「モラル崩壊の社会」と対策
少女買春で教諭と税関職員逮捕=出会い系サイト利用−千葉県警
http://zenshokyo.ecs.or.jp/conditions/popup/chart06.html (イラスト)
少女に金を渡し、みだらな行為をしたとして、千葉県警少年課などは19日、児童買春・ポルノ処罰法違反の疑いで、県立高校教諭重村浩臣容疑者(43)=千葉市稲毛区稲毛東=と、東京税関成田航空貨物出張所上席審査官坂本雅史容疑者(44)=同県成田市中台=を逮捕した。
くだらない事件ではあるが、あえて取り上げてみることにしました。この逮捕され、これから人生を棒に振るであろう二人の公務員を糾弾するためではない。
なぜ、このような事件が相次ぐのに、適切な手を打てないか―、であります。これほど問題となっているのに、未だに「出会い系サイト」なるものが存在し、それを運営するものが逮捕されないか―、ということです。
単純なことであり、このようなサイトの開設を法律で禁じて、違反者には厳罰を与える、それだけでこのような事件は根絶できるのではないでしょうか。
売春する18歳未満の少女と、それを買う大人。この犯罪は両者を結びつけるネットがあるから成立している。まさにネットの負の部分である。このようなものは一刻も早く禁止すれば良い。
ネットの選挙規制や言論統制にばかり熱心だが、本来、法律によって禁止すべきは、このような反社会的なものに利用されるものだろう。このような世界は非常に裏社会との結びつきが強い。
つまり、ヤクザや在日朝鮮人社会と深く結びついている。誰が経営しているかも分からない。脱税の温床にもなる。くだらないことだが、このような「出会い系サイト」の禁止をマニフェストに掲げる政党があっても良いのではないでしょうか。
さて、今回もまた学校の教師が逮捕されました。ネットで検索したら次のような驚くべき統計数字が見られました。
1.発生率15倍 突出する中学教師(掲載日:2002/12/14) 神戸新聞
毎月一人、教師が兵庫県内で逮捕されている。今年五月からの半年余りでその数、七人。うち五人は性犯罪の容疑をかけられた中学教師だ。シリーズ学校にはこれまで、懸命に子どもと向き合う先生が数多く登場した。しかし一方に、教師の犯罪が多発する現実がある。なぜこれほど続くのか。重い疑問を胸に、事件の周辺を追った。(企画報道班・西 栄一)
優秀な熱血漢が…
教師によるわいせつ行為などの性犯罪は、本当に多いと言えるのか。いくつか試算してみた。例えば、兵庫県警が今年一〜九月に強制わいせつ(未遂含む)容疑で摘発、逮捕したのは七十九人。県内の十五歳以上六十五歳未満人口を基礎にすると、四万八千人に一人という計算になる。
一方、県内の中学校教師は臨時教員を含めて約九千五百人。同容疑で同じ期間に逮捕された教師は三人、三千二百人に一人だ。男女構成比の違いを無視した計算にはしても、発生率は、先の平均値の実に十五倍に上る。
こんな数字もある。県迷惑防止条例違反を含むわいせつ事案で逮捕された中学教師は五人。県内の中学校は三百九十五校。七十九校に一校が今年、逮捕者を出したことになる。中学教師の性犯罪は確かに多い。「個人の資質」では済ましようのない数字が並ぶ。
・・・・・・・・・・・・・・・ここまでが引用・・・・・・・・・・
5年前で少々古い記事だが、新聞を見ていても、これが改善されたという感じはしません。むしろ、もっとその比率が高まっているのではないか―、そのように思いたくなるほどです。
本来は生徒を教え導く立場にある教師が、自らの性的な欲望を抑えることが出来ずに犯罪に走ってしまう。このような犯行が社会に与えるショックは大きい。
この事件で平成13年に神戸で起きた痛ましい事件を忘れることが出来ない。おそらく、この神戸新聞の記事も、その事件を契機として調査して書いたものでしょう。
現役の中学校の教師(当時34歳)がテレホンクラブで知り合った中学一年生の少女と待ち合わせ、後部座席に手錠をかけて監禁、中国自動車道で暴れるので転落させたものでした。
少女は後続の車に轢かれて死亡した。この教師は頻繁にテレホンクラブを利用して、少女とこのような淫行を繰り返していたことが明らかとなった。
この当時、私は教育関係のレポート紙の作成に関わっていたので覚えているのですが、とても信じられないような管理体制にあったのです。
1.前任の中学で病気を理由に一年近くも休んでいた。勿論、この間も給料は支払われていた
2.この事件の時も「生徒と上手く意思疎通が出来ない」との理由で休職中における事件だった
生徒との意思疎通を図れずに、長期間に渡って休職中にも関わらず給料が支払われており、学校側はこの教師に対して、何ら有効な手を打つことができないでいた。
この時に感じた幾つかの点がありました。
1.被害者の中学一年生の少女は頻繁にツーショットダイヤルで男性と会っていた。安易にそのような行為が行なわれていることに対する危険性の啓蒙がまったくなかったこと
2.この種の事件を誘発する風俗店、或いはそれらの宣伝を扱う雑誌媒体が何の制約もなく存在していること
3.興味本位にしか事件は報道されず、そのうちに忘れ去られてしまったこと
どうも現在の日本社会には、健全な社会を守るという概念が著しく劣化してしまっているのではないか。そのように思えてなりません。この種の事件に慣れっこになってしまい「またか」くらいの気持ちにしかならない。
真に裁かれるべきは、そのような社会の道徳観を失墜させても、何ら恥とも思わない、我々の側にあるように思えてならない昨今です。
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