朝日新聞、またも「ネット右翼」批判
朝日新聞社は何かにつけて「ネット右翼」を攻撃しないと気が収まらないのか、19日の『三者三論』の中でも鈴木謙介氏という国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員に「次世代と愛国心」と題して書かせている。
この中でこの鈴木氏の文章につけられた「題字」が「ピーク過ぎたネット右翼」である。全文は既にセーラー戦士の「美美・ログ」に前文掲載してあったので、それを紹介させて頂きます。
http://tsukinosennsi.blog64.fc2.com/blog-entry-17.html#more
鈴木氏によればネット右翼とは「若者の右傾化」を象徴する存在で、ネット上で中国、韓国を貶したり「左翼メディア」を茶化したりする人々を指すようだ。慶應義塾大学生でこのブログの主宰者は「このような定義であれば、自分はネット右翼ではない」と書いておられます。
さて、若者の「右傾化」とは近年に始まったことではなく、古くは中曽根内閣誕生で戦後総決算が唱えられた時に、既にこのような「右傾化論」は左翼から云われていました。
これを大きな社会的現象にまで押し上げたのは、何と言ってもインターネットというものの存在です。左翼が右傾化と呼ぶ素地は以前から存在したが、それを顕在化させたのはネットの力です。
朝日新聞はこのインターネット上に突如として現出した「ネット右翼」の数に恐怖を感じたのだろう。彼ら朝日新聞も自分達に対する批判が社会に存在することは先刻承知であった。
だから彼らは右翼の一部の主張を掲載することで、バランスをとっているかのように見せかけて来ただけだった。この「三者三論」の中でも「新右翼・一水会」と交遊の深い元愛国バンドの雨宮処凛氏を登場させている。
一水会などはネット社会が出現する前までは、よく朝日新聞で取り上げられていたが、それは朝日が新右翼を評価していたのではなく、自分達が左寄りと見られることを薄めるために、新右翼関係者を利用していたに過ぎなかった。
いずれにしても、朝日はネット上に突如として現れた批判勢力に戸惑った。最初はそれでも巨大掲示板における匿名批判投稿だけであったので、気にはなっていたが危機感までは抱かなかった。
しかし、ブログが驚異的に増加して、人気ブログ・ランキングなどで朝日新聞に対する批判勢力が上位を独占するに及んで、彼ら朝日新聞はネットブロガーに脅威を感じ始めた。
もうネット上だけの言論ではなく、実際に様々な現実社会にまで影響を及ぼし始めている。『マンガ嫌韓流』の出版とベストセラー入り、ネットでの様々な呼び掛けとデモや集会の成功―、これまでは考えられなかった新しい形での政治行動が朝日には不気味に見えているのだろう。
これまで朝日を批判する右翼勢力は存在したが、それらは全て大衆レベルでの政治運動にまで通じたものではなかった。いや、むしろ大衆からは総スカンをくらった反社会性が売り物であったと言ったほうが当っているかも知れない。
今回ネット上に表れた「ネット右翼」こそは、将来一般大衆を組織化して朝日を倒すだけの力を秘めた��勢力�瓩覆里任△襦3里�に現在のところ組織的なまとまりもなく、横の連携があるとも思えない。
しかし、ブロガー同士の同盟や連携が見られないとしても、書く側と見る側におけるコミニュケーションの輪は広がり、その結ぶ線は太くなる一方である。朝日新聞社が最も恐れる批判勢力の拡大、そしてその人達のコミニュケーションの進展が、やがては新情報化社会の到来を告げることに、彼ら朝日は恐れ何としても阻止したいのである。
彼ら既存メディアは商売としての「情報を伝える立場」であり、庶民は常に「情報を受け取る立場」に過ぎなかった。これが「情報を選別して受け取る権利」と「受けた情報に批判や疑問を述べる権利」がネットによって許されたのである。
つまり、既存マスメディアはこれまでの一般大衆の上にいた驕りや傲慢さから振り落とされる立場へと追いやられた。権力の座からへの転落である。
「ピークを過ぎたネット右翼」とは既存マスメディアの希望的観測に過ぎない。既存マスメディアが倒されるまでそれは続き、2020年頃にはそれは最盛期を迎えることだろう。
ネット右翼のピークはこれからまた遠い先の話である。その時まで辛く困難な時期が待ち構えているだろう。しかし、右翼の活動を始めて30年以上が過ぎた。その経験からの予測である。決して根拠のない話ではないことだけは申し上げておきます。
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