日経「捏造報道」その��
週刊誌までもが捏造疑惑に踏み込めない理由とは?
今回のエントリー「日経捏造報道」について、マスコミ関係の友人、知人から「暴走気味じゃないの?」(爆笑)という心配の声を頂きました。我が国のマスメディアの多くは、「富田メモ」が捏造されたものではないというのが大方の見解なのだそうです。
今週から発売される『週刊新潮』や『週刊文春』などでも、そこまでは踏み込んでいないし、来週発売となる『週刊ポスト』や『週刊現代』も同じような取り扱いだと言います。
多くの新聞社が「富田メモ」が先帝陛下の御言葉として報道してしまった以上、余程の新しい証拠か証言が出ない限り、この「富田メモ」=「昭和天皇の御言葉」は確定的になってしまうでしょう。
確かに私もこのエントリーを立てるにあたっては、二つの文字が頭に浮かびました。
捏造…ないことをあるように偽ってつくりあげること
歪曲…事実をゆがめて悪く伝えること
「富田メモ」は間違いなく存在します。しかし、それが果して先帝陛下ご自身の御言葉をメモにして書き残したものなのか、或いは別な方の発言を書いたものなのか?
今その解釈を巡ってネットでは様々な意見が飛び交っていますが、そのことについてもマスメディアは取り上げていません。その理由について、私の友人の新聞記者は次のように解説してくれました。
「新聞社はネットをアンダーグランドと見ている。だから正直ネットでいくらやっても、マスコミは自分達には関係ないと見ているからね」
アンダーグランド、通称アングラはアングラ芸術(商業性を無視した趣味の世界)、アングラ資金(出所不明のお金)等という様に使われており、彼らからすれば取り上げにくいのは事実だ。
「それに匿名が多いから、どのような人がやっているかもよく分からない。それだけ信用性に欠けると思ってる人が多いよ」
ネットにおける「匿名性」については、これまで別エントリーでやっているので、ここでは触れませんが、要するにマスメディアにすれば非公式見解という位置付けなのかも知れない。
しかし、今回「匿名」投稿者の活躍がなかったら、この流れに抗することは出来なかった。これまでどちらかと言えば一部では罵詈雑言くらいにしか思われてこなかった彼らこそが今回の主役でした。
テレビのキャプチャー画面から3ページ目の裏にかすかに写った文字を反転して画像修正で鮮明に読み取るなど、とても私の想像も及ばない快挙でした。
この成功がなかったら事態は一方的に押し流されて行ったのではないでしょうか。既存マスメディアに対するアンチテーゼが働いたからこそ成し得たものであると思います。
しかし、この解読によってもそれはまだ捏造とは云い難く、解釈の相違ということにすり替えられる可能性も大きいです。富田元宮内庁長官は既に亡くなられており、真相は永遠に解き明かされないかも知れないのです。
歪曲までには同意するが、捏造と決め付けるには早過ぎるというのが、私の友人達の忠告でした。
しかし、私はこれを捏造報道として取り上げています。
先ずその理由ですが、この「富田メモ」そのものが偽造されたとは思いません。私が捏造報道と書いたのは朝日新聞社の『アエラ』が、富田氏の妻が日経の社員に「輪ゴムでまとめてあったメモ」を渡した。その「輪ゴムのメモの中にこの発言があった」と報道したからです。
日経新聞はそれを自分達が手帳に張り付けておいて「それは手帳に張り付けてあった」と報道してしまいました。これは明らかに捏造したということでしょう。
週刊誌などが沈黙しているのは、他にも日経新聞が何か隠し玉を持っているのではと考えているからだそうです。あまり捏造疑惑を書いても、後で隠し玉を突きつけられては困るという事なのでしょう。
しかし、後でそのような隠し玉が出ても今、我々が指摘した「手帳に自分達が張り付けた」のでは―という疑惑に答えられないのなら、それは捏造報道と断定されても仕方がないということなのです。
ついに謀略の主が現れたのかな?
北城経済同友会代表幹事、首相の靖国参拝自粛求める
経済同友会の北城恪太郎代表幹事は25日の記者会見で、富田メモについて「昭和天皇のお考えを示したものとの印象を受けた」と語った。首相の靖国神社参拝に関しては「同友会は近隣諸国との良好な関係構築の障害の1つとして再考を求めてきた」として参拝自粛を求める立場を改めて強調したが「昭和天皇のお考えとは関係ない」とも語った。
A級戦犯分祀(ぶんし)論については「1つの解決策」としながらも「国や他の団体が分祀を求めても、宗教法人としての靖国神社がどう考えるかに依存する」と指摘した。(日経新聞)
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