「東村山の闇」と控訴審判決(2)
西村・黒田両氏への民事訴訟に好影響も
今回、矢野・朝木両市議を名誉毀損で訴えて、第一審は勝訴したものの、東京高裁では全面的に敗訴となった<千葉英司・宇留嶋瑞郎連合軍>は、同様に西村修平・主権回復を目指す会代表、黒田大輔・日本を護る市民の会代表に対しても名誉毀損で訴えているが、こちらのほうも今回の結果で原告側にとってはかなり厳しい状況へと追いやられそうです。
そのことに関して本日は述べてみることにします。私は千葉英司・東村山警察署元副署長に対しては、徹底的な批判を行なってきました。それは現職時代に起きた朝木明代さんの万引き冤罪事件やビルの上から突き落とされて殺害された事件に関して、余りにもズサンな捜査を指揮したその責任者の一人として批判して来たわけです。
万引きを苦にして自殺したなどということが、いかにデタラメなことであるのか。そのことは普通に考えれば明らかだろう。正義感に強い女性市議が万引きなどする筈もないと一般の人なら誰でも思うでしょう。
それをろくな調べもせずに万引き犯人としてしまった背景こそ、何かあるのではと勘ぐられても当然であり、そのことが名誉を毀損することになるなどとは、まったくもって馬鹿げたことであり、一言でいうならとても信じられない裁判であると私は最初から思っていました。
ここで原告 千葉英司の主張を挙げてみます。
【原告の主張】
ア 原告の職務に対する誠実性,廉潔性,公平性に関する名誉毀損
本件記述1〜3,10により,明代関連事件の捜査責任者で東村山署副署長であった原告が,明代関連事件につき,事実を歪曲し真実を隠蔽して,本件窃盗被疑事件を書類送検し,捜査を行わないまま本件転落死が自殺であると固執し,それを広報したと受け取られる表現をして,これを読む者に対し,原告の捜査に従事する個人としての職務に対する誠実性,廉潔性や,ひいては,公平さまでも疑わしめ,原告の社会的評価を低下させた。
イ 東村山署批判が同時に原告個人の名誉を毀損している表現部分
本件記述1,4〜12は,本件著作物のなかで,原告が捜査責任者である東村山署が,本件転落死が本件窃盗被疑事件を苦にした自殺というシナリオに固執し,ろくに捜査を行わないどころか,真相解明への障害になり,殺人事件を無理やり迷宮入りさせようとして,まるで犯人グループの一員のように振る舞っているという内容の記載をして東村山署の信用を毀損・失墜させ,
同時に,事件の中で登場する「キーパーソン」の2番目として,捜査責任者である原告の名を再三指摘して原告を非難し,前記アとあいまって,東村山署の捜査活動に対する批判にとどまらず,原告個人についても,東村山署の明代関係事件の捜査を指揮して,本件転落死は,原告にとっては自殺でなくてはならず,その動機は本件窃盗被疑事件でなくてはならないというシナリオが事前にできており,そのシナリオに沿って原告が真実を隠ぺいし,まるで,原告が「犯人グループの一員」であるかのような印象をこれを読む者に対して与え,原告を誹謗中傷し,その社会的評価を低下させた。
さて、これを第一審は認めて千葉英司は勝訴したわけですが、では今回の判決では敗訴しました。その理由について裁判官は最後のほうの文書で次のように述べています。
オ また弁論の全趣旨によれば、被控訴人が、捜査の早期の段階から本件転落死事件について自殺説を採り、また明代が本件窃盗被疑事件の犯人であると判断していた事実が認められる。
カ そして本件各記述中にはやや過激な表現も含まれるが、その内容はあくまでもそれなりの根拠を示し警察及び捜査の責任者であった被控訴人の捜査や広報を批判するものであるから、これが人身攻撃に当たり、意見ないし論評の域を逸脱したものとは認められないというべきである。
これでお分かり頂けたと思います。
つまり、我々が東村山警察署の当時の副署長であった千葉英司氏の捜査に関しては以下の理由に基づいてこれを疑問視して追及することは名誉毀損には当たりません。
�\虱娶吃�署長は証拠もないのに万引きの犯人は朝木明代さんであると断定していた
��転落死事件はその万引きを苦にしての自殺だったと早くから決め付けてしまっていた
このことが実は創価学会が事件直後に大々的に行なった下記の動きと附合する。そこに我々は不信感を持っています。
●朝木さんが万引きをした。
●それを苦にしての自殺であった。
東村山警察署の当時の捜査というものは「万引きを苦にしての自殺」というもので、それは非常に根拠に乏しく、プロの警察組織が何故にそのように処理したかを我々は強い疑いの目で見ているわけです。
尚、詳しい点に関してはこれからも順次続けて紹介することに致します。
さて、西村修平代表、黒田大輔代表の演説やブログに掲載した写真や記事に関しても、やや過激な部分があったにせよ、それは当時のこの事件を追及することが目的として行なわれた街頭演説でのことです。
具体的に提訴の内容を掲載してみましょう。これは西村氏への民事訴訟の中の文面です。
第2 不法行為
被告(西村)は、平成20年9月1日午後3時30分、東京都東村山市本町2丁目1番地西武線東村山駅東口広場において開催された「朝木明代さん殺害事件を13年目の命日に市民に訴える!」集会において、「創価学会の4悪人 東村山署須田豊美? 東村山署?千葉英二副署長 地検八王子 芳村弘 信田昌男」と掲載されたプラカードを指差しながらマイクを使い約30名の聴衆に向け
「東村山署須田豊美刑事係長、千葉英司副署長 この2人が朝木さんが謀殺された事件を自殺として覆い隠した張本人 須田豊美刑事係長、千葉英司副署長 さらにこの事件を取り上げた東京地検八王子の吉村弘 信田昌男は筋金入りの創価学会員 須田豊美 千葉英司も同じ穴の狢 この4人が何をかしでかして殺人を自殺に仕立て上げた」と演説した(以下「本件演説」という。甲1)
しかし、原告が、朝木さん謀殺事件を隠蔽して自殺に仕立てたとの事実は一切なく、本件演説は、「創価学会員の4悪人の1人である原告が、朝木明代殺害事件を隠蔽した」との虚偽の事実を摘示し、原告の社会的評価を低下させるものである。
先ずプラカードについてですが、千葉英司副署長と須田豊美については「?」マークが付けられており、創価学会とは断定していない。更に今回の裁判所の判断でも示されたことだが、この問題は東村山署が朝木さんを証拠もないのに万引き犯として、早期の段階から自殺と断定してしまった。
よって我々がその辺りに疑問を持って、関心を持って集まってきた人達に訴えることは当然のことで、人身攻撃に当たり、意見ないし論評の域を逸脱したものとはいえないということでしょう。
〜新風連ブログ〜







