「旧暦元旦」に<美しい国>を想う
週末なので福島に戻っていました。朝から雨だったので農作業は休みです。実家に行って「今日は雨だから休みだね」と言ったら「今日は正月だから休みだよ」という言葉が返ってきました。
今日2月18日は旧暦で元旦でした。すっかり忘れていましたが、田舎特に農家にとっては大切な日です。全てが昔は旧暦で種まきや田植えなどが決められていました。
最近はビニールハウスなどが出来て、人工的に季節が変えられてしまいましたが、私の小さい頃などは、旧暦の農業専用の暦があって、そこに農作業の日時が詳しく書かれていたものです。
旧暦というのは日本の季節に一番合っていると母は言います。今年は暖冬ですが、福島などでは本来はまだまだ寒い日が続く頃です。しかし、毎年温かくなって行くのを感じます。
屋根からの氷柱(つらら)などは、全くと言って良いほどに見なくなりました。寒いよりは過ごし易いのですが、このような微妙な気候の変化がどのように自然界に影響を与えるのか心配です。
昨日テレビを見ていたら蛙(カエル)にとって恐ろしい病気が広まる懸念があると報道されていました。致死率100%の伝染病で、人間はかからないそうですが、両生類は死んでしまうそうです。
田植えの季節になると、どこからともなく蛙が大量に出て来て鳴き始めます。不思議なことに蛙は雨が降るのが分かります。鳴く音が違うし一斉に鳴き始めるからです。
そう言えば蛙の姿も最近はめっきり減ってしまいました。若い頃、田舎に住んでいた頃は、電灯の光に虫が寄ってきて、その虫を食べるためにたくさんの蛙がガラス窓に張り付いていました。
蛙の足は吸盤のようになってしっかりとガラス窓にくっ付いていました。それがガラス窓一面に数え切れないほどいたのですから、その光景というものは迫力がありました。
母に聞くと今は一匹いるか、いないかだそうです。消えてしまった両性類としてはイモリがいます。腹の色彩が何とも不気味でぞっとしたものですが、私が中学に行く頃は見なくなりました。
蛍(ほたる)も全く姿を消しました。トンボも糸トンボと呼ばれたものは昨年は見ましたが、今年はコンクリートの川になってしまったので、もう見ることはできません。
確かに日本は豊かになりました。食事には季節感というものがありません。夏でなければ食べられなかったようなものが、今ではたくさんスーパーに並んでいます。
しかし、豊かさの影で我々日本人が失ったものも数多くあります。昔のことを話しても仕様がないかも知れない。しかし、きれいな水が小河を流れ、小魚が泳いでいた世界を取り戻したいと思う時があります。
もう少し頑張って年を老いたら田舎に戻り、山奥にある荒れ果てた農地を買って農場を開きたい。それが私の夢でもあります。本当の自然の中で、そこに住む昆虫や両生類を見ながら過ごしてみたい。
十代の頃の日本を再現できたら、最高だろうなーと思うことがあります。そこには本当の「美しい日本」がありました。教育基本法の改正、道徳教育、そのようなことも大切かも知れない。
しかし、自然を守り残した田舎に宿泊施設を作って、都会の子供たちをそこに呼び、そこで自然と触れ合いながら、自然の素晴らしさを教えてこそ、本当の意味での「美しい国」が出来るのではないでしょうか。
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YouTube 7分50秒 |
極右評論主筆 瀬戸弘幸氏による維新政党新風応援演説 最新コメント: Powered by ニコニコ動画(β) |
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