祖国の再生は個人主義からの決別によって成し得る。
今、わが祖国日本はいかなる方向に向かって進みつつあるのか。今日の祖国の状況は、日本が第二次世界大戦に敗れ、始めて外国の占領を経験した結果、それまで大切にしてきた誇りと自信を喪失し、民族総退嬰化現象の中にある。
見せかけの砂上の繁栄の上に、骨抜きにされてしまった老若絡男女が、民族の自尊と誇りを持つ意思さえなく、無目的な享楽に我を忘れているとしたら、「この日本はどうなってしまうのか?」
真に日本を憂える志士ならずとも、自らの生きる価値を模索する者であれば、今日のこの情況に危惧の念を抱かずにはおられないだろう。
このように呼びかけると、必ず陳腐な反論も起きるのも確かだ。
すなわち、日本は果たしてそれほどの危機に瀕しているのか。
経済的には長期の停滞をようやく脱しはじめた所だし、何よりも民主主義国家として、国民はそれなりの政治的な自由と安定した生活を得ているのではないか。
このような議論も確かにある。しかし、このような考えこそは民主主義という個人主義を一番に考え、国家のあるべき姿を見ようともしない愚論であると考える。
このような時にこそ、英雄への待望現象が起きてくる。
国を憂える若者よ、祖国日本のために立ち上がれ!
極右評論家 瀬戸弘幸
