2006年10月11日

プーチンと金正日

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プーチン大統領と金正日

中国を捨てロシアを重要視した理由に迫る。 

 北朝鮮の核開発阻止を目的としてきた6ヶ国協議はこれで崩壊した。この6ヶ国協議はただいたずらに北朝鮮に時間を与えただけで、何の効果ももたらさなかった。

 その意味からすれば議長国をつとめ、この6ヶ国協議を事実上引っ張ってきた共産支那(中国)の責任は重大であり、それ故に国連安保理における北朝鮮への制裁にも反対できない立場にある。

 国際世論は国連安保理における北朝鮮制裁に向かうであろうが、それで北朝鮮があっさりと核を放棄して従う筈はなく、極めて憂慮すべき事態へと突き進むであろう。

 そのような中で果して韓国、中国、ロシアが同調するのか、そして日米は最後まで協調して北朝鮮の核放棄まで迫ることが出来るのか。それぞれの国家には思惑があり、ことがそう容易く運ぶとは思えない。

 そこで今日から周辺の国々の思惑と今後の動向を予測してみる事にしたい。第一回目はロシアの動きを探って行きたい。今回の核実験で注目すべき点が幾つかあったが、中でも北朝鮮とロシアの関係が改めて考えて見る必要がある。

 核実験の開始2時間前にロシアには伝えられていた。対して中国へは20分前、その中国から米国、日本へと伝えられた。このロシアと中国の時間差についてである。

 北朝鮮を支配する朝鮮労働党という組織についてだが、今更言うまでもないことかも知れないが、その産みの親は旧ソ連の共産党であり、朝鮮労働党にして見れば、中国共産党は兄弟関係にある。

 そのような出自の経緯からすれば、先ずは親の旧ソ連のロシアに先に連絡しても不思議ではない。しかしながら、もうロシアは共産党が支配する国家ではない。

 ソビエト共産党は平成3年に解散した、民主化に反対して軍部と結託してクーデターを企てたが失敗したのであった。あれほど磐石な「収容所列島」が脆くも崩れ去る様を我々は信じられなかった。

 しかし、20世紀初頭に誕生した“妖怪”は一世紀を経ることなく、僅かに74年という短命な歴史を残し、世界史の舞台から撤退を余儀なくされた。しかし、東アジアだけは例外で彼ら共産主義者は生き延びてきた。

 このソビエト共産党の解散、ソ連邦の崩壊は北朝鮮に深刻な影響を与えた。それはそれまで食糧、エネルギーの大半を旧ソ連に依存して来たためである。

 それをストップされた北朝鮮は石油・石炭に変わるエネルギーとして山の立ち木を伐採した。たちまちのうちに山から木が消えてハゲ山となる。降雨によって山の土砂が水田を襲った。

 慢性的なコメ不足はそのような経緯で始まった。彼らは自然を甘く見て、そしてその自然から見放されたのである。彼らは農業の復興を諦め、困窮であることを理由に国際社会からの援助をあてにした。

 国民が300万人餓死しようが、軍事優先の体制を守り、その維持のためには手段を選ばず、麻薬・覚醒剤・偽タバコ・偽札と違法な収入を求め、そして破綻した。

 さて、なぜ旧ソ連崩壊後、疎遠であったロシアを重視し始めたのか?それはプーチン政権の変貌と関係してくる。プーチンが目指すロシアとは、共産主義独裁ではないが専制国家の臭いが漂う。

 かつて旧ソ連には「テクノクラート」という言葉で呼ばれたエリート集団があった。高度な専門的知識を持った高級官僚であるが、プーチンこそ最もそれにふさわしい人物である。

 彼はKGBと呼ばれた秘密諜報機関の出身者である。若い頃に共産主義の瓦解という挫折感を味わい、祖国が西側諸国に屈するその姿を複雑な気持ちで見ていたことだろう。

 冷徹にして沈着、決して本心を明かさずにことを進める。笑顔を見せず眼光鋭く、まさにエリートそのものといった感じである。このプーチンが目指す世界観・国家戦略こそ、金正日の考えと利害が一致したと考察できる。

 そもそも金日成は旧ソ連がつくった「傀儡政権」であった。その狙いは朝鮮半島の事実上の支配であり、自国の影響下に置くという旧ソ連の国家戦略でもあった。

 プーチン大統領が目指す国家観は旧ソ連邦の事実上の復権であり、専制ロシア国家の再興である。そのためには役立つと思えば、それは例え北朝鮮のような鬼っ子であっても利用するだろう。

 金正日は今後6カ国に復帰するにしても、米国との二者協議を求めるにしても、これからはプーチンを後ろ盾として画策することになる。全てはロシアの出方にかかって来たとも予測されます。

 旧ソ連よりも旧ソ連らしさを守ってきた北朝鮮、そこに何らかの感傷をプーチンが抱いていたとしたら厄介でしょう。彼プーチンはそのような悲哀に動かされるような人間には見えません。

 しかし、若い頃に自らが人生を託した共産主義が脆くも崩れ去る、その現象をどのような気持ちで見ていたのか。そして現在その復権を徐々に進める彼の目に、金正日の北朝鮮がどのように映っているかです。

 ソ連邦末期の頃、秘密諜報機関は統制が取れず、資金難に陥って、様々な国家の機密情報を西側に売り渡しました。その中に「作られた金日成の英雄伝説」もあったのです。

 金日成は抗日ゲリラのリーダーではなく、旧ソ連軍が反日抵抗運動のリーダーとしてでっち上げたものであるーという衝撃的なものでした。その国家機密を金のためにばらしたという負い目がプーチンにはあるかも知れません。

 もし、そこをついてロシアに近付こうとしているなら、金正日はかなり狡猾な人物で侮れない戦略家であると思われます。

創価学会問題

 前にコメントで頂いていて気になっていましたが、取り上げないできてしまったので、今日取り上げます。

以下の記事ですが、極祕の會談で【關係者からの情報】といふことです。
あの「毎日新聞」の事ですから「情報操作」か、「操作情報」が入つてゐることを考へるのがメディアリテラシーの第一歩かと…。
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安倍晋三首相が先月20日に自民党総裁に選出された後、首相就任前に公明党の支持母体・創価学会の池田大作名誉会長と極秘に会談し、来夏参院選や対中関係をめぐり意見交換していたことがわかった。

【関係者によると、】会談は26日の安倍政権発足以前に、東京都内の創価学会の施設で行われた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20061008k0000m010106000c.html

Posted by 耶蘇 at 2006年10月08日 19:46

 事実であろうが、なかろうが、このような報道の仕方そのものに不自然さを感じる。なぜならば<極秘に会談した>というのに、なぜこの日に報道されたかである。

 極秘と言う事であればこのような形で報道される筈はなかろう。同じ日に朝日新聞にも掲載されたというから、これはこの極秘会談を創価学会側か安倍総理側のどちらかが意図的にマスコミにリークしたことになる。

 本文によれば、「関係者によると、」と書かれており、その場所も「都内創価学会の施設内で」とされている。当然このような報道には後追い記事がない。

 関係者が誰であるかも明かされたことはない。この日池田大作氏は200個めになる輝かしい勲章を、中国の学校より授与されたとの提灯記事が掲載された日でもある。

 非常に謀略的な臭いの漂う記事である。創価学会を批判するネットブロガーの多くが、安倍総理を支援していた。そのブロガーに対する牽制として、この記事が敢えて公表されたのかも知れない。

 既にマスコミは創価学会の宣伝機関紙に成り下がっていることを証明している。更に安倍総理も小沢一郎代表と同じように、池田大作氏に頭を垂れなければ、政権を維持できないという現実がある。

 安倍総理訪中にあわせて公表されたという事実を重視したい。創価学会員に「あの安倍総理の訪中は創価がお膳立てをした」とでも誇示しているようで薄気味悪い。

 我々はこのようなことに惑わされることなく、この邪宗集団の正体を暴き、徹底的に追い詰めるまで手を緩めてはならない。そのことだけは確認して起きたいと思います。

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Posted by the_radical_right at 05:48│ mixiチェック │特定アジア(北朝鮮) 
この記事へのコメント
1
プーチンは「左への転回」を宣言しましたその時点でこの論議は終ってます。
Posted by カオダイ at 2006年11月05日 02:42
ロシア南部チェチェン共和国で、武装勢力掃討を名目にロシア軍が一般市民を弾圧する事実を告発し、プーチン政権を厳しく批判した女性記者アンナ・ポリトコフスカヤさんが暗殺されたことでしょうか。

このようなことを平気でやってしまう、プーチン政権には脅威を感じます。
Posted by みぎよりますたー at 2006年10月12日 04:22
北には、日本を侵略できる戦力は本当はないと分析する軍事評論家がいます。北の軍事力は、粗末なもので、自衛隊に簡単に駆逐されてしまうとのこと。しかし、脅威なのは北ではなく、中国ではないでしょうか。北を支援する形で中国が動く可能性が十分考えられます。朝鮮戦争も北を支援して、アメリカ軍と戦ったのは中国軍ですから、また、同じことが行われる可能性が十分あります。
Posted by ミラー at 2006年10月11日 21:08
北がロシアに吸収されたほうがいいのか中国のほうがいいのか、下朝鮮と合体して一緒に元のさや中国の属国になるのが理想か・・。どちらにしても崩壊のシナリオは急速に進んでいるのでしょうか。
今日の委員会の答弁で安倍ちゃんは、民主西岡氏の領土問題意識に関して、竹島奪還も対馬の日制定に対する抗議も、おらシラネ状態で、もうがっくりきました。韓国語でわざわざ夫婦ともども挨拶をするリップサービスしたり、韓国には実に甘い。やっぱり壺や創価と何らかの繋がりがあるのかと妄想してしまいます。河野談話の基地外話を蒸し返したり、危機意識も高いと思えず信頼できません。中国には言える人はいるのですが、韓国に対してきちんと物を言う政治家って誰かいますか・???
Posted by ナノ at 2006年10月11日 20:32
中国が金日正を殺すことも有り得ます。今の金日正の存在は中共にとってかなり目障りな馬鹿将軍か、捨て駒です。
Posted by 司令長官 at 2006年10月11日 19:47
北朝鮮に拉致した日本人を救出するために、周辺事態法でも何でも利用出来るものは用意していた方が良い。
Posted by とおる at 2006年10月11日 18:33
ロシアは近年より冷戦時の力を取り戻しつつあります。最早、旧ソ連の領土は完全復活しつつあります。
かつて崩壊した東側は、現在膨大な物となってきています。反米の広がりは中東・南米・アフリカの100ヶ国にまで及んでいます。
今や東側は完全復活し新たな冷戦の始まりはそこまできています。
Posted by マンダム at 2006年10月11日 15:59
自ら仕掛けるのではなく、北の挑発?に乗った形でもよい、自国を守るのは自国の軍隊、および国民の義務である。これを元に、自衛隊の再編成、再軍備を進め、やがては日本も、核兵器保持。この魁のチャンスである。もう、弱腰外交の季節は過ぎた。わが国の独立国家としての意見、行動は堂々とするべきだ。
Posted by 場末 at 2006年10月11日 15:31
中国は北への軍事侵略を考えているのではないだろうか?確かにここ最近北とロシアが接近しだしている。おそらくロシアとしては軍事力ではなく表向きは平和に北を乗っ取ろうとしているようにも見える。おそらく中国としてはなんとしてもそれを阻止したいであろうし、アメリカも阻止に動くであろう。その隙間を縫って中国が北に侵攻する可能性は否定できない。わが国とすれば、中国ごときに先を越されるくらいなら、アメリカと組んででも、北をたたくべきである。日本としてはよい機会になりつつある、半島が混乱し、北から一発でもミサイル打ち込まれたら即、自衛隊を出動させ、北をたたけ。

Posted by 場末 at 2006年10月11日 15:30
ロシアの石油は質も悪いですよ。中東はロシア側に着くと思いますが・・・
しかし、軍事力ではかなりなものでしょう。
Posted by 司令長官 at 2006年10月11日 12:47
武器の輸出は世界一でも性能はかなり劣ります。
Akー47を除いてです。
戦闘機や戦車は燃費は悪いしエンジンも悪いです。
Posted by 司令長官 at 2006年10月11日 12:43
 プーチンはKGB出身。今のロシア経済はマフィアの跳梁跋扈。
ここから、何時でも豹変してくるでしょうね。
 現在、世界の武器輸出はアメリカを抜いてナンバーワン。石油利権と武器輸出利権をプーチンは独占して政権を維持しています。

 金正日が亡命する候補ナンバーワンの国です。要注目ですね。

 安倍総理のバッシングは追い詰められつつある敗戦利得者の足掻きですね。

 統一教会の噂も創価学会とのリンクも今の時期に噴出すのは、補選の時期との噛み合せもあるのではないでしょうか?

 戦後初の国家戦略を持った安倍政権を、良識派の国民世論が断固として支えるべきでしょう。
 
Posted by 民草あおい at 2006年10月11日 12:33
目下の安部総理、彼方此方へ挨拶周りと称して訪問。先ず連立を組んでやってる公明いや創価御大、次にシナ胡大将、次にノウ天気頭領と名刺配り。しかし本心は、一度会って顔見世興行を打つこと。胡大将には、[あんた早よ金大佐の首をすげかえなはれ]と言い、ノウ天気頭領には、[そのうち北の大佐が首すげ変わるんで、米・味噌を用意しておいてほしい。金はこっちが用意するけん。ただし日本の拉致被害者400人余の確保を前提として]とゲンメイしておいた。等と云うシナリオを顔見世興行を、何しろ人気若手看板役者のため、一日興行ずつでは会ったが,3日がかりで打った。
Posted by takasktt at 2006年10月11日 12:26
カナダから見た場合(ロシアが拔けてますが)…
我々が考へる以上に事態はダイナミック且つ急速に進んでゐるやうですね。
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<秒読みに入る米国の対北朝鮮処理>
北朝鮮の核実験は、米・中・韓いずれにとっても、金正日の追放の大義名分は整った。
何よりもこれは、イラクで苦戦するブッシュ政権にとって起死回生となる。
米国は、中国・日本・韓国を巻き込み、北朝鮮処理の最終段階に入りつつある。

中国は、北朝鮮への自国の影響力が及ぶ、緩衝地帯が北朝鮮に存在すれば、金正日政権でなくともよい。
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韓国政権はレーム=ダックとなった
日本に金正日政権の崩壊に反対する勢力は皆無である。
米国が日本に「靖国」「従軍慰安婦」の唐突な要求は、「急いで中・韓とうまくやれ」のシグナルである。
それが、どうやら成功しつつある。
Posted by 耶蘇 at 2006年10月11日 12:06
中国は武力行使を含んだ制裁決議には反対のようですね。
米国は、北朝鮮の偽造ドル紙幣を持ち出して、中国・ロシアに協力するか協力しないかの踏み絵をさせる事を、どの段階でするつもりなのでしょうか。
Posted by とおる at 2006年10月11日 11:52
中国が6ヶ国協議の議長国をして交渉して来た結果、中国が北朝鮮を擁護しきれなくなったと思います。また、米国に輸出を行って利益を得ている事も、北朝鮮側に立って米国と事を構えずらくなってきていると思います。
ただ、米国の武力行使まで認めるかどうかが微妙です。
ロシアが居ないものとして、米国の武力行使を容認し、中国と米国で北朝鮮政権を崩壊させ、中国が北朝鮮を中国配下に置くという密約でも出来るかもしれません。(査察を行い、核兵器を廃棄した政権に変更)
ロシアが居る場合は、難しいですね。
Posted by とおる at 2006年10月11日 11:15
支那は北朝鮮に供給をやめた様ですが、常任理事国を維持するためにやったと思います。核を配備することに賛成します。
Posted by 司令長官 at 2006年10月11日 08:41
最近ロシアで、政府の政治姿勢を批判していた、女流ジャーナリストが自室がある、アパートのエレベーターの中で何者かによって殺害されました! どうもチェチェン紛争の際、ロシア軍による、暴行・略奪などを調査していた様です。 振り返って未だに、我が国に対し、北方四島を返還しないロシア、今後もその動向を注視して行く必要があります!!
Posted by 日本海の竜 at 2006年10月11日 07:25
間違いました。
プーチンは共産主義にするための準備をするのではないでしょうか?
ロシアにはまだ共産主義が大勢います。
アメリカとロシアが密かに対立している訳がわかったような気がします。
Posted by 司令長官 at 2006年10月11日 07:17
支那・朝鮮が世界平和に及ぼす悪影響は人類共通の脅威です。小さな意見でも続けて発信し続けたいと思います。

Posted by nhac-toyota at 2006年10月11日 07:15
第二冷戦が起こる可能性がでてきましたね。
もし、ロシアが共産になれば日本の共産党が大きくなるのは目に見えてます。
これを阻止すべく、朝鮮総連などの活動を監視するべきです。
また、北朝鮮の息の根はもう少しで停められます。
Posted by 司令長官 at 2006年10月11日 07:09