さいたま市に下水道問題で要望書
市長、副市長、土木部長、北・南建設事務所長に問う
これまでの経緯 (1) (2)
前回の記事です
アサヒ総業が3年連続して落札
次にこの入札「さいたま市藤右衛門川雨水幹線清掃業務」の過去3年間の落札業者を調査して驚いた。
2012年 11月13日 株式会社 アサヒ総業本店 落札金額 40、500、000円
2013年 11月12日 株式会社 アサヒ総業本店 落札金額 39、000、000円
2014年 9月24日 株式会社 アサヒ総業本店 落札金額 39、000、000円

この件でさいたま市に対して情報開示請求を出していたが認められ月曜日にその資料が私の手元の届くこととなった。この上の表は落札業者と落札額を現しているが、本来このような入札結果が出た場合は同時に公表される数字がある。
それは予定価格、設計額、調査基準価格などの「最低制限価格」である。何故これが引かれているかといえば、役所が設定した価格を大幅に下回る落札価格を防ぐためである。
一般競争入札の場合などはインターネット入札で採算を度外視して入札価格を入れる業者もいるので、これを防ぐ為でも有る・
なぜ、さいたま市の場合はどこでもやっているように、この落札会社と落札額を公表する際に、この制限価格を公表しないのでしょう。何故か伏せて公表しています。余程都合が悪いと見ました。最初に情報公開コーナーで申し込みをすべく伺ったときに、担当者はこのように述べた。
「えっ!これは情報公開条例に基づく手続きによらずとも、窓口で情報提供を求めれば済む話ではないですか?情報公開に基づく申請だと場合によっては数ヶ月かかりますよ」
そこで私は「だったら貴方が南部建設事務所の下水道管理課に言ってみて下さい。たぶんそうはならないと思います」と言った。
担当の職員は一旦席を外して戻ってきて、次のように語った。
「仰る通りでした。今のところお見せすることになっていないので、手続きしてください」との事です。
これが1月15日のことであった。場所はさいたま市役所(前の大宮市庁舎)である。それから毎日のようにこの担当職員から電話を頂いた。確認事項などについての問い合わせである。
そして、昨日22日に情報開示決定が下って私の事務所に郵送すると言ってきた。1週間で決定したのだから、先ずは異例の早さなのではないか?半月から1ヶ月は待たされるものと覚悟していたが、余り時間をかけるとまずいとの判断があったのかも知れない。
さて、それによって何が分るのか?
3年に渡って同一業者が同一物件を落札するという異常な入札である。しかも、一昨年と昨年の落札金額は全く同じ金額だった。それも指名入札でメンバーの10社のうち半分は過去3回参加している。
普通の土木建築業者はどう思ったか?「疑惑の入札」という言葉しか頭に浮かばないそうだ。それを裏付ける資料となるのが、今回情報開示で明らかになる最低制限価格と落札価格の関係である。
その数字が余りにも近いようであれば、役所から設計価格が漏れている可能性。
業者間で談合が行なわれている可能性。
この二つが考えられるので、不正入札の疑いがあると言うことで、先ずは役所に対して入札の調査を求めます。その結果が満足いくものでなかった場合は公正取引委員会に対して通報することも考えている。
ところで、私はネットでは書いていないが、『環境ジャーナル』の平成26年9月10日付けで次のように書いた。
さいたま市下水道維持管理業務に関する要望書
7月15日に発行した『環境ジャーナル』において、「下水道維持管理入札方式に問題が」と題して書きましたが、この点に関して入札方式の改善などを要望いたします。
1、指名業者を増やすこと。指名業者が南部では10社と少なく、これが談合体質に通ずるのではないか・・との声もありましたので、北部建設事務所と同様に業者を増やすことを要望します。
2 同一物件で組合とそこに加盟している会社を指名することを禁ずること。
※この点に関しては今回は組合に参加している複数の会社と改めます
3 指名に当たっては実績ばかりではなく、技術レベルの高い会社も重視すべきである。
以上3点を要望いたします。
この新聞が印刷されたのは9月10日。配送はその3日後であったが、例年11月に入札されていたこの工事は、昨年に限って前倒しされて9月24日に行われた。
下水道管理課と下水道組合や会社が危機感を募らせて、この時期に行なったのではないかとの疑念を私は抱いている。
市長、副市長、土木部長、北・南建設事務所長はこの問題を軽く考えないで、早急に改善に向けた対策を講じるべきではないか。
これらの事実を書いた新聞をさいたま市の市会議員には3回連続して送付したが、議会でこれを問題にする議員は一人もいないのだろうか?不思議でならない。
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