イラン核開発問題で米国の自重と自制を求める!
イラン核問題、英仏独がIAEA緊急理事会を正式要請
【ウィーン=石黒穣】英仏独3か国は18日、国際原子力機関(IAEA)に書簡を提出し、イラン核問題を協議する緊急理事会の2月2日招集を正式に求めた。
これにより、イラン核問題は、国連安全保障理事会への付託を盛り込んだ決議が、35か国の理事国の過半数の賛成を得て採択されることが確実となった。(読売新聞)
サダムとは違うアハマディネジャドの宗教的カリスマ
おそらく今後の世界情勢の中で注目を集めるのはイランのアハマディネジャド大統領その人であろう。イランは核の平和利用を唱え英仏独との協議でも一歩も譲る姿勢を見せていない。米国のライス国務長官はもはや中国が求めているイランと英仏独との交渉再開を「意味のない」ものとして国連安全保障理事会への付託を主張している。
安保理に付託が決まるとイランに対する「経済制裁発動」が議案として決議され、実行に移される可能性が強まる。
「欧米は脅威と不正義を押しつける」と国民に訴えてきた大統領の言葉はイラン国内においては益々重みを増すだろう。
冷戦終焉後の世界秩序再編の「うねり」は中東に始まった。確かに旧ソ連の支配から解放された地域では局地的な紛争が絶えなかったが、世界中を巻き込むような危機的な戦争にまでは発展しなかった。
中東湾岸戦争は先の第一次、今回の第二次も含めて多くの国々が参加したが、最初から圧倒的な軍備の差は歴然としており、その勝敗は明らかだった。
サダム・フセインは独裁者として長く振る舞ってきたが、国民からの支持はそれほどではなかった。恐怖政治によって支配していただけで、その体制は脆くあっけないものだった。
しかし、今回のイランを同様に考えると、極めて危険な道に入ることになろう。彼、アハマディネジャド大統領はイラン国内の民主的な選挙で選ばれた指導者である。サダムのような暴力による政変で生まれた政権とは根本的に違っている。
米国はサダムとアハマディネジャド大統領を同じように“ならずもの”と同列視しているが、この認識を改めなくてはならない。イランの若き指導者は既に生きながらにして“殉教者”の境地にある。死をも恐れない者にいくら警告を発してもそれは無意味である。
米国やイスラエル建国に関わった英国、更にはユダヤ人問題で負い目を持つフランスやドイツ、これらの国々は今後否応なく、この難問題の解決を迫られることになる。イラク平定の余勢をかって大規模な駐留軍がいる内に、ここで一挙にこの問題に「カタ」をつけたいと米国が思ったら、それこそ米国は大きな禍根を背負うことになるだろう。
今、求められるべきは、第一次湾岸戦争で見せたイスラエルの姿勢ではないか。スカッド・ミサイルを打ち込まれても反撃を自重・自制したイスラエルの姿勢が、結果的にアラブ諸国の「足並み」を乱れさせることになって、従来までのイスラエル=米国対アラブという対立の構図は修正を余儀なくされたのだった。
イランの核兵器はイスラエルにとっては最大の脅威になることは間違いない。しかし、だからといって先制攻撃を認めることは、これまでせっかく芽生えた中東和平への気運を台無しにしてしまうものだ。もしここで誤った手段を行使するなら、中東和平は永遠の夢想となってしまうだろう。
※イスラエル、トルコ、米国の3国がイラン核施設への攻撃準備に入ったとする情報がネットで流れているが、主に左翼系のブログに多く見られる。彼等は口では平和を説くが戦争を欲しているのかも知れない。
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Posted by the_radical_right at 16:58│
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イスラム問題
瀬戸様
> 後はイランのミサイルだけですが、これを恐れる余り先を急げば全てを無にする危険性もあります。ここは自重する以外に手はないと思います。トルコはイスラエル機が上空を飛ぶ事を容認するだけで、直接攻撃に参加するとは思えないのですが?
イスラエルにとっては、レバノン南部のイスラエル国境近くにいるヒズボラの背後にイランがいることと、そのイランが核兵器開発に触手を伸ばしているのが脅威だと思います。
パキスタンが核開発をしても、イスラエルが攻撃しないのに比べて、イランは、米国やイスラエルに敵対的なので可能性が高いと思います。
イスラエルは国連安保理と欧米の行動をみながら、対応すると思います。
私も、トルコは、わざわざ攻撃に参加しないと思いますが、イスラエルの攻撃や、米軍の支援・攻撃に便宜を図ったりもすると思います。
瀬戸様
> イスラエルにとってはサダムフセインの独裁政権崩壊よりは、シリア軍のレバノンからの撤退の方がメリットはあったはずです。
私もそう思います。
イラクに侵攻したのは、米国の意向と思っています。
蔵信芳樹 さんへ
>イランがイスラエルを攻撃することで得られるメリットは何もない。イランの煽りはあくまでパフォーマンスではないか?
そうであれば心配ないのですが、それがイランが核開発に向かう口実として使われるなら、イスラエルも米国も黙ってはいないでしょう。
アフマディネジャド・イラン大統領がなぜ強硬な発言を繰り返すのか、パフォーマンスにしてはやり過ぎの感は否めません。私には何か、宗教的な観念に捕らわれ、自らを鼓舞しているようにしか思えないのです。それ故に心配します。
あきらさんへ
私も同じ考えです。しかし、日本がそこまで踏み込んでこの問題を捉えることが出来るのか?これまた疑問です。本日はその意味からも中東問題を書きました。しかし、昨日アクセス数は伸びませんでした。関心が薄いのかな?
声優さんへ
国家社会主義については、その歴史と闘いを学び、それをはっきり胸に留め、そこから出撃するというのが私の政治信念です。でも、余りこだわらないでやって行きたいと思っています。
とおるさんへ
イラクに民主的な政権が誕生し安定の兆しが見えてきた矢先であるだけに残念です。イスラエルにとってはサダムフセインの独裁政権崩壊よりは、シリア軍のレバノンからの撤退の方がメリットはあったはずです。直接的な脅威は減少しています。後はイランのミサイルだけですが、これを恐れる余り先を急げば全てを無にする危険性もあります。ここは自重する以外に手はないと思います。トルコはイスラエル機が上空を飛ぶ事を容認するだけで、直接攻撃に参加するとは思えないのですが?
日本としては、困った問題ですな。私としてはイランは嫌いじゃないですし、石油確保の面からも、イランとコトを構えるのは宜しくない。日本がアメリカとの仲介役をすべきと思うのだがね。どうだろうか。
この左翼ブログでやってますね。
http://sun.ap.teacup.com/souun/25.html
イランがイスラエルやアメリカを敵視するのは韓国が反日を煽ることで国民に愛国心を目覚めさせようとするのと似ていると思う。イランはイスラエルとは国境を接していない。イスラム教徒といっても大部分のアラブ人とは宗派が違うので、イラクでの宗派争いにも見られるように、基本的に仲が悪い。イランがイスラエルを攻撃することで得られるメリットは何もない。イランの煽りはあくまでパフォーマンスではないか?
イスラエルとしては、米国からの圧力や、イスラエル周辺国での核兵器圧力が無くならない限り、独自に対処すると思います。
トルコと協調することになれば、トルコ経由で攻撃出来ることになり、願ってもないことでしょう。
トルコとしては、欧米に協調することで、イスラム国家としてEUに参加出来る下地を作ることと、欧米寄りを鮮明にし、スンニ派のアラブ諸国に影響を与える効果があります。
米国は、英仏独と共同で圧力をかけ、最終的には、武力行使もありえると思います。イランがイラクと違って独裁国家で無く、イラン大統領が国民に支持されていても、あり得ると思います。イラクと違うのは、安保理決議を何度も拒否してなく、安保理決議がどうなるかぐらいです。
イランが、ロシア・中国・北朝鮮と仲良くしているのも影響していると思います。
なお、核の平和利用と、核兵器の拡散は、どうしたものか分かりません。
他の回に「国家社会主義」がありました。微力ながら補足。日本は完成された「理想の社会主義」と言われて久しい。税金一つ見ても平等なのに金持ち程多く取る。相続税なんか異常!あれではお家潰し。裕福家系消滅!何故?カギは戦後。マッカーサーはメーソン33階級のトップ。しかしその他のGHQアメリカ人、実は共産主義だった(これは盲点!)。なる程ね、だから財閥解体し農地改革し金持ち家系潰し、さらに占領憲法で日本が再び立ち上がらないようにした。平等と嘘言って。今も我が国で税金はそうなったまま。『中流』〜貧しすぎると暴動、金持つと国を動かす、だから程々の夢を持たせた中流家庭意識刷り込む。北朝鮮、実はアレ『実験国家』だった。貧しいと人間どうなるか?もう結論は出た。3日に1回メシを食わせれば人民支配できる、と。表は資本主義、裏は社会主義。どうするのか、まずは失われた真実を知る事から。