中韓関係についての疑問?
昨日の朝のエントリーで下記のように書きました。
「相手側の取材ではあったが、私は自分の疑問をこの記者にぶつけ答えを求めたが、彼の頭の中にはその答えは用意されてはなかった。おそらくは初めて受けた質問に、彼自身は戸惑いを感じたのではなかったか・・・・・」
この問題について述べて見たいと思います。というのも、このような記事を一昨日目にしたからでした。
「離於島は中国領」 韓国が訂正要求へ
韓国政府は8日、中国が政府系インターネットサイトで東シナ海の韓国側水域にある離於島(中国名蘇岩礁)を中国領だと紹介していることについて、記述訂正を求めていく方針を明らかにした。
中国国家海洋局の公式資料を掲載するウェブサイト『海洋信息網』は昨年12月24日付の資料で、離於島が中国の排他的経済水域(EEZ)内にある自国領土だと紹介していることがこのほど判明した。
韓国の外交通商部当局者は、韓中両国が2006年に離於島は水中岩礁で島ではなく、領土紛争の対象にはならないとの点で一致している点を挙げ、「離於島を自国領土と主張する中国国家海洋局のサイトは合意に反するもので、中国側に対し訂正要求など外交的措置を取る」と述べた。
同当局者は「離於島は(済州道の)馬羅島南端から81カイリの距離にあるのに対し、中国の最も近い距離にある島から147カイリ離れており、明らかに韓国側の排他的経済水域に属する」とした。
http://www.chosunonline.com/article/20080809000007
日本が韓国との間にだけではなく、ロシアやシナ・中国との間にも領土問題や紛争を抱えているように、韓国もまたシナとの間に紛争を抱え込んでいます。
当然のことながら国境を接する国々の間には、未解決のこのような国境問題は多数ありますが、不法占拠しているケースは多くはありません。その意味では竹島と北方領土を不法占拠している韓国とロシアは許せない侵略国家です。
今回の私の韓国のハンギョレ新聞社の記者の対する質問は、そのことではなく、シナと韓国の領土問題というよりは、今後の「中韓関係」についてでした。
私はこの件に関しては、これまで2回ほどエントリーを上げています。
「中韓対立」
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51521382.html
「韓国の苦悩」
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/51622343.html
韓国はシナ・中国という国家と今後どのように対峙して行こうと考えているのか?シナの覇権主義が益々露骨になれば、いち早くシナに飲み込まれるのは韓国なのです。
だからこそ、韓国ではそれを心配する論説が見られますが、実際にはそのことから目をそらして来たのではないか?私にはそのように感じられてなりませんでした。
しかし、今回韓国政府がシナに訂正を求めたというニュースは、韓国民の意識が変わりつつあるようにも感じました。今回この話題には触れませんでしたが、私が取り上げた話題にハンギョレ新聞社の記者が知らないと答えたのは意外でした。
それは下記のことについてです。
中国の長春で行なわれた冬季アジア大会で、ショートトラックの表彰式にて韓国女子選手が表彰台で「白頭山はわれらの土地」というパネルを掲げたことがありますね。
韓国はスポーツの場にこの歴史認識問題を持ち込むのが得意です。これまで何度もサッカー会場で、歴史問題や領土問題を書いたスローガンを目にしていました。
これが日本に対してだけでなく、シナへも行なわれたということについて、私は興味を持っていました。当時中国共産党はこの「長白山(朝鮮名で白頭山)は中国の山」と大キャンペーンを繰り広げていたのです。
白頭山は韓国・北朝鮮に分断された朝鮮民族にとっても共通の崇高なる「朝鮮民族の聖地」であるとされてきた。中国側が、その山が実は中国のものだ―と言っているわけだから、これは穏やかではない。
だからこそ、このようなパネルを掲げる行動を韓国の女子選手が取ったのでしょう。しかし、私の質問に対してハンギョレ新聞社の記者はこれを知らないと答えました。
本当に知らなかったのかもしれませんが、どうも私には信じられないことでした。私がインターネットでその記事や写真を見た記憶があると言ったら、驚くべき言葉が返ってきた。
「ネットで流れる報道は捏造の場合もある。サイトそのものも勝手に作られてしまう場合もあるのです。」
ここまで言われれば、私もネットで見ただけで、それを信じてしまう人間なので、それ以上確かめた訳でもないから、それ以上話題にすることはなかった。
私が聞きたかったのは、私がネット上で見たこの記事や写真が本当のものだとして、このような行為に関して韓国社会でどれだけの反響があったのかーそれを聞きたかったのですが、私としてはものの見事にはぐらかされてしまったという思いです。
私は次にまた別の質問をしました。
シナ・中国からの独立を求めている諸民族は多い。チベット人、ウィグル人、蒙古人などだが、中国には朝鮮自治区というものがあって、そこには多くの朝鮮人が住んでいますが、その人達の中国からの分離独立、或いは韓国・北朝鮮への編入の動きはないのか?
また、そのような動きが起きたらどのように対応するのか?
この私の質問についても明確な答えはなかった。本来であれば、同じ民族であり民族の独立・自立を求めて動き出すならば、これを支持するのは当然のことと思うが、どうもそのような考えはないようです。
「彼らは我々とは違います。民族的意識が希薄ですから」と述べた。
この自分達とは違う存在という考えは、日本の「在日韓国人」に対しても同じように感じているようでした。
私は長野市における反シナの運動を目にしてから、ある疑問を抱いてきました。それは在日韓国人の対シナ・中国観というものです。
長野市においては東トルキスタンや内モンゴル、チベットの旗を持ったシナの国内で抑圧されている民族の人達が盛んにシナの留学生と戦っていました。台湾の旗を持った人たちも多数見られた。
また、私はミャンマー人やベトナム人の団体も見ました。彼らはシナ・中国共産党が自国の自由な政権を滅ぼしたり、軍事政権を支援していると批判していました。
日本に住んでいる多くのアジアの諸民族の方々が、今回連帯してシナに対して抗議の声を挙げたのです。しかし、在日韓国人の姿を見ることはありませんでした。
人権問題で我々日本を徹底的に批判する彼らが、シナの人権抑圧・弾圧には決して声を挙げない。日本に住んでいる他の外国人とは違った異質な民族、それが在日韓国・朝鮮人なのです。
このことを韓国新聞社の記者に問いましたが、そのことについての答えも残念ながら明確なものではありませんでした。おそらくは答えようがなかったのでしょう。
しかし、韓国国内における聖火リレーでは、激しい反シナの運動があった訳ですから、これはやはり韓国人というよりは、在日韓国人だけの問題なのでしょう。
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