「国策捜査・陰謀論」ブログを検証する(後編)
連載(8) 自己弁護ブログと同調者のブログ
検察庁の今回の小沢一郎事務所への強制捜査に関して、これを国策捜査であると主張するブログやブロガーに対しての批判を行なってきました。マスメディアと一体となった「国策捜査」批判は全く根拠のない、それこそ東京地検特捜部の捜査を妨害しかねないものであり、ここはきちんとした批判と検証をしなければならないと考えているからです。
これまで私は大まかに分けてこれを3つに分類しています。
�〔閏臈泙了抉臉�力が関与している謀略ブログ 「きっこのブログ」
��反体制・左翼イデオロギー論者のブログ 「天木直人のブログ」
��自己弁護ブログとその同調者のブログ
この3番目ですが下記のブログがそれにあたると考えます。
このお二人については読ませて頂くこともあり、「成る程な・・・・」と納得させられることも度々ありました。その意味では私はこれまでは批判したことはなく、逆に評価してきました。
しかし、この小沢一郎への捜査を「国策捜査」であり「政権交代を阻止するための陰謀」と決め付けていることには賛同できないというか、これは明確に我々の意思に反するブログであり主張であると断じない訳には行きません。
先ず植草氏のブログから検証することにします。この方は自分が警察に破廉恥罪で逮捕され冤罪であるとし、自分への捜査が「国策捜査」によって行なわれたものであると主張しています。
この点については私は論評を控えます。何故ならば私は植草氏が嵌められたという事件をよく知りませんし、興味もなかったので調べてもいません。よって、植草氏の事件そのものが本当に国家権力による冤罪であったのかは全く分かりません。
今回の植草氏のブログを読むと小沢一郎への捜査は国策捜査であり、「政権交代を阻止するため」に検察が仕組んだものであると書いていますが、その根拠を何ら示しておらず、そのような主張を繰り返しているブログを紹介しているだけです。
太小文字が植草氏のブログからの引用
>マスメディアが巨大疑獄事件であるかのように報道するが、嫌疑の内容とかけ離れた報道である。
「きっこのブログ」様、「ジョディーは友達」様、「カナダde日本語」様、「晴天とら日和」様が、きわめて示唆に富む評論を掲載されているので、ご一読をお薦めしたい。
今後、注意が必要なのは、今後、検察サイドから一方的な真偽不明の情報がリークされ、マスメディアがその情報を針小棒大に報道することだ。
植草氏は早くから「国策捜査」として紹介していたが、それはやはり同じように他のブロガーの記事を紹介するものでした。
>そのなかで、「国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」」主宰者の小野寺光一氏が、1月17日付記事に西松建設裏金摘発問題を取り上げたことを記述した。記事タイトルは「小沢一郎を守れ<西松建設事件は政権交代を阻止するために「亡国の人物」によって用意された国策捜査か?>」だった。
また、1月19日に「喜八ログ」に「謎の憂国者「r」さん」が「ネオリベ最終戦争」と題するメッセージを記述された。
植草氏はこのような記事を紹介した後に必ずご自分が逮捕された事件を結びつけて紹介し解説しています。
>私が巻き込まれた冤罪事件では、各種報道機関による、表面化した問題以外に7件であるとか、数多くの示談や、厳重注意があったとの虚偽報道が土石流のように流された。この問題について、講談社、小学館、徳間書店、朝日放送に対して名誉毀損民事訴訟を提起し、すべての訴訟において、勝訴、ないし、実質完全勝訴の内容の和解を勝ち取った。
>私が冤罪事件で逮捕、勾留された際には、マスメディアによる虚偽情報に加えて、山口正洋氏が、私に接見した事実もまったく存在しないのに、「債券・株・為替中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」に事実無根の捏造記事を掲載してネット上で重大な情報誘導を行なったため、大変な迷惑を蒙った。
つまり、小沢一郎の事件と自分の事件も同じように位置づけて考えておいでのようですが、これは相当飛躍した考えではないかと思います。植草氏は「国策捜査」について次のように書いています。
>「国策捜査」とは、政治的な背景をもって司法・警察権力が活用されることを指す。小泉政権発足後、この意味での「国策捜査」が積極的に活用されてきたことは、紛れもない事実だと私は判断している。
小泉政権発足後、これが積極的に活用されてきたと書いていますが、具体的ケースとして何を指して言われているのか?鈴木宗男議員に対する逮捕のことを指しているのかも知れませんが、当時のマスコミがそのような主張をしていたとは思いません。
今回、これまで余り世間で耳慣れないこの「国策捜査」なる言葉が広まったのは、確かに鈴木宗男議員と一緒に逮捕された外務省の役人だった佐藤優氏が自分は「国策捜査」の犠牲になったと盛んに喧伝し始めてからです。
鈴木宗男議員や佐藤氏は外務省が自分達の「省益」を守るために警察や検察を動かし逮捕され罪人にされてしまったと主張しています。
この佐藤氏の主張を支持しているのが下記の人であると私は見ています。
山崎行太郎氏と佐藤優氏は保守系の雑誌で対談をしているし、お二人のブログにはお互いを紹介し合う記事も見られます。結構仲が良いというか意気投合している同志という雰囲気が感じられます。
この山崎氏の主張には文明評論家というよりは、政治的なアジテーターとしての立場からの発言としか受け止められないような一方的で激しいものがある。どうしてここまで言い切れるのか、私には到底理解し難いものがあります。
>西松事件の本丸は、東京地検特捜部の「国策捜査デッチアゲ事件」にあるのだから、「政治とカネ」問題とか「献金」事件の細部など無視・黙殺するべきで、むしろ、今、問うべきは、東京地検特捜部という「国家の暴力装置」が、何故、今、露骨に社会の表面に突出してきたのか、というテーマの方であろう。
>要するに、これは、「政治の力」、「思想の力」が衰えているが故に、起こる異常事態なのである。犯罪や巨悪がまず先に存在しているから、それを退治すべく東京地検特捜部という「国家の暴力装置」が動いたのではない。東京地検特捜部という「国家の暴力装置」を活用し、事件を捏造、スケープゴートとしての犯人や犯罪を強引にデッチアゲなければならないほど、それほど「政治の力」、「思想の力」が衰えているということなのだ。
文明論的に論評するとこうなるらしい。確かに山崎氏が言うような社会の退廃的な事象と、それを変えようとする勢力とそれを変えまいとする勢力の激しいつばぜり合いはあるでしょう。
しかし、そのような動きに検察庁が事件をデッチアゲたり、捏造までして加担することが考えられるのでしょうか?私にはとてもそのようなことは信じられません。
>さて、『国家の罠』というテビュー作で、「国策捜査」という言葉を、自らの逮捕・尋問・拘留体験を元に概念化し、日本語の世界に新しい単語として導入し、そして現代政治分析のキーワードとして定着させることに成功した佐藤優氏は、今回の「小沢氏秘書逮捕事件」を、「これは国策捜査ではない」と言っているらしいが、その真意は、国策捜査というものは「時代の変わり目」に「時代のけじめ」として不可避的に必要とされるものであって、今回の「小沢事件」の場合は、それにはあてはまらない、ということのようだ。言い換えれば、そこには、歴史の転換点で、それに相応しいスケープゴートを必要とするような、そういう歴史的な必然性というものが何もない、それ故にかえって不気味な事件だということであろう。
文明史論的に考察するなら、時代の変革期には「国策捜査事件」が相次ぐということらしい。しかし、今回の事件を佐藤氏はそのようには見ていないというのも私には理解できます。佐藤氏は小沢事件を国策捜査とは切り離した旧来型の「政治とカネ」にまつわる汚職事件と見ているのではないでしょうか
私は昨日も紹介したように検察庁の特捜部長の言葉を信じます。検察は社会正義の確立を目指しています。その努力の結果として今回小沢一郎の黒いカネの問題が浮上したということではないか。
「額に汗して働く人、リストラされて働けなくなった人、違反すれば儲かると分かっていても、法律を遵守している企業の人たちが『こういうことがまかり通っていいのか』と憤慨するような事案を摘発したい」
(大鶴基成特捜部長の言葉)
今回、小沢一郎の巨額な違法献金事件の発覚で、多くの国民は余りにも酷すぎる「政治とカネ」の問題を見せ付けられ憤慨している。検察庁の徹底した追及に水を差してはいけない。
皆さまへのお礼
本日は農作業の手伝いで忙しくテレビを見ている暇がありませんでした。皆さんがコメントで知らせてくれたので、だいたいの様子が分かりました。本当にありがとう御座いました。
巨悪を絶対に眠らせてはいけない。
「国策捜査」「陰謀」などといくら叫んでも虚しいだけです。実態は我々が想像している以上に悪辣極まりないものであるからです。
思いは通じた。
「小沢は東京地検に逮捕される」 平成21年1月27日
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5906064
ユーチューブはこちらです。
☆3月9日
<抗議活動のお知らせ>
法治を踏みにじるカルデロン一家とその支援者たちを許さないぞ!
東京入管による度重なる退去強制手続き延長に抗議の声をあげよう!
犯罪助長の偏向報道を繰り返すメディアに国民の怒りをぶつけよう!
平成21年3月9日(月)、不法入国・滞在の罪で国外退去処分が確定したカルデロン一家の四度目の退去強制手続の期限が訪れます。東京入管は理由なく犯罪フィリピン人の退去強制手続きを三度も延長しており、こうした当局の姿勢は多くの国民に入国管理行政への重大な疑念をもたらすばかりでなく、世界的不況から経済大国日本を目指して大挙押し寄せてくるであろう不法入国者たちへ誤ったメッセージを送ることになります。
また、カルデロン一家とその支援者たちは不法入国・在留という犯罪行為を反省するどころか、強制退去は人道に反すると居直り強盗よろしく国内はもとより海外にまで手前勝手な主張を繰り広げています。そして、この法治を踏みにじるカルデロン一家とその支援者たちを同情的に取り上げ、「犯罪一家救済キャンペーン」の偏向報道を繰り返すTBSや共同通信など犯罪助長メディアに対し、法治国家日本を守るため抗議の声をあげます。カルデロン一家とその支援者、偏向報道の犯罪助長メディア、そして入国管理行政に重大な疑念をもたらした東京入管に怒りを覚えるすべての国民の結集をここに呼びかけます。
【日時】
平成21年3月9日(月)10:00〜
【場所】
東京入国管理局前
http://www.immi-moj.go.jp/soshiki/iten.html
<交通>
JR品川駅 港南口(東口)から都バス8番乗り場
「品川埠頭循環」で「東京入国管理局前」下車
【生中継】
下記URLにて10:00〜生中継を行ないます。
http://www.stickam.jp/profile/zaitokukai
【その他】
雨天決行、日章旗・プラカード持参歓迎
【主催】
在日特権を許さない市民の会
【協賛】
主権回復を目指す会/せと弘幸Blog『日本よ何処へ』/NPO外国人犯罪追放運動/外国人参政権に反対する会・東京
【問い合わせ】
桜井誠 (070−5021−5975)
※私は仕事で参加することは出来ません。申し訳なくおもいますが、皆さん時間のある方はご参加ください。
〜新風連ブログ〜

社会の憤怒の声に応えた検察の正義!
