靖国参拝に示される小泉純一郎首相の中国への外交姿勢は、それまでの日本側の後退を阻んだものとして、歴史的に大きく評価されるであろうことは間違いない。近年、こと歴史認識においては中国側の圧力に屈してきたのが常であった。その上で中国側にとって最も有効な外交カードであった靖国問題を無力化させたことの意味は大きい。
約半世紀に渡り一貫して我が国の政権を担ってきた自民党政権下で、中曽根首相以降、中国側の意におもねった外交姿勢が継続されてきた中、年に一度の靖国参拝を断行することで貫いた毅然たる姿勢と日中関係正常化へ向けた努力こそは、小泉首相がもたらした最たる��構造改革�瓩任△蝓∈任燭覘�抵抗勢力の打破�瓩噺世┐茲ΑM薪泙陵�力幹部さえ中国や韓国の意を汲んだ外交姿勢を小泉首相に進言する者が少なくない状況が��靖国改革�瓩瞭颪靴気鯤�語っている。
先頃、弁護士法違反で逮捕・収監された西村眞吾衆議院議員は靖国参拝について常々「次に戦争をやる時は必ず勝つという信念のもとに参拝されるべきだ」と説いておられた。
中国がA級戦犯が合祀されていることを口実に難癖をつけてきているが、靖国問題の背景には「そもそも戦争とは何ぞや」という問題が集約されていたのではないか。
我々の視点からは日独が戦争に踏み切ったがためにアジアでは朝鮮半島が今日の独立を保ち、その他、多くの植民地国家が独立を果たした。いわば共産主義と戦うと同時に、欧米列強を中心とする植民地支配の時代に終焉をもたらしたという大義がある。
しかし、いくらそのような正論を説いたところで中韓両国は聞く耳を持たぬだろう。
そもそも侵略的側面を持たぬ戦争などないし、国益がぶつかり合う以上、互いが認識する自衛戦争の定義も大きく異なるはずだ。
今、日中間は歴史認識と国益をめぐり激しく衝突している。これを乗り切らぬ以上、我が国の未来に光明はもたらされず、それには靖国問題はもとより戦争の定義について、日本人が自身の意識構造を改革する必要性に迫られていよう。
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中国の靖国外交「理解できぬ」
首相、ASEAN各国面前で名指し批判
【クアラルンプール=佐々木類】小泉純一郎首相は十三日、東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議で、自身の靖国神社参拝を理由に中国が個別の首脳会談を拒否したことに不快感を表明、中国を名指しで批判した。各国首脳が居並ぶ中で同席していない中国を批判するのは外交上、極めて異例だ。靖国問題などで執拗(しつよう)な「反日キャンペーン」を続ける中国に対し、外務省も現地メディアに首相の靖国参拝への理解を求める活動を展開している。日本もようやく反転攻勢に出たといえるが、十四日の東アジア首脳会議では、小泉首相と中国の温家宝首相との間で激しいやりとりがかわされる可能性も出てきた。
小泉首相の発言は、議長国マレーシアのアブドラ首相やフィリピンのアロヨ大統領が、靖国参拝をめぐって日中関係がぎくしゃくしていることに懸念を表明したのを受けて行われた。
