談合政治の実態・日銀総裁で駆け引きに終始
日銀総裁:福井氏の後任、武藤敏郎副総裁が就任へ
武藤敏郎日銀副総裁 3月19日で任期切れとなる日銀の福井俊彦総裁(72)の後任に、武藤敏郎日銀副総裁(64)が就任する方向で最終調整される見通しになった。景気の先行き懸念が強まる中、政府・与党は日銀副総裁として5年間、金融政策を担ってきた武藤氏が適任と判断、近く民主党など野党に提案する見込み。民主党も厳しい経済情勢を踏まえ、金融政策だけでなく政官界に太いパイプを持ち安定感のある武藤氏の起用を受け入れるとみられる。
日銀総裁は衆参両院の同意を得て内閣が任命する国会同意人事。政府提案に参院第一党の民主党が反対すれば、人事は白紙に戻る。
民主党は前回(03年)の日銀トップ人事で、元財務次官の武藤氏の副総裁起用に反対した経緯があり、武藤氏昇格を念頭に置いていた政府は民主党との調整のタイミングを慎重に探っていた。
民主党の一部にはなお武藤氏起用に反対論もある。しかし、米低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題で市場混乱が長引く中、政治的な対立から日銀総裁が決まらない事態なれば、日本経済の国際的な信用にも傷がつきかねないため、日銀総裁問題は政局とは切り離すべきだとの意見が強まった。
福田康夫首相は30日「日銀総裁が(福井氏の任期切れまで)決まらなくて空白になることなんてありえない」と述べ、調整を急ぐ考えを示していた。
武藤氏は66年東大卒、旧大蔵省(現財務省)入省。事務次官を経て03年1月退任。同3月から日銀副総裁。
毎日新聞 1月31日
上の記事はおよそ1ヵ月前の報道ですが、まだゴタゴタしています。勿論その前から混迷状態が続いており、民主党が軟化の兆しを見せたので、当時毎日新聞社はこのように伝えたのです。
ところが、一向に混迷状態から抜け出せないでモタモタしています。
最近の関連するニュースを紹介してみましょう。
2月24日 日銀総裁:後任人事 武藤氏昇格「理由が必要だ」−−山岡・民主国対委員長
同 日銀総裁:後任人事 「首相、ごり押しせず」−−中川・元自民幹事長
2月22日 日銀総裁:民主に「武藤氏」打診 自民、人事案提示へ
2月21日 日銀総裁:後任人事 経団連会長「武藤氏が適任」
つまり、どういうことかと言えば、民主党としても内心では副総裁の武藤氏の昇格が止む得ないとは思っているが、ただ駄々をこねているわけです。
いくら人柄が良いとか、能力があるとは言え、この人物が村上ファンドに金を預けて利益を得ていた福井俊彦総裁の下にいたことは間違いない。
このような人物が昇格することに、反対をしないと言うからには、それはある意味で非常に分かりやすい。つまり、政治の駆け引き、政争の具に利用しようとしたが、出来なかったから軌道修正を図ったということだ。
本来なら、徹底的に突っぱねれば良いものを、何故そうしないのか?自民党の非公式な打診に乗って「納得できる理由が欲しい」などとは、談合政治も良いところではないか。
>日銀総裁は衆参両院の同意を得て内閣が任命する国会同意人事。
>政府提案に参院第一党の民主党が反対すれば、人事は白紙に戻る。
上記↑の通りなのだから、徹底的に反対し混乱に拍車をかけて、福田倒閣運動でもやれば良さそうなものだ。福田内閣はついに支持率が30%を切った。もう末期的な状態に突入しました。国民も期待しているのではないか?
国民新党が「自民と民主は裏で結託している」などと言い出すのは当然で、こうなってから今度は慌てて鳩山由起夫氏が「政府の声を素直に聞くことが困難になってきた」などと嘆いている始末だ。
そもそも、日銀の総裁選びなどは、これまでだったら政治家が口を出せることではなかった。現行日銀法では主管庁との関係において、日銀の原則独立が明確に規定されている。
これは金融政策に余り政治の介入を許すのは好ましくないという判断に基づくものだった。だからこそ、福井総裁はあれだけの村上スキャンダルがあっても辞任もせずに残れたのである。
本当に民主党が庶民の目線を持っていれば、この村上スキャンダルが発生した時点か、或いはこの人事が浮上した時点において、この福井総裁の責任を追及すべきであった。

退任する総裁が後継総裁を推薦し、その推薦を尊重して国会の承認を求めて決定されて来たのは、民主党だって知っていたことであり、その慣例を衝くつもりだったら、それは福井総裁を辞任に追い込むことが先決であったはずだ。
福井総裁が日銀内部でも信頼を喪失していることは明らかだ。このような問題でこそ民主党は駆け引きに乗らないで拒否すれば良いのに、何故か政府にすり寄っている。
基本的に合意に達したなどと言ってはいるが、その言葉は空しいものだ。国民の政治に対する不信感だけが増幅されている。与野党共に「武藤氏の昇格」を決めるようなら、本当に茶番劇と言われるでしょう。
こちらはどうなることやら?
2月25日、福田首相(左)は李明博(右)大統領と会談し、中断していた「シャトル外交」を再開することで合意。写真は代表撮影(2008年 ロイター)
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お知らせ
在日特権「福祉給付金」断固反対!国民大行進 in 小平市
主催:在日特権を許さない市民の会
協賛:主権回復を目指す会/外国人参政権に反対する会/NPO外国人犯罪追放運動
日時:平成20年3月2日(日)13:30集合 14:00出発 16:00終了
集合場所:中島町公園(東大和市駅より徒歩1〜2分/植物園西隣)
交通:JR高田馬場〜(西武新宿線拝島行)〜東大和市
JR国分寺〜(西武国分寺線東村山行)〜小川〜(西武拝島線)〜東大和市
