2005年08月16日

この際、いっそ参院を廃止すればどうか

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小泉首相は「郵政民営化法案」が衆院で可決されたが、参院で否決されたため、民意を問うとして解散総選挙に踏み切った。
マスコミは造反派に対して自民党執行部が対立候補を立てる事態を“刺客”と称して面白おかしく伝えている。
 
小泉流の劇場型総選挙騒動で関心は高まっている。しかし、この選挙結果によっては日本の議会制民主主義制度を根本から見直す好機となるかも知れない。
 
これまで参院は「良識に府」などと呼ばれ、衆院のチェック機能を持つ使命担ってきた。それ故に「参院無用論」や「参院廃止論」が高まって来た時でも、その必要性が強調されてきたのだった。
 
しかし、小泉首相の今回の手法は参院の表決を全く無視したものである。一部の評論家がこの点を危惧して話はしているが、国民の声は今回の解散を支持している。
 
つまり、今回の選挙の結果によっては、増々「参院廃止」を求める国民の声が強まってくるかも知れないのだ。かって「良識の府」と尊称された参院の本来の使命が果たして現在の参院にあるのか?
 
政党化して二院制の意義などもはや有名無実のものとなっている。衆議院のカーボンコピーであり、無用の長物化してしまっている。政党政治の誤りをチェックできない、例えしたとしても軽んじられている参院に価値を見いだす事はできない。
 
郵政民営化は「財政再建」を至上課題とした行政改革の一環としての流れであるなら、この際いっそ参院を廃止してしまったらどうか。
 
私はかって(昭和57年9月)ある雑誌の原稿を依頼された。題は『参院は果たして必要か、否か』であった。当時全国区はお金がかかり過ぎるという事で、拘束名簿式比例代表制が導入されようとしている時だった。
 
この時私は次のような文を投稿した。
 
「参院全国区の改革は政党政治の発展に必要なものではなく、既成政党の野合という現在の議会制民主主義の矛盾を覆い隠そうとの茶番に等しい。」
 
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後の文は続きでお読みください。

参院全国区のようのように身近に感じられない場合は、どうしても人気投票的な興味しか湧かず、参院の実態とはそのような人気投票によって支えられ、結局はそれ以上にも以下にもなり得ようがないという“良識の府”であった。
カネと組織によって押しあげられてきた人と、人気投票によって選ばれた人が、互いに金バッチをつけ、政治をつかさどって来た訳である。

二院制という存在が、その本来の政治的な意味を失いまでも欠けているというホットな論議が高まっているが、私は戦後の虚構がまた一つ音を立てて崩れつつある現象とと冷静な目で見離すことにしたい。

なぜならば、自民党から共産党までの既成党自身も、参院の無意味さを充分知りながら、あたかも参院があることによって議会制民主主義が機能しているように見せかけているだけだ。


我々にとって参院が改正されようが改悪されようが、一切無関係である。
しかし、二院制そのものが危機にさらされた時、既成政党の全てが信じられないほどの一体的な動きの中で延命策に打って出た。
そのしたたかさには驚くばかりだ。参院全国区は金権選挙の温床と化して、その重圧に耐え切れずにつぶれようとしたが、既成政党は互いに談合してカネのかからない選挙制度に乗り換えることによって存続を計ったのである。

我々<極右>の立場は彼らとは全く対極にある。戦後の既成政党の政治に終止符を打ち終焉させなければならない。このような政党政治と決別しなければ、日本精神は復活しないと信じるからだ。
Posted by the_radical_right at 15:44│ mixiチェック │政局・動向 
この記事へのコメント
現在の参院は衆院の監査機関としての役割は果たしていない。
参院に代わるような監査機関の必要性はあると私も思います。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2005年08月18日 18:53
参議院が必要ないというより、監査機関としてまったく機能していないと考えるべき。参議院はいらなくても、それに代わる監査機関は絶対必要。
『司法』『立法&行政』『監査』
これが真の三権分立。
Posted by 蔵信芳樹 at 2005年08月17日 06:04