2006年04月25日

支那と朝鮮から退け「新戦略を求めて」��

アジア外交戦略はいかにあるべきか!?

北進論を捨て南進論に舵を切れ!

 朝日新聞の「新戦略を求めて」によれば、近代日本の掲げた基本政策は明治維新以来の「富国強兵」であり、これは当時の国家目標とも国家戦略とも言えるものだったろう―としており、その背景には欧米列強の脅威があった―と述べている。

 この点については全く異論がない。ところが、ここからはまるで180度違ってくる。すなわち「富国強兵」の政策で自ら列強の仲間入りを狙い、日清・日露戦争を経て、「国家目標」「国家戦略」を帝国主義、侵略戦争へと進めたと結論付けている。

 日本が自ら西欧列強のように植民地を求めて、積極的に侵略戦争への道を突き進んだというのは、あまりにも一方的な主張であり、それはまさしく共産中国や韓国、北朝鮮の主張と重なるものだ。

 西欧列強のアジアへの侵略・植民地化の中で、我が国だけがその手から免れた。しかし、そのような日本に対して西欧諸国は封じ込めの政策を採り出した。とりわけ米国は日本に対する圧力を強め、日本は民族の活路を南太平洋に求めて米国との戦争が不可避の状況へと追い込まれた。

 また、支那大陸においてはロシアの共産主義革命により、強力な共産党独裁のソビエトが誕生。日本はこのソビエトの脅威に晒され、尚且つ毛沢東の共産軍や米国の支援を受けた蒋介石軍と戦わねばならなかった。

 この大東亜戦争を一方的な日本の侵略戦争であり、その戦争が実は明治維新以来、日本が掲げた「富国強兵」という国家戦略であったとする考えには同意できない。そのような左翼デマゴーグの「侵略史観」に立つ限り、新戦略を求めたところで、雄偉なる戦略思考に到達することは出来ないだろう。

 さて、ここまでは釈迦に説法なので、ここでは戦前に唱えられた北進論と南進論の戦略を考えながら、これを将来の日本に生かす一つの選択肢として検証を試みたい。

 戦前の軍部には陸軍の唱えた北進論と海軍の唱えた南進論があり、この対立が後々まで響いて、それが日本の敗北になったという意見がある。確かに力を分散すればそれだけ弱点が現われるわけで、これは間違いとは言い切れない。

 ところで、そのことは当然当時の軍部も分かっていたはずであり、では何故そうなってしまったのか?
 陸軍、海軍の派閥対立だけでは説明がつかない。やはり、そこには日本にしっかりとした戦略的思考がなかったためではなかったのか。

 戦後の日本社会に比べれば、戦前は国家目標が明確であり、戦略もあったと言われるが、実はそれは現在の日本と比較した時に言えることであって、それは一本化されたものではなく、バラバラであってとても「国民の総意」に基づく戦略とは言い切れなかった。

 この南進論と北進論は日清・日露と密接に関わる。日清戦争の勝利で台湾の割譲を受け、日露戦争によって満州の権益を譲り受けた。また、日清戦争で敗れた清国は朝鮮半島(韓国)への宗主権をこの時、放棄している。

 この二つの戦争の勝利によって日本は南と北への生存圏の拡大の道が開けたのであった。しかし、この二つを同時に抱え込んでしまったことで、戦略に迷いを生じることになった。

 ある学者はどう見ても無謀なこの北進と南進を日本が同時に進めたのは、日本人のルーツにあると分析した。すなわち大陸から渡ってきたモンゴル系、或いは南洋から来たポリネシア系、この相反するルーツのおかげで深層心理の中に無意識に二つの選択をさせてしまったという説だ。

 このような学説は信じても良いし信じなくても構わないと思いますが、現代においてもまた同じような選択を無意識にしているとなれば大きな問題です。政治的には支那大陸や朝鮮半島よりは南アジアや西アジアに既に関心が移っています。

 しかし、左翼勢力や経済界は支那大陸や朝鮮半島にのめり込んでいる。かつて戦前に見られた北進論と南進論の同時進行の戦略が破綻したように、今、日本で起きている政治的関心(南進)と経済的野心(北進)が同時進行の状況を放置すれば、またもや日本の敗北は免れないと思うのです。

 結論を申し上げれば、支那大陸と朝鮮半島への日本企業の経済進出を制限し、また人の出入りの制限も行なうべきで、日本は南進論に大きく舵を移す国家戦略を構築すべき時と思います。

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Posted by the_radical_right at 07:45│ mixiチェック │日本の新戦略 
この記事へのコメント
侵略国家「支那(宗主国)と属国「朝鮮半島」千数百年も前からつるんでの
悪行三昧 どちらも日本固有の領土「竹島」「尖閣諸島」を狙ってる。残念ながら竹島は現在朝鮮に不法占拠されているがそのうち天罰が下るであろうよ。 それにしても経済同友会の体たらくは何とかならないものか。あんな泥棒にも等しいガス田盗掘、親中二階経産相じゃシナに対抗できないだろうし、千年属国で乞食根性丸出しのノムヒョン。でかい口をたたく割に国際司法裁判所で白黒つけようという日本の申し出にも弱い犬の遠吠えそのもの。
あれで一国の大統領だから民度が低いのも納得。いい加減に歴史を偽造するのはやめろ! 朝鮮→唐、モンゴル(元)、明、清の属国だったが日本の都合(ロシア南下)とはいえ千年属国から開放してやり道路、港湾、発電所、鉄道などなど建設したやった恩も忘れて(あ!火病だから?)反日三昧とは
ほんと呆れる
Posted by 嶋 大和 at 2006年05月10日 23:33
瀬戸さん、お弟子さん、こんばんは。
毎日ご苦労様です。
日本がフィリピンの隣りぐらいの場所にあれば、こんな屈辱を味わわなくても良かったのにw それは無理でも、せめて特亜とは縁を切って、他のアジア諸国との連携を強化していって欲しいです。
それでも政治家、大企業なんかは中共に阿っていくことになるんでしょう。S○NY中国の社員達が裸の中国女性達と戯れてる(らしい)写真を見ました。もし本当だとすると、みんなそうやって下半身を握られて言いなりになってるっていう事なのかもしれませんね。女性との写真を使って脅すのは得意技らしいので。ここで特亜の泥沼に嵌り込んでは、60年前と同じです。
お上に任せるのではなく、国民一人一人がもっと勉強しないと駄目ですよね。
Posted by はなび at 2006年04月25日 21:28
30代男さんへ
そうですね、外国の情報工作員が暗躍しており、非常に危険ですね。先ずはこのような連中を追放しなくてはなりません。
とおるさんへ
本当に何が新なのか、さっぱり分かりませんね。
深山 秋水 さんへ
初めまして、ご丁寧なコメント感謝します。
>同時に私自身も、憂国の情念を共に抱く身として恥じぬよう奮励努力を誓いたいと思います。
共に頑張りましょう。そして日本の素晴らしい夜明けを目指しましょう。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月25日 20:44
(続き)
このように大陸との対決が不可避なのであれば、そこに介入する愚を犯すよりも、海洋国家の気風と近代自由主義の理想を共にする台湾・ASEAN・インドなど「海洋アジア」と名づけるべき諸国家と共にこれからの未来を歩む方が、よほど価値ある未来を得ることができましょう。
まさしくタイトルにあるとおり、「南進論へ舵を切れ!」であります。

では、本日はこれにて失礼いたします。瀬戸様のなお一層のご活躍を祈念し、同時に私自身も、憂国の情念を共に抱く身として恥じぬよう奮励努力を誓いたいと思います。
Posted by 深山 秋水 at 2006年04月25日 15:40
拝啓 瀬戸弘幸様

はじめまして。深山秋水と申します。これまでは長く一読者として拝見させていただいておりましたが、本日の「アジア外交戦略はいかにあるべきか!?」はまさしく正論というほかなく、また小生の見解とも一致するところであります。

地政学的には日本はほかでもない海洋国家であり、それゆえに中共・朝鮮ら大陸勢力との対決は必然であり宿命であります。またイデオロギー対決、あるいは近代対前近代の観点から見ても、大陸の後進性は病膏肓に入るといったところであり手の施しようがありません。(続く)
Posted by 深山 秋水 at 2006年04月25日 15:37
朝日新聞の「新戦略」のどこが「新」なのであろうか?
いつもの言い回しと違いが見えません。
「新」と付けて、読者が「新」と錯覚する事を狙っているのであろうか。
過去に日本が行ったことを、帝国主義・侵略戦争と言い、現在、中国が行っている帝国主義・侵略戦争を見ないふりをしています。
Posted by とおる at 2006年04月25日 14:17
瀬戸様お早う御座います。
北進論と南進論の意見の対立。
現代の特亜重視と特亜以外の亜細亜の意見の対立。
戦前の状況がダブって見えますが現代では情報操作が困難であり、左翼の劣化が目立ちます。
しかし安心も出来ません。戦前には少数派だった外国の工作員が現代政治の世界にまで深く入り込んでいます。
「国益=悪」「日本=悪」「特亜=正義」を学校で洗脳ております。
今のところ馬鹿馬鹿しい教育は国民の冷静な判断により失敗して逆に特亜に対する憎悪に変わっております。
しかし此処は冷静に対応し不用意な事を慎み長期の戦略にたった行動を政府に望みます。
Posted by 30代男 at 2006年04月25日 12:15
ゆうさんへ
>言いたいのは、まともな企業で、中国に経済的野心などを持ってる企業は無いということです。
そうでしょうか、トヨタは本気ですよね。私は心配しています。
どうも日本企業は中共に騙されているということでしょうね。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月25日 11:52
農民さんへ
いい加減韓国も変わらなければなりませんね。政治家やマスコミ関係者らが大騒ぎして、一部の者を扇動していると考えております。若者はだいぶ変わってきているのではないでしょうか。
千代田の杜さんへ
>マッカーサーの米国上院軍事外交委員会での証言「日本の戦争は自衛(SECURITY)のためだった」をもっと広く知らしめる必要があります。そして、東京裁判の「日本侵略国家説」洗脳から早く脱却する必要があります。
これに尽きますね。その正しい歴史観からこそ、新戦略は練られるべきなのです。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月25日 11:51
中国に最初に進出したのは欧州、続いて米国です。
そのため中国の工業製品の規格は欧州のものが主流ですし、
工作機械もドイツのが多いです。
多くの日本企業は、本音では進出したくなかった。
90年代に中国に出かた時は「欧米企業は来てるのに、何故、日本の企業は中国に進出しないのか」
「我々は同じアジアの国と一緒にやりたいのだ」と、何回も言われました。
日本企業が、本格的に進出したのは、嫌という程開催された投資セミナーで「中国もWTO加入するから大丈夫だ」と説得された2000年以降の話です。
現実にはちっとも大丈夫でないのですが・・・。
この手の投資セミナーも中国地方政府が主体で開催したものです。
言いたいのは、まともな企業で、中国に経済的野心などを持ってる企業は無いということです。
その理由は商売にならないからです。
Posted by ゆう at 2006年04月25日 10:24
支那・朝鮮の出兵したのは、邦人が虐殺されたからであり、邦人を保護するためであった事実を無視してはなりません。
邦人の虐殺及び日本軍治安部隊に対する挑発により、戦争に巻き込まれたというのが実態です。
マッカーサーの米国上院軍事外交委員会での証言「日本の戦争は自衛(SECURITY)のためだった」をもっと広く知らしめる必要があります。そして、東京裁判の「日本侵略国家説」洗脳から早く脱却する必要があります。
Posted by 千代田の杜 at 2006年04月25日 10:08
ノムヒョン談話でましたね。
相変わらずというか、今更驚くような内容ではないですね。
いつまでたっても自らの歴史を顧みず、単純な領土問題にも自分達に都合のいい歴史観を絡めて…。
僕自身は韓国人とは仲良くしたいです、ですがその手をはねのけているのは明らかに韓国です。
いつか本当の歴史を直視してくれるのを願って止みません。
また、僕達も先の戦争の功罪をきちんと見つめる研究を怠ってはいけないと思います。
Posted by 農民 at 2006年04月25日 10:01
怒る小市民さんへ
一昨日、昨日は両面、今朝は一面をまるまる使って「新戦略を求めて」をやっています。今朝は金大中韓国元大統領、アーミテージ前米国国務長官、ベドリヌ元仏外相へのインタビュー記事です。解説記事は一面にも掲載してあります。
今夕にでもまた紹介しますが、「大局を読む柔軟思考」という表題が、どうもクセ球に思えてなりません。いつも、ありがとう御座います。
Posted by 瀬戸弘幸 at 2006年04月25日 09:57
瀬戸さん、お弟子さんこんにちは。
1941年9月の御前会議において帝国国策遂行要領が決定され、我が国は米国を敵とし、南方へ進出することとなりましたが、その裏にはソ連のスパイであるリヒャルト・ゾルゲや尾崎秀実の画策があったとされております。何れにせよ北進・南進で分かれていた国論に大綱が示された。結果は緒戦こそ破竹の勢いで進撃したものの、物量に勝る米国に徐々に押し戻され惨憺たる敗北の憂き目を見た。諜報活動の不備、作戦面での無謀さも敗因とされております。戦時中は主戦論で世論を煽り、玉砕・敗走甚だしき日本軍の赫々たる“捷報”で国民を欺き続けた朝日新聞が、此度、如何なる「新戦略」を唱えるのでありましょうか。この期に及んで、よもや中共・南北朝鮮との和解でもブチ上げるつもりでしょうか。一つ言えることは、日本が朝日の煽動に乗った時には手酷い損失を蒙った過去を、ゆめ忘れてはならぬことでしょう。
Posted by 怒る小市民 at 2006年04月25日 09:25