閣内不一致発言で野田内閣は早くもピンチ
米国大統領副報道官も日本外務省の抗議を全面否定。
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農相答弁に慌てる首相…TPPで認識不一致
野田首相は15日、環太平洋経済連携協定(TPP)の交渉参加表明後、初の国会論戦となった参院予算委員会で、交渉参加を決断した経過などを説明したが、閣内の認識の不一致や日米間の主張の食い違いなどが浮かび上がった。
首相は、日米首脳会談で自分が「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と発言したと米政府が発表したことに関し、「一言も言っていない」と否定した。自民党の山本一太氏は「各国は、日本が交渉参加するとの認識を持っている」と批判したが、首相は「受け止め方は色々ある」と言葉を濁した。
TPPに慎重な鹿野農相は、首相が交渉参加表明の際、「交渉参加に向けた協議」と述べたことについて、「交渉参加を前提としたものではないと理解している」と答弁。これには、首相が慌てて「交渉に入らないという前提もないし、入るという前提もない」と取りつくろう場面もあり、野党から「閣内不一致では」との声が聞かれた。自由化の例外に関して、首相は国民皆保険制度の維持は明言したが、コメは「農村は守り抜く」とやや抽象的な言葉にとどめた。
読売新聞 11月15日(火)21時50分配信
もうグチャグチャとなって来ました。言葉上でのゴマカシが通用する筈もなく、農村地帯を選挙地盤とする鹿野農相などにとっては、正直に口から言葉が出てしまったということでしょう。
>「交渉参加を前提としたものではないと理解している」と答弁。
民主党のTPP反対派の多くがこのような認識で矛を収めた訳ですが、こんな事は最初から苦し紛れに言ったことであり、TPP交渉に参加すると言った以上、こんな理屈が通る筈もなかった。今からでも遅くはないので、鹿野農相は即刻辞任すべきでしょう。
>首相は、日米首脳会談で自分が「すべての物品とサービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せる」と発言したと米政府が発表したことに関し、「一言も言っていない」と否定した。
外務省もわざわざ米国政府に対して抗議するなどして、米国側もそれを認めたなどと報道されましたが、今度はオバマ大統領の副報道官がそれをきっぱりと否定しました。
アメリカ、「野田首相の『すべての物品・サービスを交渉対象に』発言、間違いない。声明は正しい」との見解発表
<TPP>米声明は「正しい」 発言内容で大統領副報道官
・12日の日米首脳会談で環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加を表明した野田佳彦首相の発言内容を巡り、日米政府の説明が食い違っている問題で、アーネスト米大統領副報道官は14日の記者会見で、発言内容に関する米政府の声明は「正しい」と述べた。
野田首相のTPPに関する日米首脳会談での発言を巡っては、米政府が会談後に「首相は全ての物品、サービスを貿易自由化交渉のテーブルに載せると述べた」との声明を発表した。しかし、この発言は、例外品目を残す可能性を示唆してきた首相の立場と異なるため、外務省は「発言の事実はない」と米側に抗議。外務省はその後、日本メディアに対して「米側も発言はなかったことを認めた」と説明していた。
アーネスト副報道官は会見で「(米国の)声明は野田首相とオバマ大統領の会話に基づいて作成された」と述べ、声明を訂正する考えはないことを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111115-00000017-mai-int
もう、言った言わないなどというレベルの話ではなくなってきました。最も懸念されていたことがもう現実のものとなりました。前のエントリーで指摘した通りになっています。
>「そのような発言を首相が行なった事実はない」
こんな事を会議後にわざわざ言わなければならないなんて、これでは今後の交渉が心配でなりません。
>「そのような意味で発言した事実はありません」
…に変わっていくようなら、もう一巻の終わりです。今回は何とか乗り切ったとしても、このような日本的解釈が国際社会の交渉では全く通用しないことを肝に銘ずるべきです。
以上
民主党政権は「すべての品目を自由化交渉対象とし」と閣議決定していた訳ですから、これは野田首相一人の責任などではなく、民主党全体がこの責任を取らねばなりません。次の選挙では「民主党は嘘つき政党」という強い批判を受けることはもやは免れない。
左翼は米国の圧力だなどと騒ぎ出しそうですが、元々米国を硬化させたのは民主党鳩山政権からであり、それに今回の野田首相が更に火に油を注ぐことになりました。本当に愛想をつかされることになるかも知れません。
それが実は民主党の狙いであり、米国から離れてシナ・中国に寄り添うチャンスを待っているのかも知れません。東アジア地域の経済共同体構想から米国を排除したがっていた民主党の本音がこれから次々に出てくると予想します。
野田首相は鳩山首相よりはマシだと思ってきたが、全く同じレベルでした。二枚舌が国際社会の交渉で通用すると思っていることで、もう首相としての資格はゼロです。早々に辞めて頂かないと今後益々日本の国益が失われていく事になります。
首相の答弁もかなり後退し出しています。
>コメは「農村は守り抜く」とやや抽象的な言葉にとどめた。
TPP交渉参加表明の会見においては、「守るべきものは守り抜き、勝ち取るべきものは勝ち取る。国益実現のため全力を尽くす」と述べた。これがコメを指すことは誰の目にも明らかだった。だからこそ反対派は大人しく引き下がった。
影響が懸念される農業については「断固守り抜く」と明言していたのに、交渉から戻って来たら、その決意は揺らぎ始めたようです。もう情けないという言葉しか見当たりません。
ところで外務省は今度はどう対応するのですか? 再び米国に対してモノを申すべきですが、果たして出来るのか。野田首相がオバマ大統領との直接会談で話したことを今更、撤回出来るのか?
もう野田総理は責任を取って即刻辞任すべきです。勿論国民をペテンにかけた、その責任です。
★愛知県豊橋市におけるリンゴ販売会の御知らせ。

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