2006年03月28日
「背後短剣」と「反日連合」
「憲法改正」 中韓の理解が必要(福田康夫)
第1次世界大戦に敗北し荒廃した祖国ドイツを前にして、旧ドイツ帝国陸軍の智将・ルーデンドルフは次のように語った。
「我々は英仏をはじめとした連合国に負けたのではない。前線で闘う我々の背後に忍び寄り、短剣で一刺しした者どもがいた。それ故、我々は敗北せざるをえなかったのだ」
『背後短剣』
ドイツ敗戦後の屈辱のヴァイマール体制下、ドイツの愛国者に語り継がれたこの四字熟語ほど、現代に生きる我々にとって、これ以上含蓄に富んだ言葉はあるまい。
事実上の日本の総理大臣を選ぶことになる自民党の総裁選挙は9月に行なわれるが、この選挙で一番有利な立場なのが、自民党員の支持を圧倒的に集めている安倍晋三官房長官である。常識的に言うなら自民党の総裁選は安倍氏で決まりだ。
しかし、これを一番喜ばないのは中国共産党の指導部であり、何とか安倍官房長官の自民党総裁誕生を阻止せんがために暗躍している。残念なのはその動きを察知して共産党指導部にへりくだって支持を受けようと考えている福田康夫元官房長官や谷垣禎一財務大臣らの存在である。
中韓が喜びそうなことを言って顔色を伺ってばかりだ。実力で総裁の椅子を取れないからといって、外国の応援を受けようなどとは、もう国賊以外の何物でもない。先ずはお二人の呆れた話を見ていただきたい。
憲法改正、周辺諸国の理解が必要・福田氏が講演
自民党の福田康夫元官房長官は25日、都内で講演し、同党などが検討している憲法改正について「日本を正しく理解してもらい、改正しなければならない。若干時間がかかるかもしれないが慎重にやるべきだ」と語った。憲法9条などの改正を警戒する中国や韓国などの理解を得る努力が必要との認識を明らかにしたものだ。 (日経ニュース)
この政治家も落ちるところまで落ちてしまった。我が国の憲法改正が何のために今必要なのかさえも理解できない。共産中国の脅威と東シナ海における不穏な動きに関して、日本側も守りを固めなければならない。何もそれは軍事力だけではなく、国民の「国を守る」とという強い意思を示さなければいけない。
そのためにこそ、憲法9条を変えるのである。諸外国の公正と信義に任せていては国家が滅んでしまうからではなかったのか?いつから福田氏は中国や韓国の理解を得ないと改正が出来ないと思うようになったのか。いくら何でも国家の存立を蔑ろにするような政治家に日本を任せる事など出来るはずもない。
中国が靖国批判、対して谷垣大臣「おおらかなナショナリズム」
日本と中国の財務当局幹部が一堂に会する初の「日中財務対話」が 25日、北京で開かれ、中国の金人慶(チン・レンチン)財務相は谷垣財務相に対し「日本の指導者が数次にわたり靖国神社を参拝している ことは日中関係を難しくしている」と述べ、小泉首相を批判した。
谷垣氏は 「双方の指導者が日中は欠くことができない関係であると認識してやっていくことが重要だ」と答えた。 谷垣氏はさらに同日夜の記者団との懇談で「自信がないときに悪口を言われると腹が立つ。自信を持ったおおらかなナショナリズムが必要だ」 と語り、日中両国で排他的な世論が高まりつつある現状に懸念を表した。(朝日新聞)
こちらの谷垣氏の話にはコメントするのも嫌になる。だいたい「おおらかなナショナリズム」とは何の意味か。ナショナリズムの管理を叫ぶ、朝日新聞が一番喜びそうな言葉ではある。
さて、まとめに入りましょう。冒頭で述べたルーデンドルフ将軍の言葉『背後短剣』。この意味するところは、もう既にお分かりのはずです。祖国日本の背後には共産中国、韓国などの「反日国家連合」が控え、そして、その力を借りて日本の国を危くする者どもが、反日マスコミと連携しているのです。
これらの動きこそまさに『背後短剣』そのものではないでしょうか。自主憲法の制定は自由民主党の結党以来の悲願であり、その気運が高まる中での「周辺諸国への配慮」とは、まさに憲法改正を永遠に封印する陰謀に他なりません。
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2006年03月27日
モンゴル力士の健闘を讃える
モンゴル人力士の強さを考える
大相撲春場所千秋楽はモンゴル人力士同士の対決となって、関脇・白鵬を豪快な投げで破って横綱・朝青龍が2場所ぶりの優勝を飾った。三賞もモンゴル勢が独占、おまけに来日中のモンゴルのエンフボルド首相が「モンゴル総理大臣賞」を手渡すなど、まさにモンゴル一色だった。
しかし、栃東も本割では横綱を負かしたし、千代大海や魁皇もかど番から脱出した。日本人力士もそれなりの頑張りを見せてはくれた。だが、やはり何故という残念さは残ってしまう。
曙や武蔵丸のようなハワイ出身の力士のように大柄ではなく、体格も日本人とそれ程違わない。にも関わらず何故モンゴルの力士はこのように強くて、日本人力士は弱いのか?
確かに日本人大関は年齢的には盛りを過ぎており、丁度、下から上がってくる端境期にあるという人もいる。しかし、それだけでは説明がつかないだろう。相撲関係者に聞くと学生相撲、特に高校、大学における相撲部の在り方に問題があると指摘する親方が多い。
出来れば、中学生の頃から相撲を取らせたいらしいが、今の日本においては親元を離れ、相撲部屋から学校に行くのは難しいといわれる。しかし、若貴兄弟や栃東などは、生まれた家が相撲部屋なので、相撲部屋から学校に行った。この違いが大きいという訳だ。
さて、同じ国技の柔道には中学生から親元を離れ、そこから中学、高校に通う全寮制の柔道私塾・講道学舎がある。この柔道名門私塾を設立されたのは横地治男理事長で東京オリンピックの時に日本の神永選手がオランダのヘーシンク選手に敗れたのを見て、私財を投げ打ってこの財団を設立。全国から将来の日本柔道を担う中学生、高校生を常に40人以上を引き受けている。
この講道学舎で学んでオリンピックで金メダルに輝いた選手は古賀、吉田、滝本選手等であり、また泉、棟田両選手もこの学舎の出身である。今年創立30周年を迎えた。
講道学舎は柔道だけではない。その「創学の精神」には次のような一文がある。
「人間はそれぞれの国に生まれ、その国に属し、国際社会に於ける自分の国の位置づけによって身を処することが出来ます。日本は何を持って立ち、何によって世界の仲間入りを遂げようとするのか、それは日本民族の値打ちある立派な働きによるしかありません」
「今こそ、日本民族本来の資質を呼び起こし、本当にやる気のある、民族意識と世界観に立って我が国を世界に位置付ける働きを遂げねばなりません。思うのは、このような情念と知力をもった人材の輩出です」
現代の日本において、このような精神を教育の柱として、6年間の寮生活を送ることが出来るのは、この講道学舎をおいて他にはない。それだけ厳しく精神と肉体の鍛錬が行なわれている。
さて、この横地理事長だが今は90歳を越えられるご高齢となられたので、最近はお話を聞く機会はないが、以前はよくお話を伺った。理事長はモンゴルがまだ社会主義国家で日本人の多くが関心を抱いていなかった頃から、この国との交流を民間レベルで進めていた。
理事長は戦前、満州に陸軍将校として赴かれ、旧ソ連と中国に挟まれたこのモンゴルという国の重要性を語っておられた。モンゴルにはモンゴル相撲という国技があり、モンゴルの子供達は小さい時からこのモンゴル相撲に慣れ親しんでいると聞かされた。
その理事長はモンゴルについて次のように語っていた。
「モンゴルという国は日本から見れば何もない国です。モンゴルの政府要人が『見ての通り何もない国です。しかし、貧しくはありません』と言うんだ。日本は一見は豊かに見えるが、何か国民が不安な気持ちでいるような時もある。しかし、モンゴルは何もない、不安もないんだ」
理事長は4つの言葉でモンゴルを表現してくれた。
1、「精神の豊かさ」
2、「温かい家庭」
3、「地域社会の連帯」
4、「美しい自然」
なぜ、モンゴルの力士は強いのか―。私はそのモンゴルという国家にあると思った。日本が今急速に失っているのが、今のモンゴルではしっかり守られている。
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2006年03月26日
文明の衝突と孤独な日本
「孤独な日本」に耐えられるか!
文明の衝突を前にして!
『国家の品格』の著者である藤原先生は「『孤高の日本』でなければならないと述べておられます。この『孤高』とは「孤独な日本」という意味でもあると思います。現実的に現在の国際情勢下にあって、我が国が江戸時代ならいざしらず「孤独な日本」であり続けられるのか?
この問いに対する答えは、日本の現在の国力では絶対に無理でしょう。食物自給率は40%台、エネルギー源はほぼ90%が輸入に頼っている現状では、どう考えても難しい。しかし、自立する気概を持たなければなりません。
さて冷戦時代においてはイデオロギーが対立軸でしたが、冷戦崩壊後はこの対立軸は消えて、文明間の対立がその軸として現われてきました。西欧キリスト教文明とイスラム教文明の対立は、現在激しさを増すばかりです。
ところで、この東アジアにおいては、まだ共産主義独裁国家が生き延びています。その残滓はそう簡単には潰れそうもありません。未だに共産主義イデオロギーで武装された専制国家の北朝鮮も不気味です。
何といっても脅威なのは共産中国です。この中共は完全に共産主義イデオロギーを捨てた訳ではなく、裏に隠された思想がいつまた表に登場してくるか分かりません。
文明論的に分ければ、韓国・北朝鮮と中国は儒教文明社会となります。日本はこの儒教文明とは一線を画するもので、独自の文明社会を形成しています。他の文明には二つ以上の国家か民族が含まれますが、日本は一国で単一民族です。この孤立した存在は、良いこともあれば、悪いこともあります。
日本が危機に直面した時に本当に助けてくれる国がないという恐れが常につきまといます。しかし逆に他国に危機が起きてもはせ参じる必要はないことも事実です。
だが、このような戦略的鎖国論を唱えられるほど、現状の日本は強い国ではありません。それが分かるからこそ日米関係を重視する勢力と中国にへりくだる親中派の死闘が今後予想されるのです。
私が「文明の衝突」で繰り広げた論争は下のブログで見て下さい。
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/cat_1426331.html
この文明間の衝突を、今回のWBCにおける様々な出来事から分析しているブログがあります。以前に紹介した『グローバル・アメリカン政論』です。非常に参考になりました。興味のある方は是非読まれて見て下さい。
http://newglobal-america.tea-nifty.com/
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