2006年01月18日

ポチ犬・保守論に反駁す!

国粋主義的な「反米論」に現状認識の甘さを指摘する!

<食糧も資源も無い日本は、アメリカのいいように使われている単なる奴隷にすぎない。日本はアメリカの弾除け。アメリカのポチアメリカが目論んでるのは「日米による世界の新秩序」ではなく、アメリカ一国による世界制服だ。認識を誤ってはいかんよ。>
(以上、抜粋終了)

 一昨日、このようなコメントがあったので早速反論させて頂いたが、その後のコメントはない。しかし、我々はこのコメントに書かれてある内容を非常に重視する。何故ならば左翼反米論ではなく、国粋主義的な反米愛国論であるからだ。
 これ即ち、民族主義的観点から、我が国の独自性を重視する余り、現在の対米従属状況(彼らの認識)に反対するものである。これは左翼の反米論に比べれば、思想的にも心情的にも日本人の共感を得やすく、また事実それに賛意を示す日本人が多いのも確かだ。
 漫画家でもあり思想家でもある小林よしのり氏に代表される新保守派は日米協調路線を「ポチ犬保守派」として軽蔑の言葉を浴びせる。彼らには日米協調ではなく、一方的な対米従属としか映らないのだろう。
 確かにこれまで日米の経済対立・貿易戦争などに関して、米国の傲慢な国家行動に辟易させられたことも多かったのも事実だ。親米主義者であっても眉をひそめざるを得なかった部分も多い。
 しかし現在、この日本が置かれた国際環境を抜きに国家運営をすることなど不可能であろう。一番肝要なことは今後の日本はどのようにあるべきかであろう。つまり、現実の東アジア情勢の中で台頭する共産中国の脅威にどう立ち向かうかである。
 食糧も資源もない日本は外国との貿易に頼らざるを得ない。貿易立国として国家の存立を図るには、安定した世界平和が絶対的な条件となる。そのためには「一国平和主義」など有り得ず、世界の平和と安定については同盟国と共に責任を果たさなければならない。
 左翼の反米論は相手にする必要もないが、このような国粋民族主義者の立場からの反米論については、更なる議論を深め日本の将来像を共に語り合いたいものである。
 コメントを寄せて頂いた方に無断で紹介した非礼をお許し願いたい。別にあなた様に対する個人的感情は全くありません。この提言の重要性を認識しているが故に冒頭で取り上げた次第です。

 今、日米が離反すれば、一番漁夫の利を得るのは誰か?そしてそれによって取り返しのつかない被害を受けるのは何処か?
 自国の誇りに固執して国家の生存戦略を見誤まるは賢者の業ではないはずだ。国家戦略に一顧の暇を費やす者であるならば、この『ポチ犬』論の危険性を早く悟るべきだと我々《極右》は考えます。
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Posted by the_radical_right at 07:52│ mixiチェック │日米関係 
この記事へのコメント
グングニル(AJ)さんへ
ありがとう御座います。確かに大アジア主義を掲げられておりますね。
野村先生の思想を受け継ぐ方と見られますが、彼らの方から論争を挑まれれば別ですが、私の方からわざわざ行くのも失礼でしょう。私は新右翼活動に参加していた時もあり、統一戦線義勇軍発足のメンバーでもあり、発足当時は私の事務所に本部が置いてありました。その後は別れましたが昔は仲間だった人がいるかもしれませんね。

蔵信芳樹さんへ
お久しぶりです。イランの核開発に対して、イランは平和利用と言っていますから、協力を申し入れても良いのではと思います。何故なら核保有の常任理事5カ国以外で、再処理を認められているのは日本だけですから、日本が平和利用についてもっと発言すべきと思います。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年01月19日 09:47
日本は米国の中東戦略を批判するべきだ。
なぜなら、中東が泥沼化すれば、東亜に割かれるべき戦力をそちらに投入しなければならなくなり、最悪、東亜から米軍が撤退するということもあるから。
日米同盟はASEAN・豪州・印度による環太平洋同盟に置き換えられるべきだ。
Posted by 蔵信芳樹 at 2006年01月19日 08:28
ここで紹介してよいのかわかりませんが、http://hp.kutikomi.net/aikok/所謂国粋主義者のかたのサイトです。ここの管理人のかたは大変丁寧な対応をしてくれるかたなので、論争にも応じてくれるかもしれません。

Posted by グングニル(AJ) at 2006年01月18日 22:04
とおるさんへ
国粋右翼の方と論争したいのですが、なかなか相手になってくれる方がおりません。それが残念です。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年01月18日 19:50
コメントも面白くなってきましたね。
Posted by とおる at 2006年01月18日 17:31
声優さん、あきらさんへ

政府は我々《極右》の存在を上手く利用して欲しいですね。
例えば、中国に対してそんなに無理難題を言ってると、本当に《極右》が台頭してきますよ。それでもよろしいのですか、ってね(笑い
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年01月18日 14:26
声優さんが言われた手法は、吉田 茂もやりましたな(^-^)/ 戦後すぐアメリカは日本の再軍備をしつこく言ってきた。しかしそんな余裕はあるはずもなく、吉田はマッカーサーに直談判しています。吉田は「今再軍備なんて言い出したら倒閣騒ぎになり、下手すりゃ、共産党の政権が誕生するやもしれません。それでもよろしいか?」と。今の政治家にも、あのしたたかさが欲しいですね(^-^)/
Posted by あきら at 2006年01月18日 13:41
面白い話を聞いた事があります。自民党高官の方に「何故あんな社会党をみすみす放置してきたのですか?潰す事も出来たはずだが」と問うと、その人曰く、「例えばアメリカが日本に無理な要求を突き付けてきた時、我々は『いいんですかそんな事して?そんな事をしたら国民から反発を受け自民党は転覆し、代わりに社会党が政権を取りますよ!あそこは反米ですよ、いーんですかそれでも?』と言い返し、アメリカは要求をひっこめた」と。なる程そういう『使い方』もあったのかと感心したのを思い出しました。確かに我が国はアメリカの監視下に入っています。しかし欧州連合はどうですか。今年、中東が間違いなく動きます。日本のサイトを見ると『欧州との関係』にあまり着目していないようです。が、今後は着目する必要があると思います。我が国のTVは何事も米中心視点から世界を見ます。でもこれでは世界情勢が見えません。何故かマスゴミは米ばかりですな。
Posted by 声優 at 2006年01月18日 13:17
続きです
>ゆめゆめ大アジア主義の妄想はやめることです。

全く同感です。これまでもネットでいくども主張してきました。
超極右掲示板、茶茶クラブ掲示板、2ちゃんねる政治思想板、余り賛同は得られませんでしたが、始めてしっかりとした文章で意見の一致を見たと思います。先人の闘いを否定するものではないが、大アジア主義の輝きは既に歴史の中に仕舞いこまれたと感じています。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年01月18日 12:13
かきこさんへ
文明論的な見解に同意します。私はかつて2ちゃんねるサイトで1999年頃だったと思いますが、「文明の衝突」を題材にして論争した事があります。ハンティントン教授は日本には4つの選択肢があると言いましたが、その中で一番最悪なのが中国と手を結ぶことです。その次に最悪なのが独自の戦略ですが、米中の狭間で独自の道を歩むことは極めて困難でしょう。
三番目が米国との連携強化です。何故、これが最良の選択とならないかは、日米が文化的に違う面があると言う事でしょう。
最良とされるのが、全方位外交によって平和を求めることとありますが、これは最良のようですが、実現は出来ないでしょう。
消去していけば日米関係の維持しかありませんが、私は日本も積極的に役割を果たすということで、単なる日米協調ではなく、日米の共同覇権構想を提唱してきました。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年01月18日 12:04
つづき
 で、《極右》の見解では、どういう方策があるとお考えなのでしょうか。
 文明論的見解を申し述べます。
 日本文明は支那文明の柵封体制に入ったことはありません。今後とも入るわけがありません。彼の文明は近代文明のエトスを持ち得ません。彼らは「猿まね」をしているだけですので、早晩、国家運営に失敗して逃げ出す以外にありません。家産制国家とは殆ど、ヤクザのでかいものと思って間違いはなく、国境とはその時々の「勢力範囲」を意味するものと考えているのです。国民とは搾取(みかじめ料)の対象です。こんな国とまともな国交を考えるなんて無意味です。
 さて、支那のレベルが判ったところで、この国を分裂させると日米の争いは支那の分裂国家の争いまで矮小化されると考えます。
 日本はどうにか対米従属のくびきから脱することが出来るのではないでしょうか。ゆめゆめ大アジア主義の妄想はやめることです。
 
Posted by かきこ at 2006年01月18日 11:00
 この言説は手前「かきこ」の言説ではありませんが、あなたが重視する態度は立派です。
 いかにも現在の日本には「奴隷憲法=属国憲法」のくびきに呻吟して、この間に支那・コリアの跋扈を許し、アメリカのくびきが無くなると同時に支那のくびきが待っている、かの様な有様です。
 そしてこれを認識できない愚かな政治家どもがいます。国民の間にも「日本はハンディキャップ国家であり、そうでなければならない」など、現状追認しか出来ない言説がまかり通り、気色の悪さは喩えようもありません。
Posted by かきこ at 2006年01月18日 10:40