2006年08月02日

靖国神社国家護持論の位相

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靖国神社 右翼・民族派の課題��

国家護持論の位相

 私は20歳になった頃より右翼の思想に共鳴し、やがてはその活動家となった。私が運動に参加するようになった時のスローガンは「日教組打倒!」や「北方領土奪還!」であった。

 また、憲法改正や再軍備の他に靖国神社の国家護持というものもあった。北方領土は返還されず、憲法改正もかけ声だけで終っている。防衛庁の防衛省への昇格も出来ていない。

 そして、何よりも右翼・民族派と称される陣営が、このような国家の重要な施策にあたって何の影響力も行使できてこなかった。その状況は昔も今も変わらない。

 しかし、一つだけ今回の「富田メモ」事件によって、新たな動きが起きようとしていることも事実である。それは靖国神社の国家護持というスローガンが現実味を帯びてきたということです。

 これは右翼・民族派団体が主張してきたものとは、その流れと目的はかなり違うことを認めない訳にはいきません。しかし、この時流を利用し敵の策略に乗ずる形で、新たな運動の展開が可能となっています。

 右翼・民族派は靖国神社の国家護持こそは、日本民族の責務であるとしてきました。これが実現できない最大の障害は、日本国憲法(占領憲法)の20条と89条にある所謂、信教の自由、政教分離原則の神道指令的曲解を楯にした違憲論の壁だったのです。

 このことを強く主張してきたのが、朝日新聞社や旧社会党、共産党でした。しかし、今日朝日新聞などはまだ明確な主張には程遠いものの、古賀誠らの言葉を紹介しながら靖国神社を宗教法人から切り離し、国家管理へと移行するのを容認するかのような報道ぶりです。

 これは靖国神社側が「A級戦犯」分祀には一切応じられないと言っているので、それならばと持ち出してきた主張であり、小沢民主党などもこれに近い主張を述べています。

 これは神道指令的憲法解釈を固定したまま対処しようとするもので、これでは靖国神社の非宗教化が推し進められてしまいます。「A級戦犯」を排除して、内政干渉する中韓に配慮しながら、信仰を無化するもので許し難い。

 この共産中国と我が国の「反日勢力」が合体した、靖国国家管理の策謀に対し右翼・民族派は最後の砦として、これに反撃しなければならないのは云うまでもないが、ただ単にこれに反対するのではなく、敵の攻撃を迎え撃ちながら、従来の主張であった本来の姿に靖国神社を戻す戦いへの転換点とすべきである。

 そもそも靖国神社の創祀とは明治大帝の聖慮に発端するものであり、右翼・民族派諸侯にとって、これほど神聖な場所はない。かけがえのない聖地なのである。

 得たいの知れない形に無化されて、英霊の顕彰が形骸化されていくなどもっての他であり、このような手口、考え方こそが中韓の内政干渉に屈する道であることは明白なことです。

 今、靖国を巡る論争は論争という域を超え、やがて全力学をも投入した戦いに移行せざるを得ないでしょう。これまで右翼・民族派は国民から遊離した嫌われものの存在となってきました。

 この昨日からのブログにおいて、右翼・民族派と記しただけでも違和感、反発感を抱いた人もたくさんいるはずです。靖国は右翼・民族派だけの聖地ではありません。国民全て―、この国を愛する人の聖地であるのです。

 今回、これまでの論説からはみ出し、右翼・民族派と敢えて書いているのは、自らがこの戦いの先陣を切り拓かねばならない立場にあることを肝に銘ずるためでもあり、また全国の同憂同士に檄を飛ばすためでもあります。

 これまで右翼・民族派が主張してきたこの靖国国家護持に対して、世情は換骨奪胎的に収奪を強めています。これを見過ごすことは出来ない。左翼と保守親中派は結託して、「富田メモ」即ち昭和天皇のお言葉として、ナショナリズムに芽生える日本を遮断して、靖国神社への実質的な消滅を意図した攻撃を開始したのです。

 靖国は国を愛する全ての国民のものです。ある特定の政治勢力のためのものではありません。かなり誤解を招く文章になったと自らも反省しています。今後も国を愛する多くの国民の側に立った評論を行なっていきたいと考えております。

本日、日本経済新聞社に対する公開質問状を送付します。回答があり次第ネットで公開します。多くの匿名投稿者の気持ちを代弁する形で、敢えて主張を述べずに事実関係だけを質しております。

※昨日民族派の学生・青年に期待すると書きましたが、『皇国史観研究会』が日経新聞社問題で、かなり確証の高い批評を掲載しました。これは鋭い推察記事だと思います。

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Posted by the_radical_right at 08:06│ mixiチェック │「富田メモ」事件 
この記事へのコメント
管理者さん、まるぼろまんさん、返答ありがとうございます。私が言いたい事は帝国主義時代だから戦争してもしょうが無いとかでは無くて敵味方問わず被害者になってしまった方々の被害の事を考え、当時者の和解にはどんな教育等があるのか一人ひとり考える事が必要だと思います。法令等・国の機構では罪と罰は網羅できないのですから。合祀・分祀より、戦争へのプロセスを明らかにして前線での被害者と同じくらいの償い方を遣らせないと、指揮監督の過ちを繰り返し後々の世にボロとして出す事になるのでは無いかと考えます。左翼・右翼の社会問わずです。
Posted by 天蓋真鏡 at 2006年08月04日 16:54
てっくさんへ
ありがとう御座います。今後もよろしくお願いします。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年08月03日 11:32
瀬戸さん、おはようございます

8月3日号の週刊文春の丸谷才一と日経記者について書かれた部分のみ拙ブログに転載しました。

今回の件の主犯と共同正犯の人々です。
もう1人、背中を押した学識者がいるのですが、追って掲載されると思います。
まずは取り急ぎご連絡申し上げます。
Posted by てっく at 2006年08月03日 06:36
まるぼろまんさんへ
もし、彼らが質問に答えられないとなれば、それはそれで彼ら(日経)の敗北であると見て良いのではないでしょうか。
2ちゃんよりコピペ さんへ
週刊新潮の記事が楽しみですね。私も期待しております。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年08月02日 19:35
各位 コメントを有り難う御座います。

>天蓋真鏡さま
古くは幕末の志士らに影響を与えた吉田松陰、大政奉還に奔走した坂本龍馬まで祀られておりますね。
しかし、彼ら倒幕派(官軍)と戦った幕府軍は同じ日本人であるにも関わらず、また、それ以前は勤皇の志士と称えられたにも関わらず祀られておりません。
この辺りを含めて合祀、分祀の在り方を検討するのなら一理あるのかも知れませんが。

>とおる様
こういう本道とも言うべき国粋主義的な動きがあるのは頼もしい限りです。国士舘のみならず各大学から噴出してもらいたいものです。
Posted by 極右評論管理者 at 2006年08月02日 19:12
明日の発売が楽しみですw
肉茎終了まであと一日w

>「昭和天皇」富田メモは「世紀の大誤報」か
>「徳川侍従長の発言」とそっくりだった!
>ttp://book.shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html

>まあ明日は新聞広告や電車の中吊り広告でこれがデカデカと出るわけだな。
Posted by 2ちゃんよりコピペ at 2006年08月02日 18:27
日経は公開質問状に対する返事をしてきますでしょうか?
朝日やTBSと同じで、頬かむりで逃げる常套手段に出る気がします。
彼らは「卑怯」という概念を持ち合わせていませんから。

天蓋真鏡さん、無知は恥ではありません。が、もっと基本を勉強することを強く薦めます。
Posted by まるぼろまん at 2006年08月02日 18:17
日本経済新聞社に対する公開質問状、ご苦労さまです。

『皇国史観研究会』は、面白い活動をしています。
Posted by とおる at 2006年08月02日 16:56
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/latest.html
大磯教授のコラム「皇室存続を危うくした「富田メモ」大暴露」

増原防衛長官の件についての昭和天皇の落胆は大きく、宮内庁長官と入江
相政侍従長に対して、「もう『はりぼて』にでもならなければ」と語っていたという。(依存症の独り言より抜粋)

教授のコラムを読んで、↑を思い出しました



Posted by t at 2006年08月02日 11:53
中国の国内暴動・集団抗議頻発・してるから益々反日の目玉(靖国参拝中止カードは第二弾、第三弾と用意されてる)A級、B,C級と続ける予定にしてるそうです。日本国内で二分裂して靖国と天皇が一挙に利用出来ることは中国にとっては
離せないカード。(書 名 チャイナゲーム、 著 者 千代田哲雄)是は凄いほんです。「中国企業が日本企業を買収するM&Aはすでに起きている。」と論壇にも投書されていた。真剣に考えないと日本企業は骨の髄までしゃぶりつくされます。 出版社 発行所=祥伝社 税込価格 2,100円


Posted by ようちゃん at 2006年08月02日 11:07
靖国神社が明治以来の戦争の兵士を祀ってあるとは知りませんでした。勝戦と負戦が場面場面であるのに分祀する合祀すると言っても詮無き事だと考えます。武器を背中に突き付けられて戦争に出るように言われても戦争で犯した罪の内容で裁かれるべきです。慰安婦も化学兵器も戦争指揮権も被害者の当時を考えて謝罪しないと社交辞令的に謝罪しても戦争を終りにした事にならないと考えられるのでは無いでしょうか。
Posted by 天蓋真鏡 at 2006年08月02日 09:46