イスラム文明に野蛮のレッテルが貼られたら
和解・融合の道は閉ざされ、壊滅までの闘いになる。
ロンドンにおける同時爆破テロは高性能の爆弾が使われ、周到に準備され多くの犯人が係わった大規模なものだけに、これまで指摘されてきたアルカーイダのようなネットワークを持つ国際テロ組織の仕業であることが益々深まった。
テロとは無差別に市民を巻き込んでの攻撃であり、その目的は相手を恐怖のどん底に叩き落とすためである。
その意味からすれば今回のテロ事件は、犯人側からすれば目的を達し一時的には成功だと思わせるものがある。
しかし、これによって彼らが失うものは彼らの想像を遥かに超えたものになる筈だ。
西欧文明とイスラム文明の対立を、21世紀における最大の懸案と指摘する識者は多い。
だが、この二つの文明の中で、イスラム文明については、文明の名に値しない野蛮な教えであるとの批判が挙がり始めた。
互いが文明と認め合うなら、両者の対立はやがは和解・融合を図る動きも出てこよう。
しかしながら、もはや片方が文明社会とは思えないと判断した時には、それは最終的には壊滅まで譲らないとする考えが大勢を占めるだろう。
人種差別禁止政策が陥った罠
英国には約200万人のイスラム系移民がいる。当初これらの移民の大半は働くためにやってきて居座った残留者であった。彼ら不法移民に対して英国は強行的な手段を取らずにこれを放置していた。
そのうちに彼らは増え続けた。やがて子供が生まれる。100万人のイスラム系住民が倍増するのにかかった歳月は20年と推計されている。
驚異的な出生率を誇る彼らはあっという間に増え続け、そして現在もそれは止まらない。
英国がこれまで移民に寛容な政策を取り続けてきた背景は、自らの国が開かれた民主主義の国家であるとの自負心があったからだ。
ヨーロッパはこの英国だけでなくドイツ、フランスなども移民を受け入れてきた。
ドイツは第二次世界大戦で同盟国となったトルコ人を多数受け入れた。
その数は600万人とも言われるが、トルコ人は世俗化が進み、イスラム原理主義とは一線を化している。
しかし、近年はイスラム原理主義に傾倒するものも多く、極右団体の活動活発化の原因となった。
フランスは深刻である。400万人のイスラム系移民はフランス社会に馴染もうとはしない。やがて台頭した極右勢力との内戦状態への突入も考えられる。
フランスや英国は第二次大戦でドイツのヒトラーを打ち負かしたという勝利感が後の政策に色濃く反映された。
即ち、人種政策差別反対を掲げ受け入れに積極的になりすぎた。
そのツケは余りにも大きく深刻すぎる。
日本がここから学ばなければならない教訓といえば、イスラム系の人達に対する警戒より、共産中国からの不法流入した者が移民として認められてしまう可能性についてである。
今中国人犯罪者の巣窟になっているのは、このように不法に流入した中国人がたむろする居住区である。
