唱えていた訳ではありません(戦時下を除く)
Posted by あきほ at 2006年02月12日 06:51
各位 貴重なコメントをありがとうございました。

当ブログ瀬戸主宰の御父上は海軍将校として戦地に赴かれていますが、復員船から日本が見えた瞬間、疲労感が漂う復員兵の誰もが歓声をあげ、涙がこみ上げてきたという話を聞いた事があります。
石原慎太郎知事は戦地には言ってはいませんが、米軍機の機銃掃射を受けた経験はあるそうです。その時、米軍機を駆逐した日本のゼロ戦を見た時、機体に描かれた日の丸にすがりつきたくなるような感動を覚えたと聞きます。
それはもう「オリンピックで見るような日の丸とは比べ物にならない」と。

戦後、日本人がそれほど国家と自身の一体性を感じる機会は皆無であるように思います。そのような心情は勿論、カネで買えません。
二度と見ることはないと思って発った日本を再び見た…その時、言葉では言い表わせない感激を覚えるのでしょうね。(涙)
Posted by 極右評論管理者 at 2006年02月11日 23:32
本日のNHKの夜7時のニュースは、「冬季オリンピックの日」でした。
まあ、毎年の出来事では無いので、これは許せましたが、以降、次の順番でした。
(1)耐震設計(構造設計偽造)事件
(2)社民党大会で、「自衛隊は違憲状態」
(3)建国記念日 →(2)よりも時間は少なく、反対意見も報道
(4)卓球の大会で福原愛が2位で、インタビューを受ける →1位の人はインタビュー無し
このようなニュースをしているNHKは、公共放送局とは認めません。
今後、日本の各分野での「反日(親中)格付け」などしてはどうでしょうか?
Posted by とおる at 2006年02月11日 21:20
瀬戸さん、お弟子さんこんにちは。
終戦より六十余年、多感な幼少期を戦争という時代の中に生きた者たちは、長ずると判で捺したように反戦平和主義を唱えました。続く世代はベビーブームで誕生した所謂、団塊の世代。更に反戦平和の思想を共産主義で先鋭化させ暴力へと奔った。平和の主張を暴力で訴える、皮肉な話です。今も猶、頑迷に左翼傾向の考えを持つのは、大戦中に子供だった者と、団塊世代が中心です。彼らは今、日本社会の然るべき地位にある者が多い。媚中政治家、反日マスコミ、売国財界人はこの腑抜けた思想に囚われた阿呆共です。
翻って、ここ最近になって愛国心に目覚めた若い世代の者たちが増えているのは、喜ばしいことです。マスコミのタレ流す報道を鵜呑みにせず、ネットなどで得た情報を自身の頭で判断する。愛国心の昂まりを一部では危険視する向きもありますが、小生は正しい方向性だと感じております。
Posted by 怒る小市民 at 2006年02月11日 19:24
皇紀二千六百六十六年。紀元の賀節を御祝い申し上げます。最近 ホームブログが目が離せずなかなか投稿できませんが、ランキングは欠かさず押させてもらってます(^-^)/
Posted by あきら at 2006年02月11日 15:57
国旗・国歌は、国歌の象徴です。
人殺しは悪いことですが、戦争は国家と国家の争いの手段として国際的に認められた手段です。
その戦争にて軍人として戦死した人をまつるのは宗教心のある人として自然な行為です。
しかし、宗教心の無い共産主義には、その事は認められないのでしょう。
人殺しが悪いと言って教育している教員・日教組は、共産主義国家で平時に大量に人殺しをしている国・国旗・国家に対しては、無視し続けて、非難もせずに、暗黙に認めてしまっています。
Posted by とおる at 2006年02月11日 15:15
一時は、清楚なイメージを感じ取って共産党に好意を持ったこともありましたが、その時ですら、日章旗否定の主張には同調できませんでした。
彼らは独伊の例を引き合いに出しますが、少なくとも19世紀の事まで調べてほしいものです。それがなくては、到底独伊両国の国旗を尊重しているとは言えません。
Posted by DUCE at 2006年02月11日 11:36
「戦前の日本は悪い国」だったと、日本人そのものを否定してきた教育のせいなのか、
おばあちゃんの私でも、
日の丸反対派にはうさんくささを感じつつも、愛国心をあおるようなことには懐疑的な自分がいました。
近頃のブログを見ますと、自分の国を愛するのは当然の権利だし、自然な心の発露であると
思うようになりました。
日本が共産党や社民党に乗っ取られなかったことは、昔から管理人さまたちの努力のたまものだったと、
今更ながらですが感謝です。管理人さまに多くの賛同者が増えますようにご活躍をお願いします。
Posted by おばあちゃん at 2006年02月11日 10:57