日本封切り初日は大盛況
昨日封切られたドイツ映画日間〜『ヒトラー〜最期の12』は立ち見も出るほどの人気だった。映画の前評判が良かったのか、多くの人達が並び大変な混雑ぶりだった。
ヨーロッパ映画といえば、スローテンポで長く難解で米国映画に見慣れた私はいつも退屈だった。
そのような思いで見始めた私は驚いてしまった。映画が始まるや間もなくスクリーンに引き込まれ、「あ〜っ」という間に2時間は過ぎてしまった。
最初、非常に重苦しい展開を予想していたが、予想はありがたくも裏切られた。
そのテンポの早さもさることながら、息詰まる展開の中にも感動的な言葉が各所に散りばめてあった。
ゲッペルスの妻が子供達5人に青酸カリ入りのカプセルを飲ませるシーンは、とても残酷な描写に思えるが、「総統とナチスのない世界で子供を育てる気持ちになれない」との妻の言葉は、ヒトラーファンの私にとっては妙に救われた気持ちになるから不思議だ。
私は映画の評論家ではないので、映画そのものの論評は控える。
しかし、この映画が素晴らしい映画であることだけは間違いない。
映画館をでたら鑑賞しての感想を聞くアンケート調査をしている人達がいたので、その調査表を見せてもらったら、全ての人が100点をつけていた。
これまでヒトラーはタブーであった。しかし、この映画によってタブーは破られたと感じた。いよいよ、ドイツにおいてヒトラーの復権は時間の問題となった。そう感じて渋谷を後にしたのである。
