冒頭からバリ島における爆弾テロの犠牲となった方々のご冥福を祈りたい
地元警察や各報道機関は今回の事件をJI(ジェマ・イスラミア)の犯行であると断じているが、こうした蛮行をキリストVSイスラムという視点に立ち、「他人様の戦争に巻き込まれた」という考えでいる限り、同様の被害に遭う事態は続発するだろう。
そもそもバリ島では以前(しかも、つい最近とも言える)にも大規模な爆弾テロ事件が起きており、ましてイスラム過激派組織から日本を標的にしたテロが予告される中で、いかに観光地と言えどもそこに思いが至らなかった政府や旅行会社の落ち度は指弾されて然るべきだ。
文化面から論じれば、この際、日本人はどの地域に限らず海外への旅行を全面自粛することを提言したい。
高度成長からバブル全盛期を経て、海外旅行は日本人にとって一つのステイタスとなった感があるが、欧州であれアジアであれ、日本人は海外へ行ってもその国の文化を何一つ肌で体感することもなく、ただ観光地における記念撮影とブランド品のお土産を買い漁ることに血道をあげて帰国したというのが実際のところではないだろうか。
次に国内に目を向けると、「標的」として名指しされたものの、いまだに我が国ではイスラム過激派のテロは起きていないが、やはりイスラム圏の人々にとって有色人種として世界史上で唯一、米英などの欧米列強に立ち向かい、果敢に戦った日本人は今以って尊敬の念を抱かれているのだろう。
何よりも「特攻攻撃」という形で、彼らイスラム戦士に「自爆テロ」という戦法を教え示した先駆者は日本人に他ならないのだから。
「日本に学んだんだ―」 「日本人から教えられたんだ―」
イスラム過激派の戦士は口々にこう述べる。
イラクでも復興支援のために自衛隊が活動を展開させており、車輌付近で爆発が起きるなど、散発的に、意思表示とも思える�犢況皚瓩呂△辰燭發里糧鏗欧魯璽蹐任△襦�
しかし、安堵もしていられない。実際に、過去にはアルカイダのメンバーが日本でのテロを計画していたことも露見した。
前述のように米国との戦いに敗れ、米国の同盟国として追従する我が国は、ここで米国に学ばなければならない。戦後、多大に欧米文化を受け入れた我が国だが、「国を守る」というアメリカン・スピリットだけは取り入れることが出来なかった。
かの9・11事件後、米国では怪しいと思しきイスラム出身者の即拘束を可能とし、のべ5千人にのぼるイスラム系国民が拘束されたわけだが、自由と民主主義を標榜しつつ、それらを守るためには如何なる強硬措置も辞さないという姿勢のあらわれである。
他方、イスラム圏をはじめ有色人種の間には、日本人に対する尊敬の念が確かにあるという事実に、敗れたとはいえ先人達が戦った意義、そして特攻という決して有効とは言えぬ戦法で散った尊い生命の犠牲が、日本民族の存立という形で今なお生き続けていると思わずにはいられない。
国際テロの危険が高まる中、空港や鉄道など交通機関では厳重な警戒体制が敷かれ、爆弾テロ対策の理由で駅構内からはゴミ箱が消えた。こうした些細な事でもいささか不便を感じるが、安全のためには止むを得ない。
外国では空港や主要箇所でのセキュリティ・チェックは厳重で、イスラエルに滞在した知人の話では喫茶店に入る際も逐一、兵士のセキュリティ・チェックを受けなければならないのだ。当然、機関銃を持った兵士が所々にいるのも向うではごく日常的な光景である。
何も外国が異常なのではない。とかく日本人がこうした不便さや緊張感に対する免疫が無さ過ぎるのである。今後、我々はさらに不便さと緊張感を強いられることになるだろう。
そうでなければ悲劇は繰り返されるばかりか、尊い生命の犠牲も�狎犬�ては�瓩海覆ぁ�
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